フリーランスエンジニアが加入できる健康保険4種類|加入する際のコツ3つ

フリーランスとなったとき、フリーランスエンジニアが加入できる健康保険は大きく4種類がありますので、それぞれの健康保険について紹介します。

そんなにあるとは知らなかったという方、保険料を少なくするコツを知りたい方はぜひご覧ください。

フリーランスエンジニアの健康保険の実態

フリーランスのエンジニアとして働いていると、どのような健康保険に入ることができるのか気になるところでしょう。健康保険に入っていないと、軽い病気やケガでも病院で多額のお金を支払うケースがあります。

企業に勤めているサラリーマンなどは会社の保険に加入しなくてはいけません。しかし、フリーランスとして働くエンジニアにはさまざまな選択肢があります。ここでは、フリーランスエンジニアの健康保険について解説していきましょう。

負担はすべて自分

フリーランスのエンジニアが主に利用する「国民健康保険」では、保険にかかる負担分をすべてエンジニア自身が支払う必要があります。

一方でサラリーマンとして働いている人が加入する保険に、「社会保険」と呼ばれてるものがあります。この社会保険においては、保険にかかる負担分をサラリーマン本人だけでなく、会社側も手助けしてくれます。

組合を検討することで良いことも

フリーランスのエンジニアが加入できる保険には国民健康保険だけではなく、「健康保険組合」と呼ばれるものもあります。そちらに入るかどうかもぜひ検討してみましょう。

健康保険組合とは、特定の決められた職業として働いている人が加入できる組合のことです。職業によって加入することができる組合が異なる点に注意してください。

フリーランスのエンジニアの場合は、「首都圏ソフトウェア協同組合」などが対象となります。

福利厚生の充実

フリーランスのエンジニアは健康保険組合に加入することで、充実した福利厚生をさまざまな形で得られます。ただし、加入する健康保険組合によって得られる福利厚生には違いがあります。

加入を検討している組合にどのような福利厚生があるのかを事前にチェックしておきましょう。

人脈を広げるチャンスの場に

健康保険組合は、いわゆる同業者の集まりだといえるでしょう。そのため資格取得のためのセミナーを開催してくれる組合もあります。

また、そのほかにもフリーランスエンジニアが健康保険組合に入ることのメリットとして、新しい業務のあっせんを受けることができる場合もあります。

フリーランスエンジニアが健康保険に加入する4つの方法

フリーランスの加入できる健康保険には、国民健康保険以外にも選択肢があるため慎重に検討する必要があります。また、国民健康保険へとすぐに切り替えるよりも、他の健康保険を検討した方がお得な場合もあります。

まずはそれぞれの保険料や、福利厚生をチェックしてみましょう。それではフリーランスエンジニアが健康保険に加入する方法を、大きく分けて4つご紹介します。

方法1:国民健康保険を利用する

『フリーランスエンジニアが健康保険に加入する』と考えた場合に第一の候補となるのが「国民健康保険」でしょう。国民健康保険の特徴は、容易に居住している市町村の窓口から加入の申し込みができます。

ただし、国民健康保険の手続きの提出期限が退職した日(社会保険を喪失した日)から14日以内となっているので、注意してください。

方法2:前の会社の保険を継続して加入する

あまり知られていない方法ではありますが、フリーランスのエンジニアとなる以前に、会社員として勤めていた場合には、前の会社の保険を継続する「任意継続被保険者制度」を利用することも可能です。

辞めるまでに2カ月以上社会保険に入っている人が対象で、辞めた後もしばらくはそのまま保険を継続させられます。ただし、会社が負担していた分はフリーランスエンジニアの自己負担となるので注意してください。

方法3:自分が従事している職の保険組合に加入する

フリーランスのエンジニアが健康保険に加入する方法に、従事している職業に適した健康保険組合へと所属するというものがあります。健康保険組合というのは、多くの事業所や個人が加入しています。

また、職業によってもさまざまな組合が存在するため、その種類は多岐にわたります。

文芸美術国民健康保険組合

「文芸美術国民健康保険組合」は主にwebデザイナーやフリーランスで活躍するクリエイターなどが加入できる健康保険組合です。これはフリーランスのエンジニアであっても加入を検討する組合の1つだといわれています。

この文芸美術国民健康保険組合の特徴として、定額で保険料が安めだという点があります。このため、所得によって保険料が変動する国民健康保険よりも、定額である文芸美術国民健康保険組合の方が保険料が安くなるといったケースも考えられるでしょう。

全国ソフトウェア連合会

「全国ソフトウェア連合会」はフリーランスエンジニアが所属することのできる同業者の組合であり、「JASPA」と呼ばれることもあります。

これは、全国ソフトウェア連合会に直接的に所属するのではなく、連合会に加盟している組合へと所属することが必要です。また、それらの組合にフリーランスのエンジニアが加入できるかどうかは組合それぞれによって対応が異なります。

方法4:家族の扶養に入る

最後に紹介する方法は、エンジニア本人ではなく両親や配偶者の健康保険の被扶養者になるといったものです。

ただし、家族の扶養に入ることができる条件として、被扶養者であるフリーランスエンジニアの年間収入が130万円未満かつ、被保険者の年間収入の半分以下という条件が設けられています。

これは、エンジニアが扶養に入る相手と同居している場合の条件です。そのため、事前に自分にあてはまる条件かどうかを確認してから検討してみましょう。

フリーランスエンジニアが健康保険料を抑えるコツ3つ

会社員として働いていた場合とは異なり、会社からの負担がないため、保険料のすべてを自己負担しなくてはいけません。そういった理由から、フリーランスの保険料はどうしても高くなってしまいます。

以下ではフリーランスとして働くエンジニアが、保険料を節約できるお得な方法を3つ例に挙げて紹介します。

コツ1:住む場所を変える

フリーランスの多くの人が加入している国民健康保険ですが、じつは国民健康保険は自治体によって保険料が異なっています。そのため、保険料の安い自治体に引っ越すことで保険料負担を減らすことができます。

これは、どこに住んで働くかを自分で選ぶことができるフリーランスエンジニアの強みだといえるでしょう。また、保険料は年齢や収入などの条件によっても変わってきます。

コツ2:国民健康保険組合

とくに年間所得の多いフリーランスエンジニアの場合は、所得で保険料が変わる国民健康保険よりも、定額の「国民健康保険組合」に所属した方が保険料が安くなるというケースがあります。

ただし、国民健康保険組合加入には組合ごとに条件があります。例えば、事業所が指定地区内にあることを条件にする組合や、一定以上のシステム開発の経験を条件にする組合もあります。

自分がその組合に加入できる条件に当てはまるかを事前に確認してみましょう。

コツ3:商工会議所の会員も検討してみる

選択肢の1つとして、フリーランスエンジニアが商工会議所の会員になってみることも検討してはいかがでしょうか。商工会議所のメリットとは、商工会議所会員が対象となる「休業補償保険」があることです。

通常、フリーランスのエンジニアは仕事をしていないと収入はありません。しかし休業補償があれば、万が一エンジニアの身に何か起こったときでも安心できるでしょう。

フリーランスエンジニアでも健康保険の加入は義務!

いざフリーランスのエンジニアとして働くとなると、保険料の負担が意外に多いと感じるものです。しかし、日本では国民が健康保険に加入することは義務です。

そのため、フリーランスのエンジニアであっても、何かしらの健康保険へと加入する必要があります万が一のときに備えるためにも、お得になる健康保険を探してみましょう。

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書いた人

Yusuke Shimizu

大学ではComputer Scienceを専攻しています。
趣味は、カフェめぐり、サイクリングです。

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