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魅力的な人が集まる最高のチームでミッションの実現を

F K / 40代

コーポレート部

PROFILE

F Kobayashi

F K

コーポレート部

慶應義塾大学商学部卒業後、アビームコンサルティングへ新卒入社。その後、楽天証券、広告系ベンチャーを経て、きっかけに恵まれてHR系のスタートアップ2社とAI系スタートアップ1社にて取締役として事業開発〜バックオフィスまでの全領域をカバーして経営に参画し各社のグロースに貢献。2018年11月よりSAMURAIにジョイン。現在、SAMURAIのバックオフィス全体(人事・総務・法務・経理・財務・情シス等)を担っているコーポレート部を統括。

SAMURAIに入社した理由

SAMURAIの前に、人材紹介会社の経営をしていたのですが、当時人材紹介ビジネスをやっていると、「少子高齢化による労働力不足」というテーマを取り上げることが多く、その解決に向けたアプローチとして①女性の活用、②シニアの活用、③外国人の活用、④生産性の向上という4つの文脈で語られることが多かったんです。(今もその4文脈そのものは大きく変わってませんが、詳細は当時よりシビアになっていますね。)

そのそれぞれは非常に重要で有意義なことだと考えていますが、①と②というのは個人の価値観の問題もありますし人口に直接的に影響するわけでもないのでその領域で自分がプレイヤーとなるのもあまりイメージが湧かなかったんです。③については、人口にも直接的に影響しますが、日本の歴史、地理的特徴及び国民性などから考えて人口の10%が外国人になる未来(※2022年末時点の日本人口における在留外国人比率は約2.5%)があまり想像出来ず、そうすると領域的な伸びしろはそこまでないのでは?と考えていましたし、それ自体が日本を主語にした発想で、逆に外国人の立場からして、日本で働きたいと思うのかと考えた場合、諸外国と比較した賃金の伸び率などから考えてもファーストチョイスでは確実にないと考えたこともあり、この領域は自助努力ではどうにもできない変数が多すぎるなと感じていました。一方で、④生産性の向上については、AIやロボットなど技術によって労働力そのものを不要にするということで、残念ながら進行が確実な人口縮小社会にマッチもしているなと思い、その領域に関わりたいと思うようになりました。

そんな中、ご縁があって当時まだ社名もアルファベットになってなかった侍のファウンダーと話していく中で、侍がやっていたプログラミング教育とエンジニアの人材紹介は成長性も社会貢献性もあるなと確信して、また、この領域は、余剰労働力が存在する生産性の低い産業から、より生産性の高い産業(IT)への労働力移動を実現し、国としての生産性向上にも寄与できるなと思い、また、会社全体からにじみ出る雰囲気や働く人たちの魅力、(入社時はコロナ前でしたがその時代から)フルリモート・フルフレックスといった先進的な働き方を導入していたことなど多くの魅力があってSAMURAIにジョインしようと思いました。

 

実際に入社後のギャップはありましたか?

私の場合、入社後ギャップの前に、内定承諾後の入社待ちの期間中にSAMURAIが炎上したんですよね。それ自体が大きな、想像すらしていなかったギャップでした。当時の人事の方から「弊社が炎上してしまったのですが、それでもご入社いただけますでしょうか?」といったメッセージが送られてきたことは強烈なインパクトが残っています。

ということがあったので、割と構えていきましたし、私も初のスタートアップへの挑戦というわけでもなかったので、入社後についてはギャップに感じたことはあまりなかったように思います。とはいえ、炎上の影響は入社前にイメージしていたよりかなり広く、深かったなと今振り返ると思うところはあります。

 

まさにここ数年間のSAMURAIの紆余曲折を見てきたわけですね。当時から現在に至るまでにどのような変化がありましたか?

入社直前に炎上があったので、入社時は会社全体が急成長の歪みにより疲弊していたように思います。急成長を志向して、あるいは実際に急成長していく際に、それに耐えうる基盤がなかったと。そこで、まずはMVVの制定(厳密に言うとあったといえばあったのですが、見直して周知・浸透するという)を行い、価値観を共通化させていきました。

それと並行して、各種ルールを設定していきました。ルールについては、いきなりガチガチにするというよりは事業フェーズ・組織フェーズを見ながらその時に合った必要十分なものを入れていくことが意識されています。

業界としてコロナ禍で盛り上がり、似たような会社が雨後の筍のように参入してきた後、アフターコロナで一気に成熟期に入ったような市場感だったので、また、その過程でファウンダーから2代目の代表にバトンタッチもしたということもあり、事業における判断もその時々に最適なものとなり、それにより組織全体の精神性も成熟してきた側面はあったと思います。

その他の観点では、会計期間も第10期(※取材日(2023年12月)時点)にもなっていますし、東証プライム市場上場企業グループの一員ということもあるので、大人ベンチャーみたいな雰囲気にはなってると言えるかもしれません。

そうは言っても、やはり創業期の混沌、急成長とその歪みからの暗黒期、そしてそれを乗り越えての再成長期と、ジェットコースターのような時期を経験したチームなので、今も変わらずベンチャーマインドが強い組織ですし、組織としての機動力や意思決定の迅速さ、個々の裁量などはベンチャーそのものだと考えています。

 

現在のSAMURAIはどのような会社になっていると考えていますか?また、どういったメンバーが活躍していますか?

前提として、フルリモートなので目に見える雰囲気っていうものとはちょっと違うんですが、活気はありますね。フルリモートで働く以上、誰かが『指示待ち人間』みたいなスタンスだとそもそも業務にならない(業務が進まない)ということもあり、みんなセルフスターターで自分から動いているのでSlackを見ているだけでも活気を感じますね。

あとはみんな優しいですよね(笑)やっているビジネスの影響も大きいのですが、本質的に「人」のことを大好きなメンバーが多いので困ってるメンバーがいたらみんなで「こうするといいよ!」とか「こういうのもあるよ!」とかSlackですぐに連絡してくれたりしてますし、お客様に対してもメンバー同士でも利他的なマインドで接しているのは特徴かもしれません。

一方で、プログラミング教育の会社なのですごく理系的な側面もありますね。データやファクトからしっかり分析して施策検討をするとか常に内省しながら自己改善をし続けるとかITツールやGASなどを積極的に活用して業務を徹底的に自動化・効率化したりするとかは全社的に根付いているカルチャーだと思います。

■SAMURAIに入ってほしい理想人材
何よりも大事なのはミッションに共感している人と一緒に働きたいですよね。会社のミッションの実現に向けてのアクションを、自分のキャリアプランやライフプランも踏まえて自身のミッションに重ね合わせられるような方の方がパフォーマンスとエンゲージメントが高く長期就業をしてくれることはこれまでの実績が示しているので、ミッションへの共感性は非常に重視しています。

次に、カルチャーの話にも出てきたセルフスターター、人好き(利他的)、データやファクトからの分析力をちゃんとできて自己改善能力が高いような人だと活躍しやすいと思います。

あとは、質の高いIT教育を通じてすべての人が未来を切り拓ける世界を目指している会社で、お客様の人生やキャリアに真摯に向き合っているということもあって、「人間力」がある方だと理想ですね。「人間力」っていうとふわっとしてるのですが、ざっくり要素でいうと①素直、②誠実、③GRIT(やり抜く力)がある、④自責思考(環境のせい、他人のせいにせずに、物事の原因を自分に求める思考)のすべてを兼ね備えていることと定義しています。これまでの人生経験で、いろんな原体験からこうしたものを後天的に身につけてこられた方というのは人間としての深みもあって、非常に魅力的なので是非一緒に働きたいと思います。

■SAMURAIメンバーとしてのやりがい
プログラミング教育や人材紹介などを通じて個の幸せを集積していきながら社会にインパクトを与えていけるという点は非常に社会貢献性があってやりがいを感じられると思います。実際、社内ではいろんなお客様の成功体験などが共有されたりもするので、それを実感しやすかったりもしますね。

リモートやフルフレックスを導入するなど会社として非常に合理性を重んじているので、やりがいを蝕んでいく要因になりがちな不合理や理不尽が少なく、また、個人の裁量も大きいため自己効力感をもって働きやすいというのもやりがいを感じられるポイントかなと思います。

■今後、SAMURAIをどんなふうにしていきたいか
教科書的な答えになっちゃう節はありますが、やはり「質の高いIT教育を、すべての人に」というミッションの実現に向けて、より多くの人にうちのサービスが届くようにしていきたいですよね。

ミッションの実現を目指していく中で、例えば少子高齢化社会である日本における労働力のアロケーションと生産性の向上の一助になりたいと考えています。また、SAMURAIとしてはSDGsの中での貢献目標を掲げているのでそれを実現していきたいですね。

更には、SAMURAIでIT教育を受けた方がいつかテクノロジーの力で、気候変動やエネルギー問題などの社会課題に対してインパクトを与えるようなイノベーションを起こすようになったりもしたらSAMURAIとしてこれ以上の存在意義はないのではないかと妄想していたりもします(笑)

 

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