言語別年収ランキング!アメリカプログラマーは本当に儲かるのか

ニャンズとにゃんにゃんしている侍エンジニアブログ編集部のモリシタです。

日本でもプログラマー(PG)の需要が高まり、多くの転職者や就活生の希望職種になっています。

そんな中、あなたも一度は耳にしたことがある「日本よりアメリカのプログラマーは年収が高い」という噂。

それは本当なのか、本当ならどうして年収の差が出るのか知りたいですよね。

そこで今回は、アメリカプログラマーの言語別年収ランキング平均年収をご紹介します。

また、どうして日本とアメリカで年収差がうまれるのかも解説します。

この記事を読めばアメリカプログラマーと、日本との違いが丸わかりです。

この記事の要約
  • 最も稼いでいるアメリカプログラマーに使用言語はGo言語
  • アメリカプログラマーの年収は能力による差が大きい
  • 年収の違いはプログラマーの社会的地位や働き方で形成される

なお、どのプログラミング言語を学べばいいのか、どう学習を進めればいいのかなどがあいまいな人は「プログラミング学習プラン診断」をお試しください。

かかる時間は1分ほど。4つの質問に答えるだけで、あなたにあう言語や学習プランを診断してもらえます。

これからプログラミングを学ぼうとしている人は、ぜひ一度お試しください。

\ 4つの質問に答えるだけ /

目次

【言語別】アメリカプログラマー年収ランキング

出展:The Highest Paying Programming Languages in 2017

こちらの表は、stackoverflow TALENTが紹介している2017年の言語別年収ランキングです。

こちらの調査は、Stack Overflowが2011年から毎年行なっているアンケート調査を元に作成されています。

2017年の調査では、64,000人を超える回答者を対象としています。

気をつけていただきたいのが、こちらの調査は平均ではなく最高額のランキングです。

日本よりも桁違いの年収ですが、アメリカのプログラマーが全員この年収という訳ではありません。

こちらの結果から比較的新しい言語に対し、高い金額が支払われる傾向にあります。

【言語別】アメリカプログラマー平均年収

出展:What is an average salary of a programmer?

こちらの表は、Quoraが紹介している2015年の言語別の最低賃金、最高賃金、平均年収のグラフです。

言語によっては、最低賃金と最高賃金に大きな差があります。

記事によれば、この差は能力によって生じる格差が原因だとされています。

アメリカと日本のプログラマーの年収差がうまれる3つの理由

社会的地位の違い

アメリカでプログラマーは、特殊技能を持った専門職、スペシャリストとして位置付けられています。

そのため、日本とは違い一部の限られた人しかプログラマーになれません。

日本ではプログラミングスクールなどで学習する、または新卒で仕事をしながらプログラミングを学ぶことができます。

しかし、アメリカではそもそも新卒という考え方がありません。

欧米諸国の多くはポスト採用を行なっており、必要な役職が空けば人を募集するというスタンスです。

そのため、能力ありきの採用になり、プログラミングができない人を採用することはありません。

また、アメリカは日本とは違い社員教育という概念がなく、0から育てるということはしません。

プログラマーはあくまで専門職のため、能力がある人が就ける職業なのです。

社会構造の違い

先ほども申し上げた通り、プログラマーになるには一般的に大学に行って専門的に学ぶ必要があります。

または、マイクロソフトの共同創始者であるビル・ゲイツ氏やFacebookの共同創始者であるマーク・ザッカーバーグ氏のように実際にプログラムを作らなければいけません。

しかし、アメリカで大学に進学できるのは、一部の富裕層でありビル・ゲイツもマーク・ザッカーバーグも中退ですが進学できる家庭環境にはありました。

超学歴社会であるアメリカでは、学歴によってその後の年収が大きく変わります。

アメリカでは一部の実力者を除き、高所得者 = 大学卒業者が一般的です。

日本の大学とは違い、入学するのも卒業する事も難しいのが欧米諸国の大学です。

日本の大学の卒業とアメリカの大学の卒業では、大きな違いがあります。

また、日本とは税金の徴収や社会保険の構造自体が異なるため、それが年収の違いにも影響を与えています。

働き方の違い

日本ではいまだに正社員が人気です。

しかし、アメリカではフリーランスの数が増加し、正社員とほぼ変わらなくなっています。

フリーランスは自分の能力で収入や条件を交渉することができます。

アメリカもそうですが、多くの国では正社員といえども日本ほど安定や待遇が差別化されていません。

そのため、正社員にこだわるメリットが日本ほどありません。

また、アメリカは個人の権利や交渉などによって、一律の賃金よりも自分の能力に見合った対価を求める傾向にあります。

アメリカはあくまでも個を大切にするお国柄です。

そのためにはプログラマーとしての技術はもちろんのこと、その他にもマネジメントコンサルなどのスキルを身につけ、より高い年収を獲得しています。

まとめ

いかがでしたか?

アメリカのプログラマーの多くは、日本のプログラマーより多くの収入を得ているということがグラフからわかりましたね。

しかし、社会的背景から日本よりアメリカのプログラマーが優遇されているのかというとそうではありません。

一番大切なのは、どの国で働くにしてもプログラマー以外のスキルも必要ということです。

この記事を書いた人

猫をこよなく愛する、侍エンジニアブログ編集部のモリシタです。
価値ある情報をお届けする為、日々精進しながら執筆活動に取組んでいます!

目次