どんな学び方があるか理解する

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一般的なWebアプリを開発するフローでWebアプリ開発の流れは理解できましたね。

しかし、いざ学習を始めようとしても、


どうやって学習すれば良いんだろう?
自分にあった学習方法はなにかな?

このような疑問があるのではないでしょうか。そこでこの章では「Webアプリ開発を学ぶ方法」についてご紹介いたします。

目次

Webアプリ開発の学習方法

Webアプリ開発について学習する方法は大まかに分けると、

  • 独学
  • スクール

この2種類となります。ではそれぞれの学習方法を見ていきましょう。

独学の学習方法

独学で学習を進める場合、

  • 専門書籍
  • 学習サイト
  • 学習チュートリアル

この3種類を使用します。それぞれの教材に長短があるため、特性を理解したうえで使い分けていきましょう。

専門書籍

プログラミングに関する専門書籍をもとに学習を進める方法です。

書籍の場合、専門的なことはわかるのですが、応用があまり効かないことが多いという難点があります。また、学習を始めるために各プログラミング言語の環境構築を行わなければいけないため、未経験者にはハードルが高いです。

書籍自体も情報が古いものがあったり、何冊も購入するとコストがかかるので必要な書籍を見極めて購入しましょう。

学習サイト

最近では、ブラウザ上でプログラミング学習を行える学習サイトが増えています。これらのサイトを使えば環境構築をすることなくプログラミングの基礎を学ぶことができるので未経験者には特におすすめです。

しかし、これらのサイトはあくまでも出された課題をこなす形式でカリキュラムが進むため、カリキュラムを終えた段階でなんとなくプログラミングができるようになった感覚に陥りがちなので注意が必要です。

学習チュートリアル

オープンソースのプログラミング言語は多くの場合、公式のチュートリアルが用意されています。

なかでも有名なのがRailsチュートリアルです。このチュートリアルをこなすだけで「Twitter風アプリ」を作成できる優れたチュートリアルサイトです。

ただし未経験者がいきなりこちらのチュートリアルから始めるのは難しいため、学習サイトや書籍学習で基礎を学んでからチュートリアルを活用するとスムーズに学習を進めることができます。

スクールの学習方法

プログラミングを誰かに教わりたいならスクールがオススメです。

プログラミングを学べるスクールは、

  • 専門学校
  • 大学
  • プログラミングスクール


以上の3種類があります。こちらもそれぞれ長短があるため、特性を理解したうえで選択しましょう。

専門学校

専門学校の多くは講師がエンジニアとして働いていたり、業界で有名な講師が在籍していることが多いので、より詳しい話を聞くことができます。さらに専門学校は最終ゴールに就職を置いていて、即戦力となるような学習も可能です。

また、資格取得をメインに置いている専門学校もあります。基本的にプログラマーには資格は必要ありませんが、より就職を有利にしたり条件が良い企業に就職するためには技術力の証明として資格を取得したほうがいいでしょう。

資格取得から就職までを一緒にできるのは専門学校の大きなメリットですね。

大学

大学には様々な地域からたくさんの人が集まります。専門学校とは違い、卒業後の進路ややりたい事も千差万別です。

そういった仲間と一緒に学業や遊びを共有する事で、様々な考え方や視点を得ることができます。また、卒業後の進路が違ったとしても、そのつながりは決して無駄にはなりません。

それぞれの違う業界で頑張っている仲間は時に心強く、自分も頑張ろうと思えます。また気兼ねなく相談ができ、将来的に何かのビジネスにつながる可能性もあります。

また、専門学校を卒業するよりも高収入が望めることも大きなメリットです。プログラミングに特化した大学はあまり多くないので自学も必要ですが、大学でプログラミングを学ぶメリットは大きいでしょう。

プログラミングスクール

プログラミングスクールは大学や専門学校のように長い期間をかけてプログラミングを学習するのではなく、1ヶ月〜6ヶ月程度の短期間で集中的にプログラミングを学習することができます。

また、大学や専門よりプログラミング学習に特化しているため、目的に応じた実務的なスキルを習得可能です。スクールの多くは転職支援サービスも付いており、なかにはエンジニアへの転職を保証してくれるスクールもあります。

社会人でもスキマ時間でプログラミングを学べるので、短期間でエンジニア転職やプログラミング習得を考えている方におすすめです。

この記事の復習

Webアプリ開発の学習方法は大きく分けて、独学とスクールの2種類です。独学やスクールにもさまざまな手段があり、あなたにあった学習方法を選ぶことがWebアプリ開発を効率的に進めるコツになります。

この次の章では、効率的にWebアプリ開発を進める方法をご紹介します。

この記事を書いた人

【プロフィール】
DX認定取得事業者に選定されている株式会社SAMURAIのマーケティング・コミュニケーション部が運営。「質の高いIT教育を、すべての人に」をミッションに、IT・プログラミングを学び始めた初学者の方に向け記事を執筆。
累計指導者数4万5,000名以上のプログラミングスクール「侍エンジニア」、累計登録者数1万8,000人以上のオンライン学習サービス「侍テラコヤ」で扱う教材開発のノウハウ、2013年の創業から運営で得た知見に基づき、記事の執筆だけでなく編集・監修も担当しています。
【専門分野】
IT/Web開発/AI・ロボット開発/インフラ開発/ゲーム開発/AI/Webデザイン

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