
ホームページを作る必要性がわかる9つのメリット【迷わず作るべし】
独立したらホームページ作った方がいいよ!っていわれるけど、本当にそうなの?
競合がホームページに力を入れてるんだけど、ホームページの必要性ってそんなに高いの?
企業のホームページ担当者の方や、これから独立を考えている方、まだホームページをお持ちでない経営者の方の中で、こんなふうに考えている方ってじつは多いのではないでしょうか。
今やどの企業もホームページを持つのが普通ですし、最近ではお店や個人でも持つようになってきました。でも、いまいちホームページの必要性が感じられず作ろうかどうか迷っていませんか?
この記事ではそんな方に向けて、
- ホームページを作る必要性(メリットの解説)
- 逆に、ホームページを作る必要がない人
主にこの2点について、ホームページ制作を仕事にし、かつ自分でもホームページを活用して集客している私が解説します。
結論、ホームページを作る必要性は「大アリ」です!
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まずは結論を先に申し上げておくと、私個人はホームページを作る必要性は「大アリ」だと考えています。
理由は、以下9つのメリットがあるからです。
- 自動で集客できる
- イメージアップ・ブランディングになる
- 商品やサービスのPRになる
- 営業資料としても使える
- 採用にも便利
- 情報を好きなだけ載せられる
- 研修・社内教育にも活用できる
- 反響(アクセス)を確認できる
- SNSと相性が良い

必要性大アリ!ホームページを作って得られるメリット9選
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では、ホームページを作る必要性(メリット)をひとつずつご紹介していきます。
自動で集客
ホームページはいわば「休まない営業マン」です。
GoogleやYahooで検索した際に上位表示させておいたり、SNSと連動させることで、24時間365日絶えずあなたの商品・サービスを求めるお客さんを自動的に集客してくれます。
人間は睡眠も休憩も必要ですが、インターネット上に公開したホームページは休みません。これほど心強い相棒もいませんよね。
最新の情報に簡単に更新できる
一度発行したら修正が利かない紙媒体(本やカタログ)と違い、ホームページはいつでも情報の更新が可能です。
- 新商品・新サービスの発売の予告・告知
- 誤った箇所の修正
などがすぐにできるというメリットがあります。情報が最新の状態にされていることで、お客さんからの信頼性も高まります。
イメージアップ・ブランディングになる
企業やブランド、商品のイメージに合った素敵なホームページを作れば、イメージアップやブランディングにも効果的です。
カラーリングやデザインに統一性を持たせたり、効果的なキャッチフレーズを用いたりすることで、ブランドイメージを構築することができます。
うまくイメージアップ・ブランディングができれば、口コミ効果やお客さんの再来訪にも繋がります。
商品やサービスのPRになる
先程も書いたように、ホームページは最新の情報への更新が容易なので、商品やサービスの発表・PRをすぐに行なえます。
たとえばホームページのTOPページに、特にPRしたい商品を配置しておくだけでも認知度の向上になります。写真とテキストだけでなく動画も掲載できるので、商品やサービスの「見せ方」にもこだわれます。
総じて、自社商品・サービスのPRに、ホームページは打って付けの手段と言えるのです。
営業資料としても使える
ホームページは「持ち運びできるカタログ」としても使えます。
商談やイベント、プライベートと場所・場面を選ばず、ホームページを開けば自社の商品・サービスのPRを簡単に行うことができます。タブレットやスマホを使えば荷物もかさばりませんし、商談先でURLを教えれば共有も簡単です。
採用にも便利
採用ページを作り、人材募集にも活用できます。
求人情報を探している人は転職サイト等はもちろんのこと、気になった企業はホームページで事業内容や実際に働いている社員の声をチェックしたります。
その際に採用ページが用意されているかいないかでは大きな違いがあります。場合によっては求人サイト等を通さず、直接応募してくる意欲の高い人もいるので、そうした方向けにもホームページがあると便利です。
情報を好きなだけ載せられる
実はこれも大きなメリットで、ホームページは紙媒体と違ってページ数に制限がなく、いくらでも情報を載せることが可能です。
カタログ等の印刷物は1ページあたりに掲載できる情報量が限られています。ページ数を単純に増やすこともできるのですが、その場合はカタログ全体が分厚くなってしまい、持ち運びにも読むのにも不便になるばかり。
その点ホームページは、ユーザーがサイト内で迷子にならないように、使いにくくならないようになどの配慮が必要ですが、好きなだけ情報を載せることが可能です。
研修・社内教育にも活用できる
社内教育などにも向いているツールです。会社の理念や事業内容などがひととおり掲載されているホームページは、新入社員などの研修・社内教育にも使えます。
また、ホームページの更新を社内で行ったり、採用ページに社員を登場させるなどすれば、会社に対する愛着がわき、仕事への理解やモチベーション維持にも効果的です。
こうした形でホームページを活用できれば、会社全体で団結していこう!という空気感を作るのにも一役買ってくれるでしょう。
反響(アクセス)を確認できる
広告を打ったとしても、テレビCMや雑誌・新聞広告からの反響は確認しづらいものです。
しかし、ホームページの場合は無料のアクセス解析ツール(Googleアナリティクスなど)があるため「いつ」「どのページに」「どんなルートでアクセスがあって」「どれくらいの人数がきたか」などの詳細なデータがわかります。
そのデータをもとに、つぎに打つ広告の戦略を決めたり、ホームページ自体の改善を図ることができます。反響(アクセス)を確認できると、様々な面で役に立ちます。
また、ホームページを改善して業績をあげる方法はこの記事で詳しく解説してるので興味のある方はご覧ください。
本気でホームページリニューアルをすると業績がぐんぐんアップする訳
更新日:2022年12月4日
SNSと好相性
近年は、企業も個人もSNSの運用に力を入れる時代になりました。SNSは今や大きな集客源です。
個人は「SNSとブログ」を、企業は「SNSと自社ホームページ」を連動させ、「SNSで告知→ブログやホームページに誘導」することが当たり前になっています。
さらにSNSは拡散性が非常に高いのでホームページの情報が一気に広まる可能性もあります。
加えて、ユーザーとの直接のやり取りも活発に行われるため、企業としてのイメージアップにもホームページのマーケティングにも最適です。
ホームページを作る必要のない人はこんな人!
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ここまではメリットを紹介してきましたが、なかには
確かにメリットは感じるんだけど、でも……
と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方はもしかすると以下の3点に当てはまる方かもしれません。これに当てはまる方はとくにホームページを作る必要性はないかもしれません。
目的がはっきりしない人
より良いホームページを作成するためには、何のためにホームページを作るのかという「目的」が大事です。
- 自社商品・サービスの認知度を上げるため
- 集客するため
- 取引先に商品やサービスのスペックを確認してもらうため
などの明確な目的がないという方は、無理をしてホームページを作成する必要はありません。
ホームページの製作・運営には固定費もかかりますし、長期的に運営・更新をしていくことが大前提です。そのため上記のような目的がない場合、かける費用や労力に効果はなく、ただのデメリットとなってしまうでしょう。
SNSの運用に長けている人
現在、FacebooやTwitter等のSNSの運営をしていて、そこから十分に仕事が取れて利益につながっているという方も、ホームページは必要ないでしょう。
こうした方は、恐らくすでに十分な数のフォロワーがいることでしょうし、フォロワーとの信頼関係も構築できていることと思います。
つまり、いわばSNSそのものがホームページと化している状態で、逆にホームページを増やしてしまうことで顧客(フォロワー)が減ってしまうことにもなりかねないため、無理に増やす必要はありません。
すでにさばききれない程の顧客がいる人
リアルな繋がりなどを通して、すでに十分なほどの顧客を抱えている。そんな方もホームページを作る必要はないでしょう。
すでに十分な顧客がいるということは、素晴らしいマーケティングスキルをお持ちと考えられます。ホームページでの集客もきっと成功を収めることでしょう。
ですが、それによってより業務が煩雑になってしまい、元々の顧客に迷惑をかけてしまうという事態にもなりかねません。こうした場合はホームページを制作するよりも人員を増やしたり、仕組みを改善したりする方にリソースを割いた方が賢明です。

まとめ
ホームページも持つことのメリットとデメリットについて解説してきました。
この記事の内容を振り返ると、ホームページの必要性は「大アリ」であり、その理由は以下の9つのメリットがあるからです。
- 自動で集客できる
- イメージアップ・ブランディングになる
- 商品やサービスのPRになる
- 営業資料としても使える
- 採用にも便利
- 情報を好きなだけ載せられる
- 研修・社内教育にも活用できる
- 反響(アクセス)を確認できる
- SNSと相性が良い
なお、逆にホームページを無理に作る必要がないのは、こんな方です。
- 目的がはっきりしない人
- SNSの運用に長けている人
- すでにさばききれない程の顧客がいる人