初心者からMR(複合現実)の開発技術が学べるおすすめスクール厳選2校

VRなど、今までにない新しい技術がどんどん取り入れられているゲーム業界。

その新しい技術の中でも、最近もっとも注目されているのが「MR(複合現実)」ではないでしょうか?

MRの技術をネットやSNSで目にした方の中には、

自分でMRを開発してみたい!
MR開発の仕事とかあるのかな?

と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そんな方におすすめしたいのが、スクールに通って習うことです。スクールならモチベーションを保ちつつ効率的に学習することが可能だからです。

そこでこの記事では、プログラミングスクールを運営している弊社がおすすめするMR技術を教えてくれるスクールをご紹介いたします。

この記事の監修者

株式会社SAMURAI

侍エンジニアブログ編集部

【プロフィール】 DX認定取得事業者に選定されている株式会社SAMURAIのマーケティング・コミュニケーション部が運営。「質の高いIT教育を、すべての人に」をミッションに、IT・プログラミングを学び始めた初学者の方に向け記事を執筆。 累計指導者数4万5,000名以上のプログラミングスクール「侍エンジニア」、累計登録者数1万8,000人以上のオンライン学習サービス「侍テラコヤ」で扱う教材開発のノウハウ、2013年の創業から運営で得た知見に基づき、記事の執筆だけでなく編集・監修も担当しています。

目次

はじめに:あなたはMRを学習すべきか確認しよう

はじめに:あなたはMRを学習すべきか確認しよう
画像:Shutterstock

MRを学習するためスクールに通う前に確認して欲しいことがあります。それは、あなたが本当にMRを学ぶべきなのか? ということです。

既にご存知のものもあるかと思いますが、以下4つのポイントをまずは確認してみてください。

MRとVR・ARの違いがわかっているか確認する

そもそも「MR」という言葉の意味を勘違いしていてはいけないので、まずは似たような3つの言葉「MR」と「VR」、「AR」の意味の違いを確認しておきましょう。それぞれ以下のような意味があります。

VRVirtual Realityの略で「仮想現実」の意味。仮想現実がまるで現実であるかのように人間の五感を刺激して体験させる技術のことで、仮想世界を主体としている。
ARAugmented Realityの略で「拡張現実」の意味。実際の風景に仮想現実(バーチャル)の映像などを重ねて表示する技術のことで、現実世界を主体としている。
MRMixed Realityの略で「複合現実」の意味。上記2つ(VRとAR)の世界を組み合わせ「ミックス」させた世界を作る技術のことで、VRやARをさらに進化・発展させたもの。

上記のような違いがあります。

ちなみにMR技術として有名なのが、Microsoft社が開発したゴーグル型のデバイス「Microsoft HoloLens 」で、現実世界に高解像度ホログラムを投影し、操作できます。

Microsoft HoloLens

MRエンジニアの求人があるのか確認する

続いて確認していただきたいのは「MRエンジニアの求人が、そもそもあるのかどうか」という点です。

趣味でMRを勉強したいという方は別ですが、MR開発の技術は仕事で活かしてこそ意味があります。事前に大手転職サイトやエンジニア向け転職サイト・求人サイトなどで、MR開発を行うエンジニアの募集があるのかどうかを確認しておきましょう。

ちなみに、IT・Web業界専門の求人サイト・Greenで検索したところ、該当する求人件数は10件に満たず、実際はまだまだ少ないのが現実です

Green 求人詳細 
出典:Green

MRエンジニアの年収を確認する

求人案件があるか確認したら、同時に「年収」も確認しておきましょう。

仮に就職できたはいいものの、年収が低ければスクールに通うのにかかった費用の回収もなかなか大変です。それ以前に、「年収が低く、とても生活ができない……」なんて事態にならないように、あなたの希望する最低年収に見合うのかをきちんと確認しておきましょう。

ちなみに上記で挙げた求人案件「ナレッジワークス 株式会社」の想定年収は、400万円〜750万円との記載があります。

MRエンジニアの将来性を確認する

最後に、MRエンジニアの将来性も確認しておきましょう。MR技術は登場したばかりで正直なところ将来性については未知数です。

以下のMicrosoft社のYouTube動画を見る限り、「Microsoft HoloLens」はバイクや自動車などの精密機械の開発や医療分野での導入が見込まれるようです。

また、以下の動画ではすでに導入している企業が紹介されています。

このような企業が増えるにつれ、その技術開発に携わるMRエンジニアの需要も拡大することが見込まれます。

MR開発はスクールに通って習うのがおすすめな理由

MRはまだまだ生まれたばかりの技術で扱える人がまだまだ少なく、それだけにネットにある情報や参考書にも十分な情報がありません。

そのため、実際にMR技術を用いて開発を行っている人に直接教わるのがいちばんです。というよりも、他に満足な学習法がないと言った方が正しいでしょう。

そして、そうしたMR技術を用いた開発のプロに会える最も身近な場がスクールというわけです。

MR技術が学べる!おすすめのスクール2選

ここからはMR開発技術が学べるスクール2校をご紹介していきます。

VRプロフェッショナルアカデミー

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VRプロフェッショナルアカデミーのおすすめポイント

  • 日本唯一のMR専門のコースがある

  • 2ヶ月で実践的なスキルが学べる

  • 講師は現役エンジニア

VRプロフェッショナルアカデミーは、日本初かつ国内唯一のVR・AR・MR専門のプログラミングスクールです。MR専門のコース「MR Professional Academy」も開催されていて、前回は2019年3~4月の2ヶ月間開催され、第2回目の開催も決定しています。

公式サイトで詳細を見る
料金(期間)入学金55,000円
受講料605,000円
受講形式オンラインマンツーマン
講師の質現役VRエンジニア
対応時間平日10時~21時

2022年9月時点の税込み価格を掲載しています。

バンタンゲームアカデミー

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バンタンゲームアカデミーのおすすめポイント

  • 東京・大阪・名古屋の3ヶ所にスクールあり

  • 3年制で時間をかけて学べる

  • 予習・復習に4000以上の授業動画を活用できる

バンタンゲームアカデミーはゲーム・アニメ・マンガ・声優などの専門学校です。東京・大阪校の2校で、MRの技術が学べる「VR・MR総合コース」があり、3年間でMR開発の基礎が学べます。

講師はゲーム開発業界を中心に豊富な実務経験をもつ現役プロ講師が務め、チームでの制作や企業独自の制作手法やツールを使用するなど、実践的なスキルを学べるのが魅力です。

さらに予習・復習にぴったりな4000以上の授業動画が24時間いつでも視聴できる特典もあり、就職サポートも充実。

時間をかけて手取り足取り教えてくれるスクールをお探しの方には最適なスクールと言えます。

公式サイトで詳細を見る
料金(期間)お問い合わせ
受講形式教室授業
講師の質現役VRエンジニア
対応時間平日・祝祭日11時~20時

2022年9月時点の税込み価格を掲載しています。

まとめ

MRは登場したばかりの技術でまだまだ新しい分野です。なので、その技術を教えるスクールもまだまだ少ないというのが現状です。

とはいえ、MRは精密機械の製造や医療分野など、さまざまな場所で導入が見込まれる技術だけに、今後需要が高まります。

求人数や年収、将来性に鑑みた上でご自分に合ったスクールを選んでみてください。

この記事を書いた人

【プロフィール】
DX認定取得事業者に選定されている株式会社SAMURAIのマーケティング・コミュニケーション部が運営。「質の高いIT教育を、すべての人に」をミッションに、IT・プログラミングを学び始めた初学者の方に向け記事を執筆。
累計指導者数4万5,000名以上のプログラミングスクール「侍エンジニア」、累計登録者数1万8,000人以上のオンライン学習サービス「侍テラコヤ」で扱う教材開発のノウハウ、2013年の創業から運営で得た知見に基づき、記事の執筆だけでなく編集・監修も担当しています。
【専門分野】
IT/Web開発/AI・ロボット開発/インフラ開発/ゲーム開発/AI/Webデザイン

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