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システムエンジニアの仕事って難しい?理由を解説


システムエンジニアになりたいけど仕事が難しい……
システムエンジニアへの就職や転職は難しいのだろうか?

システムエンジニアになろうと、あれこれ本やネットでリサーチしては、難しいと悩むものです。

やりがいのあるシステムエンジニアという職業ですが、仕事を知れば知るほど自分に向いているのか考えさせられます。高度なスキルのほかにも、クライアントやチームをリードしなければなりません。

しかし、システムエンジニアとして周囲に認められることで、素晴らしい仕事になります。なぜ自分はシステムエンジニアになりたかったのか、改めて実感できるでしょう。

今回は、そんなシステムエンジニアという仕事の難しさについて解説していきます。

難しい仕事を乗り越えてこそ、充実感も大きいものです。システムエンジニアの経験がなくても、実用的なスキルを身につけることで、新たな道が開けます。

そもそもシステムエンジニアとは

画像:Shutterstock

システムエンジニアの仕事は、クライアントが望むシステム開発のベース作りです。クライアントの要望に沿った、システムの見積もりやプロジェクトの設計をします。プログラマーがプログラムを完成した後は、全体のテストを実行します。

多くの場合、システムエンジニアはチームで進行するため、周囲との団結力やコミュニケーション力も必要とされます。クライアントの要望との相違をなくすためにも、開発前の仕様合意は欠かせません。スキルだけでなく、最適なシステムを提供します。

システムエンジニアは世の中の流れをキャッチして、廃れない仕事をすることも大切です。新しい技術を取り入れることで経験が増え、スキルアップができます。IT開発者のリーダーとして、情報社会でますます必要とされている仕事です。

システムエンジニアの仕事が難しい理由とは

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システムエンジニアになって、自分でシステムを開発すると思うだけで夢が膨らみます。しかしシステムエンジニアの仕事は奥が深く、難しいポイントがあるのも事実です。

システム開発の工程を理解しておく必要がある

システムエンジニアが開発をするときは、大きく「上流工程」と「下流工程」で行います。システムエンジニアが主に実力を発揮するのが上流工程ですが、下流工程であるプログラマーとの連携も欠かせません。

上流工程はシステムエンジニアの本業段階

上流工程は、システムの基盤となる重要で難しい構築段階です。システムエンジニアの腕を発揮する場面ですが、クライアントの要望に沿った設計を貫く義務があります。

また上流工程には、アプリケーションやデータベースなど様々な設計がありますが、自分がやりたい部門を選べるとは限りません。それでも好奇心を持ちながら、時代の先端を切った開発に取り組む体勢が必要とされます。

下流工程はプログラマーの仕事

下流工程は、主にプログラマーが担当するコーディング作業です。設計が一通り仕上がったら、システムエンジニアからの設計書に沿ってプログラムを書いていきます。

システムエンジニアがいったん離れる段階ですが、しっかりシステムが作動する設計にはプログラミングの知識は不可欠です。また次に待ち構えているテストにバグが起こった場合は、プログラマーと解決します。

あらゆる技術に精通している必要がある

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システムエンジニアは開発者ですが、そのほかにもやるべき仕事がいろいろあります。開発のスキルは大切ですが、そのほか関連する知識を得ることで、首尾一貫した仕事が可能です。

クライアントへの適切なプロジェクト提示

システムエンジニアは、開発の前にクライアントが必要とする「システムの見積もり」や「要件定義」をするスキルも要求されます。システム全体にかかる総費用を、お互い納得した金額になるように見積もるのが難しいところです。

要件定義においては、クライアントが意図する設計を的確に理解せねばなりません。この段階で、お互いの意向を確実にしておかないと後でトラブルになります。ギャップをゼロにするため、慎重なヒアリングが必要です。

いずれの作業も曖昧な説明で進行しては、クライアントからの信頼を損ねます。またせっかく完成したプロジェクトが、すべてやり直しになるでしょう。

誤解を避けるためにも、一度プロジェクトを見直して、クライアントに合意してもらうゆとりも必要です。

クライアントの仕事の勉強も必要

的確な開発をするには、クライアントが携わっている業務関連の勉強も必要です。クライアントの要望を直感的に把握でき、職業に沿った最適な仕様をクリエイトできます。

社員やユーザーも使いやすいシステムとなり、仕事の能率も上がるでしょう。サイト構築ならばクライアントの会社へのアクセス率の上昇サポートもできるなど、充実したシステム開発が可能です。

もちろんそれに基づいた実現可能なシステムプロジェクトを提案しなくてはなりません。ITにあまり詳しくないクライアントには、わからないことを察知しながら、プロジェクトを丁寧に説明します。

仕事が煩雑になりやすい

いざ開発に取り組むと、クライアントへの説明をはじめ、設計やテストが待ち構えています。開発中に、他のクライアントからのトラブル対処などが舞い込むものです。

また、設計が完成したら、プログラマーに仕様書を作成しなければなりません。プログラミング工程では、システムエンジニアはアシスタントです。しかし設計に準じたプログラミングの指示は必要です。

プログラムが完成すればテストをします。バグの発生が起これば、プログラマーへ修正の詳細を伝えることが必要です。また正常に作動しているシステムでも、常に管理を要求されるのが難しい点です。

残業や休日出勤が多い

システムエンジニアになると、勤務時間が長くなることも難しい条件になります。通常の勤務時間で帰宅できるときもありますが、周囲の状況によっては、自分の意志で帰宅できないことも多いです。

不規則な帰宅時間になるだけではありません。繁忙期は12時間勤務や、帰宅せずに仕事を完成する状況も頻繁に起こります。体調を崩してしまうこともあり、スキル以上に体力勝負の仕事です

また、サーバーが故障したり、クライアントからの要望変更など、突然のトラブルも避けられません。平日では終えられず、休日勤務を余儀なくされます。家族や友人と過ごす時間を見つけるのも難しいです。

システムエンジニアになるためには

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これからシステムエンジニアを目指す方へ、ワンポイントアドバイスをまとめました。難しい仕事を少しでも軽減するためにも、今から準備をしておきましょう。

開発の経験は積んでおく

未経験でも、システムエンジニアを募集している会社があります。しかし基本的に経験なしでは、満足した仕事を得られません。やはり少しでも、開発に携わった経験があると転職がしやすくなります。

設計経験がなくても、プログラミングは身につけておくと就職に有利になります。プログラミングは、システムエンジニアの第一の仕事ではありませんが、プログラミングを知らないと設計ができません。

個人的に開発の実績をアピールすることも、面接官を説得する武器となります。自分が得意とする開発法も伝えると、会社側の要望とマッチした場合有利です。

必要な知識を身に着けておく

特にシステムエンジニアのスキルがないときは、情報技術者システムアーキテクトの資格を取得しておくと良いです。合格するにはかなりの勉強が必要なので、実績がなくても開発知識が評価されます。

そのほか、簿記やドキュメント作成などの実務経験もあるとベターです。システムエンジニアは、見積もりや仕様書作りも担当します。論理的に説明することで、効率良い開発が可能です。

さらに英語力もあると、外国企業に下請けを頼むときに役立ちます。仮に海外でエンジニアとして働くときに、ハードルがありません。タフな精神であることも、プラスアルファなスキルです。

コミュニケーション

システムエンジニアは、パソコンと向かって長時間仕事をします。しかし、プロジェクトを貫通するためにも、機敏なコミュニケーション能力も欠かせません。

クライアントとの要件定義からアフターケアも、システムエンジニアが担当します。自己判断せず、クライアントの要望を尊重することが義務です。クライアントを納得させる開発説明は、今後の信頼にも関わります。

また、チームと行き違いのない進行を確認し合うことも任務です。テストエラーが発生しないように、プログラマーとの仕様確認は欠かせません。思いがけないトラブルに対しても、柔軟に対応するスキルが問われます。

まとめ

システムエンジニアという仕事の難しさについて解説しました。

システムエンジニアは難しい仕事ですが、慣れてしまえば多くの作業をクリアできます。どこから手をつけて良いか、戸惑いもあるでしょう。しかしプロになる前は、どの方でも経験していることです。

未経験でも、採用してもらえる方法がいろいろあるので、自分ができることからチャレンジしてみて下さい。理想と現実が一つになる日が、やがてやってくるでしょう。

書いた人

深町 一雄

元ウェブディレクター/編集者
メイン機はOS9時代からMac。
最近はUnityに興味があります。