侍エンジニアのレッスンを効率よく活用して圧倒的に成長する方法

侍エンジニア受講中の北野です!

僕はもう直ぐ卒業となってしまいますが、侍エンジニアを受講していてより効率よく学ぶためには、工夫が必要だと感じました。

侍ではマンツーマンレッスン、オーダーメードカリキュラムが採用されています。今までの学校や塾とは少し違うイメージですよね…。僕も受講していて感じたことや、工夫したことなどをシェアしたいと思います。

侍エンジニアの受講を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください!

北野 将隆
きたの まさたか
1997年生まれ。兵庫県出身。プログラマーになりたくて情報も学べる高校に進学するも、パソコンのスキルがクラス最下位レベルだった事により挫折。高校卒業後は職を転々とするも、自分のやりたいことは見つからず。とにかく仕事が楽しいと思えず真剣に自己分析した結果、かつての夢だったプログラマーに再チャレンジすることを決意。侍エンジニアで2019年9月から学習開始。現在もWEB系エンジニアを目指して勉強中。
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侍エンジニアと他のプログラミングスクールの違い

引用元:侍エンジニア https://www.sejuku.net/

侍エンジニアはオーダーメードカリキュラムマンツーマンレッスンが採用されていますが、今までの専門学校や他のプログラミングスクールと大きく異なる点は、オーダーメードカリキュラムだと思います。

オーダーメードカリキュラムとは決まったカリキュラムがなく、受講生の目的に合わせてカリキュラムを独自に作成するということです。

なので、卒業時点での生徒のスキルセットも異なりますし、完成する作品も違ったものになります。自分の作りたいものを学習しながら、勉強していける点は侍エンジニアの大きな魅力ですね。

しかし、注意しなければならないこともあります。

それは個人のやる気や計画によって大きな差が出てしまうことです。

前述しましたが、決まったカリキュラムという物がないので自学・自習の時間を確保できれば、どんどん先に進んで行けます。ですが、やりたいことが明確でなかったり、計画がないとなかなか成長できないのではないかと感じました。

オーダーメードカリキュラムの利点

画像:Shutterstock

先ほど”オーダーメードカリキュラムについて注意することがある”と書きましたが僕にとっては大きなメリットだったと思います。

僕は学校のような先生一人が授業をしていて、生徒みんなが同じペースで学習して…。みたいな授業が嫌いでした。理由は簡単で、全く面白くなかったからです。

こういった授業のやり方は、学んでいる方が受動的だし、生徒一人一人やりたいことや得意なこと、興味のあることは違うのに、みんな同じ授業を同じペースで受けることになります。これでは、面白くないと感じる人も少なくないと思います。

その点、侍のカリキュラムでは、興味のある技術や知識を生徒一人一人に合わせて学べるので、僕はとても楽しく受講できました。

アプリを開発することも、自分のアイデアがどんどん形になっていく過程がとても楽しかったです。また、授業を聞いて学ぶのではなく自分から能動的に学んでいけるので、スキルの習得も早かったと思います。

受講する際に気をつけること

画像:Shutterstock

先ほどはオーダーメードカリキュラムのメリットについて書きましたが、今度は気をつけることについて書きたいと思います。僕が受講する際、まず最初にすべきと考えたことは、どんなアプリケーションを作りたいのかを決めることでした。

「こんな感じにしたい。」という漠然としたイメージではなくて「こういう機能が欲しい」とか、さらにお手本となるサイトを1つか2つ見つけておくと良いと思います。

そうしておくことで「この機能を実装するためにこれを勉強する」みたいな感じで目的を持って勉強できますし、「自分が作りたいものを作れる!」という学習のモチベーションにも繋がると思います。

僕の場合、初めの頃は目的が曖昧で、最初の方はフロントエンドの技術であるJavaScriptのフレームワークで「 React」を学習していましたが、最後にポートフォリオをとして作った作品にはReactは使っていません。

また、最初に作ったアプリケーションは基本的な機能のみ実装されたSNSという感じでしたが、2つ目に作ったアプリケーションもSNSの機能が多く実装されているので、その辺りをもっと考えておけば「もっと他のいろいろな技術を学べたかもしれないな」と思っています。

もちろん受講していく中でやりたいことが変わってしまっても対応できることがオーダーメードカリキュラムの良さでもあると思いますが、自分の中で計画をしっかりと立てておいた方がより良い学びに繋がるのではないかと思います。

マンツーマンレッスンで工夫したこと

画像:Shutterstock

侍でプログラミング学習をする上で大きな鍵になるのが、マンツーマンレッスンだと思います。

マンツーマンだと自分のわからない所をピンポイントに教えてもらえるので、バグや問題の解決、わからない部分の理解が圧倒的に早いと思います。

このマンツーマンレッスンをより良い質にすることでより効率敵に学習していけると思います。

何を質問するのかを決める

マンツーマンレッスンは時間が限られているので、事前に何を聞きたいのか、なにを解決したいのかを決めておくことで、マンツーマンレッスンをより良い時間にできるのではないかと思います。

なるべくわからない部分だけをピンポイントに聞くことで、より効率敵に学習できると思います。

できるだけ作業を進めておく

例えば、アプリケーションを動かす際に必要なソフトウェアや設定があったりすると思いますが、そういった作業が、レッスン中に発生してしまうと、大事なレッスンの時間が無駄になってしまいます。

僕も実際にレッスン中にソフトのダウンロードに30分ほどかかってしまって、時間を無駄にしてしまった経験があるので、次回からは気を付けようと思いました。

次に自分が何をしたいのか、何をする予定なのかをつたえる

レッスンの終わりにインストラクターの方が宿題を出してくれると思いますが、その際に自分が次のレッスンに何をしたいのか、何をするのかを伝えておくことで、チャットで質問した時などに迅速に対応していただけると思います。

また、今発生しているバグや問題なども共有できるとなお良いと思います。

質問スキルを高める

質問をする際にコードをスクリーンショットで共有、また画面録画でエラーやアプリの挙動を共有できるようにしましょう。そうしたほうが、インストラクターの方の時間も奪わないですし、自分の問題解決も早くなります。

その他実行環境や参考にした記事、言語のバージョンなど自分の状況をできるだけ詳細に共有します。プログラムは実行環境や言語のバージョンによって書き方や挙動が変わることがよくあるからです。

学んだことをアウトプットする

ラーニングピラミッドというものをご存知でしょうか??

引用元:キャリア教育ラボ https://career-ed-lab.mycampus.jp/career-column/707/

この図は学習をした際に能への定着率を表した図になるのですが、講義を聞くことと、人に教えたり説明する事を比較すると、18倍も定着率に差が出るんです!!

なので、TwitterやQiitaに投稿してアウトプットする、最低でも自分の言葉で説明できるようにしておく事でより学習内容が能に定着するというわけです。

侍エンジニアでは、人に教える事の次に学習定着率の高い自ら体験する学習方式なので講義とは比べ物にならないスピードで成長していけます!

アプリ開発までのプログラミング学習時間

画像:Shutterstock

ココからは僕が実際にどのようなスケジュールでレッスンと学習を進めていたのかをご紹介します! 侍エンジニアを受講しているからといって、全てスクール側がサポートしてくれるわけではありません。

むしろ基本的な学習時間はほとんどが自学です。実際に僕の場合は、

平日:夜間2~5時間
休日:日中6~10時間
週1回マンツーマンレッスン1時間程

というスケジュールで学習していました。

受講中、半分の間は僕は就業していたのでなかなか時間をとる事ができませんでしたが、土日に空き時間をほぼ全投入する、レッスンを効率よく活用することで学習を進めました。

なるべく週20時間以上は勉強できるようにしました。

プログラミング学習は詰まってしまうと思うように学習が進まないこともありましたが、復習や他の作品を作ったりして進まない時間を有効活用しました。

トータルの学習時間は半年で800~900時間。

配分は、

HTML、CSS、JavaScript:200時間
Ruby、Ruby on Rails :500時間
Git、ターミナル、AWS等:100~200時間

という感じでした。

まとめ

いかがだったでしょうか?

侍エンジニアのオーダーメードカリキュラムマンツーマンレッスンを効率よく活用して、より良い学習をするための方法をまとめてみました。

前述しましたが侍エンジニアでは自発的に学習していけばどんどんスキルを伸ばしていける環境があります。侍エンジニアの制度をうまく活用して、より良いプログラミング学習につなげていただければ幸いです。

北野さんの作成したポートフォリオや学習時のTipsについては、こちらの記事にて配信しています!合わせてご覧下さい。


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更新日:2024年3月1日

この記事を書いた人

【プロフィール】
DX認定取得事業者に選定されている株式会社SAMURAIのマーケティング・コミュニケーション部が運営。「質の高いIT教育を、すべての人に」をミッションに、IT・プログラミングを学び始めた初学者の方に向け記事を執筆。
累計指導者数4万5,000名以上のプログラミングスクール「侍エンジニア」、累計登録者数1万8,000人以上のオンライン学習サービス「侍テラコヤ」で扱う教材開発のノウハウ、2013年の創業から運営で得た知見に基づき、記事の執筆だけでなく編集・監修も担当しています。
【専門分野】
IT/Web開発/AI・ロボット開発/インフラ開発/ゲーム開発/AI/Webデザイン

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