こんにちは!インストラクターの井上(@InoIno_iesa)です。
先日侍エンジニアOnlineで頂いた投稿で、
RailsでECサイトを作るときに細かく教えてくれる書籍ってないものですね。
という投稿を頂きました。
実際RailsでECサイトの作り方について解説されている情報は少ないように思います。
そこで今回はECサイト作成のベストプラクティスを選べるように、制作パターンを簡単にまとめてみました。
是非ECサイトづくりを実施してみてください。
鉄板ECサイト構築gem Spreeを使う方法
URL:https://spreecommerce.com/
RailsにはspreeというECサイトを簡単に構築できるgemが存在します。
こちらを利用することで最低限の機能を一瞬で構築することが出来ます。
ただ、カスタマイズを行うためにはしっかりと解析出来る必要が有ることと、日本語の情報が少ないため難易度は高いです。

次世代spreeのsolidusを使う方法
URL:https://spreecommerce.com/
spreeには後継ライブラリであるsolidusというライブラリも有ります。
徐々にこちらに移行していくようなので、spreeをどうしても使いたい理由がない限りはこちらを利用するのが無難でしょう。
spreeと同様日本語の情報が無いため、自分でソースコードを読んでカスタマイズ出来る必要があります。
spreeとの違いなどは以下の記事が大変参考になります。
参考:Spreeの後継ECシステム、Solidusのインストールメモ
EC機能を自作する方法
各商品や買い物カゴや決済機能などを、自分で順番に実装していきます。
学習をしはじめたときは、ECサイトは少しまともに作ろうと思うと実装しなければ行けない機能が多いのでオススメしません。
ただ、どうしてもというのであれば、最悪直接買うものを指定して銀行振込の案内が届くだけでも良いかと思います。
徐々に商品を管理するページや買い物かごも実装して、注文ができるように作りこんでいきましょう。

むしろRailsでEC部分を作らない方法
既存のRailsのアプリにEC機能をつけざるを得なくなった!
そんな場合は最悪ECサイトを構築できるASPサービスを利用して、HTMLに埋め込むという方法もあります。
様々なASPサービスがあるので下記などを参考にして導入の検討をしてみてください。
URL:http://www.aiship.jp/knowhow/archives/24514
まとめ
RailsでECサイト作成をする方法はいかがでしたでしょうか。
個人的に、初学者にはRailsの勉強も兼ねて、「出来るところからEC機能を自作する」ことをオススメしています。
ただ人によって状況は様々なと思いますので、今の自分の状況にあった方法を選んでいただければ幸いです。
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