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転職は「3年以上務めてから」と考える20代が23%

プログラミングスクール「SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)」を運営する株式会社SAMURAIは、会社員(正社員)として働いている全国の20代・300名に、「20代の転職に関する意識調査」を実施しました。

調査サマリー

  • これまでに「転職」もしくは「転職を検討」したことがある人は47%と約半数20代での転職を、74%が「1回以上」経験、9%が「3回以上」経験
  • 79%が入社後「3年以内」に転職を検討した経験あり
  • 転職を検討したきっかけの1位は「給与への不満・問題」
  • 90%が早期離職に「何かしらの不安がある」と回答
  • 転職は「現在の職場に3年以上務めてから」と考える20代が23%

調査結果

■ これまでに「転職」もしくは「転職を検討」したことがある人は47%で約半数

会社員(正社員)として働いている20代・300名に、「これまでに転職、もしくは転職を検討したことがあるか(転職の有無は問わない)」を聞いたところ、「ある」と回答した人が47.7%、「ない」と回答した人が52.3%で、おおよそ半分ずつという結果に。

※以降の調査は「これまでに転職、もしくは転職を検討したことがある人」に実施。(有効回答数:143)

■ 20代での転職を、74%が「1回以上」経験、9%が「3回以上」経験

次に「これまでの転職回数」を聞いたところ、「1回転職」した人が49%、「2回転職」した人が16.1%、「3回以上転職」した人が9%で、「転職経験がない」人は全体の25.9%だった。つまり、74.1%の人が20代での転職を経験していることがわかる。

■ 79%が入社後「3年以内」に転職を検討した経験あり

次に「転職を検討し始めたタイミング」を聞いたところ、「入社後3年以内」が最多の29.4%、次いで「入社後1年以内」が21.7%、以降は「入社後3年以降」が21.0%、「入社後6ヶ月以内」が14.7%、「入社後すぐ」が13.2%という結果に。これにより、79%の人が「入社後3年以内」に転職を検討した経験があることがわかった。

■ 転職を検討したきっかけの1位は「給与への不満・問題」

次に「転職を検討し始めたきっかけ」を聞いたところ、回答数の上位から順に「給与への不満・問題」が39.9%、「仕事(業務内容)への不満」が36.4%、「人間関係への不満・問題」が33.6%、「労働時間への不満・問題」が23.8%だった。

キャリアアップや異業種/異職種への挑戦など、前向きな理由がきっかけで転職を検討している人は少数派で、現職に対する何かしらの不満から転職を検討し始める人が多数であることが判明した。

■ 90%が早期離職に「何かしらの不安がある」と回答

次に「早期離職(※)に対する不安要素」を聞いたところ、「転職時の評価に悪影響があるかどうか」と回答した人が27.3%、「将来のキャリアに悪影響があるかどうか」と回答した人が25.2%で、早期離職が「自身のキャリアに悪影響があるのでは」と懸念している人が多数いることがわかった。また、在籍企業や家族、友人やパートナーなど「周囲からの反応や評価」に対しても不安を抱えている人も多いことがわかる。

一方で「不安はない」と回答した人はわずか10.5%に留まり、残り90%の近くの人が早期離職に対して何かしらの不安を持っていることも判明した。

※ここでの「早期離職」は、「入社後3年以内での離職・転職」を指す。

■ 転職は「現在の職場に3年以上務めてから」と考える20代が23%

最後に「いつまでに転職したいか」を聞いたところ、「具体的には決めていない・その他」の41.3%を除くと、「20代のうちに」や「今すぐにでも」と回答した人が合計で35.7%いる一方、最も多かったのは「現在の職場に3年以上務めてから」の23.1%だった。

79%が「入社後3年以内」に転職を検討した経験があるにもかかわらず、早期離職や早期転職に対する「転職時の評価」や「周囲からの反応」への懸念・不安から、転職は「現在の職場に3年以上務めてから」と考える20代が23.1%にも及ぶということがわかる調査結果となった。

調査概要

調査名20代の転職に関する意識調査
調査期間2024年3月5日〜3月7日
対象者全国 / 20代 / 会社員(正社員)
有効回答数300
調査媒体Freeasy
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