未経験⇨フリーランスエンジニア|必要スキルと収入を上げる実務経験

フリーランスエンジニア 未経験からなれるの?

プログラミングをこれから学習する方であれば、フリーランスエンジニアを目指して学習をされる方もいるかと思います。

将来フリーランスになりたいが、どのくらいのスキルが必要なの?
「フリーランスエンジニアになるには実務経験が必要?

このように、フリーランスエンジニアになるにはどの程度のスキルが必要なのか気になる方もいるでしょう。

結論から言うと、フリーランスエンジニアになるには実務経験は必ず必要ではありません。

しかし、安定した収入を得たり、業務を円滑に進めるためには最低限の実務経験が必要です。実務経験があるとないとでは、収入にも大きな影響を与えます。

そこで本記事では、未経験からフリーランスエンジニアになるにために必要なスキルをご紹介し、安定した収入を得るために必要な実務経験の年数やスキルをご紹介します!

目次

未経験からフリーランスエンジニアは難しい

画像:Shutterstock

未経験からフリーランスエンジニアになるには、少しハードルが高いのが現実です。

なぜかというと、フリーランスエンジニは仕事を受注する際に自分で営業をする必要があります。、その際に、実務経験があるとないとでは、クライアントへ与える信用が大きく異なります。

実務経験があればクライアントはある程度、依頼する人のスキルやどのくらい仕事ができるのかを判断することができます。事実、クラウドワークスなどの案件紹介サイトを見てみても、どんな人に仕事が集まるかと言うと、実務経験がある人です。

しかしながら、未経験でもフリーランスエンジニアとして活動することもできます。

その際には、実務経験の代わりに、自分がどんなWebサービスを今までに作ってきたのかなどをまとめた「ポートフォリオ」をクライアントに提出する必要があります。

フリーランスエンジニアに求められるのは、即戦力としてのスキルです。このポートフォリオの内容や、今までに開発した作品のクオリティーによっては、未経験でも仕事を受注することができます。

フリーランスエンジニアに必要な実務経験は?

継続的に仕事を受注したり、高単価な案件を受注するには、ある程度の実務経験が必要です。

実務経験の経歴を作るには以下の2つの方法があります。

  • 実際に企業に就職してスキルを磨く(3年程度)
  • 副業から初めて、コツコツ実績を作る

3年以上の実務経験が望ましい

フリーランスエンジニアとして独立して、すぐに安定した収入を得るためには、最低でも3年以上の実務経験が必要になってきます。

引用元:レバテックフリーランス https://freelance.levtech.jp/project

実際に、日本最大級のフリーランスエージェントのレバテックフリーランスの求人をみても、実務経験が2年や3年以上が必要な案件が多いです。クライアントは、フリーランスエンジニアに、即戦力を求めているので、すぐに仕事に取り掛かれる人材を求めています。

必要条件に実務経験3年以上と記載しているのは、だいたい3年程度で開発の流れなどを全て学ぶことができ、即戦力となるスキルが身につくからです。

実務経験がない場合は副業から始める

実務経験を作るもう一つの方法として、副業から初めてコツコツと実績を作っていく方法があります。

基本的なビジネススキルやポートフォリオがあれば、クラウドワークスなどの案件紹介サイトで低単価ですが案件を受注することができます。

引用元:クラウドワークス https://crowdworks.jp

こちらの画像のように、簡単なホームページ制作などの案件が豊富なので、このような案件を少しづつこなしていき、開発の流れや、クライアントとのコミュニケーションを学ぶことができます。

未経験からフリーランスエンジニアになる方は、まず始めにクラウドソーシング系のサイトで実績を作って、制作会社に営業をし、継続的な契約を取っている方が多いです。

確実にフリーランスエンジニアを目指すなら実務経験を積もう

画像:Shutterstock

未経験から、フリーランスエンジニアになる過程では、クライアントとのトラブルが多発したり、スキル不足で納期に間に合わないことなどが起こったりします。

確実に、安定した収入を得るには、実務経験を積むことをオススメします。

未経験からフリーランスエンジニアになろうとすると、以下のようなリスクがあります。

  • 仕事が受注できない
  • 単価が低い
  • スキル不足で、顧客が満足いく物を納品できない

未経験からフリーランスエンジニアになるのはリスクが高い

未経験からフリーランスエンジニアを目指すには、先ほども紹介したようにクラウドソーシング系のサイトで案件を受注することから始まります。

このような案件は継続的な案件ではなく、サイトやサービスを作って納品したらそれで終わりで、今後継続した仕事の依頼が来ることは少ないです。

つまり、また自分で仕事を探して、受注して、納品する、この流れをずっと繰り返す必要があります。また、月によって受注できる仕事の数や単価も変動してくるので、収入が安定しなくなくなります。

来月、給料がもらえる保証がないので、未経験からフリーランスエンジニアになるのは非常にリスクが高いことだといえます。

まずはWeb系企業で実務経験を積もう

これからフリーランスエンジニアを目指す方にオススメなのが、Web系の企業に勤めて実務経験を積むことです。

Web系のスキル(CSS,JavaScript,PHP,Rubyなど)を備えていれば比較的フリーランスになりやすいです。

引用元:レバテックフリーランスhttps://freelance.levtech.jp/project/search/?keyword=web&sala=7

レバテックフリーランスの全体の案件数は7832件でその内Web系の案件が占める数は3063件と非常に多い割合を占めています。(2019年10月現在※案件数は日によって変動します。)

Web系のプログラミング言語の習得は、比較的簡単で、最短で3ヶ月程度で習得が可能です。未経験からWebエンジニアになる方法は下記の記事をご覧ください。

独学でエンジニアを目指す方必見!勉強法や仕事獲得方法を解説
更新日:2024年3月9日

まとめ

いかがでしたでしょうか。

フリーランスエンジニアになるには、実務経験がないと、収入が安定しなかったり、仕事を受注することができないです。

Web系の言語は比較的求人数も多くフリーランスになりやすいので、企業に就職するか、ポートフォリオを作って副業から初めてみてはいかがでしょうか!

この記事を書いた人

【プロフィール】
DX認定取得事業者に選定されている株式会社SAMURAIのマーケティング・コミュニケーション部が運営。「質の高いIT教育を、すべての人に」をミッションに、IT・プログラミングを学び始めた初学者の方に向け記事を執筆。
累計指導者数4万5,000名以上のプログラミングスクール「侍エンジニア」、累計登録者数1万8,000人以上のオンライン学習サービス「侍テラコヤ」で扱う教材開発のノウハウ、2013年の創業から運営で得た知見に基づき、記事の執筆だけでなく編集・監修も担当しています。
【専門分野】
IT/Web開発/AI・ロボット開発/インフラ開発/ゲーム開発/AI/Webデザイン

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