エンジニアが在宅勤務を探すときに気をつけるべき3つのポイント

近年求人も増えてきている在宅勤務ですが、システムエンジニアとして在宅勤務の求人を探す場合、どのような点に気をつければよいのでしょうか。この記事ではシステムエンジニアの在宅勤務について紹介しますので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

目次

在宅勤務の現状と将来性

近年、さまざまな働き方ができる時代になり、勤め先に出社しなくても働けるリモートワーク在宅勤務といった働き方もよく耳にするようになりました。中でもエンジニア系の職業は、比較的在宅勤務をしやすい職業だと言われています。

実際、フリーランスのエンジニアの中には在宅で仕事をしている人も多くなってきており、中には会社員エンジニアよりも多く年収を稼いでいる人もいます。そのため、将来性は充分だと言えるでしょう。

在宅勤務の仕事を探すときの気をつけたい3つのポイント

在宅勤務の魅力は、出社しなくても自宅やフリーワークスペースなどで働けることでしょう。しかし在宅勤務が可能な求人だったとしても、実際に勤めてみると考えていたような条件ではなかったといったことも多いです。

そのため、在宅勤務のシステムエンジニアの求人を転職サイトなどで見つけても、すぐに応募するのは危険です。ここでは在宅勤務の仕事を探す場合に気を付けたい3つのポイントについて紹介します。

評価は成果重視

一般的に会社員として企業に雇用されている場合、毎日の勤務態度などの要素も評価に含まれます。また、良くも悪くも職場での上司との人間関係により、評価が左右される面もあるでしょう。

しかし在宅勤務の場合はそういった要素がなくなるため、成績を重視した評価になるケースが多いです。成績重視の評価には、期限を守って仕事ができているかなどが対象になります。そのため、能力のみを評価してほしい人には適しているでしょう。

何度か出社する前提の企業が多い

在宅勤務と聞くと会社にはまったく出社しなくていいように思いますが、ミーティングなどのために週に1回程度は出社する必要があるケースも多く、完全な在宅勤務は少ないです。そのため、出社不要の在宅勤務かどうかをしっかりチェックしましょう。

また、遠方の場合には、ビデオ電話ツールを利用してのミーティング参加を認めているケースもあるため、事前に出社する必要があるのかどうかを確認しておきましょう。

コミュニケーション方法の重要性

在宅勤務の場合は他の同僚など離れて仕事をしているため、直接話をする機会がなく、コミュニケーションが希薄になります。そのため、業務以外の情報共有などがされにくく、どの程度連絡を取り合うことになるのかを確認する必要があるでしょう。

また、連絡方法としてチャットやメールなどを使う場合には、どうしても誤った伝わり方をすることもあるため、相手に意図が伝わるような工夫をする必要もあります。

在宅勤務のチャンスが待っている3つのケース

在宅勤務は最近徐々に増えてきている勤務スタイルですが、実際には在宅勤務を認めている企業はIT系の中でもまだ多くはありません。しかし一方で、特定の分野の企業であれば比較的在宅勤務可能な求人も多いです。

そのため、エンジニア職で在宅勤務をしたいなら、在宅勤務のチャンスの多いジャンルの企業をチェックすると良いでしょう。ここでは在宅勤務のチャンスが待っている3つのケースを紹介していきます。

ケース1:スタートアップ

スタートアップ企業は、経営陣の年齢層も若いため、働き方の固定概念にとらわれない、ライフスタイルを重視した自由な働き方を目指しているケースも多いです。そのため、在宅勤務やリモートワークといった新しい働き方を許容しているケースも多く、相談次第では認められやすいです。

また、スタートアップ企業であれば社員の数も多くないため、在宅エンジニアであっても他の社員に後れを取ることなく、重要な仕事を任せられやすくなるでしょう。

ケース2:データ解析

エンジニア系の職種としてはあまり馴染みがないですが、データ解析をメインに行うデータサイエンティストというエンジニア職があります。これまでのIT分野ではシステム開発を重視していましたが、これからはデータをどのように活用するかが注目され始めています。

また、データサイエンティストの人口は少なく、専門的なスキルも必要になります。そのため、スキルを持っているのであれば在宅勤務といった条件であっても勤めやすくなるでしょう。

ケース3:スマートフォンゲーム

スマートフォンが普及し、多くのスマートフォンゲームがリリースされるようになりました。近年では据え置き型ゲームからスマートフォンゲームの開発にシフトする会社や、スマートフォンゲームの開発で起業するような会社も多いです。

また、スマートフォンゲームの開発企業は規模が小さいものも多く、少人数で自由な社風という場合も多いです。そのため、ゲーム開発のスキルがあれば、スマートフォンゲーム業界での在宅勤務はおすすめです。

在宅勤務におすすめ転職サイト

前述のようなスタートアップ企業やスマートフォンゲームの開発企業など、近年は在宅勤務可能な案件が増えてきています。そういった企業で働きたい場合にはぜひ転職サイトを利用してみるとよいでしょう。

エンジニア職で在宅勤務の求人を探すなら、クリエイターやエンジニアに特化したレバテックキャリアITエンジニア専門のGEEKLYなどがおすすめです。また、キャリアアドバイザーからのサポートを重視するならdodaや、豊富な求人の中から探したい場合はリクルートエージェントを利用するのも良いでしょう。

自分の適性をよく考えたうえで専門的な技術を身につけて仕事を獲得しよう!

在宅勤務は会社に出社することなく、自分の好きな時間に好きな場所で働ける、新しい勤務スタイルです。そのため自由な働き方ができるなどのメリットも多いですが、一方で成果重視である場合や、同僚とのコミュニケーションが取りにくいなどのデメリットもあります。

そのため、在宅勤務を希望する場合はしっかりセルフマネジメントできるか、それだけのスキルかあるかどうかなど、まずは自身の適性をよく検討するようにしましょう。

この記事を書いた人

兵庫県西宮市出身。現在大学4年生。プログラミングスクールを卒業したのち株式会社SAMURAIでインターン生として活動中。
記事の執筆や編集、業務改善システムの改善を担当中。

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