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【調査レポート】現役エンジニア兼インストラクターが思う3年後に仕事で使えそうな言語1位は「JavaScript(Node.js)」

弊社は、現役エンジニア兼インストラクター54名に「プログラミング学習に関わるアンケート」を実施しました。

【調査サマリー】
①3年後に仕事で使えそうな言語は1位は「JavaScript(Node.js)」
②1年前にしておけば良かった意思決定1位は「英語を学んでおけばよかった」
③オススメのプロジェクトツール1位は「Backlog」
④インストラクターが思う「伸びる学習者」「挫折しやすい学習者」の特徴は?

■3年後使えそうな言語1位は「JavaScript(Node.js)」で74%が回答

「侍エンジニア塾」の現役エンジニア兼インストラクターに3年後にも仕事で使えそうな言語を聞いたところ1位は「JavaScript(Node.js)」、2位は「Python」、3位は「PHP」という結果となりました。

「JavaScript(Node.js)」が選ばれた理由を推察すると、Webサービス開発においてフロントエンドの開発言語はほぼJavaScript一択の状態であり、Web系アプリケーションでは必ず活用するといっても過言ではなく、フロントエンド・バックエンド・スマートフォンアプリケーションも書けるJavaScript(Node.js)が3年後も仕事で使えそうな言語として選んだインストラクターが多くいたのだと思います。

また、GmailやTwitterに代表されるシングルページアプリケーション(SPA)の台頭により、フロントエンドで求められる開発のボリュームや必要な知識・役割も増え、フロントエンドエンジニアの需要や単価も伸び続けていることも要因の一つだと考えられます。

■1年前にしておけば良かった意思決定1位は「英語を学んでおけば良かった」

1年前にしておけば良かった意思決定のことを聞いたところ、1位は「英語を学んでおけばよかった」、2位は「新しい言語を学んでおけばよかった」、3位は「デザインを学んでおけばよかった」という結果となりました。

プログラミングが身近ではない方からすると、「なぜ英語?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。プログラミングの世界も英語力は学習効率アップやスキルを磨く上で非常に重要な要素の一つと言われています。

プログラミングコードのそのほとんどが英語で書かれており、英語力が高い人ほど学習効率が高かったり、新しい言語やスキルアップにも役立ちます。特にエラーの解決や周辺情報を調べる際に、英語で検索することができれば、英語で書かれた最新の情報を参考にすることができます。

2位となった「新しい言語を学んでおけばよかった」にしても、やはり最新の言語は英語の情報ソースから参照することが多く、英語力が高い人ほど新しい言語習得も容易となる可能性が高いと言えます。

■数あるプロジェクトツールの中でオススメのプロジェクトツール1位は「Backlog」

数多くあるプロジェクトツールの中で、オススメのツールを聞いたところ、1位は「Backlog」、2位は「Redmine」、3位は「Microsoft Excelまたはスプレッドシート」という結果になりました。

「Backlog」が選ばれた理由を推察すると、タスク管理機能だけではなく、ガントチャート・バーンダウンチャート・Slack連携などの機能も充実しており、2016年の大型リニューアル以降は柔らかい印象のデザインで根強い人気を博していることが支持に繋がったのだと思います。

大規模開発で人気のJIRAや小規模開発で人気のTorelloやAsanaも上位に食い込んでいましたが、Backlogはユーザー数の増減による料金の変動も少なく、小・中・大規模のプロジェクトで使い勝手がよい点も支持を得た要因だと考えられます。

その他、オンプレミスでも運用ができるRedmineや、誰でも使えるExcel・スプレッドシートが2位、3位と続く結果となりました。

■インストラクターが思う「伸びる学習者」、「挫折しやすい学習者」の特徴は?

多くの受講生と向き合っているインストラクターの方々に「伸びる学習者」、「挫折しやすい学習者」をフリーアンサー回答いただきました。

◎「伸びる学習者」の特徴は?
「自ら調べ、自走力があり、明確に作りたいモノがある人」

「伸びる学習者」の特徴として、2つの回答が多く上がりました。
1つ目は、「自ら調べる人」、「自走力がある人」という回答でした。プログラミング学習は、エラーでのつまずきや挫折はつきものであり、行き詰まった時にまずは自分で解決しようと考える学習者ほどその後伸びていく傾向が強いようです。

2つ目は、「明確な目標や作りたいものがある人」という回答でした。なんとなくプログラミング学習を始めるのではなく、自信の好奇心や探究心から学習を始めた人ほど前のめりに学習していくため、伸びやすい傾向がありそうです。

これからプログラミング学習を始める方は、「自ら調べ、自走力があり、明確に作りたいモノがある」に当てはまりそうなら、プログラミング学習において「伸びやすい学習者」と言えるかもしれません。

【自ら調べる/自走力がある コメント一部抜粋】
・素直で自習できる人
・自分で検索する、とにかく調べる
・自己解決型の人
・自ら進んで調べる人
・すぐに答えを聞かずに自分なりの考えを持ってコードが書けること
・自走力がある人
・自走できる人

【明確な目標がある/作りたいものがある コメント一部抜粋】
・自分に合った学習方法を行える。明確な目標を持っている。
・作りたい物が明確的
・自分で開発したいものが具体的に決まっている

◎「挫折しやすい学習者」の特徴は?
「受け身で指示を待ってしまう人、初めから答えを求めてしまう人」

一方で、「挫折しやすい学習者」の特徴を聞いたところ、「受け身で指示を待ってしまう人」、「初めから答えを求めてしまう人」という回答が多く上がりました。

伸びる学習者とは対称的に、自ら調べることをせず、すぐに答えを求める人は、「自走力」がなく、エラーなどで行き詰まった時に諦めてしまったり、挫折してしまうことが多いのではと思います。

エンジニアとして活躍する方たちでも、未だにエラーの解決に頭を悩ませることが多い中で、「自分で解決できる力」を持っている方がエンジニアとして向いていると言えそうです。

【受け身/指示を待ってしまう コメント一部抜粋】
・すべて受け身
・受け身で自習しないで言い訳する人
・指示待ち
・指示を求める人
・解らない事をほったらかしにする方
・分からないからといって何もしない方

【初めから答えを求めてしまう人】
・答えばかり求める人
・初めから答えを求める人
・答えを求めて試行錯誤しない人

■調査概要
・実施時期:2019年10月22日〜11月15日
・調査方法:インターネットアンケートを使った自社調査
・調査対象:侍エンジニア塾のインストラクター
・調査人数:54名

■プログラミング学習の挫折を減らす 侍エンジニア塾 4つのサービス特徴

プログラミング学習の挫折をできるだけ少なくし、多くのエンジニアやIT人材の輩出を目指し、侍エンジニア塾では「より確実に本物のプログラミングスキルを習得できる」ように4つのサービス特徴を持っています。

1. マンツーマンレッスンの学習効率
専属のマンツーマン講師が配属されるため独学や集団授業に比べて圧倒的な習得スピードで学べます。また、些細な質問でもマンツーマンなら人の目を気にすること無くできるためしっかり学べます。

2. 完全オーダーメイドカリキュラム
人によって現状スキルにも差があるため、同じカリキュラムでは理解度に差が生じます。侍エンジニア塾では、生徒一人ひとりに合わせてオーダーメイドカリキュラムが組まれるため、無理なく無駄なくプログラミングを学習できます。

3.オリジナルWebサービス開発
侍エンジニア塾では、未経験でも仕事を獲得するために必要な技術を養うためにオリジナルWebサービス開発がカリキュラムに含まれています。オリジナルWebサービスのポートフォリオ(実績)の存在は技術力を証明でき、仕事獲得に大きな力を発揮します。

4.専属講師だから何でも質問できる
侍エンジニア塾の特長として、仕事獲得に強い完全オリジナルWebサービス作成があります。 しかしオリジナルサービスの場合、エラーの解消は非常に難易度が高く画一的な内容を教えるスクール講師や独学では対応できないことも多いです。

■会社概要

企業名 株式会社侍

代表取締役 木内 翔大

設立年月 2015年3月19日

資本金 110,000千円 

所在地 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2丁目11-1 Gスクエア渋谷道玄坂 4F

事業概要 プログラミング学習サービス

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