【保存版】ネットワークエンジニアに役立つツール14選


ネットワークエンジニアに必要なツールを教えて欲しい!

ネットワークエンジニアとして仕事をしていると、様々なトラブルやエラーが発生しますよね。しかしネットワークの中で起こっている問題を突き詰めるためには、いくつかのツールが必要になってきます。

とはいったものの、どういったツールを実際に使えば良いのか中々わかりませんよね。

今回はそんな方に向けてネットワークエンジニアならこれだけは押さえていて欲しい!というツールをまとめました。

ネットワークエンジニアは、ツールを知っているか知らないかでトラブルに対する改善度合いが大きく左右しますし、作業効率も大幅に変わってきます。ここで紹介するツールを実際に使用してみて、業務の効率アップを狙ってみてください。

目次

Teraterm

Teratermはネットワークエンジニアとして業務をしてくなら必須といえるツールです。ルーターなどの機器を設定する際に便利です。

多機能なSSHクライアントでもあり、扱う上でのシンプルさや直感的に操作できるといった手軽さが人気の秘密となっています。オープンソースで提供されているので、これからネットワークエンジニアとして働きたい!という方はぜひダウンロードしてみてください。

Wireshark

Wireshark多くのプロトコルに対応できる、パケット解析ソフトです。ネットワーク上で外部との不審な通信がないかをまとめて解析してくれるので、何か問題が起こった時は非常に助かります。Wiresharkはパケットキャプチャツールとして非常に評価も高いです。

今はどのコンピュータもインターネットに接続していると思うので、トラブル解決の手段としてネットワークエンジニアならまずはじめにダウンロードしておくと良いでしょう。

3CDaemon

FTPサーバやSyslogサーバ、TFTPサーバ,クライアントが一つのソフトになっているのが3CDaemonです。FTPサーバはファイルをサーバとPC間でやりとりする際に必須となってくるのでネットワークエンジニアなら必須のツールです。

特に初心者の方は、複数のソフトを使い回すよりも一つのソフトでまとまっている3CDaemonのようなソフトの活用の方がおすすめです。

inSSIDer

inSSIDerは複数の無線LANにおけるアクセスポイントを検出し、チャンネルの干渉が起こっていないかを監視できるツールです。

PCの周辺にある無線LANを自動的に検出してくれるのでお手軽ですし、どこの電波が安定しているのかがわかるので、非常に便利です。ただし無線LANの接続自体はできないので注意してください。

GNS3

GNS3はネットワーク機器に対してエミュレート(模倣)することのできるツールです。ルータなどのネットワーク検証をわざわざ実機を用意せずに行うことのできるツールとして非常に便利です。

ネットワークエンジニアは新規のネットワークの構築や構成変更を検証しながら作業していかなければなりません。特に企業単位での検証を行う場合は、変更点が元々のサービスに何か悪影響がないかということを確認する必要があります。

そういった検証作業においてこのツールを活用すると負担が大幅に軽減されることでしょう。

WinMerge

WinMergeはファイルやフォルダの比較ソフトです。ネットワークエンジニアとして仕事をしていると、定期的なバージョンアップに対応していかなければなりません。こうしたフォルダ管理にぴったりのソフトとなっています。

また比較したファイルにある内容を結合することもできるため、古いものと新しいものをマージする際にも便利ですよ。ぜひ活用してみてください。

WinSCP

ネットワークエンジニアとして現場で作業している間に、データの共有などを行う際使えるのが、このWinSCPです。

ちなみにSCPというのはFTPクライアントの中でもセキュリティ面に特化したものと考えてください。普段あまり意識しませんが、ファイルのアップロードだけでも情報漏洩のリスクが結構つきまとうんですね。

できる限り安全にやり取りするためにも非常におすすめです。

WinShot

ネットワークエンジニアとして作業をしていると画面をキャプチャして共有したり印刷しなければならないといった場面が多く発生すると思います。そんなときに便利なのがWinShotです。

画面をキャプチャした後にすぐファイル保存や印刷が行えるので、とても効率的に共有することができます。ファイルの格納まで自動で行ってくれるので、面倒なフォルダ管理も手間入らずです。

FileZilla

FileZillaはFTPクライアントの中でも非常におすすめなツールです。SFTPFTPSといった通信方式にも対応しているので、非常に安全です。

画面が2カラムなので必要なファイルがすぐに見つかります。そのほかにも簡単にファイルのアップロードが行える点や、転送にかかる時間が比較的少ないといった点が非常にネットワークエンジニア初心者の方におすすめです。

UWSC

ネットワークの構築や検証をする際に、同じような単純作業を繰り返し行ってしまうといった経験ないでしょうか? そういった場面で使えるのがこちらのUWSCです。

Windowsの操作を記録して自動化することができるツールは他にもあるのですが、こちらはリモートデスクトップにも対応しているので、一括で自動操作用のスクリプト作成をしたい場合にも使えます。

ExPing

ExPingGUIだけでPingを実行することのできるツールです。ネットワーク上にトラブルが発生していないかを効率よく確認することができるため非常に重宝されています。

また複数のIPアドレスを一括で確認することが可能なため、ネットワークエンジニアにとっては非常に便利なツールであるといえるでしょう。

PsTools

PsToolsリモート専用でコマンドプロンプトを表示させるためのツールです。IPアドレスなどを入力することで、他の人に知られずに自分のPC画面上に表示させることができます。

こちらはネットワークエンジニアの中でも、管理者にとって非常に役に立つツールであるといえるでしょう。

TWSNMP

TWSNMPSNMPでネットワークの監視を行うことのできるツールです。操作性が非常によく、障害があった際にもメール通知をしてくれるといった機能もあるため重宝されています。

SNMPv3に対応しており、ネットワークの状態を非常に管理しやすいです。セキュリティ面をさらに強化したい方もぜひ活用してみてください。

BlackJumboDog

BlackJumboDogPCにサーバーの機能を備え付けるためのツールです。メールサーバーやWebサーバーを取り付けることができます。様々なネットワーク上の検証をしていく際に便利ですね。

通常は開発PCで活用されることの多いこのツールですが、ネットワークエンジニアにとっても非常に活用しやすいためおすすめです。

まとめ

画像:Shutterstock

ネットワークエンジニアならこれだけは押さえていて欲しい!というツールをまとめました。

ネットワークエンジニアとして仕事をしていると、いかにツールを活用して効率よく業務を行うことができるかが大事になってきます。

複数人で共同作業をするときはツールの共有も必要となってくるので、色々知っておくと頼られやすいでしょう。今回紹介したものを実際に色々試してみて、自分にあったツールを活用してみてください。

この記事を書いた人

元ウェブディレクター/編集者
メイン機はOS9時代からMac。
最近はUnityに興味があります。

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