起業したい人必見!今までにないアプリを作り出す経営者が語るこれからのITビジネス

こんにちは!侍エンジニア塾ブログ編集部のナナミです。

いきなりですがみなさん、目標はありますか?

エンジニアになりたい…
もっと稼げるようになりたい…

これらは一例ですが、何かしらの目標に向かって日々を過ごしている方は多いと思います。

でもそんな目標を達成するために必要なコト、具体的にリストアップできていますか?

今回は、そんな目標達成のためのタスクを「売り買いする」という新しいサービスを展開している、株式会社COEXIST代表、高柴行彦さんにお話を伺いました。

どんな気持ちでアプリを作ったのか、これからスタートアップの会社に必要な人材はどんな人なのかなど、経営者目線でのIT業界やビジネスのお話を詳しく伺っています。

アプリ制作に悩む人や、今後起業を考えている人、企業が求める人物像が気になる方は必見です。

高柴 行彦たかしば ゆきひこ
1978年生まれ、広島県出身。2006年に独立しWeb製作とゲーム攻略サイト、動画まとめサイトを運営するも、2008年閉鎖。途方にくれいていた時にiPhoneアプリのマーケットを知りアプリ開発の可能性を感じる。2010年株式会社COEXIST設立、アプリ開発を始める。

高柴さんにはプログラミング学習についても詳しくお話を伺っています。下記の記事も合わせてどうぞ!

「最初はコードをそっと閉じた」プログラミング未経験の経営者が学習を成功できた理由
更新日 : 2019年9月20日

タスクを買うアプリ「Pcal-ピーカル-」


 
ナナミ:そもそも高柴さんはアプリ制作会社をやってらっしゃるんですよね。

高柴:そうですね。株式会社COEXISTという弟と二人の会社で「Pcal-ピーカル-」というアプリの制作運用と、受託のアプリ制作をやっています。ただしコードは全然書けなかったので、詳細設計以下の工程は外注していました。

 
ナナミ:メインのアプリ、「Pcal-ピーカル-」とはどんなアプリなんですか?

高柴:基本はタスク管理アプリですね。目標を定めて、それに必要なタスクを登録して…というものです。


引用元:Pcal-ピーカル-

でもちょっと違うのが、目標やタスクを自分で立てなくてもいいってところですね。

 
ナナミ:自分で立てなくてもいい?

高柴:すでにPcalの中に目標とタスクが登録されているものがあるんです。例えば「厳島神社で挙式をする」という目標があったら、そのためにどんな手続きをしなければいけないか…とかですね。

それを買ってタスクを消化することで、目標を達成できるというアプリになっています。

 
ナナミ:すでにあるものの中から、自分に必要なものを見つけ出せるんですね。このようなアプリを作ろうと思ったきっかけはなんですか?

高柴:最初は普通のタスク管理アプリとして自分の夢とか目標を設定してタスクを設定していくアプリ、パストライズというものを作りました。

でもある日ユーザーから、「自分の夢とか目標とかを自分で設定しないといけないのか」っていう質問が来たんです。最初はよく意味がわからなかったんですが、細かくヒアリングしてみたら、目標を立てたとしても、自分が達成したことないから何をタスクにしたらいいのかわからないって話だったんです。

そもそも目標とか夢って到達したことがないのが前提じゃないですか。だから達成したことがある人がテンプレートを用意して、それをダウンロードして編集して使いたいんだけどっていう感じの要望が来て「確かにそうだよね」って気づきまして。

そこから色々考えたら、「目標マーケット」っていうのを作って、目標と達成するためのタスクっていう情報をCtoCで売り買いすることができるんじゃないかと思って、ピーカルを作りました。

 
ナナミ:俺はこういう道通ってきたら最短ルートで来れたよっていうのを教えてあげる、目標に対するナビゲーションって感じですか?

高柴:そうですね、それが近いです。

物事を始めるときのテンプレートを売ってる場所ってないじゃないですか。そういう新しい市場を作れるかなと思って。

例えばプログラミング学習なら、侍エンジニア塾っていうスクールがあってメンターがいてっていうのが大体うまくいくパターンだと思います。独学だったら全然途中で諦めちゃったりとか膨大な時間かかったり、到達点は同じだったとしてもかかった時間が全然違う。そこの無駄ってあると思うんですよね。実際僕はそうだったので(笑)

そこの問題点を解決できるのがピーカルかなと思います。

「Pcal-ピーカル-」に込められた大きな目標


 
ナナミ:作るぞってなったときまずはデザインから考えたんですか?機能ですか?

高柴:ピーカルの場合は、最初に形になったのはデザイン的な部分でしたね。

まず最初デザイナーさんに「こういうの作りたいんだけど」って相談したんです。そしたらそのデザイナーさんも自分でタスク管理アプリを色々作ってて、「実は僕もアイデアあって…」って話が盛り上がりまして。

そしたらそのデザイナーさんが、プロトタイプを作ってくれたんです。そこから具体的な話が始まりましたね。

最初なので入力もできないただの見た目だけのものなんですが、「うわぁこれすごいな、これ実現できたらすごいよね」って。

 
ナナミ:そこからさらに細かい仕様に落とし込んでいった感じなんですね。

高柴:そうですね。

このアプリのキモがこのタイムラインなんですが、タイムラインって普通カレンダーだと月とかで折り返すじゃないですか。そうすると予定がたくさんあったときに折り返しちゃうんでぐちゃぐちゃになっちゃうんですよね。

それがこの縦長のタイムラインだと拡大縮小できるので、たくさん表示できるんです。そうすることによって自分以外の予定を表示できる。目標とする予定だとかフェイスブックの予定とか、それらと連携していろんな可能性があるなと考えています。


 
ナナミ:ちなみにピーカルの制作期間はどのくらいかかったんですか?

高柴:制作だけだと2年くらい、企画含めると3年くらいかかりましたね。

大変でしたが楽しかったですね。会議とか5時間とか6時間とかぶっつづけでやって…みんなアイデアが止まらなくて、本当に楽しかったです。

ただ、先ほどお話したタイムラインの実装が非常に難しくて…本当はもっと滑らかに動かしたいんです。それでもここまで作るのに、広島でもレベルの高いエンジニアでも1年くらいかかって。

 
ナナミ:でもそこはこだわりたかったんですね。

高柴:そうですね。ここがピーカルの大きな売りなんです。

今1日の単位でしかできないですけど、将来的に拡大縮小がどんどんできるようにして、ひと月、1年、10年、100年、1000年とかを俯瞰して見れるようにしたいんです。

そうすると時間の視覚化ができて、時間のマップが完成するんですよ。

そうやって過去の情報を時系列にまとめてデータに起こすことが、この縦長のタイムラインではできるんです。

自分たちの時間ではなく、過去の情報も含めた時間という情報の集まりにしていく。それをテキストだとか画像だとか地図だとか動画だとかいろんな複合メディアで表現できたらいいなと考えています。

これからのIT会社は良質なコンテンツをどれだけ作れるか


 
ナナミ:まだまだピーカル自体も理想や目標があると思うんですけど、ピーカル以外の新しいアプリを考えていたりしますか?

高柴:今の所、具体的に何か自社サービスを増やそうとは考えてないですが、僕が開発もできるようになったので、アプリ制作を受託しながらメインはピーカルって感じでやっていきたいですね。

次はCtoCの機能を実装して、2020年3月までにPマーケット(目標マーケット)を一般公開したいですね。管理画面の方はテストで作成済みで、そこに投稿してもらったものを会社で審査して、目標マーケットに載せるっていう機能を予定しています。

 
ナナミ:そこで一旦会社の審査が入るんですね。チェックは人力でやるんですか?

高柴:はい。今だからとかではなく、AIとかは使わずに人の目を必ず入れようと思ってます。今は「コンテンツを作れる会社が伸びる」っていう流れになっているので。

Appleのニュースとか、AIとかではなく人が全部編集するって発表もありましたしね。コンテンツが作れる会社が強いと思いますし、そうじゃない会社は淘汰されるんじゃないかなと思っています。

 
ナナミ:ITっていう世界でも、人の気持ちや思考が入った情報っていうのはやっぱり価値が高いとお考えですか?

高柴:高いと思いますね。そしてこれから先より価値が高くなると思います。

今、いろんなものがAIになっていってるじゃないですか。その中でちゃんと編集して、人間が人間に伝えるっていうのは付加価値になるんじゃないかと。

それこそ単純作業みたいなことはロボットの方がいいと思うんですけど、自分自身が人間なんで人間が楽しめるものは人間にしか作れないと思いますし、ロボットやAIで作れるかは疑問ですね。

 
ナナミ:なるほど。だからコンテンツをピーカルに集めて、集まったものを自社で確認することにコンテンツの価値をつけるというイメージでしょうか?

高柴:それもありますし、Appストアみたいな感じで、自社でも作るしCtoCもやるって感じで考えています。コンテンツは一般の人たちにもCtoCで解放しますけど、自社でも「ピーカルプロ」とか「ピーカルオリジナル」みたいな感じで、オリジナルコンテンツを用意しようかと。

声優のなり方とか結婚式の準備の流れもそうですし、もっと広く人類の歴史とか、今までどの文献を見ても時系列にちゃんと並んでなかったものを時系列に並べたりして…そうやって、うちにしかないコンテンツを作っていきたいです。

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地元広島だからこそ見つけられた仲間


 
ナナミ:今後東京に進出!なんてことは考えてらっしゃらないんですか?

高柴:今は特に考えてないですね。

そもそも株式会社COEXISTをやるとき、東京に出てくるのも考えたんです。ただ当時、別の会社も運営していて…広島から離れることはできなかったんですよね。

東京に出るとしたら僕一人で出ないといけないし、スキルもない、地盤もない、人脈もない状態で、東京でスタートアップをするイメージが全くできなかったんです。逆に消耗して、疲れて終わっちゃうんじゃないかなと。

今思えば、東京を選んでいたらピーカルはできなかったと思います、ピーカルは広島じゃないとダメで、僕らしか作れないと思います。他の人にはできないと思いますね。

 
ナナミ:じっくり時間をかけて、信頼できる仲間がいたからこそですね。その最初のメンバーってどうやって探したんですか?

高柴:デザイナーは、広島で行われたWEBタッチミーティングっていう集まりで知り合ったんです。

そういう集まって仲良くなりやすい環境があって、色々話していたら彼もスタートアップとかに興味を持ってて、一緒にやろうかっていう流れになりまして。

 
ナナミ:そういう出会いがあるってなると、人脈って本当に大事ですね。

高柴:経営者とかデザイナーとかに限らず、ITに関わる人は人脈は大事だと思います。ピーカルの成功もそこにあると思うので。今一緒にやってるデザイナーさんはすごく優秀な人ですから、僕自身も優秀でないといけない、頑張ってアウトプットしないといけないですからね。

そういう切磋琢磨できる人がいると、優秀な人が自然と集まってくるんじゃないかと思います。

 
ナナミ:そのイベントは広島のWEB関係の人なら初心者とかでも参加してOKなんですか?

高柴:そうですね。広島でIT関係の人脈作りたい方はWEBタッチミーティングにまず顔だしてって感じですね。

 
ナナミ:ぜひ記事見た方がWEBタッチミーティングにいらっしゃったら、お話していただけると嬉しいです!

高柴:はい、よろしくお願いしますw

スタートアップの社長が思う、「今欲しい人材」


 
ナナミ:今後どんな人材がほしいですか?

高柴:そうですね…複数のスキルを持っている方がいいなと思います。

例えばアプリの開発者なら、iOSもAndroidもできる人が欲しいですね。

あとは雑誌の編集長みたいな、コンテンツが作れる人、目利きができる人も欲しいですよね。まあ今は本当に最初の最初なので、コンテンツの部署を一人で全部回せる人が欲しいです。

 
ナナミ:高柴さんから見た転職や就職のポイントというか、必要なスキルとかビジョンってどんなものだとお考えですか?

高柴:自分でコンテンツ作ったことがある人ですね。YouTubeでなにか発信したことがある人とか、自分で作ったものを有料で売った経験っていうのは必要だと思います。

 
ナナミ:それはプログラミングで何か作ったとかに限らずですか?

高柴:そうですね。何で得た経験だとしても、それはとても貴重な経験だと思います。

100円でも1000円でもお金を出して買ってくれる人がひとりでもいればいいと思うんです。それこそコミケとかでもいいので。自分のアウトプットをマーケットに出して買ってもらうという体験が大事だと思います。

もちろんプログラミングで何か作るっていうのもありだと思います。でもテンプレ的なポートフォリオではなく、他の人がお金を出せるレベルでポートフォリオを作れる方が力にもなるし、企業から見たら魅力的な人材だと思います。

そういう作って売った経験って、事実だから自信になると思いますしね。それを目標に勉強したり、チャレンジしてみるといいんじゃないかなと。


高柴さん、貴重なお話たくさんしていただき、ありがとうございました!
広島に住んでらっしゃる方は、WEBタッチミーティングにもぜひ参加してみてはいかがでしょうか?

高柴さんの学習編の記事はこちら!

「最初はコードをそっと閉じた」プログラミング未経験の経営者が学習を成功できた理由
更新日 : 2019年9月20日
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書いた人

ナナミ

ナナミ

1991年生まれ。
文系大学卒業後、フリーターを経てフロントエンジニアになる。
HTML、CSS、 jQueryなどのコーディングやCMS設計に従事。
文系からエンジニアを目指す人にもわかりやすい記事を目指して、日々精進中。
体は日本酒でできている。

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