ビーハイライト株式会社様｜事例インタビュー

「スキル・ノウハウ・熱意をかけて、愛するものすべての人生をハイライトに」──そんな理念を掲げ、ブライダル業界で高品質かつ心に響くサービスを提供し続けているビーハイライト株式会社様。式の一瞬一瞬をアートのように仕上げる姿勢は、多くの顧客に深い感動と喜びを届けてきました。

同社が新たな取り組みとして挑んだのが、WEB制作スキルの内製化。これまで外注に頼っていたホームページやランディングページの制作業務を、自社内で完結できるようにすることで、よりスピーディかつ細やかな提案を実現したいという思いから、SAMURAIの研修プログラムを導入しました。

「感動を届ける」という信念を軸に、現場の業務と並行しながらスキルを磨いていく日々。内製化を目指した背景、研修を通じて得られた成果、そして今後の展望について、担当者様にお話を伺いました。

内製化の必要性を痛感。背景にあったのは「スピード」と「表現力」への課題

―まずは、貴社の主な事業内容について教えてください。また、今回研修を受講された部門では、どのような業務を担当されているのでしょうか？

当社は、クライアントの課題解決や業務支援を目的とした多角的なサービスを展開しています。具体的には、大きく分けて3つの柱があります。

1つ目は「コンサルティング事業」です。これは主に、クライアントの業務効率化や人材育成をサポートする領域で、企業の課題に応じた最適なアドバイスやソリューション提供を行っています。

2つ目は「代行業務」です。ここでは、新規成約のサポート、集客、サービス提供、企画立案の各フェーズにおいて、クライアントの実務を部分的にまたは全体的に代行しています。営業活動全般をカバーすることで、企業が本業に専念できる環境づくりを支援しています。

3つ目が「その他サービス」、つまりWEB制作や広告撮影などのクリエイティブ業務です。ここでは、ホームページ（HP）やランディングページ（LP）の作成、プロモーション用の写真・動画撮影を通じて、クライアントのブランド価値を高め、オンラインでの存在感を強化する取り組みを行っています。

今回研修を受けたのは、この3つ目の領域に属する部門で、WEB関連の業務を主に担当しています。

―研修を受講するに至った経緯を詳しくお聞かせください。どのような課題があったのでしょうか？

これまで、WEB制作業務の多くは外部のパートナー企業に委託していました。たしかに、ある程度の品質と成果物は得られていたのですが、一方で運用面やタイムマネジメントの課題も感じていました。

特に問題だったのが「スピード感」と「柔軟性」です。クライアントから「このバナーを少し変更してほしい」「色味をもう少し調整したい」といった細かな修正依頼があった際、どうしても外部とのやり取りに時間がかかってしまい、すぐに反映できないケースが多くありました。

また、「もう少しこんな雰囲気で提案したい」というような感覚的な表現の部分も、外部だと伝わりにくく、思い通りに仕上がらないこともありました。これが結果的に、クライアントへの提案機会を逃す要因にもなってしまっていたのです。

こうした課題に対して「社内に制作スキルを持った人材がいれば…」と感じるようになり、知識の標準化や内製化の必要性を強く意識するようになりました。

そのタイミングで、実務に即したスキルが学べると評判のSAMURAIの研修を知り、「これは自分たちに合っているかもしれない」と直感しました。実際にカリキュラムを確認したところ、基礎からしっかりと学べる構成になっていたため、これなら現場未経験のスタッフでも着実にスキルアップできると確信し、受講を決めました。

柔軟なカリキュラム対応が決め手。「実務と研修を両立できた」

―研修サービスを選ぶにあたり、どのような点を重視されましたか？

最も重視したのは、「実際の業務と両立しながら研修を受けられるかどうか」でした。私たちは常に複数の案件を抱えているため、座学だけで終わる研修では意味がありません。リアルタイムで起きている課題や業務に対応しながら、それに活かせる知識を学ぶ必要があったのです。

いくつかの研修サービスを比較検討しましたが、SAMURAIはその点で非常に柔軟でした。クライアントとの案件進行状況に合わせて学習内容をカスタマイズしてくれるなど、「こういう研修が欲しかった」と思える対応力があったんです。

―その中でSAMURAIを選んだ決め手を教えてください。

一番の決め手は、カリキュラムの柔軟性と、講師の方の実務経験の豊富さです。

SAMURAIでは、講師が実際に現場で活躍されている現役エンジニアということで、単に理論だけでなく、実際の制作現場で役立つテクニックや考え方を学ぶことができました。これは、教科書的な内容だけでは補えない貴重な学びだったと感じています。

さらに、こちらの進行状況や理解度に合わせて、課題の内容や学習ペースを調整してもらえたのも大きな安心材料でした。結果として、学びを即座に実務に活かすことができ、非常に効率的な研修だったと思います。

今後の展望：社内クリエイティブ部門の立ち上げと女性の働き方支援へ

―研修を終えて、どのような成果がありましたか？ 実際の変化を教えてください。

想像以上に多くのことを学べたと感じています。HTMLやCSS、JavaScriptなどの基本的な技術はもちろん、WEB制作に必要な考え方や、構成設計、デザインの意図など、実務に役立つスキルが身につきました。

とくに印象的だったのは、クライアントからの要望に対して、自信を持って「自社で対応できる」と言えるようになったことです。修正や提案がすぐにできるようになったことで、対応スピードが格段に上がり、信頼関係の強化にもつながったと感じています。

研修中に実際にクライアントのホームページを2本制作まで進めることができたのも大きな成果です。これは単なるトレーニングではなく、「現場で使える力」を身につけられた証だと思っています。

―今後の展望についてお聞かせください。

今回の研修を通して得たスキルや自信をもとに、社内で「クリエイティブ部門」を正式に立ち上げる計画を進めています。今後は、クライアントの多様な課題に対して、より高い提案力とスピードで対応できる体制をつくっていきたいと考えています。

また、社内だけでなく、在宅ワークを希望する女性の方々にもこのスキルを活かしてもらえるような仕組みづくりにも取り組みたいです。働き方の多様化が進む中で、時間や場所にとらわれずに力を発揮できる場を提供したいという思いがあります。

今回のSAMURAIの研修は、そのための土台となる大きな一歩でした。

―本日は貴重なお話をありがとうございました。貴社の今後の展開がますます楽しみです。

こちらこそ、ありがとうございました。