フリーランスエンジニアになる前にすべき準備・確認事項まとめ


フリーランスエンジニアになるために必要な準備は?
税金関係はどうすればいいの?

この記事を読んでいる方は、そんな悩みを抱えている方が多いのではないでしょうか。

フリーランスエンジニアと聞くと、

  • 好きな場所で自由に働ける
  • 高収入

などのイメージを持ちがちですよね。

ただ、フリーランスエンジニアになるためには、しっかり準備をしないと就職していた時よりも「辛い」と感じてしまう場合があります。

そこで今回の記事では、フリーランスエンジニアになる前に必要な準備について詳しくご紹介していきます。税金関係についても触れているので、ぜひ参考にしてください。

目次

フリーランスエンジニアになる前の確認事項

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「フリーランスエンジニアを目指したい」という方は良い部分に焦点が向きがちですが、もちろん注意点も存在します。しっかりと注意点も確認しておきましょう。

ここでご紹介するのは以下の4つです。

  • 労働基準法が適用されない
  • 仕事は自分で獲得しなければならない
  • 毎月の収入が安定しない
  • 税金関係を自分で処理しなければならない

それぞれ詳しくみていきましょう。

労働基準法が適用されない

フリーランスエンジニアは、企業と雇用契約しているのではなく、業務委託で契約しているため、労働者とみなされない場合がほとんどです。

そのため、労働基準法が適用されず、労働時間が長くなってしまう場合があります。

仕事は自分で獲得しなければならない

フリーランスエンジニアは企業に所属していないため、仕事を受注する際は企業と直接やり取りをしなければいけません。自分で営業をかけるなど、仕事をするためには行動力やコミュニケーション能力も必要となります。

毎月の収入が安定しない

先ほどもご紹介したように、フリーランスエンジニアは自分で仕事を獲得しなければいけません。そのため、仕事が取れなかった場合、毎月の収入が減ってしまうなど安定しないこともあります。

収入を安定させるためには、企業に信頼を作り、継続で案件を振ってもらえるようにしましょう。

税金関係を自分で処理しなければならない

企業に所属している場合は、税金関係は企業の経理が処理してくれます。

しかし、フリーランスは税金関係の処理を自分で行わなければいけません。そのため、税金関係の知識を学んだり、領収証やレシートを管理したり、仕事以外の業務が増えてしまいます。

フリーランスエンジニアの開業届けを出す前にすべきこと

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フリーランスエンジニアは個人事業主になるため、開業届を提出します。ここでは開業届を出す前にすべきことをご紹介していきます。

事業用の口座を作っておこう

フリーランスエンジニアは事業用の口座を作ることで、管理が楽になります。

フリーランスは会計ソフトで、

  • 売掛金
  • 通信費
  • 預金利息

などの売上や経費を管理しなければいけません。

今後仕事で入るギャラや必要経費の収支などが、プライベートの買い物の収支などと混ざってしまうと経費の管理に時間がかかってしまいます。事業用の口座を作っておきましょう。

事業用のクレジットカードを作成しておこう

口座と同様、事業用のクレジットカードも作成しておきましょう。フリーランスになると、企業で働いているときよりも社会的信用が低くなってしまい、クレジットカードなどの審査が通りづらくなってしまいます。

不動産契約を済ませておこう

不動産を契約する際も、審査があります。先ほどもご紹介しましたが、フリーランスは社会的信用が低いため、審査に通らない可能性があります。

フリーランスになる前に不動産契約を済ませておきましょう。

名刺を作成しておこう

氏名や連絡先を入れた名刺を作成しておくことで、フリーランスエンジニアとしての活動がやりやすくなります。個人として信用してもらうためにも名刺を作成しておきましょう。

ポートフォリオを作成しておこう

フリーランスエンジニアとして案件を受注するためには、十分な技術力が必要になります。ポートフォリオを作成しておくことで、自分の技術力を企業にアピールすることができるため、案件が獲得しやすくなります。

書類関係のテンプレートを用意しておこう

フリーランスエンジニアとして案件を受注した際、企業に納品書や請求書などの重要書類を提出します。

ただ、書類は記入することがほとんど同じなため、事前にテンプレートを用意しておくことで、手間を省くことができます。省ける手間は省けるように事前に用意しておきましょう。

税金関係の知識を覚えておこう

フリーランスエンジニアになると、経理も自分で行わなければいけません。確定申告では、税金関係の知識も必要となるため、事前に書籍やWeb等で学んでおきましょう。

会計ソフトを導入しておこう

確定申告など、税金関係を管理するために、会計ソフトを導入しましょう。

税金関係を管理するためには簿記等の知識が必要ですが、会計ソフトによっては知識がなくても帳簿をつけることができるため、税金管理にかかる時間を大幅にカットすることができます。

受注先を確保しておこう

フリーランスエンジニアとして活動するためには、仕事を受注しなければいけません。仕事がないままフリーランスになると、不安で心に余裕もなくなってしまいます。

事前に受注先を確保しておくことで、スムーズにスタートを切ることができます。

フリーランスエンジニアの確定申告で準備すべきこと

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フリーランスエンジニアとして活動する場合、収入に応じて税金を納めるため、確定申告をしなければいけません。

確定申告をスムーズに行うために、ここでは事前に準備することを以下の3つにまとめました。

  • フリーランス以外の給与・収入は別口座で管理しよう
  • 家賃や光熱費は事業用口座で管理しよう
  • 経費で落ちないものは全て別口座で管理しよう

それぞれ詳しく見ていきましょう。

フリーランス以外の給与・収入は別口座で管理しよう

確定申告をする際には、フリーランスエンジニアとして得た給与や収入を申告します。そのため、開業する前の収入等を混ぜてしまうと、後々の管理が面倒になってしまいます。

事業用口座はフリーランスとしての収入のみになるようにしましょう。

家賃や光熱費は事業用口座で管理しよう

フリーランスエンジニアとして活動する際に、家賃や光熱費、インターネット通信費等は経費として処理できるため、事業用口座で管理するようにしましょう。

事業用口座に残高がない場合は、別の口座から振り込むことで対処できます。

経費で落ちないものは全て別口座で管理しよう

フリーランスエンジニアは、業務で使用する専門書や仕事用の電子機器等は経費で処理できますが、その他、プライベートで買ったものは経費で落とすことができません。

確定申告の際に手間が増えてしまうので、経費で落ちないものは別口座で管理しましょう。

まとめ

今回は、フリーランスエンジニアになる前に準備することについてご紹介してきました。

フリーランスエンジニアは、自由に働けて高収入など、花のあるイメージを持っている方が多いでしょう。

ただ、以下の4つのように注意しなければいけない点もあります。

  • 労働基準法が適用されない
  • 仕事は自分で獲得しなければならない
  • 毎月の収入が安定しない
  • 税金関係を自分で処理しなければならない

事前の準備をしっかりと行うことで、上記のようなマイナス面を減らすことができます。

フリーランスエンジニアを目指している方は、この記事を参考にして、あとあと後悔しないようにしっかり準備をしましょう。

この記事を書いた人

【プロフィール】
DX認定取得事業者に選定されている株式会社SAMURAIのマーケティング・コミュニケーション部が運営。「質の高いIT教育を、すべての人に」をミッションに、IT・プログラミングを学び始めた初学者の方に向け記事を執筆。
累計指導者数4万5,000名以上のプログラミングスクール「侍エンジニア」、累計登録者数1万8,000人以上のオンライン学習サービス「侍テラコヤ」で扱う教材開発のノウハウ、2013年の創業から運営で得た知見に基づき、記事の執筆だけでなく編集・監修も担当しています。
【専門分野】
IT/Web開発/AI・ロボット開発/インフラ開発/ゲーム開発/AI/Webデザイン

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