CMS学習本おすすめ6選【入門者〜上級者までレベル別に紹介】

CMS学習書籍 おすすめ6冊


CMSのことやその使い方がわかる本はないのかな?
たくさんのガイドブックのなかでも自分にあったものが知りたい!

CMSはContent Management Systemの略で、コンテンツ管理システムのことです。WordPressに代表される、HTMLやCSSなどのWebサイト用のプログラミング言語を使わなくてもブログ感覚で手軽にホームページを構築・運用できるシステムです。

とはいえ、多少はポイントを掴んでおかなければ人気のサイトのようなホームページは作れません。ひとくちにCMSと言ってもさまざまな種類があるため、選び方や運用方法をまとめた自分に合った本が手元に1冊あれば心強い相棒となります。

そこで、この記事ではおすすめのCMSガイドブックを初心者向け、中級者向け、上級者向けの3つのレベルに分けて2冊ずつ紹介します。これを読めば導入方法からページの見やすさを変えるテクニックまで、自分の知りたい情報を持つ本に出合えることでしょう。

目次

初心者向け

いちばんやさしいWordPressの教本 第4版

編集部コメント

Excel VBAなどの解説で人気の「いちばんやさしい教本」シリーズのWordPress版です。第4版は最新バージョンの5.xにも対応し、今まさに困っている人が使いやすい内容になりました。

新しい人気テーマ「Lightning」についても取り上げているため、パソコンとスマホ両方から表示できるサイトも作れます。

初心者向けに特化し、初期設定からわかりやすく噛み砕き、実際の画面の画像をつけて解説しています。そのため、初めてホームページに触れる人はもちろん、一度挫折した人にもおすすめです。

おすすめポイント
  • はじめてWordPressを使う人・一度挫折した人におすすめの一冊

  • PC操作に慣れてない人でも学べるようわかりやすく解説

  • 新しい人気テーマ「Lightning」を解説している

 

世界一わかりやすいconcrete5導入とサイト制作の教科書

編集部コメント

concrete5 の日本法人向けサービスを提供しているコンクリートファイブジャパン社公認の、concrete5公式解説書籍です。concrete5 の特徴やレンタルサーバーの契約に始まり、アセット機能やスタック機能など比較的高度な機能までしっかりと解説しています。

カラーページが豊富で、直感的にわかりやすい解説を心掛けています。チュートリアルも充実しているため、HTMLやPHPなどの言語を知らなくても、本に沿って取り組んでいけば自然とサイトが作れます。

おすすめポイント
  • concrete5を使う人向けの入門書

  • 図や写真が豊富でPC操作に不安がある人も安心して読める一冊

  • リファレンスが充実しており、初心者が読んでいて迷子にならない

 

中級者向け

CMS構築 成功の法則

編集部コメント

本書はCMSの使い方はもちろん、導入方法や導入して得られる有用性など理論的な部分も詳しく解説しています。そのため、万全な状態で導入したい初心者だけでなく、ある程度用語や使い方を覚えたうえでより良い方向に軌道修正したい中級者にも向いています。

Webサイトの構築ワークフローや大企業の構築事例など、いつ誰が読んでもためになる内容が満載です。今後CMSと長く付き合っていこうと考えている人におすすめの一冊です。

おすすめポイント
  • CMSを使って長く仕事をしたい人におすすめしたい一冊

  • CMSを使って成功するために必要な考えを解説している

  • 大企業向けWebサイト構築の事例を例に生きた知識を学べる

 

実践! コンテンツファーストのWebサイト運用 a-blog cmsではじめるCMSプロトタイピング

編集部コメント

「コンテンツファースト」とは、あくまでコンテンツを主軸としてサイトの設計を行う考え方です。本書ではコンテンツファーストの考えに基づいたサイトの制作方法を、国産CMSの中でも注目株の1つであるa-blog cmsを例にして解説しています。

内容自体はそこまで難しくないため、自分の利用するCMSでの手順に変換できればa-blog cmsユーザー以外にも役立ちます。コンテンツファーストは検索エンジンから高い評価を得るためにも重要な、これからの時代のサイトに欠かせない考え方です。

おすすめポイント
  • コンテンツファーストの考え方を解説する入門書

  • 国産CMS「a-blog cms」の使い方もわかりやすく解説

 

上級者向け

Movable Type 6 本格活用ガイドブック

編集部コメント

重版もなされている、Movable Typeのための評価の高い解説書です。6.0からの新機能であるData APIを中心に、4つのチャプターに分けて徹底的に解説しています。

環境構築の段階で、アップグレードやサーバー移転など応用的な内容も取り上げています。高度なテンプレートのカスタマイズからData APIの実践的なテクニックまで揃えた、CMS参考書の中でも類を見ない充実の内容です。

Movable Type自体が有料の本格的なCMSであるため、それを活かせるだけの内容が詰まっています。

おすすめポイント
  • 数少ないMovable Typeの解説書

  • Movable Typeの導入からカスタマイズなど実務で使う知識が網羅されている

  • 付録にDataAPIのサンプルコードが付いてくる

 

一歩先にいくWordPressのカスタマイズがわかる本

編集部コメント

一度制作したサイトのカスタマイズに特化した一冊です。テスト環境の作り方など基本的な内容もありますが、マルチサイトの考え方からSEO対策の方法まで、理論としても方法としても一歩先を行く内容が中心となっています。

効率的に解説するために、ある程度仕組みやHTMLなどの言語がわかっている前提の記述も含まれています。しかし、説明自体は丁寧な文体で統一されているためわかりやすいです。ある程度慣れた人なら持っておきたい一冊です。

おすすめポイント
  • WordPressのテーマをカスタマイズしたい方におすすめの一冊

  • WordPressのカスタマイズをじっくり詳しく解説している

 

まとめ

おすすめのCMSガイドブックを初心者向け、中級者向け、上級者向けの3つのレベルに分けて2冊ずつ紹介しました。

CMSは、Webサイトの運用にあたってほぼ必須と言えるシステムです。自分のレベルに合わせた参考書籍で、着実に技術を身につけていきましょう。

この記事を書いた人

元ウェブディレクター/編集者
メイン機はOS9時代からMac。
最近はUnityに興味があります。

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