【初心者向け】Java入門におすすめの本10選!活用術と学習法

こんにちは!侍エンジニアブログ編集部です。

この記事をご覧になっているあなたは、

  • 初心者向けのJavaのおすすめ本はどれ?
  • どういう基準で選べば書籍選びに失敗しないの?
  • Javaの本買ったけど、難しかったり、内容が古くてダメだった…

などと思っていませんか?書籍を買うにも色々悩みますよね。技術書は決して安くない買い物ですし、せっかく買うんだから後悔はしたくありませんよね。

そこで本日はJavaを学び始めたてのあなたに「初心者向けのJavaおすすめ入門書籍」を厳選し、10冊を紹介します!

また、効率的な学習方法についても解説しています。この記事を読めば、初心者でも書籍選びを失敗せず、自分のレベルに合わせたプログラミング学習ができます。それではどうぞ!

この記事の要約
  • わかりやすさを重視するなら「スッキリわかるJava入門」がおすすめ
  • 短時間で基礎を学ぶなら「楽しく学ぶJava入門1日目」がおすすめ
  • 手を動かしながら学ぶなら「ゼロからわかるJava超入門」がおすすめ

なお、どのプログラミング言語を学べばいいのか、どう学習を進めればいいのかなどがあいまいな人は「プログラミング学習プラン診断」をお試しください。

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これからプログラミングを学ぼうとしている人は、ぜひ一度お試しください。

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本記事の解説内容に関する補足事項

本記事はプログラミングやWebデザインなど、100種類以上の教材を制作・提供する「侍テラコヤ」、4万5,000名以上の累計指導実績を持つプログラミングスクール「侍エンジニア」、を運営する株式会社SAMURAIが制作しています。

また、当メディア「侍エンジニアブログ」を運営する株式会社SAMURAIは「DX認定取得事業者」に選定されており、プログラミングを中心としたITに関する正確な情報提供に努めております。

記事制作の詳しい流れは「SAMURAI ENGINEER Blogのコンテンツ制作フロー」をご確認ください。

目次

初心者がJavaの本を選ぶときのポイント

図解が多い

文章だけだと飽きやすく、理解するにも時間がかかります。図や絵などが豊富な書籍が、やっぱり初心者にはオススメです。

図や絵と文章の割合は書籍によってまちまちなので、一度手にとって確認してみましょう。

専門用語の解説がある

初心者にも、他の言語を習得ずみでJavaを勉強するのが初めての初心者プログラミングが全く初めての初心者とふた通りあります。

「初心者」と言ってもレベルが様々なので、自分がどのレベルの初心者かはよく理解してから書籍を選びましょう。

もし、あなたがプログラミング学習自体が初めてなのであれば、ちょっとした専門用語や考え方の解説が載っている書籍をオススメします。

サンプルコードがある

書籍には、CDが付いていてそれにサンプルコードが入っていることもあります。

また、CDの中で動かしたり、必要な開発環境をダウンロードしたりできます。

できるだけ実際に手を動かしたり、サンプルコードが一緒に付いてくる書籍を選びましょう。

出版日が新しい本を選ぶ

ITにおいて最新情報を学ぶということは当然なことですが、プログラミングに関する本もなるべく出版日が新しいものを選ぶようにしてください。ここ10年の間にプログラミング言語も一気に増えました。

プログラミング言語は日々進化しているので、知識をアップデートしていないと誤ったコードを記述したり、プログラムが思う通りに動作しなかったりといったトラブルを起こす可能性も高くなります。

時代遅れのエンジニアとならないように、知識・スキルのアップデートを怠らないようにしましょう。

電子書籍なら手軽にどこでも学べる

電子書籍であればスマホやタブレットでも手軽にどこでも学習できるので、通勤中などちょっとした時間を利用して知識をインプットすることができます。また電子書籍の方が紙製の本より安く購入できますし、マーキングした部分を一覧で確認できる機能も便利ですよね。

質感として紙製の方が落ち着ついて学習できるという方もいると思いますが、電子書籍は学習方法の幅を広げてくれるので、購入時は電子書籍も検討されてはいかがでしょうか。

本で学習するときの大切なポイント5つについて


本で学習するときの大切なポイント

この章では、本の学習において心がけておくことを解説していますが、早くjavaでおすすめの本が知りたいという方は、ここはスキップして次の章へ進んでください。

学習する時間を決める

学習する時間は「通勤時間の間」「夕食を済ませたあと」など、時間帯をきっちり決めて毎日のルーティン・習慣とさせてしまったほうがいいです。例えば、とりあえず「時間が空いた時に」学習するという意識だと、人は基本的に面倒なことをしたがらないので、まったく本を開かない日が出てきます。

そうすると、以前学習したことを忘れてしまっているので、またページを戻って少し読み直すという非効率な学習をすることにもなるでしょう。ですので「毎日決まった時間に学習する」ことが継続性にも繋がるので効率的に知識をインプットしていけるようになります。

すべてを完璧に学ぶ必要はない

プログラミング学習の本を購入したからといって、すべてを学ぼうとするのはあまり効率的ではありません。ある程度理解できていると感じている部分は飛ばしていいですし、いまの自分に必要と思われる知識を効率的にインプットしていきましょう。

プログラミング言語だけでも多くの種類があり、IT分野に関わる以上はプログラミングだけを学習していればいいというわけでもないです。学ぶことは無限にあるといってもいいので、完璧主義にはならずに自分の目的に向けて必要な知識を見極めながら学習を進めてください。

実際にプログラミングしてみる

プログラミング学習は、できるだけ手を動かしながら学ぶことも意識してください。本を読んで知識をインプットしたらそれ以上にアウトプットに時間を使うことが大切です。

結局、プログラミングして実際に作動できなければ、どんな言語を学ぼうともエンジニアにはなれません。また、プログラミングをした結果エラーなどを起こした時には、その原因を探して解決する能力も非常に重要です。

当然のことだと思うかもしれませんが、アウトプットこそが最大のインプットになることを忘れないようにしましょう。

どこまで学習したか記録しておく

学習の記録を残しておくメリットは、あとから見直した時に自分の成長を実感できることにあります。何を学び、どんなプログラミングをして結果どうであったか?エラーとなった時にどんな対処をしたのか?あとはその日の学習時間も記録しておくといいですね。

学習記録から自分がいまどれくらいのレベルなのか客観的に把握することもできるでしょう。例えばブログやTwitterなどに学習記録をできるだけ詳細に書き残しておくのもいいです。

あなたなりの学習法や失敗への対処法が誰かの役に立つこともあるはずです。そういったことが学習へのモチベーションにも繋がり、良い循環を生むことでしょう。

つまづいたらQ&Aサイトを利用しよう

プログラミングでつまづいた時は「teratail(テラテイル)」や「stack overflow(スタック・オーバーフロー)」といったQ&Aサイトも利用してみてください。どちらのサイトも回答率は高く、丁寧に答えてくれると評判も良いです。

ただ、Q&Aサイトで質問をする前にまずは自分で解決策を調べてからにしてください。それでどうしても分からなかった場合は、teratailなどで、自分で試した対処法や、その時の状況をできるだけ分かりやすく整理して質問をするようにしましょう。

質問をする時のマナーやコツについては、以下の記事でも解説していますので参考にしてくださいね。

プログラミングの正しい質問方法をプロが体系的に解説
更新日:2024年3月1日

スッキリわかるJava入門 第3版(スッキリシリーズ)

おすすめポイント

初心者がつまづきやすいポイントに配慮された構成となっていて、著者が参加したプロジェクトの現場体験や、講師経験などをもとにイラストも豊富に使用しながら分かりやすく解説されています。「Javaのオブジェクト指向をもっと理解したい」「挫折しないか不安を感じている」という方は、一度お手に取ってみてください。

こちら本を購入すると、ブラウザでプログラムの実行を可能とする「dokojava」という仮想開発環境が読者特典として付いてきます。初心者のうちは開発環境を整えるだけでもかなりの手間になるので、かなり活用できる特典となりますね。Java入門者には、最適の1冊といえます。

本の「著者・価格・出版日」まるわかり表

著者
中山 清喬(著)、国本 大悟(著)
価格(税込)出版日
¥2,8602019/11

新わかりやすいJava オブジェクト指向徹底解説

おすすめポイント

前半ではJavaのオブジェクト指向について詳しく丁寧に解説されており、図を多用して2匹の猫のキャラクターがテーマのポイントや疑問点をうまくとりあげてくれます。ポリモーフィズムなどの難しいテーマでも理解しやすいですね。

後半からはオブジェクト指向の応用について解説されています。NIO・I/Oライブラリ、コレクションフレームワーク、ラムダ式、さらにコンカレント処理と最新技術までしっかり載っているので、Javaのオブジェクト指向をすでに理解できている方でも、リファレンスとして役立つ本ではないでしょうか。

本の「著者・価格・出版日」まるわかり表

著者
川場隆(著)
価格(税込)出版日
¥3,2782018/3

楽しく学ぶJava入門[1日目]

おすすめポイント

今までにない技術書のタイプです。

1日目〜7日目の7分冊として出版されており、1冊大体1時間ほどで読了できるように構成されています。

1日目では、まずJava言語の概要とJDKのインストールに付いて説明し、その後簡単なアプリケーションを作成しながらJavaプログラムの基本構造についてわかりやすく解説されています。

本の「著者・価格・出版日」まるわかり表

著者
大津 真(著)
価格(税別)出版日
¥7002015/9

新わかりやすいJava 入門編 第2版

おすすめポイント

参考になるサンプルや練習問題も充実している良書です。解説→まとめ→練習問題という順番で学習していけば着実にプログラミングの知識を学んでいけるでしょう。

自分のペースで本を読むのもいいですが、できれば学習する時間帯は決めて毎日継続した方がいいです。ある程度学んだら、練習問題を試してどこまで理解できているのか確認できるのもいいですね。

本の「著者・価格・出版日」まるわかり表

著者
川場 隆(著)
価格(税込)出版日
¥2,8602019/11

ゼロからわかる Java超入門

おすすめポイント

実際にプログラムの入力と実行を行いながら進めていく形式をとっており、自然とJavaプログラミングを習得できます。

本の「著者・価格・出版日」まるわかり表

著者
佐々木 整(著)
価格(税別)出版日
¥1,9802015/2

Java新入門 – 学習環境BlueJでスイスイ(日本語)

おすすめポイント

こちらの本では、環境構築に「BlueJ(ブルージェイ)」というツールを使用して、Javaの基礎から丁寧に解説されています。初心者の方は、プログラミング学習をする以前に開発環境を整える段階で挫折してしまう可能性もあるので、簡単にプログラム開発の環境構築ができるBlueJはかなり便利です。

また、Javaは基本情報技術者試験にも出てきます。そちらの受験対策として過去問も解説付きで掲載されているので資格取得を目指す人にも役立つ本となっています。

本の「著者・価格・出版日」まるわかり表

著者
川場 隆(著)
価格(税込)出版日
¥2,8602019/11

新・解きながら学ぶJava

おすすめポイント

問題集形式の構成となっているので、より実践的にプログラミング学習ができる本です。また、Javaのサンプルコードも豊富に載っており、リファレンスとして活用できる側面もあります。

Java入門というよりは、少し中・上級者よりの書籍として制作されていますね。ただまったく初心者を受けつけないという内容でもないので、向上心のある方はぜひ手に取ってみてください。

本の「著者・価格・出版日」まるわかり表

著者
柴田 望洋(著)
価格(税込)出版日
¥2,6402017/8

独習Java 新版

おすすめポイント

サンプルや図を積極的に活用して分かりやすく解説している良書ですね。またシリーズ累計で110万部の実績があり、著者はプログラミング入門書の執筆で評価が高い方です。

初心者でも、解説→例題→理解度チェックという体系的なステップで学ぶことにより、Javaの文法を自然に深く理解していくことができるでしょう。独習シリーズは「手を動かして覚える」というのを基本としている点もいいですね。

本の「著者・価格・出版日」まるわかり表

著者
山田 祥寛(著)
価格(税込)出版日
¥3,2782019/5

Java 第2版 実践編 アプリケーション作りの基本

おすすめポイント

こちらの書籍は「実践編」とある通り、Javaプログラミングの実践的な知識、現場でも活かせる基礎を学びたい方向けの構成になっています。例外処理、コレクション、ファイルの読み書きまでJavaのプログラミングにおける基本をしっかりと学べますね。

Java初心者の方は、「Java 第2版 入門編 ゼロからはじめるプログラミング」も合わせて購入すると、よりスムーズにプログラミング学習が進められるでしょう。

本の「著者・価格・出版日」まるわかり表

著者
三谷 純(著)
価格(税込)出版日
¥2,0682017/4

イラスト図解式 この一冊で全部わかるWeb技術の基本

おすすめポイント

こちらの本は、Javaの専門書ではなく、これからWeb業界に関わる人が読んでおきたい一冊になります。エンジニアとなるからには、Webアプリケーション開発、セキュリティ、システムの構築・運用など、Webの全体的なイメージを把握しておくことも大事です。

IT系の企業に就職することを考えている人は、余裕があればWeb業界の知識についても学んでみてください。構成的には図解入りで、とても読みやすい内容になっています。

本の「著者・価格・出版日」まるわかり表

著者
小林 恭平、坂本 陽(著)
価格(税込)出版日
¥1,8482017/3

本を読んで終わりにしないことが大切

プログラミングの学習本を読んだだけでは、エンジニアとしての実力は身につきません。大事なのは「読んで終わりにしない」ことです。

そのためには、以下のことを心がけておくようにしましょう。

  • 1.書籍で作れるものを確認する
  • 2.読みながら実際に作っていく
  • 3.分からない部分をサイトやエンジニアに聞いて解決
  • 4.実際に作っていく

しかし、どうしても実際にコードを書いていく過程でエラーにつまづき、挫折しかける時もあると思います。

そんな時は検索して知識を補強したり、teratailなどの質問サイトに質問したり、周りにエンジニアがいれば相談してみましょう。そうやって解決してコードが動いた時の気持ちよさは最高です。

Javaを学んで転職を最短でするならプログラミングスクールへ

書籍での学習もとても有効ですが、初心者から最短でJavaを学んでエンジニアに転職するにはプログラミングスクールの検討も行いましょう。

Javaは他のRubyなど学びやすい言語に比べると、構造が複雑で学びづらく、完全未経験から書籍で学び転職するのは簡単なことではありません。

エンジニアになって人生を変えたいと最初は思っていても挫折してしまう人も少なくないです。

弊社侍エンジニアでは、

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という3つの特徴で、プログラミングスキルで人生を変えたいと思っているあなたを最大限にサポートします。学習後に提携先の会社にご紹介も可能です。

独学とスクールでの学習はどれくらい効率違うの?
本当に転職は可能?事例は?

などの不安をお持ちでしたら、ぜひ無料カウンセリングへお越しください。

そういったプログラミングでの不安はもちろん、あなたの理想の人生を叶えるためのキャリアや、最適な言語、Javaの効率良い学習方法や、今後需要の絶えないスキルなど様々なお話をさせていただきます。

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    まとめ

    以上、本を選ぶ時のポイントや学習方法、全10冊「Java入門書籍」について解説させていただきました。

    Javaに限らずエンジニアが最も優先することは、業界の進化に合わせた知識・スキルのアップデートです。ITやネットでは日々情報や状況が移り変わり、そのスピードは今後も加速していくことでしょう。

    古い思考にとらわれず、常に新しいことを受け入れる柔軟さがないと、すぐに時代に乗り遅れていきます。知識が古いままでは、作業の生産性も落ちて、プログラムも正しく実行できなくなり、エンジニアとしてあなた自身の市場価値も下がっていきます。

    プログラミングの学習方法については、本だけにこだわる必要もありません。ネットにも有益な情報はたくさん公開されていますし、最新情報を入手する手段としてはエンジニア同士での情報交換も有効ですね。

    ただ、あらゆる情報を集めようと完璧主義になるのはNGです。プログラミングで学ぶべきことは無限といっていいほどあるので、自分の目的に合わせて必要な情報を見極めるようにしましょう。

    ちなみに今回の記事と合わせて、「【完全保存版】初級を終えた人が読む中級、上級Java学習本全5冊」も、よければご覧になってみてくださいね。

    この記事を書いた人

    【プロフィール】
    DX認定取得事業者に選定されている株式会社SAMURAIのマーケティング・コミュニケーション部が運営。「質の高いIT教育を、すべての人に」をミッションに、IT・プログラミングを学び始めた初学者の方に向け記事を執筆。
    累計指導者数4万5,000名以上のプログラミングスクール「侍エンジニア」、累計登録者数1万8,000人以上のオンライン学習サービス「侍テラコヤ」で扱う教材開発のノウハウ、2013年の創業から運営で得た知見に基づき、記事の執筆だけでなく編集・監修も担当しています。
    【専門分野】
    IT/Web開発/AI・ロボット開発/インフラ開発/ゲーム開発/AI/Webデザイン

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