プログラミング初心者の「打ち間違い」によるエラーと対策!

タイプミス原因と対策

こんにちは! 侍エンジニアを受講中のひろきです!

正しくコードを書いているのにエラーが起きてしまう・・・

こんなことありませんか?

かくいう私も、プログラミングの勉強を始めたばかりの超初心者です。エラー原因を追求すると、コードの打ち間違いばかりでした。

そこで、私のスペルミスしたコードとエラーを一部紹介します!

この記事で「自分も同じように打ち間違いしてるかも?」とエラーが発生した際に参考にして頂ければ幸いです!

[実行環境]
Google Chrome
cloud 9

[学んだこと]
コードの打ち間違いについて理解する

吉田 博紀
よしだ ひろき
設計の下請会社にて自動車部品の筐体設計を経験。ネット広告でプログラミングについて知り興味を持った。
将来性の面からプログラミングをやっていこうと決意。独学をするがすぐに挫折したためプログラミングスクールについて考え始める。
プログラミングのスキルを習得した後の事や仕事の取り方などを教えてもらいやすいとのことで侍エンジニア受講した。
◆Twitter → @hiroki_robot
目次

打ち間違いの原因を分析しよう!

画像:Shutterstock

プログラミングに限らず、パソコンを使う方なら打ち間違いの経験はありますよね。その人のスキルや環境などの要因があるので「打ち間違いの原因はこれだ!!」と断定は出来ません。

ですが、原因分析をすることで少しずつ打ち間違いが無くなります。

思いつく原因は以下になります。

☑️その文字を打ち慣れていない
☑️不要にボタンを押している
☑️操作スピードが早すぎる
☑️キーボードのボタン配置を覚えていない

まだまだありそうですが、私が思いついたのはこれくらいです。ミスが多発しているようでしたら、その文字を練習して自分のミスしてしまう癖を認識しましょう。

では、実際に打ち間違えたコードとエラーを見ていただきましょう。

実際に起きたエラー例とその対策方法

スペルが間違っていた

写経練習をしていた時にスペルミスで発生した文字化けエラーです。

※写経とは正しいコードを見ながら全く同じコードを書くことです

まずはエラー内容からご覧ください。

文字化けしてますね。次はコードの一部です。


次にエラーから取った行動について解説します。

エラーから取った行動

この時に考えたことや行動は以下になります。

①文字化けを確認
②文字コード付近を確認
③UTF-8は正しく書かれている
④「chrset」に違和感(上から三行目)
⑤文字のスペルの「a」が無い
⑥「a」を入れて再度確認
⑦文字化けが無くなった

文字化けが無くなり下図のようになりました。①~⑦まで15分ぐらい掛かりました。。。

エラーの原因を分析する

このエラーはスペルミスにより発生しました。では何故スペルミスが起きたのか分析してみました。

その結果……

☑️「charset」の文字の意味がわからない状態だった

…私の英語力の低さがバレてしまいましたね。

えっ?そんなことで?!

となるかもしれませんが、知っているか知らないかでは入力する際の思考に影響します。

知らない場合:何も考えず単に入力する
知っている場合:スペルの意味を意識しながら入力

何も考えずに入力してしまうと、入力した文字が正しいかどうか判断出来ないまま進めてしまい、打ち間違いが起きてしまうということです。

ちなみに、「charset」は日本語で「文字コード」です。それを知らずに入力していたので「ちゃんと書けてるやろ」と思いながら進めていたのが主な原因だと判断しました。

今回のエラー対策

ここでの対策は至ってシンプルです。

☑️ミスした文字の意味を検索して理解する
☑️その文字を入力してみて身体に覚えさせる

知らないままというのが一番危険ですので、素直に検索して意味を知るのが得策ですね。

また、意味を理解しても忘れると思うので30秒ぐらい掛けて「意識して入力した」という経験をしておきます。

「打ち間違いが無くなる!」とは言えませんが確実に少なくなります。

初心者のエラーは当たり前!スペルミスエラーを少なくするコツ

画像:Shutterstock

まずエラーが起こるのは当たり前だと認識する

初心者に限らずベテランの方でもエラーは発生します。エラーが出ても落ち込まずに

ベテランの人でもエラーするんだから仕方ない

と前向きに考えてプログラムを実行していきましょう。ただし、エラーのミスをそのままにせず原因分析を怠らないよう心掛けることが大切です。

スペルミスを防ぐために予測変換を活用する

予測変換は作業スピードUPとスペルミスを防いでくれますので、積極的に活用しましょう。

ただし、あらかじめ予測変換されるコードについて理解しておくことです。使用経験がないコードを書くときに予測変換を使うと、身に付きにくいと実感してます。

ですので、一度しっかりとコードを入力して身に付いたら予測変換を使うようにしています。

予測変換を使い慣れると作業スピードが爆発的に上がり、スペルミスも激減するのでコードを書くのが楽しくなりますよ!

ホームポジションを意識したタイピング練習

打ち間違いが多ければホームポジションを意識してみましょう。打ち間違いが発生するということは、頭の中で考えている文字と動かす指に誤差があるということです。

文字を打つたびに「ホームポジションへ指を戻す」ことを意識することで、自然と正しい動きに慣れていくので誤差も少なくなります。

まとめ

打ち間違いによるエラーはプログラミング初心者を卒業しても付きまとうものだと思います。打ち間違いの対策を立てることで結果的に作業スピードUPにつながります。

なので、打ち間違えてしまったら一度立ち止まって原因分析を行い、自分なりに対策を立てましょう。また、予測変換やタイピング練習で打ち間違いを防ぐこともオススメです。

 

この記事を書いた人

【プロフィール】
DX認定取得事業者に選定されている株式会社SAMURAIのマーケティング・コミュニケーション部が運営。「質の高いIT教育を、すべての人に」をミッションに、IT・プログラミングを学び始めた初学者の方に向け記事を執筆。
累計指導者数4万5,000名以上のプログラミングスクール「侍エンジニア」、累計登録者数1万8,000人以上のオンライン学習サービス「侍テラコヤ」で扱う教材開発のノウハウ、2013年の創業から運営で得た知見に基づき、記事の執筆だけでなく編集・監修も担当しています。
【専門分野】
IT/Web開発/AI・ロボット開発/インフラ開発/ゲーム開発/AI/Webデザイン

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