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【CEOインタビュー後編】「学ぼうとする力」こそが最強のスキル

こんにちは、人事部の菅谷です!
代表インタビュー第2弾!
侍の未来や、人材育成の工夫、メンバーに求める事など、より濃い内容となっております!
ぜひ最後までお読みください(^^)

前編はこちらから

https://www.sejuku.net/hack/1509

代表木内が目指す未来とは・・

菅谷 侍のビジョン・ミッションを教えてください!

木内 侍のミッションはシンプルに『世界平和』です。
その世界平和を「イノベーション」「エデュケーション」「パッション」の3つの戦略で実現させようとしています。

世界平和というと、大げさに聞こえるかもしれませんが30〜50年位の幅で実現できると仮定しています。
貧困や紛争は基本的に『資源』やそこにまつわる利権の奪い合いで起こります。つまり資源不足によっておこるわけです。
この問題は様々な分野のイノベーションが生まれていけば解決できると考えています。
現に産業革命やIT革命によって人類はどんどん豊かになっていて、貧困率や紛争の数も大きく下がってきています。

ただ、待っているだけではイノベーションは起きません。イノベーションを起こすチェンジメーカーを増やす必要があります。そのためにイノベーション人材の教育が必要なわけです。
プログラミングを始めとするITスキルや、マーケティングやマネジメントなどのビジネススキルを伸ばす教育が必要なわけです。そういった教育サービスを新しく開発して展開しています。

さらに、教育を受けるだけでは当然イノベーションを起こせません。イノベーション人材は現場の中で失敗を繰り返しながら生まれていきます。
そのために人材事業も行い、パッションを持って働くプロフェッショナルを増やしていきます。

自由な働き方を実現するための仕組みとは?

菅谷 侍ではリモートワーク制・フレックス制をとっていますが、どうしてそのような体制にしたのでしょうか?
また、その上で何か気をつけていることはありますか?

木内 もともと私自身がオフィスという閉鎖空間が苦手だったのと、生産性の観点でリモートワークやフレックスという制度を導入しました。
一般の企業に比べて皆自由に裁量を持って仕事をしています。
パフォーマンスを上げるために意識しているのはKPIマネジメントと教育と環境です。

監視していなくては仕事をサボるのではないか?と思う方も多いと思いますが、KPIで管理をしているのでむしろ本質的な意味でサボることは出来ません。逆にやらされではなく自らの意思で立てた目標に対してコミットしていくので会社員でいながら事業家の視点が身につきます。
また、KPIはPDCAをまわすことを主軸に達成していくのですが、普通の人はPDCAが回せません。それだけ難しいわけですが、そういったビジネスの基本を一から教育していくので、半年ほどでかなり見違えてきます。

菅谷 ・・私も早くきちんとPDCAを回せるようになります!

木内 生産性を発揮するためには、「働きやすい環境」が大切だと思っています。
オフィスは強制ではないですが作業場として提供しており、そこで同僚と楽しく談笑したり、卓球をしたり飲み会をしたりと社員の交流の場としても機能しています。
Googleの研究でわかったのですが、社員の生産性を高めるには『心理的安全』というものが必要で、それは良好な人間関係から生まれるそうです。
弊社では創業当時から人間力が高いいわゆる「いい人」や、思わず人間として好きになってしまうような人だけを採用してきました。そういったところが高い生産性につながっていると考えています。

「志事塾」で「学ぶ力」を学ぶ

菅谷 社員教育の一環で「志事塾」(勉強会)定期的に実施していますが、それによりどんな変化がありましたか?

木内 OJTでは教えきれない「PDCA」や「ロジカルシンキング」、「マーケティング思考」など多くのビジネスキルについて書籍も紹介しながら体系的に解説してきました。
ときには情報収集の仕方を教えるために本屋に行って実演をしたりもします。

菅谷 2年ほど前から参加させていただいておりますが、志事塾のおかげで人生の角度が一気に上がったと言っても過言ではありません・・!
私はこれまで色々な勉強会などに参加してきましたが、これほど力になる場はないのではと感じています!

木内 最初はドキュメントで箇条書きさえできなかったもんね(笑)
勉強会を継続してやってみて大きな収穫だったのは、一人一人のスキルが伸びるのはもちろんですが、
【学ぼうとする力】が伸びることです。
弊社ではこれをラーニングスキルと言っているのですが、人生を好転させていく、成功するために最も必要なスキルだと確信しています。

侍で求められる4つのスキル

菅谷 メンバーに求めている事はなんですか?
また、今後どんな人に仲間になってほしいですか?

木内 弊社が社員に求めており、伸ばすように工夫しているのは4つのスキルに分類できます。
ビジネススキル、プロフェッショナルスキル、ラーニングスキル、ヒューマンスキルです。

ビジネススキル:ビジネスを動かしていく上で必要になる基礎的なスキルです。PDCAやロジカルシンキング、戦略的思考等を主に重視します。
プロフェッショナルスキル:プログラミングやWEBマーケティング、セールスなどの専門的スキルです。
ラーニングスキル:情報収集・編集やスキル習得など、学ぶ力に関するスキルです。
ヒューマンスキル:コミュニケーションや人柄、粘り強さなどの人間性のスキルです。

後者であるにつれて習得難易度は高く、弊社で特に重視しているのはラーニングスキルとヒューマンスキルです。
簡単に言えば誠実でよく学ぶ粘り強い人を求めています。
ビジネススキルやプロフェッショナルスキルは弊社に入ってから伸びていくので、プライオリティーとしてはそれほど高くありません。

菅谷 「人物重視」の採用はここに帰結するわけですね!

はい、以上で代表インタビュー後編、終了となります!
最後までお読みいただきありがとうございました。

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