【初心者必見】あなたのホームページにピッタリなサーバーがわかる!

サーバーの基礎知識と 選び方、お勧めも紹介!

ホームページを作りたいけど、サーバーってものが必要らしい……

ホームページをこれから初めて作るという初心者に最初に立ちはだかるのが、サーバーの契約です。ホームページにはサーバーが必要なのはわかるけど

  • どんなサーバーがあるのか
  • 選ぶときの注意点
  • オススメのサーバーはどこか

こんなことで悩んでしまいますよね。サーバーが契約できなければいつまでたってもホームページが作れません。

なんとなく選んでしまうと、サーバーがあなたに合っていなくて、また別のものに契約しなきゃいけないなんてことも……

そこでこの記事では、サーバーの基礎知識から選び方で気をつけたいポイント、お勧めのサーバーを紹介します。

目次

サーバーの基礎知識

サーバーの役割

ここではあなたがホームページを作成する場合に、サーバーはどのような役割があるのかピンポイントで解説します。

サーバーは、インターネット上にあなたのホームページのデータを保存しておく場所です。あなた以外の人にあなたのホームページを見てもらうためには、インターネットを使ってあなたのホームページまでアクセスする必要があります。

画像:Shutterstock

そしてあなたのホームページが見たいというリクエストをもらったら、リクエストされたWebページを表示させる必要があります。その場合、リクエストされたWebページもインターネット上に存在しなければ見ることができません。

上の図のようにサーバーはユーザーからリクエストがあった場合、いつでもあなたのホームページを見てもられるようにコンテンツを保存してくれているのです。

レンタルサーバーと自社サーバー

サーバーには大きく分けてレンタルサーバーと自社サーバーがあります。

自社サーバーは自分で構築から管理・運用までを行います。融通がきく反面、管理や維持が非常に難しくコストもかかります。

レンタルサーバーはマンションによく例えられ、自社サーバーは持ち家のイメージでしょう。

レンタルサーバーと自社サーバーのイメージ

レンタルサーバーはサーバー会社が持っているサーバーを借りるスタイルです。マンションで部屋を1室契約するようなイメージです。

たくさんのユーザーで利用するので費用を抑えられると同時に、管理や運営はサーバー会社にお任せできるので手軽です

ホームページのサーバー選びで気をつけたいポイント

画像:Shutterstock

予算を決める

まずは有料か無料かを決めましょう。「ホームページにお金はかけられない!」という場合は無料サーバーで良いでしょう。

有料サーバーの場合、年間いくらなら支払えるか考えましょう。月額の支払い方法もありますが、年間の使用料を一括で支払った方が月々に支払うよりも割安なサービスがメジャーです。

もちろんそうなると一度に出て行く金額が多くなりますし、短期間のホームページの場合は年間契約でなくても良いでしょう。

サイトの規模(容量)を設定する

あなたのホームページは、どんなコンテンツがメインでしょうか。文章がメインのコンテンツであればあまり意識する必要はありませんが、画像や動画がメインだとそのぶんサーバーの容量がたくさん必要です。

ただしYouTubeでアップロードした動画をWebページに埋め込む方法の場合、ホームページのサーバーにアップロードされているわけではないのでホームページのサーバー容量は消費されません。このようにあなたのホームページの容量によっても、有料か無料かが変わってきます。

無料サーバーの場合、容量は0.5GB 〜 1GBが平均です。有料の場合は安いレンタルサーバーでも、5GBくらいから用意されています。

まだどれだけ容量が必要かわからないけど「今の段階ではお金をかけたくない!」という方は無料サーバーからでも良いでしょう。

容量が足りなくなった時に有料サーバーへお引越しするのも一つの方法です。

アクセス数(転送量)を予想する

サーバーにはサーバーそのものの容量の他に、アクセス数または転送量というものがあります。これはブラウザ上に表示させる速度のことです。この容量が小さいと、コンテンツを表示されるのが遅くなってしまいます。

なかなか見たいWebページが表示されずにイライラしたことありませんか? これは表示させたいコンテンツのデータサイズに対して、アクセス数(転送量)が小さいからです。表示が遅いと離脱につながるので、注意が必要です。

利用したいサービスが使えるか調べる

SSLや自動バックアップ、独自ドメイン、WPがインストールできるかなどサーバーには色々なサービスや機能があります。例えばWordPressを使いたいなら、WordPressをインストールできる機能があるととても便利です。

自動バックアップはもしもの時に大切なので、自動バックアップ機能がついたサーバーを選ぶことをオススメします。

注意していただきたいのが、復元したい時に有料か無料かです。自動バックアップは無料だけど、復元は有料の場合があるのでそちらもぜひチェックしておきましょう。

無料サーバーと有料サーバーの大きな違い

画像:Shutterstock

費用の違い

当たり前ですが、有料サーバーは当然費用がかかります。また費用も安いものから高額なものまでピンキリです。サーバー選びで気をつけたいポイントでも紹介しましたが、年間いくらくらいまでなら費用をかけられるかしっかり設定しましょう。

またある程度サービスが充実していて、しっかりしたサービスを使いたいなら月額1,000円くらいをめどにしましょう。

広告有無の違い

無料は広告収入が目的なのでほとんどの場合、あなたの意思に関わらず広告が掲載されています。その広告をはずそうとすると料金がかかる場合がほとんどです。せっかく無料サーバーを選んだのに、結局お金がかかってしまうのは勿体無いですよね。

広告を表示させたくないなら、有料サーバーをオススメします。有料サーバーは広告を表示させないだけでなく、他のサービスも利用できるのでどうせ費用をかけるならそちらの方がいいですよね。

容量の違い

無料サーバーの容量はだいたい1GBくらいがメジャーです。趣味の範囲内くらいなら問題はない容量ですが、本格的にホームページを運用したり動画などが多いと不安ですね。

有料サーバーの場合は最低5GBからが多いので、容量に不安のある人は有料サーバーをオススメします。

または最初は無料サーバーではじめて、容量が足りなくなったら有料サーバーに切り替えることも検討しましょう。

安全性の違い

無料サーバーの場合、通信が不安定になることが多くもし何かあっても無料サーバーは自力で解決しなければなりません。反対に有料サーバーであれば、サポートセンターなどサポート体制が充実しているので対応してもらえます。

また無料サーバーの場合は、問い合わせても返答がすぐにくるかどうかわかりません。一方有料サーバーは問い合わせ窓口がしっかりと運営されている場合が多く、数分で返答がきたりスムーズに問題解決ができる環境が整っています。

無料サーバーはセキュリティ面でも不安要素が少なくありません。ウィルスやバックアップ体制など、全て自分で対応しなければいけない場合があります。

有料サーバーであればサーバー会社にお任せできるので、初心者の方は有料サーバーをオススメします。

機能の違い

有料サーバーは細かい機能が整っています。MySQLやWordPressのインストール、自動バックアップなどですね。

またそれらを利用するための利用ガイドも用意されていますし、わからなければ問い合わせをして教えてもらうことも可能です。

無料サーバーの場合、もともと用意されている機能が少なく利用したいときはオプションになってしまう場合が非常に多いです。オプションをつけようとすると結局費用がかかってしまうので、あなたが使いたい機能が無料サーバーになかったり別途費用が必要な場合は最初から有料サーバーの利用をオススメします。

サポート体制の違い

  • 有料サーバー:電話サポートや遠隔操作のサポートがある
  • 無料サーバー:基本的にない

比較表

無料サーバー
有料サーバー
費用
広告
容量
安全性
機能
サポート体制

オススメの無料レンタルサーバー

エックスフリー

https://www.xfree.ne.jp/

有名なエックスサーバー(有料)の運営会社が提供している無料サーバーです。利用できる機能に制限がありますが、運営会社がしっかりしているので安心です。また無料なのにWordPressを簡単にインストールできる機能があります。

また本格的にホームページを運用したくなった場合は、有料サーバーである「エックスサーバー」や「wpX」への変更も可能です。

機能

  • サポート:なし
  • ディスク容量:2GB
  • 広告:スマホとタブレットのみ表示

※WordPress機能 2019/06 時点

こんな人向け

  • 無料で始めたいけど有名どころを利用したい人
  • 将来的に有料サーバーの利用も考えている人
  • WordPressを利用したい人

スターサーバーフリー

https://www.star.ne.jp/free/

プラン「フリー」なら無料なのに容量が2GBで利用ができ、広告も表示されません。また「フリー 容量増加」なら無料で4GBも利用できます。「フリー PHP+MySQL」と3つのプランがあり、ユーザーの選択肢が豊富です。

有料プランへの切り替えができ、有料プランでも低価格で利用ができるので、安いなら将来的に有料サーバーもありかなと思っている人にぴったりです。

機能

  • サポート:なし
  • ディスク容量:2GB
  • 広告:なし

※フリー 2019/06 時点

こんな人向け

  • 広告を表示させたくない人
  • カスタマイズがメインではない人
  • 将来的に有料サーバーの利用も考えている人

オススメの有料レンタルサーバー

Winserver

https://www.winserver.ne.jp/

20年以上の提供実績があるWindows専門のサーバー会社が運営するレンタルサーバー。初期費用は0円、約1,000円からレンタル可能です。

導入や利用中の不明点は電話で相談できるため、初心者の方も安心してサービスを利用できます。

料金

1,045円/月~
※ 表示価格は税込・初期費用0円 ※ 2024/04 時点

こんな人向け

  • WindowsOSやWindowsOS環境動作のツールを使いたい人
  • WordPress専用プランがほしい人
  • メモリ数や容量を安くおさえたいコスパ重視の人

エックスサーバー

https://www.xserver.ne.jp/

通信速度が早く、負荷耐性が充実したサーバーなのでアクセスが集中しても安心です。安定・安心の運営はもちろんのこと、サイト運営に必要な機能が網羅されています。

一番安いプランで約1,000円から利用できるのでお手頃です。24時間265日サポートが受けられるので、初心者の人も安心して利用できます。

料金

900円/月〜
※ 表示価格は税抜・初期費用別 ※ 2019/06 時点

こんな人向け

  • 安定性が高いサーバーを使いたい人
  • 仕事でホームページを持ちたい人
  • ホームページを増やしていく予定がある人

ロリポップ

https://lolipop.jp/

低価格ながら利用できるサービスやプランが豊富なのが特徴です。多くの導入実績があり、初心者にもわかりやすいマニュアルやサポート体制も充実しています。用意されているマニュアルも豊富でとてもわかりやすいので、初めてサーバー契約をする初心者にもオススメです。

もし何かあってもメールやチャット、電話の3種類で問い合わせが可能なので安心ですね。

料金

100円/月〜
※ 表示価格は税抜・初期費用別 ※ 2019/06 時点

こんな人向け

  • 低価格で抑えたい人
  • ホームページ作成が初めての人
  • 趣味でホームページを持ちたい人

自分でサーバー契約は不安というあなたへ

これまで無料と有料のサーバーを紹介しましたが、やっぱり自分で契約するのは不安っていう人もいますよね。サーバーもホームページも一括で管理できれば、とっても便利ですよね。そんなあなたにはホームページを作成できる無料の便利ツールを紹介します。

紹介する便利ツールは、あなたがドメインやサーバーの契約をする必要はありません。難しい設定なども必要ありませんし、ドラッグ&ドロップでデザインを編集できるので誰でも簡単にホームページを作ることができます。

Wix

https://ja.wix.com/

ドラッグ&ドロップの直感的な操作で、誰でも簡単にホームページが作成できる無料ツールです。デザインのテンプレートも豊富で難しい設定はありません。気軽に始めたい初心者にオススメです。有料プランも非常に豊富で、あなたにぴったりのプランが見つかります。

Jimbo

https://jp.jimdo.com/

こちらもドラッグ&ドロップの直感的な操作で、誰でも簡単にホームページが作成できる無料ツールです。用意されている利用マニュアルが豊富で、とてもわかりやすいので初心者でも安心です。ただし最大5ページまでしか作成できないので、ページ数が必要な場合は注意しましょう。

まとめ

画像:Shutterstock

無料サーバーと有料サーバーには

  • 費用の違い
  • 広告有無の違い
  • 容量の違い
  • 安全性の違い
  • 機能の違い
  • サポート体制の違い

という6つの違いがありましたね。あなたが作るホームページの目的によって、無料サーバーか有料サーバーかを選択しましょう。

有料サーバーを利用する際は、自分に合ったプランなのかもしっかり見極めてくださいね。

この記事を書いた人

猫をこよなく愛する、侍エンジニアブログ編集部のモリシタです。
価値ある情報をお届けする為、日々精進しながら執筆活動に取組んでいます!

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