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ICT教育ニュースサイト4選と活用例2つ|政府が進めるICT政策6つ

日本政府は様々な所でICTの活用に取り組んでいます。その中には教育も含まれていて、これからはICTを活用した授業やプログラミング教育が必須となります。

今回は、教育現場や保護者へ向けた、ICT教育ニュースサイトと政府の施策を紹介します。

ICTとは

ICTとは「Information and Communication Technology」の略称で、日本語に訳すと「情報伝達技術」となります。ICTは情報・知識の共有を重視し、「人と人」または「人とモノ」の情報伝達によるコミュニケーションを強調しています。

ITとの使い分け

ITとICTは同義語ですが、企業や官公庁では使い分けられるケースがあります。

同義語であるがゆえ、ITとICTは明確に区別されていませんが、ITはコンピュータ関連の技術、ICTはコンピュータ技術の活用方法として区分けされる場合があります。

国際的にはICTが定着している

日本では以前から「IT」が使われていましたが、国際的には「ICT」が一般的です。また、近年の官公庁でも「ICT」を使用しています。実際に総務省のホームページでは、「ICT」を使用した政策名が多く確認されます。

ICTの活用例2つ

すでにICTは身近な生活の中で活用されています。

ICTはPCやタブレットといった情報端末を設置して、LANによる接続環境を整備したものと考えがちです。しかし、ハード面の整備だけではICTを実現したとはいえず、情報や技術をどのように活用するかが重要となります。

ここではICTを活用した地域活性化の事例を2つ取り上げて紹介しましょう。

ICTの活用例1:教育

教育へのICT活用は、文部科学省が率先して進めています。教育現場において、教師がPCやタブレットを操作しながら授業を進めることで、生徒にとって分かりやすく楽しい学習ができます。

また教師はICTの活用で、授業で使う資料作成などの負荷を低減できるでしょう。

ICTの活用例2:高齢者見守りシステム

1人暮らしの高齢者がどのような状況かをICTで確認します。介護業界は深刻な人不足により、1人暮らしの高齢者が増えています。

ICTを活用して、離れた場所にいる高齢者の状況を確認するサービスが普及しつつあります。家電製品にセンサーを設置して、高齢者の安否を離れて暮らす親族への伝達や健康管理に役立っています。NTTコムウェアは、高齢者見守りと地域活性化を両立した事例を紹介しています。

ICT教育ニュース4選

教育現場や保護者に向けて発信されているICT教育ニュースサイトを4つ紹介します。

ICT教育ニュース

ICT教育ニュースは、株式会社アウトソーシングテクノロジーが運営しているニュースサイトで、教育現場やICT教育ツールに携わる人向けです。

このサイトでは、行政や各種業界が進めている施策や研究開発をニュースやレポートで伝えています。また、ICT活用レポートや、教師のためのICT入門講座連載を掲載しています。

ICT教育ニュース2:教育ICTニュース|リセマム

リセマムは株式会社イードが運営しているニュースサイトで、保護者向けにプログラミング教育の紹介やICT関連用語を取り上げています。また、ワークママ向けのセカンドキャリアも紹介中です。

リセマムは保護者にICT教育を理解してもらうために、プログラミング教育やICT教育に関する専門用語辞典も掲載しています。

ICT教育ニュース3:教育・ICTニュース|日本文教出版

文部科学省検定の教科書を発行している日本文教出版株式会社には、教育・ICTニュースのポータルサイトがあります。教育・ICTニュースは、教育家庭新聞やICT教育ニュースで取り上げた記事をリンクする形で紹介しています。

また、日本文教出版は「学び!とICT」と題したwebマガジンを掲載しています。

ICT教育ニュース4:ICT教育ニュース|情報教育ファミリーポータル

情報教育ファミリーポータルは株式会社ICTエデュケーションズが運営しているニュースサイトです。情報教育ファミリーポータルの特徴は、保護者にもICTについて理解を深めてもらうために、小学生の子供をもつ親がスタッフの中心として運営しています。

また、ICT教育関連のニュースのみならず、ICT教育やパソコン・スマホ安心コラムを載せています。

政府が進めるICT6つ

総務省は平成25年にICT成長戦略会議を開催し、日本経済の成長と国際社会への貢献を目的に、ICTの活用について関係省庁や有識者が集まり検討しました。

会議で「ICTによる日本成長戦略」をまとめた後、総務省はICT利活用を促進するために、6つの施策を展開し始めました。

政府が進めるICT1:IoT・データ活用

IoTやビッグデータに対応するために、IoT機器やシステムの実証に必要な試験用設備を整え、データの利用ルールに関する検討を行い、革新的なIoTサービスやデータを活用した新事業の創出に取り組んでいます。

総務省は平成30年度版の情報通信白書の中でも、IoTデータ利活用の推進をしています。

政府が進めるICT2:地域活性化

政府は一億総活躍社会や地方創生を実現するために、時間と場所について柔軟な働き方が可能となるテレワークを普及させたいと考えています。そこで、地方へ仕事や人の流れを呼び込む「ふるさとテレワーク」の推進に取り組んでいます。

また、総務省はこの推進にともない、平成28年度から地方自治体や民間企業に対して、地方のテレワーク環境を整備するための費用の一部補助を行っています。

政府が進めるICT3:医療・健康・介護

政府は、社会保障費の増大や人口減少の課題に対してICTを活用しています。具体的に推進しているものとしては、地域が保有する診察情報を円滑に流通させるための仕組みや業務効率化、遠隔診察などです。

また、総務省はパーソナル・ヘルス・レコード(PHR)やAI、8K当高精細映像データを利用して、ICTによる先導的な課題解決に取り組んでいます。

政府が進めるICT4:教育・人材

総務省は、教育の分野において最先端の学習環境を実現するために、低コストな教育ICTシステムの環境構築や、若年層に対してプログラミング教育の推進に取り組んでいます。また、次世代学校ICTとして、スマートスクールプラットフォーム実証にも取り組んでいます。

プログラミング教育においては、文部科学省・総務省・経済産業省が連携して「未来の学びコンソーシアム」を設立しました。

政府が進めるICT5:サイバーセキュリティ

IoT機器を踏み台としたサイバー攻撃が深刻化した現状を踏まえ、総務省は「IoTセキュリティ総合対策」を取りまとめ、脆弱性対策に係る体制の整備や研究開発の推進や人材育成の強化を施策として取り組んでいます。

また、人材面では、実践的なサイバー防御演習(CYDER)の実施や、若手セキュリティエンジニアの育成に力を入れています。

政府が進めるICT6:防災

政府は防災面でICTの活用を促進する目的で、災害情報の伝達手段である「Lアラート」の普及促進に取り組んでいます。

このLアラートとは、災害発生時に、地方公共団体やライフライン事業者が、放送局やアプリ事業者を通じて、地域住民に必要な情報を迅速に伝達する共通基盤のことです。またLアラートは、平成31年に全都道府県で運用を実現しており、災害発生時に避難勧告や避難所情報を配信します。

ICTによる教育に関するニュースに注目しよう!

今回は、教育現場や保護者向けにICT教育ニュースサイトと政府の施策を紹介しました。

国はICTを活用した施策を行っています。国の施策を知った上でICT教育ニュースサイトを読んでいくと、子供が将来がどのように育っていくのかが見えてくるでしょう。

そのため、教育現場と保護者ともに、ICT教育の進化を知る必要があります。今までの教育のやり方が大きく変わっていくことを見据えたうえで、ICT教育に関するニュースをチェックしておきましょう。

書いた人

深町 一雄

元ウェブディレクター/編集者
メイン機はOS9時代からMac。
最近はUnityに興味があります。