本気でホームページリニューアルをすると業績がぐんぐんアップする訳

こんにちは、ゆずかです。今回は、ホームページのリニューアルについてです。満足するできの良いホームページでも、何年かするとリニューアルを考えますよね。

そろそろ写真やデザインを新しくしなければ・・・
情報が古いので問い合わせが殺到する・・・
集客になかなかつながらない・・・

このように思う方もいるのではないでしょうか?

また機能面でも、「スマホ対応したい…」「会員登録できるようにしたい…」など改善したいところが出てくると思います。情報を新しくして、機能面をまとめて改善するためにも、リニューアルは必要です。

でも、本当にそれだけでいいのでしょうか?ホームページのリニューアルは、本気で取り組むと、大幅な業績アップも期待できるということを、ご存知でしょうか?

ホームページは的確に改善すれば、集客につながる強力な営業ツールになります。体性を持って、攻めのリニューアルに取り組んでみませんか。

目次

本気でホームページリニューアルをすると業績がぐんぐんアップ

業績アップ
本気でホームページリニューアルにするためには、取り組まなければいけない課題がいくつもあります。しかし、きちんと取り組めば、実はリニューアルの成功以上の効果が期待できます。

そればなぜなのか、どう取り組めばいいのか、詳しくご紹介します。

どうして本気のホームページリニューアルが、業績アップにつながるのか?

業績アップの訳
例えば、どんな業績アップ効果があるのか、一部ご紹介します。検索順位がアップすると、営業業績アップが期待できる。今やホームページは、有能な営業ツール。検索で上位表示されると、受注増に直結します。

業種によっては、SEO対策をするだけで広告費がゼロに!基本的なSEO対策をきちんと実行すれば、検索の上位表示が可能になる業界も少なくありません。検索で上位表示されるようになると、広告費支出が削減できます。

ライバルが多い業界ほど、メインキーワードでの上位表示は難くなります。しかし、実際には地域別に検索されることや、複数キーワードで検索されることが多く、工夫の余地があります。

SNS活用で、新しいエンドユーザーの獲得が可能になる。公式のSNSアカウントを作成すると、直接エンドユーザーとコンタクトが可能になります。今までとは違う客層にアプローチできる、窓口になることもあります。

メリットを最大限分かりやすく伝えると、受注や業績に直結します。他では入手困難な商品、高い安全性、希少な専門性、アフターフォローの充実、低価格など、優れた特性がありながら、全く良さが伝わらないホームページが多くあります。

訪問者のメリットを訪問後数秒で伝えきる気持ちで作ると、受注や業績アップに繋がります。

ホームページリニューアルとは、現状を見つめなおす作業

解析
仕事はスタートすると、なかなか立ち止まって見直す機会がありません。ホームページもまた、一度作り上げると、根本的に見直すことなく、なんとなく見た目だけのリニューアルを繰り返すことも多いです。

でも、現在のホームページを分析すると、貴重な情報をたくさん得ることができます。Googleが提供するGoogle Analytics(グーグルアナリティクス)を使えば、無料で自社ホームページのアクセス解析が可能です。

訪問者数、訪問者の国や地域、アクセスした時間、ページ数、訪問者の滞在時間、訪問までの経由先など、訪問者の動向が分かるデータを得られます。リニューアル前には、必ず現在のホームページのアクセス解析をして、現在のホームページの問題点と向き合いましょう。

アクセス解析をすると、訪問者がどんな情報を求めているのかを推察できます。また、何に興味がないのかも知ることができます。

もしも、TOPページや最初に訪問したページしか閲覧されておらず、滞在時間も短い場合には、掲載情報に魅力がなくて、掲載リンクにも魅力を感じていない、ということです。

現在のホームページの問題点がどんどん明らかになり、改善すべきことが見えてきますよ。

本気でホームページリニューアルをするとは?
現状を把握して、戦略を立てよう!

ホームページ戦略
Google Analytics(グーグルアナリティクス)でのアクセス解析は、今のホームページの現状を知るための手段の一つです。しかし、現状を知るための手段は、他にもあります。

ホームページ経由で受注できた案件があれば、社内で担当者に聞き取りを行い、受注にいたった理由を明らかにします。訪問者が何に魅力を感じたのかを知り、その魅力が真っ先に伝わるようにリニューアルをしましょう。

問い合わせ内容についても、過去にどんなものがあったのかを確認することで、掲載不足の情報などを知ることができます。

また、同業者のホームページを一通り見ると、それそれ価格やサービス、品質などアピールポイントが違うことがわかります。そのなかで、自社はホームページで何をアピールすべきか?どう差別化すれば、興味を持たれるのか?を検討します。

ホームページのリニューアルは、自社の立ち位置をどうすべきか考えることです。営業戦略の立案として取り組みましょう。

守りのリニューアルと、攻めのリニューアルをバランスよく!

攻めのリニューアル
リニューアルで最低やらなければならないこと、プラスアルファで検討したほうがいいこと、をリストにしました。

<守り>ホームページリニューアルで検討、改善しなければならないリスト

スマホ対策はできているか
スマホ表示・動作の確認、スマホの検索順位を確認

アクセス数は十分あるか
ページ別のアクセス数の確認

現在の検索順位は?
現在の検索順位、1年の順位変動をグラフで確認

デザインは古くないか
変えないメリットも含めて検討。

情報は探しやすいか
インデックスの分類の仕方は正しいか、サイト内検索はできるか?

更新はまめにできているか
最新情報の更新頻度などの確認、できない理由はなにか

掲載情報は古くないか、間違っていないかを確認
住所、問い合わせ先、支社情報、スタッフ名、価格(税)などの確認

業務内容は不足していないか
新しいサービス内容の追加はできているか

<攻め>ホームページリニューアルで検討してみたいリスト

SNSや動画の活用
飲食店、雑貨販売、コスメ、ファッション、レジャーなどは、Instagramと相性が良い分野です。ユーチューブに動画をアップして、ホームページ内に埋め込むことも可能。

SEO対策で上位表示を目指す。
キーワード、基本のSEOタグの追加、メタタグの改善、文字数の増加。

ユーザー目線、ユーザーの意見を聞く。
他社にあり自社にないもの、自社にあり他社にないものを知る。

ユーザーの悩みに解決策を提示する。
TOPページやページの冒頭で、ユーザーの悩みに解決策を提示すると、読まれやすくなります。

自社の「愛されポイント」をメインにアピールする。
自社の受注や購入の決め手になったワケが、今後も受注の決め手になります。自社の愛されるポイントを知り、ホームページでもアピールすべきです。

会社やサービスのファンを増やす。
メルマガ、SNS、ブログ、会員制度などの検討。

攻めすぎると失敗も?!実行できるところから、始めよう!

ホームページリニューアル失敗
ホームページを見直してみると、取り組んだほうがいい課題が、たくさん見つかります。あれもこれも取り組みたくなるかもしれません。しかし、更新が必要なものは、確実に更新できるものからスタートして、徐々に増やせるようにしておきましょう。

自社の最新情報、業界ニュース配信、Instagram、メルマガなどは、いつの間にか忙しくて更新できなくなるケースが多いです。こまめな更新はSEO対策としても大変有効ですが、長期間更新されていないと、会社の営業状態まで疑われかねず逆効果になることも!

部署の誰かが更新するという形式ではなく、担当者や更新頻度をはっきりと決めておきましょう

また、自社の仕事に対する理念や創業の熱い思いを積極的に強くホームページでアピールしたい、と考える人は多いです。しかし、強くアピールしたいためにあまりにも思いを長く語りすぎると、思いを押し付けられたように感じられ逆効果になります。

自社の思いを語るときは数行ほどに抑えて、具体的な取り組み内容をアピールしましょう。

ホームページリニューアルの進め方例

ホームページリニューアル

  • ステップ1:予算を検討する
  • ステップ2:現在のホームページの解析と問題点のリスト化
  • ステップ3:社内で改善点の聞き取り
  • ステップ4:リニューアルの目的を明確にする
  • ステップ5:リニューアル責任者を明確にする
  • ステップ6:企画案の作成(改善案、リニューアル案、見積もり)
  • ステップ7:更新手段や内容、回数を検討する
  • ステップ8:社内での資料作成
  • ステップ9:ホームページ制作スタート
  • ステップ10:更新の担当を決める

ホームページリニューアルは、制作を始めてからの工程に目が行きがちですが、制作の前段階でどれだけ検討できるかのほうが実は重要です。リニューアルのスケジュールを立てる際には、制作を始める前の検討時間を予定に入れておきましょう。

ホームページリニューアルで得たものを、社内にフィードバックする

ホームページリニューアルで業績アップ
ホームページリニューアルのために他社のサービスを調べると、ユーザー目線や他社を意識した新しい視点を得られます。またアクセス解析からは、顧客予備軍の情報を得ることもできます。

リニューアルへの取り組み過程で得られる情報やノウハウは、そのまま営業や経営戦略に活かせる情報なのです。リニューアルのために使うだけではなく、社内にフィードバンクしたり、ノウハウを共有することで、得られた情報を最大限に活かしましょう。

他社ホームページ調査で得た資料は営業、自社ホームページのアクセス分析は広告作成、ユーザーの意見は、商品改善、ブラウザの検索資料は新商品開発などのリサーチ資料などに活用できます。

まとめ

いかがでしょうか。ホームページのリニューアルは、経費や時間を使うし、面倒なものに思えるかもしれません。でも、リニューアルに本気で取り組み、その結果として受注が増えて、驚くほど業績をアップさせた企業もあります。

そのためには、表面的な問題を改善するだけのリニューアルではなく、必要ならば、自社サービスを根本的に改善するくらいの気持ちで、取り組んでみましょう。

また、ホームページリニューアルの過程では、他社の動向や自社の改善すべきところが明確になってきます。そこで得たものは、ホームページリニューアルだけではなく、営業や広告、商品改善にも使えるノウハウです。

社内にフィードバックして、社内でノウハウを共有できるようにすると、さらに相乗効果が期待できます。ぜひ実績アップにつながるリニューアルに、取り組んでみてくださいね。

この記事を書いた人

ホームページの制作者と発注者の両方の気持ちを理解できるため、つまづきやすいポイントや悩みが解決できる記事をお届けします。

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