前回の記事では、オリジナルアプリ開発を行うためのサービス企画についてより詳しく学習をしました。サービス企画の中でもアイデアを出すことは、非常に重要です。しかし
どんな風に考えればいいかわからない
という疑問も多く、難しく感じる初心者がたくさんいます。そこでこの記事では、アイデアを出すためのコツを解説します。
アイデアの定義とアイデアを出す前提条件を知ろう
そもそもアイデアという言葉について説明ができますか?
なかなか難しいかと思いますがこれを頭に入れておくことで、かなり「本質的なアイデア」を出しやすくなります。
人によって定義は違いますが、下記の記事で出ている任天堂の宮本さんのアイデア論がとても参考になります。
アイデアというのは複数の問題を一気に解決するものである
つまり、
- 身の回りの問題を認識すること
- 様々な問題を解決する方法を知っていること
がアイデアを出すための前提条件と言えるでしょう。

アイデアを出す為のコツを抑えよう
アイディアはインプット、つまり知識があれば有るほど出すことができます。
例えば「なかなか集客できない!」と困っている企業があったとして、一般的に行われている集客方法を知らなければ解決策は浮かびませんよね。
「型破りは型を知っているからこそできる」ということです。学習すればするほどアイデアの精度を上げることができます。
ただ、アイデアを出すことに苦手意識がある人が、どんどん出せるようになるには時間がかかります。
そこで一番手っ取り早いのは「思考方法や思考環境」を工夫することです。中でもとても有効なものは「沢山の人と意見交換をする」ということです。
一般的にブレーンストーミング(ブレスト)と言われる方法です。同じ目的を持ち、かつ様々な業界に属する人達でブレストを行うことで、アイディアの出せる数や質は飛躍的に上げることが出来ます。
その他にも、日頃生活していて気づいたことや感じたことはメモをとる癖をつけるとアイディアに繋がることがあるので、メモを取ることを意識して実践していきましょう。
この記事の復習
アイデアを出す前提条件として、
- 身の回りの問題を認識すること
- 様々な問題を解決する方法を知っていること
という2つのポイントがありました。アイデアは革命的な思考でのみ出せるのではなく、身の回りのちょっとしたヒントから生み出すことができます。
普段から自分の身の回りのものや出来事に、注意してみましょう。
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