システムエンジニアは英語を習得すべき!学ぶべき理由とメリット


システムエンジニアに英語が必要って本当?
英語が使えるSEの平均年収を知りたい!

グローバル社会の昨今、システムエンジニアにも英語が必要ときいて焦っている方もいるのではないでしょうか?

結論から言うと英語が喋れることはSEにとても有利に働きます。

そこで皆さんが気になるのは、英語が使えるSEにどのくらいの需要があるのかという事ですよね。今回はそんな皆さんのために以下の3点について解説していきます。

  • SEに英語は必須か
  • SEに英語力が求められる理由
  • 英語が出来るSEの需要


システムエンジニア(SE)としてステップアップしたい方にも、SEになるにあたって英語も平行して勉強しようか迷っている方にも参考になるはずです!

この記事の要約
  • SEに英語は必須ではないが習得すれば活躍の場が広がる
  • SEが英語を扱えると海外の開発案件で活躍できる
  • 英語が理解できれば海外のIT最新情報を入手できる

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目次

システムエンジニアは英語が必須なのか?

画像:Shutterstock

結論から申し上げると、システムエンジニアとして英語ができることは必須ではありません。

日本の人口は世界で10位以内に入るほど多いので、日本国内で完結する産業もたくさんあります。そのためまだまだ日本国内だけで働くことも十分可能です。

また以下の表からわかるとおりIT人材は人手不足に悩まされているため、英語ができないと高度な仕事につけないという状況でもありません。

引用元:みずほ情報総研株式会社「IT人材受給に関する調査 」https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/houkokusyo.pdf

しかしSEにとって英語を使えた方が有利であることは間違いありません。それはもし海外企業や外国人と直接やり取りしない企業でも英語ができる人材には一定以上の価値があるからです。

それではなぜSEに英語力が求められるのでしょうか?

システムエンジニアに英語が求められる理由

画像:Shutterstock

ここからはシステムエンジニアに英語力が求められている理由を解説していきます。システムエンジニアに英語力が求められる理由は主に2つあります。

  • 海外に発注が増えている
  • IT業界の最新情報をキャッチアップ出来る


それではこれらの理由を1つずつ解説していきます。

システム開発を海外へ発注するケースが増えている

最初の理由はシステム開発の海外発注が増えている点です。

システム開発などのコミュニケーションを重視しない業務では、最低限の進捗管理ができれば支障がありません。そのためコミュニケーションを自由に取れることよりも、人件費を下げることが重視されます。

すると東南アジアなどの人件費が安い国に外注されるケースが増えていくのです。そこで必要になってくるのが、英語が喋れる人材です。

東南アジア人材とのやりとりは多くの場合英語で行います。そのため英語が使える人材が企業にいれば、簡単に海外に発注できるのです。

また最近の会社では直接そういった人件費が安い人材を雇用する日本企業も増えています。そういった企業では社内コミュニケーションに英語が使われるため、英語が喋れるだけで他の志願者よりも有利に立てる場合もあるのです。

IT業界の最新情報は海外から発信される

またIT業界の最新情報が英語の文献中心で出回ることも大きな要因です。

本当に重要な情報は日本語に翻訳された状態でメディアが取り上げてくれる場合もあります。しかし自分の専門分野のコアな部分の情報を知りたい場合には日本語化されていないものもたくさんあるのです。

そこで英語が使えるだけで最新情報を読めるので、他のエンジニアより先に情報を得られます。この点で他の社員や、競合他社に優位に立てる情報を獲得できる可能性もあるのです。

英語が扱えるエンジニアは市場価値が高い

ここまででエンジニアに英語力が求められる理由がお分かりいただけたと思います。

それでは実際に日本社会でどのくらい英語が使えるSEが求められているかを見ていきましょう。

社内SEに英語力を求める企業が増えている

まずは英語が出来るSEの求人数を見ていきます。

下の表をご覧ください。

こちらはDodaという転職サイトの統計になります。この表からお分かりいただけるように、40%もの企業が社内SEに英語力を求めています。

また初級中級の英語でも欲している企業が20%もいるのです。ペラペラでなくてもある程度の英語力があれば、転職市場で求める企業がいることは把握しておきましょう。

英語を扱うシステムエンジニアの平均年収

次に英語を扱うシステムエンジニアの収入を見ていきます。

まず英語を扱うSEの代表として、ブリッジSEという職種を考えます。ブリッジSEとは外注先の海外企業のディレクションを行うSEのことを指します。

それではブリッジSEの年収はいくらなのでしょうか?

<blockquote>ブリッジSEの平均的な年収は幅があり、4,500,000円~8,500,000円程度。</blockquote>

こちらはMidworksというIT人材に強いエージェントの情報になります。このことからわかるようにブリッジSEの年収はかなり幅があり安定してこの額というものがありません。

ここで「リスクがある」と思った方もいると思います。しかし一般的なシステムエンジニアの年収をご覧ください。

このように通常のSEの平均年収とブリッジSEの最低年収が同価格帯にあります。

このことから確実にSEとして年収を増やしたいのであれば、ブリッジSEの方が高い給料が望めることがわかります。

まとめ

システムエンジニアでも英語が出来たほうがいい理由がお分かりいただけたと思います。

英語は日本人が生きてく上で必須でないため、習得するには難易度は低くありません。しかし英語力があれば、あなたのキャリアの選択肢は確実に広まります。

また英語力が高ければ高いに越したことはありませんが、少しでも分かる人や勉強意欲がある人のほうが企業にも受け入れられやすいです。そのためもしあなたが少しでも英語に必要性を感じているなら、出来ないと諦めずに挑戦することが大事です。

システムエンジニアとして高みを目指すためにも、グローバル社会に置いていかれないためにも英語の勉強を始めてみてはいかがでしょうか?

この記事を書いた人

元ウェブディレクター/編集者
メイン機はOS9時代からMac。
最近はUnityに興味があります。

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