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IT基礎研修はどこがおすすめ?選び方や法人向けサービスをご紹介

デジタル化が社会全体に浸透し、パソコンスキルが必須となった昨今、新入社員として企業に就職する方から、「PCやOffice系ソフトの使い方に不安がある」というお悩みをよく耳にするようになりました。

基礎からITスキルを身に付けたい場合は、IT基礎研修を受講するのがおすすめです。この記事では、IT基礎研修の選び方やおすすめのサービスについて解説します。

また、侍の法人研修は45,000名以上の指導実績から確立した独自メソッドにもとづき、貴社の抱える課題や目的にあわせてオーダーメイドでカリキュラムを作成。短期間で最大の効果を出す最適なプランをご提案します。

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目次

そもそもIT基礎研修とは

そもそもIT基礎研修とは
そもそもIT基礎研修とは

IT基礎研修とは、IT初心者向けの研修プログラムです。IT技術の基礎知識を身に付けることが目的で、カリキュラムはPCの基本的な操作から、ネットワークやセキュリティの基礎知識まで多岐にわたります。

また、ITを取り巻く環境の変化に合わせて内容も更新されるため、最新情報を学ぶための中堅社員向けリスキルIT基礎研修が実施される場合もあります。

IT基礎研修を検討する前に知っておくべきこと

IT基礎研修を検討する前に知っておくべきこと
IT基礎研修を検討する前に知っておくべきこと

IT基礎研修では基礎から技術を学べますが、せっかく受講するなら研修効果を最大化させて効率的に学びたいのではないでしょうか。

研修の効果を高めるには、事前に基本用語を身に付けておいたり、「なぜIT基礎研修が必要なのか?」という理由を明確にしておくことが有効です。ここでは、IT基礎研修の受講を検討する前に知っておくべきことについてご紹介します。

IT業界の基本用語

IT業界は専門用語や略語が多く、初心者の方は覚えるべき単語量の多さにつまずいてしまいがちです。IT基礎研修で学びを深めるためにも、基本的なIT用語を覚えておきましょう。研修に限らず、社内では専門用語でやりとりすることになるため、今後の実務でも必ず役立ちます。

IT業界の基本用語の意味を調べるには、インターネット検索で解説ページを探すのが最もシンプルな方法です。特にプログラミングスクールでは初心者向けにやさしく書いた用語解説ページを公開しているケースが多いので、ぜひ確認してみてください。

網羅的に専門用語を学びたい場合は、IT技術の基礎知識を証明する資格「ITパスポート」の参考書をチェックしてみるのもよいでしょう。初心者向けの基礎的な項目が1冊にまとまっており、用語解説も豊富です。

研修目的の明確化

IT基礎研修を検討する前に、「なぜIT研修を受講するのか?」という目的を明確にしておきましょう。ひとくちにIT基礎研修といっても、受講者の業種や役職によって必要なITスキルは異なります。

ITエンジニアであればプログラミング知識が、インフラ系を担当するならネットワーク系の知識が必要です。IT専門職ではない場合も、IT系部署とやりとりするために、システム開発の用語や考え方を知っておくことが重要です。企業研修に参加する場合は、どの程度のITスキル習得が自分に求められているのか、という視点も持っておきましょう。

研修目的を明確化することで、おのずと受講すべきカリキュラムが決まってくるのではないでしょうか。

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IT基礎研修の選び方

IT基礎研修の選び方
IT基礎研修の選び方

IT基礎研修はさまざまな研修会社が提供しています。また、同じ会社のサービスでも、受講形式やカリキュラムが違う場合もあります。たくさんのコースがあると、どれを選択すべきか迷いも生じるでしょう。

ここでは、どの研修サービスが自分に合っているのかの判断材料となる、受講形式・カリキュラム・費用・期間の違いについてご紹介します。

受講形式の違い

IT基礎研修の受講形式には、オンライン受講と、スクールなど現地に集合するオフライン受講の2つがあります。コロナ禍の影響により、特にオンライン受講を提供するスクールは増加しています。

オンライン受講では、受講者のペースに合わせてフレキシブルに学ぶことができます。スクールに出向く必要もなく、気軽に受けられるのも大きなメリットです。一方、オンライン受講には、受講者個人で学習計画を立てて受講を進めていく、自己管理能力が必要になるでしょう。不明点が出てきてもチャット等で質問しなくてはならず、自主性が求められます。

スクールなどで集合して受講する形式では、受講日時をあらかじめ決めておけるので、自分で計画を立てるのが苦手な方におすすめです。会社としても、参加者の受講状況を把握しやすいでしょう。また、講師も同じ教室にいるので、分からない点があればすぐに質問することができます。ただし、スクールまでの交通費・時間がかかる点がデメリットです。

カリキュラムの違い

IT基礎研修には、職種や業務内容によっていくつか異なるカリキュラムが用意されています。ITエンジニアであれば、自分が使う開発言語に合わせたカリキュラムのコースを選ぶことをおすすめします。

その他にも、事務系職種にも役立つExcelやVBAに重点をおいたコース、情報セキュリティについて学べるコースなどを開講しているスクールがほとんどです。受講者に必要なスキルや受講目的に合わせて、適切なカリキュラムのコースを選びましょう。

オンライン受講のコースの場合はあらかじめ用意された教材に取り組むケースが多いです。もし教材サンプルなどが公開されていれば、受講前に難易度や内容を確認しておきましょう。

費用や期間の違い

IT基礎研修は会社、コースごとに費用や期間が異なります。新入社員向けの研修であれば1カ月~3カ月程度の期間が一般的です。ただし、受講者のペースで進められるオンライン受講ではオフライン研修よりも期間を短縮することが可能です。

費用に関しては、新入社員向けの研修の料金相場は20万円~60万円ほどです。受講形式によっても異なり、オンライン受講だと10万円~40万円ほどですが、オフライン受講だと講師の人件費がかかる分、30万円~60万円とやや高めです。

法人向けIT研修の相場について解説した記事も参考にしてみてください。

ITの基礎が学べる法人向け研修5選

ここでは、法人向けIT基礎研修サービスを5つご紹介します。

  1. 侍エンジニアBiz:オーダーメイド型で実務に直結する研修
  2. リスキルテクノロジー:初心者にもやさしいカリキュラム
  3. 株式会社インソース:50種類以上の幅広いラインナップ
  4. Schoo for Business:最新の技術を学習可能
  5. TechAcademy:短期間の人材育成が可能

それぞれについて、詳しく解説していきます。

侍エンジニアBiz:オーダーメイド型で実務に直結する研修

侍エンジニアBizは、依頼企業の成長を目的としたITスキル育成をオーダーメイド型のカリキュラムで行うサービスです。既存のカリキュラムを利用するのではなく、依頼企業が抱えるIT課題や社員のスキルレベル・目標をヒアリングしたうえで、依頼企業専用のカリキュラムを提案します。そのため、限られた研修期間で実務に役立つスキルだけを効率的に学ぶことができます。

大手企業との取引実績もあり、ヤフー株式会社やチームラボ株式会社で採用されています。法人向けIT研修の実績が豊富で、IT未経験者でも開発現場に携わることができるレベルまでスキルアップすることができます。

また、IT業界未経験者向けのサブスク型Eラーニングサービス「侍テラコヤ」も提供しているため、新入社員の自主学習用コンテンツとしてもおすすめです。

リスキルテクノロジー:初心者にもやさしいカリキュラム

リスキルテクノロジーは、株式会社リスキルが運営するIT研修サービスで、新入社員やIT未経験の中途社員向けのIT基礎研修を提供しています。社内でのIT運用管理者や、アプリ開発者向けの研修など、多くのカリキュラムが用意されています。また、営業や管理職向けにIT知識の概要を学べる講座もあります。

研修内容は、コンピュータの構成やインターネット技術の基礎から、段階を経てステップアップするよう設計されているので、まったくIT知識のない受講者にも向いています。また、暗記だけではなく演習課題も豊富に用意されているので、実務に向けた実践的な内容の講義を受けることができるでしょう。

(リスキルテクノロジー「IT基礎研修」より)

株式会社インソース:50種類以上の幅広いラインナップ

株式会社インソースは、IT基礎研修として50種類以上の幅広いラインナップを揃えているのが特徴です。アルゴリズムなどプログラマーの基礎となる講座から各開発言語を扱ったもの、システム担当者向けの要件定義フェーズなど、具体的な業務にフォーカスしたものなどがあり、IT系職種にきめ細かく対応した内容です。

株式会社インソース「IT基礎研修ラインナップ」より

また、株式会社インソースではオンライン研修・オフライン研修を共に実施しています。講師を社内に招いて実施するオフライン研修では、講義内容は4割が座学、6割が受講者同士が話し合うロールプレイングや演習で構成され、受講者が研修を通じて問題解決手法に自ら気づいていくように設計されています。研修教材を依頼企業ごとにカスタマイズできることも特徴の一つです。

株式会社インソース「研修会社は多々ありますが、インソースの研修の特徴は何ですか?」より

Schoo for Business:最新の技術を学習可能

Schoo for Businessは、動画を見て学ぶオンライン形式の研修サービスです。動画コンテンツは月に50本更新されるため、最新のIT知識を学ぶことができるのが特徴です。

また、授業では他の受講者のコメントや質問を受けて講師が解説してくれるため、オンライン研修でありながら他の参加者の影響を受けて、受講内容の理解度を深めることができます。

Schooには7,000本以上のコンテンツがあり、基本的なIT知識を体系的に学ぶことができるのも特徴の一つです。RPA、SQL、Pythonなど実務でよく使われるITスキルの授業も揃っているため、自社で必要な内容に合わせてカリキュラムをカスタマイズすることができるでしょう。

Schoo for Business「IT研修」より

TechAcademy:短期間の人材育成が可能

TechAcademy
出典:TechAcademy

TechAcademyは、50種類以上のオンライン研修を提供するサービスです。最短4週間からのカリキュラムも用意されているので、短期間で効率的に人材育成をしたいというニーズにぴったりでしょう。

また、講師が全員実務経験3年以上の現役エンジニアなので、実務経験に即した講義内容になっています。さらに、受講生一人ひとりに専属メンターがつき、ビデオチャットでの面談が週2回設定されています。そのため、モチベーションを維持しやすく、受講生がメンターに気軽に質問できるため、学習効果も高まるでしょう。

また、研修後はアセスメントテストの実施、評価レポートの発行がされるため、学習効果が可視化されるのもメリットです。

TechAcademy「IT研修」より

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よくある質問(FAQ)

よくある質問
よくある質問

ここからは、IT基礎研修に関するよくある質問にお答えします。

ITリテラシー研修とは何ですか?

ITリテラシー研修とは、IT基礎知識を学ぶための研修プログラムで、IT社会に適応するための基礎的な知識を身につけることができます。具体的なカリキュラムとしては、コンピューターやネットワークの基礎知識、ソフトウェアやセキュリティの基礎知識などが挙げられます。キャリアアップや転職に役立つスキルも身に付けることができるでしょう。

無料のIT基礎セミナーはありますか?

IT企業や大学では、無料のIT基礎セミナーを主催することがあります。また、IT基礎研修の提供会社も、無料のオンラインセミナーやトライアル授業を開講しているケースがあります。

ただ、無料セミナーでは内容が基本的なものに限定される場合があるので、より詳細な知識を身につけたい場合は、有料のIT基礎研修を検討することが必要となるでしょう。

IT基礎研修で取得できる資格はありますか?

IT基礎研修の受講だけで資格が付与されるわけではありませんが、学習したスキルで資格取得を目指すことは可能です。また、資格取得に特化した講座を提供しているサービスもあります。

IT系の代表的な資格としては、基本情報技術者試験(FE)、ITパスポート、マイクロソフト オフィススペシャリスト(MOS)などが挙げられます。

IT研修は受講目的・形式、費用・期間に応じて選ぼう

IT基礎研修はさまざまな職種向けにカリキュラムが用意されています。受講者のレベルや職種に合わせて、適切なカリキュラムのコースを選びましょう。

また、オンライン形式・オフライン形式で費用や期間も変わるため、研修に割けるコストも考えながら、どのサービスがいいか検討してみてください。

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