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【調査レポート】62%の人がITエンジニアへの転職を「検討したことがない」という現状

ITエンジニアを除く転職検討者20〜50代の男女300名を対象に実施した「ITエンジニア転職に関する意識調査」の結果を発表いたします。

 

調査サマリー

[1]62%の人がITエンジニアへの転職を「検討したことがない」
[2]49.3%の人が「ITスキル / プログラミングスキルに不安がある」
[3]経産省による「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」の認知度は23%
[4]低認知度の一方で、75%が本支援事業を「活用したい」と回答
[5]本支援事業を活用したい理由は「転職支援」を受け、「お得に受講したい」から
[6]転職活動の最大の心配事は「転職先の条件」や「確実に転職できるかどうか」
[7]興味・関心の高いリスキリング講座は「Webデザイン」と「動画 / 映像制作」
[8]リスキリング講座を受講する場合、最大の不安は「学習レベルが難しくないか」

調査結果 詳細

[1]62%の人がITエンジニアへの転職を「検討したことがない」

転職検討者(現在、ITエンジニアである人を除く)20〜50代の男女300名を対象に実施した「ITエンジニア転職に関する意識調査」の結果、ITエンジニアへの転職を「一度も検討したことがない」と「ほとんど検討したことがない」と回答した人の合計が、全体の62%でした。

IT人材不足が叫ばれる現代の日本において、そもそもITエンジニアへの転職を検討したことがない人が多数であることが明らかになりました。

[2]49.3%の人が「ITスキル / プログラミングスキルに不安がある」

ITエンジニアへの転職を検討したことがない理由として、約半数である49.3%の人が「ITスキル / プログラミングスキルに不安があるから」と回答しました。

小学校や中学校でプログラミング教育が必修化され、令和7年度からは大学入学共通テストで「情報I」が追加されるなどのIT教育加速の流れの一方で、20代〜40代の“大人世代”はITスキルに不安を抱えていることがわかります。

[3]経産省による「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」の認知度は23%

次に、経済産業省による「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業(以下:本支援事業)」の認知度を調査したところ、「まったく知らない」と「ほとんど知らない」と回答した人の合計が全体の約76%となり、本支援事業の認知度はわずか23%程に留まりました。

※経済産業省による「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」とは:
新たなスキルを習得(講座を受講)後、転職を実現し、就業の継続が認められた場合、最大56万円の補助を受けられる制度です。在職者であり、雇用主の変更を伴う転職を目指している方であれば、正社員、契約・派遣社員、パートやアルバイトの方など、幅広くご利用いただけます。(詳細は https://careerup.reskilling.go.jp/worker/ をご確認ください。)

[4]低認知度の一方で、75%が本支援事業を「活用したい」と回答

前述の通り、本支援事業の認知度はわずか23%であった一方、本支援事業の給付対象であると想定した場合、「積極的に活用したい」と「活用を検討したい」と回答した人の合計が75%にまでのぼりました。

[5]本支援事業を活用したい理由は「転職支援」を受け、「お得に受講したい」から

認知度の低さに反し、本支援事業を活用したいと考える人が多かった理由の一つは「転職支援を受けたいから」でした。また「リスキリング講座をお得に受講したいから」との回答も次いで多数となりました。

この結果には、転職活動の際の不安要素が関係しています。次の設問にて調査しました。

[6]転職活動の最大の心配事は「転職先の条件」や「確実に転職できるかどうか」

今回のアンケート調査の結果、転職を検討しているの最大の懸念点・心配事として「条件にあった企業が見つかるかどうか」や「転職先の労働環境や業務内容」といったマッチングの観点と、「転職できるかどうか」という転職そのものへの確実性に不安を抱えていることがわかりました。

このような観点から見ても、経済産業省による「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」を活用することで、キャリアアドバイザーによる転職支援を受けながら、確実に転職を成功させたいという転職希望者の想いが見えてきます。

[7]興味・関心の高いリスキリング講座は「Webデザイン」と「動画 / 映像制作」

次に、経済産業省による「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」を活用すると想定した場合、どのようなリスキリング講座を受講したいかを聞きました。

1位は「Webデザイン」、2位は「映像制作 / 動画制作」となり、クリエイティブなスキルへの関心の高さが伺えます。また、20%以上の回答が集まった中には「Web開発 / システム開発」「AI / データ活用」が含まれており、ITスキルやプログラミングスキルの必要性を感じている人も多いことがわかります。

[8]リスキリング講座を受講する場合、最大の不安は「学習レベルが難しくないか」

最後に、いざ受講するとなった場合の不安要素を調査しました。

最も多かった回答は「学習レベルが難しくないか」で56.7%、次いで「挫折せずにやり切れるかどうか」、「受講料が支払えるかどうか」、「転職に成功できるかどうか」という現実的な観点に回答が集まりました。

途中で挫折することなく、確実に転職まで辿り着けるかどうかという不安要素が解消されることが、経済産業省による「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」の活用を最大化させる要素となりそうです。

調査概要

調査概要 :ITエンジニア転職に関する意識調査 
調査期間 :2023年10月3日〜2023年10月5日
対象者  :20代〜50代の転職検討者(ITエンジニアを除く)
有効回答数:300
調査媒体 :クラウドワークス

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