【法人向け】人気のあるプロジェクトマネジメント研修会社5選

プロジェクトマネジメント研修でどんな効果を得られる？
どんなプロジェクトマネジメント研修会社を選べばいいか分からない
研修を活用する方法について知りたい

近年、新規案件にプロジェクト型を採用する企業が増えていますが、プロジェクトを円滑に進めることができずに困っている方も多いのではないでしょうか？プロジェクトの指揮が取れずに納期やクオリティに支障をきたしてしまうことも珍しくはありません。

このようなお悩みをお持ちの方のために、プロジェクトマネジメント研修の必要性や人気のプロジェクトマネジメント研修会社についてご紹介します。

この記事を読むことで以下のことが分かります。

プロジェクトマネジメントという言葉をはじめて聞いた方でも、分かりやすい内容となっていますので、ぜひ参考にしてみてください。

研修の比較と選び方について

プロジェクトマネジメント研修は、プロジェクトに携わる方やプロジェクトを管理・運営する組織にとって、とても効果的なものです。目的や目標を明確にしてプロジェクトマネジメント研修を受講することで、さまざまなメリットを得ることができます。

本章では、研修の比較と選び方について3つのことを解説していきます。

プロジェクトマネジメント研修とは？

プロジェクトマネジメントとは、プロジェクトを成功させるために人員やスケジュール、品質・コストなどプロジェクトに関わるすべてを管理することです。適切な人員配置・スケジュールを検討し、進行状況把握やリスク管理を行いながら、プロジェクトで重視される※QCD達成に向けてプロセスを推進していきます。

プロジェクトマネジメント研修の目的は、プロジェクトを推進するためのマネジメントスキルを身につけさせることです。プロジェクトを統括するプロジェクトマネージャーをはじめ、プロジェクトのチームメンバーやプロジェクトに携わる組織など、幅広い方が研修の対象者となります。

研修では、プロジェクトを円滑に進めるための管理スキルやリーダーシップ力、問題解決力などを身につけることが可能です。ただ、研修後にプロジェクトマネージャーとしてプロジェクトを推進していくのであれば、担当するプロジェクトの業界に関する専門的な知識を前提知識として学習しておく必要があります。

※QCD：Qality(品質)・Cost(コスト)・Delivery(納期)

研修の必要性とメリットについて

プロジェクトマネジメント研修を受けることは、経営課題を解決するための企画や要件定義を行う上流人材の育成にも効果的です。上流人材の育成により業務が効率化されるため、工期の短縮やコスト削減などのメリットを得ることができます。

研修ではプロジェクトの目標達成に必要な知識・スキルを習得することができます。たとえば、納期にプロジェクトを完結させるためのプロセス設計や、トラブルが発生した際に適切な判断を行うための問題解決力などです。

プロジェクトマネジメントの基礎知識を学習した後は、実際に目標設定から企画立案・実行・管理など一連の流れを体系的に学ぶことができるため、実践力や応用力を身につけることもできます。また、プロジェクト内容や目標に応じて、学びたい知識・スキルに絞って研修を受けることも可能です。

プロジェクトマネジメント研修を受けておけば、プロジェクトを円滑に進行するために必要不可欠な人材を育成することができるため、はじめてプロジェクト型を取り入れる企業も安心です。

研修を受ける前に抑えておきたいポイント

プロジェクトマネジメント研修の効果を高めるには、研修を受ける目的や目標を明確にすることが重要です。目的や目標が明確でなければ、最適な研修カリキュラムを選定することができないうえ、研修を受ける側の学習意欲も低下してしまう可能性があります。

また、研修を受ける前に研修の対象者やチームの現状を把握することも重要です。現状を把握することで、プロジェクトマネジメント研修を実際に現場で活かせる意味のあるものにすることができます。

研修にかかる予算や期間は、各研修会社によって異なるため、事前に比較しておく必要があります。

人気のプロジェクトマネジメント研修5選！選び方と比較ポイント

ここからは、企業・法人に人気のプロジェクトマネジメント研修会社5社を紹介します。

その1.侍エンジニアBiz

経済産業省が定めるDX認定事業者として認定されている法人向けオンライン研修サービス「侍エンジニアBiz」では、マネジメントの基礎からプロジェクトの立ち上げ、運用まで学べるオーダーメイド研修を受講することができます。

侍エンジニアBizでは、依頼企業が抱えている課題をヒアリングしたうえで課題解決につながるカリキュラムをご提案しているため、実際にプロジェクトで活用できるスキル・知識だけを効率的に学習することが可能です。

また、侍エンジニアBizでは

といった十分なサポート体制を整えています。

研修期間	短期間～長期間
実績	・累計指導実績3万5,000名以上 ・経済産業省が定める「DX認定事業者」に認定
研修形式	オンライン/対面時は要相談
研修可能な定員数	少人数～大人数まで可能
主な研修内容	研修内容はヒアリング後にオーダーメイドで作成するため自由に内容をカスタマイズすることができます。

その2.株式会社アイテック

株式会社アイテックでは、※PMP資格取得から維持までを支援しており、DX時代に活躍できるプロジェクトマネージャーを育成することができます。環境変化やテクノロジー変化が激化しているDX時代において、柔軟に対応できるプロジェクトマネージャーを育成できることは、企業にとって大きなメリットだといえます。

1983年の運営開始以降、約40年にわたりIT技術者を育成する研修を行っており、法人約1万1,000団体、130万人の育成に携わった十分な実績があります。プロジェクトマネジメント研修においては、初級から上級まで各種カリキュラムが用意されているため、受講者の現状に最適な研修を受講することができます。

※PMP：プロジェクトマネジメントの専門家であることを示す資格。

研修期間	要お問い合わせ
実績	・法人約1万1,000団体、130万人のIT人材育成を手掛けた ・受講者満足度90%
研修形式	オンライン ・eラーニング
研修可能な定員数	少人数～大人数まで可能
主な研修内容	・顧客の真の課題を引き出す質問力向上研修 ・プロジェクトにおける最適なコミュニケーション研修 ・プロジェクト成果向上研修

その3.株式会社日本経済新聞社

株式会社日本経済新聞社が運営する「日経ビジネススクール」では、プロジェクトマネジメントの基礎知識が学べる研修を受講することができます。プロジェクトの企画立案から実行までの一連の流れにおいて重要なポイントを効率的に学ぶことができるうえ、チームのコントロール手法や修正のアクションなど実践的なポイントについても学習することができます。

日経のリソースを活用した一流講師の研修を受講できるため、清水建設やJTなどの大手企業から中小・ベンチャーまで、年間660社以上の導入実績があります。プロジェクトマネジメント研修の他にも、グローバル人材を育成できる研修もあるため、国際的なプロジェクトで活躍することができる人材を育成することも可能です。

研修期間	半日～1日
実績	・年間企業導入660社以上 ・年間受講者数1万6,000人以上
研修形式	オンライン/対面
研修可能な定員数	1人～大人数まで可能
主な研修内容	・プロジェクトマネジメントの原理原則 ・プロジェクトマネジメントの中核となる手法 ・チームマネジメント

その4.日本プロジェクトソリューションズ株式会社

日本プロジェクトソリューションズ株式会社は、プロジェクトマネジメントのトータルソリューションカンパニーです。教育研修だけでなく実行支援や資格取得支援も行っています。教育研修では、プロジェクトマネジメントの専門会社だからこその専門的かつ実践的な知識とスキルを習得することが可能です。

また、カリキュラムの種類も豊富に用意されているため、自社の課題にマッチした研修を受講することができます。とくに、「社内プロジェクトマネジメント研修講師 育成サービス」では、自社内でプロジェクトマネジメント研修を行うための講師を育成することができるため、今後の研修コスト削減にも効果的です。

研修期間	1日～3日
実績	・研修受講者数1万名以上 ・プロジェクト実行支援数895プロジェクト
研修形式	オンライン/対面
研修可能な定員数	少人数～大人数まで可能
主な研修内容	・座学研修 ・グループワーク ・実践型プロジェクトマネジメント研修

その5.株式会社ビジネスコンサルタント

株式会社ビジネスコンサルタントは1964年の創業以来、国内外の著名な研究者や実務家とパートナーシップを結び、常に最先端の人材育成ノウハウを取り入れている研修会社です。50年以上におよぶ経験と知見を活用して、利用者の本質的な課題を解決しています。

プロジェクトマネジメント研修では、ケースワークと実習を中心に行っていくため、実際にプロジェクトで活かせる知識・スキルを習得することが可能です。研修前のオリエンテーションでは、研修の目的や進め方に関する丁寧な説明があるため、受講者としてもモチベーションを維持しやすい意味のある研修を受講することができます。

研修期間	3日～
実績	・年間3,300を超える組織をサポート ・日本国内のみならずアジア地域の企業もサポートしている
研修形式	オンライン/対面
研修可能な定員数	少人数～大人数まで可能
主な研修内容	・課題に基づいたプロジェクトの現状点検 ・コンセンサス実習 ・8ゲート

研修を受ける際の注意点

プロジェクトマネジメント研修を受ける際は、内容や費用、評判に関して複数の研修会社を比較する必要があります。最初から1社の研修会社に絞り込まずに複数の研修会社を比較することで、自社やチームのニーズに合った研修を受けられる可能性が高まります。

本章では、プロジェクトマネジメント研修を受ける際の4つの注意点について解説していきます。

内容やスケジュールを確認する

プロジェクトマネジメント研修を受ける前に、研修内容やスケジュールを確認することは非常に重要です。

プロジェクトマネジメント研修と一口に言っても、研修内容は各研修会社によって異なります。初級者に向けて基礎知識から長期的に行う研修もあれば、中級者や上級者に向けて実践的な研修を行うものもあります。

また、参加者とのスケジュール調整はもちろん、研修後の実践に十分な時間を確保できるように考慮することも重要です。十分なスケジュールを確保できなければ、研修内容をプロジェクトに活かせない可能性もあります。

そのため研修会社を選ぶ際は、研修内容やスケジュールなどを確認し、自社やチームのニーズに合ったものを選ぶ必要があります。

費用について把握する

プロジェクトマネジメント研修を受ける際は、費用についても把握する必要があります。

プロジェクトマネジメント研修を受ける際の費用は、研修の受講料に加え、研修場所への移動費や宿泊費などがあります。また、研修途中に受講者が何らかの理由で受講できなくなった場合は、キャンセル料が発生する可能性もあります。

費用を把握していなかった場合、研修会社とのトラブルに発展する可能性も否定できないため、費用については事前に把握する必要があります。

講師陣や評判をチェックする

プロジェクトマネジメント研修を受ける際は、講師陣や実際に研修を受講した参加者の評判を確認する必要があります。

研修内容がプロジェクトで活かせるかどうかは、研修を担当する講師によって決まるといっても過言ではありません。スキルや経験が乏しい講師だった場合は、実際にプロジェクトに活かせるスキル・知識を習得できずに時間とコストを無駄にしてしまうことになります。

また、実際に研修を受講した参加者からの評判を確認することも重要です。講師の良し悪しに加え、実際にプロジェクトで活かせるスキル・知識を習得できる研修内容であるかは、研修会社の公式サイトやGoogle検索などで確認することができます。

研修を意味あるものにするためにも、講師陣や評判は確認しておく必要があります。

フォローアップについて確認する

プロジェクトマネジメント研修を受ける際は、フォローアップについても確認しておく必要があります。

研修では、プロジェクトマネージャーに必要な基礎知識から、コミュニケーション力などの実践的なスキルまで幅広く学習することができます。しかし、研修を一度受講しただけでは、研修内容を忘れてしまう可能性もあります。

その際に重要となるのがフォローアップ研修です。フォローアップ研修を行うことによって、研修内容をもう一度振り返ることができるため、より研修の効果を高めることができます。

フォローアップ研修の内容や期間は各研修会社によって異なるため、事前に比較しておかなければいけません。

活用する方法

プロジェクトマネジメント研修は、プロジェクトの運営・管理に加え、多方面の業務に活用することができます。研修の活用方法を知っておくことで、研修の効果を最大化することができ、多くのメリットを得ることができます。

本章では、プロジェクトマネジメント研修を活用する3つの方法について解説していきます。

実践に生かす方法

プロジェクトマネジメント研修の内容を実践に活かすためには、研修中に実践的な課題を設ける必要があります。

これは何事にもいえることですが、基礎知識があったとしても実践で活かせなければ何の意味もありません。そのため、研修中にプロジェクトのリスク管理やスケジュール管理を行うなど、実践に合わせて研修内容をカスタマイズすることをおすすめします。

また、研修内容を振り返る機会を設けるなど、フォローアップによるサポートも重要です。研修で学習した内容をもう一度学びなおすことによって、より実践で活かすことができる研修にすることができます。

課題解決やノウハウの共有方法

プロジェクトマネジメント研修を通しての課題解決やノウハウを共有することも重要です。

研修を受講した人が講師となって社内勉強会を開催したり、グループワークを行うことで、研修内容を自社内で共有することができます。プロジェクトマネジメントに関する課題解決やノウハウを自社内で共有することができれば、自社やチームメンバーにも研修内容が浸透していくことになります。

研修の効果を最大限に活用するためにも、課題解決やノウハウは共有する必要があります。

アフターフォローについて

プロジェクトマネジメント研修を最大限に活用するためには、研修後のアフターフォローが重要となります。

アフターフォローを充実させることによって、研修の効果を高めることができ、実際のプロジェクトで活かせるスキル・知識を身につけることができます。

アフターフォローを充実させるためには、フォローアップの期間や内容、明確なスキームも確認しておく必要があります。

研修の効果測定について

プロジェクトマネジメント研修を受講後は、受講者のスキルアップ具合の確認や今後の研修のために、研修の効果を測定する必要があります。研修の効果測定は、今後のプロジェクトマネジメント研修会社を比較する際の基準にもなるので、とても重要です。

本章では、研修の効果測定について3つのポイントを解説していきます。

必要性と目的

プロジェクトマネジメント研修を受講した後は、研修の効果を正しく評価する必要があります。

研修の効果を正しく評価し、研修の改善点を把握することで、次回以降の研修をより効果的なものにすることができます。たとえば、研修で学んだ内容を実践で活かすことができないという改善点があった場合は、実践的なカリキュラムを多く取り入れている研修会社を利用することで解決することができます。

受講者がどれだけスキルアップしたかを確認し、研修の効果を正しく評価するようにしましょう。

手法と実施方法

研修の効果を測定する方法はさまざまです。

たとえば、

などがあります。

受講者がどれだけスキルアップしたのかを確認したい場合は、模擬演習や成果物の評価など、実践的な測定を行った方がより研修の効果を正確に把握することができます。

一方、研修の満足度について測定したい場合は、アンケート調査やフォローアップ調査を行うことが効果的です。

結果をどう活用するか

研修の効果測定が完了したら、受講者へのフィードバックを行います。

受講者は自身が研修を通してどれだけスキルアップできたかを把握することが難しいため、模擬演習や成果物の確認を行い、フィードバックを行う必要があります。受講者へのフィードバックを行うことで、受講者は不足している知識やスキルを明確に理解することができるため、学習意欲の向上が期待できます。

また、経営者への報告も忘れてはいけません。研修の効果測定で上がってきた内容を報告書としてまとめ、経営者と研修の改善点について共有する必要があります。経営者と研修の改善点を共有することで、次回以降の研修をより効果的なものにすることができます。

よくある質問（FAQ）

オンラインで受けられるプロジェクトマネジメントの研修はありますか？

はい、オンラインで受けられるプロジェクトマネジメントの研修はあります。

オンラインでの研修には、場所や時間に縛られずに受講することができるというメリットがあります。対面と同様に双方向性のある研修や実践的な演習を行うことができるため、オンラインでプロジェクトマネジメント研修を受けたからといって、研修の質が落ちてしまう心配はありません。

オンラインで受けられるプロジェクトマネジメント研修を選ぶ際は、研修内容や講師の質、フォローアップ体制などを確認することが重要となります。

無料のプロジェクトマネジメント研修はありますか？

無料のプロジェクトマネジメント研修には、オンラインの研修やウェビナーなどがあります。無料の研修でも、基礎的な知識やスキルの習得に役立つものが多く、十分な学びを得ることも可能です。

ただ、無料の研修には研修内容や講師の質にバラツキがあるため注意が必要です。また、無料の研修を受講後に、有料の研修に誘導される可能性もあるため、情報を十分に確認する必要があります。

個人でもプロジェクトマネジメントの研修は受けられますか？

はい、個人でもプロジェクトマネジメント研修は受けられます。

個人向けに開講されている研修もありますし、企業向けの研修に個人で参加することもできます。しかし個人で研修を受ける場合は、自己負担になる費用が発生することが多いため、予算やコスト面に配慮が必要です。

ただ、個人で研修を受けることは自身のスキルアップやキャリアアップにつながるため、積極的に受講していくことが望ましいでしょう。

おすすめの※PMBOKの研修はありますか？

PMBOKはプロジェクトマネジメントの標準的な知識体系であり、研修も多数存在します。

おすすめのPMBOK研修は、講師がPMPの資格を持つものや、実践的な演習を盛り込んだものなどです。また、PMBOKの最新版に対応しているかどうかも確認することが大切です。

研修の選び方としては、費用やスケジュール、受講形態なども重要な要素としてありますので、自分に合った研修を選ぶようにしましょう。

※PMBOK：プロジェクトマネジメントに必要なプロセスがまとめられたもので、各プロセスには目的や概要、ツール、技法などが体系的に定義されています。

まとめ

プロジェクトマネジメント研修は、プロジェクトの効率化を目指すうえでとても重要です。特にプロジェクトマネージャーが在籍していない企業・法人にとっては、必要不可欠だといえます。

この記事で紹介している人気のプロジェクトマネジメント研修会社5選を再度ご紹介すると以下のとおりです。

プロジェクトマネジメント研修を受講することは、業務の効率化やコストの削減など、企業に多くのメリットをもたらします。ただ、各研修会社によって研修内容や期間、費用は異なるため、複数の研修会社を比較しながら自社やチームのニーズに合ったものを選ぶことが重要です。

プロジェクトマネジメント研修の受講をお考えの方は、ぜひ当社のご利用をご検討ください。