プログラミングを学ぶメリット・デメリット!習得して得られるものとは

プログラミングを学ぶと何に役立つの?
今からでもプログラミングを学ぶべきか迷う….

プログラミングへの興味はあるものの、自分にどんなメリットがあるのかをイメージできず勉強に踏み切れない方は多くいますよね。また、「学習へ費やした時間が無駄になったらどうしよう…」と不安な方もいるはず。

そこで、今回はプログラミング学習のメリットや身につくスキルを、効果的な学習法も交えて紹介します。この記事を読めば、今からあなたがプログラミングを学ぶべきか判断できますよ。

この記事の要約
  • プログラミングを学べばできることやキャリアの選択肢が広がる
  • 論理的思考力や問題解決能力が身につくのもプログラミング学習の利点
  • プログラミング学習は87.5%が行き詰まるほど挫折率が高い

なお、1人で学習が進められるか、途中で挫折しないか不安な人は「侍エンジニア」をお試しください。

侍エンジニアでは現役エンジニアと学習コーチの2名体制で学習をサポートするため、挫折しづらい環境で学習が進められます。

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この記事の監修者

フルスタックエンジニア

金田 茂樹


音楽大学卒業後、15年間中高一貫進学校の音楽教師として勤務。40才のときからIT、WEB系の企業に勤務。livedoor(スーパーバイザー)、楽天株式会社(ディレクター)、アスキーソリューションズ(PM)などを経験。50歳の時より、専門学校でWEB・デザイン系の学科長として勤務の傍ら、副業としてフリーランス活動を開始。 2016年、株式会社SAMURAIのインストラクターを始め、その後フリーランスコースを創設。現在までに100名以上の指導を行い、未経験から活躍できるエンジニアを輩出している。また、フリーランスのノウハウを伝えるセミナーにも多数、登壇している。

本記事の解説内容に関する補足事項

本記事はプログラミングやWebデザインなど、100種類以上の教材を制作・提供する「侍テラコヤ」、4万5,000名以上の累計指導実績を持つプログラミングスクール「侍エンジニア」、を運営する株式会社SAMURAIが制作しています。

また、当メディア「侍エンジニアブログ」を運営する株式会社SAMURAIは「DX認定取得事業者」に選定されており、プログラミングを中心としたITに関する正確な情報提供に努めております。

記事制作の詳しい流れは「SAMURAI ENGINEER Blogのコンテンツ制作フロー」をご確認ください。

目次

感染症の流行を機にプログラミングへの学習意欲が増している

プログラミングは身につけたいスキル調査で2位

調査概要:プログラミング学習のきっかけに対する意識調査
調査期間:2021年5月12〜13日
調査対象:スキルを身につけるために習い事を始めたいと考えている有識者、全国20~69歳の男女1000名
掲載媒体:SAMURAI ENGINEER Blog

感染症の流行がきっかけとなり、プログラミングへの関心が高まっています。

感染症の影響で仕事の需要が変化したことや、働き方・日々のすごし方の変化によって、手に職をつける意味でプログラミングを検討する人が多いです。

弊社の調査によると、手に職をつけたい人は全体の約8割を超えており、そのなかでもプログラミングの人気が上位です。感染症の影響で、仕事の需要が変化しており、自分の職業に対する危機感や将来の不安から、スキルアップしたい人が増えていると考えられます。

では、プログラミングを学ぶメリットは何があるのでしょうか。以降の項目では、プログラミングを学ぶメリットを詳しく解説します。

プログラミングを学ぶ5つのメリット

プログラミングは人気の高いスキルだけあって、習得するメリットはたくさんあります。ここでは、プログラミングを学ぶメリットを5つ紹介します。

  • 場所や時間にとらわれない働き方
  • プログラムでアイデアを形にできる
  • 副業に適している
  • キャリアの選択肢が広がる
  • 需要・将来性の高い仕事に就きやすい

場所や時間にとらわない働き方

プログラミングを学ぶことで、場所や時間にとらわれない働き方が可能になります。

プログラミングは、基本的にパソコンを使った仕事がメインです。パソコンとスキルさえあれば仕事できるため、勤務場所や勤務時間にとらわれず働きやすいのが大きなメリットといえます。

自宅はもちろん、ノートパソコンがあればカフェのような場所でも働くことが可能です。通勤が不要になる分時間を有効活用できるため、家事や趣味などの時間も確保できます。

特に感染症の影響で、通勤に感染リスクを伴うケースも増えています。プログラミングを習得し、リモートワークができる企業に所属できれば、外に出ることなく業務が可能です。

プログラムでアイデアを形にできる

プログラミングを習得すればWebサービスやスマホアプリなど、アイデアを形にしやすくなります。

プログラミングを学習すれば、下記のようなサービスを開発することも可能です。

つくれるものサービス例必要なプログラミング言語
Web
サービス
クックパッド食べログGoogleHTML/CSSJavaScriptPHPRubyJavaC言語など
Web
アプリ
WantedlyTwitternoteRubyPythonJavaJavaScriptPHPなど
スマホ
アプリ
Japan Taxiジャパンネット銀行残高確認AmazonJavaSwiftKotlinなど
人工知能
(AI)
工場の自動化システム自動運転車農業のAIシステムPythonR言語など
組み込み系の
プログラム
冷蔵庫のIoT機能クーラーのIoT機能JavaC言語C++など

わたしたちが普段使用しているスマホアプリ・Webサービス以外にも、これから商用化が進むといわれている自動運転車やIoTシステムなども作成できます。

アイデアを形にするには、それぞれ必要な言語を習得しなければいけませんが、アイデアを形にできるのは大きなやりがいになるはずです。

できることが増えるのは、大きなメリットでしょう。

副業に適している

プログラミングは副業に向いているスキルです。先ほども解説したとおり、プログラミングを行う仕事は在宅ワークがしやすく、副業にも向いています。

パソコン1台あれば、Webサイト作成・アプリ開発など、大規模な設備が必要ない副業を受注可能です。

たとえば、仕事を発注したい企業と受注したい人をつなげるサービスを提供する「クラウドワークス」では、副業向けのエンジニア案件も確認できます。

案件例作業内容報酬単価(目安)
Android向け
アプリ改修
・Javaを使ったシステム改修作業
・サーバーの移管作業
6万円
ゲームの
設計・開発
・C#を使ったUnityでのゲーム開発10~30万円

※参照元:クラウドワークス

クラウドソーシングサイトには副業向け案件が多く、在宅ワークも可能です。また、副業やフリーランス向けの案件を取り扱うサイトもあります。

副業でまとまった収益が得られるようになれば、フリーランスに転身可能です。将来的に独立して働きたい人にはメリットが大きいでしょう。

キャリアの選択肢が広がる

プログラミングを習得することで、キャリアの選択肢が広がります。

プログラミングを使用するエンジニアはもちろん、IT業界以外で働く人にも役立つスキルです。たとえばIT系の営業職であれば、クライアントにIT製品の魅力を分かりやすく伝えられます。

また、まったく関係ない業界であっても、パソコンの操作やLAN・Wi-Fiの設定など、ITに詳しいだけでも武器になるでしょう。

社内にエンジニアがいる企業や、仕事の関係でエンジニアと関わる人であれば、知識を活かしてエンジニアと意思疎通がしやすくなります。

プログラミングを習得するだけで、エンジニア・IT系の営業職・IT知識が求められる非IT職とキャリアの幅がかなり広がります

需要・将来性の高い仕事に就きやすい

プログラミングを学ぶことで、需要や将来性の高い仕事に就きやすくなります。

仕事の需要や将来性を見極めるのは簡単ではないですが、AIやIoTなど最新技術が生まれやすいIT業界は需要・将来性ともに高いといわれています。

最近でいえば、自動運転車や農業をデータ化するIoTシステムなど、わたしたちの生活を変える技術も多く、これらのシステムもプログラミングで作成可能です。

また、需要・将来性が高いことに加え、日本ではIT人材の不足も同時に進んでいます。

経済産業省のデータによると、IT業界の市場規模は年々増加しているのに対し、人材不足も同時に加速しています。

もともと需要が高いうえに、日本ではIT人材が不足しているため、今後もプログラミングスキルがあるエンジニアは需要が高いといえるでしょう。

将来性の高い仕事や、長く使える技術を学びたい人には、プログラミングスキルはおすすめです。

また、次の記事ではプログラミングを学ぶべき意味や理由を詳しく解説しているので、あわせて参考にしてください。

プログラミングを学ぶ意味は必ずある!理由を実例つきで解説
更新日:2024年3月1日

プログラミング学習における3つのデメリット

プログラミングを学ぶメリットは多いですが、同時にデメリットもあります。ここでは、プログラミング学習における3つのデメリットを紹介します。

  • 挫折率が高い
  • 習得コストが高い
  • 適性が問われる

挫折率が高い

プログラミングスキルの習得にチャレンジする人は多いですが、実はエラーや不明点を解決できず学習途中に挫折する独学者は多くいます。

事実、弊社の調査では

  • 不明点を聞ける環境になかった
  • エラーが解決できなかった

などの理由から、約90%の独学者が「プログラミング学習で挫折や行き詰まりを感じた」と回答しています。

プログラミング学習における挫折率の調査
プログラミング学習者の87.5%が挫折を経験したことがある

調査概要:プログラミング学習の挫折に関するアンケート
調査対象:10代〜80代の男女298名
調査期間:2019年8月13日~8月20日
調査方法:インターネット調査
掲載元:PR TIMES

初心者や未経験の方ほど、わからないことや不明点を質問・相談できない状況でプログラミング学習を進めるのは挫折の原因を招くといえますね。

習得コストが高い

プログラミング学習には、「時間」という学習コストがかかります。弊社が現役エンジニア100名に調査したところ、エンジニアになるまでに必要な1日の学習時間は平均4時間24分、期間は平均17カ月でした。

エンジニアになるまでの平均学習時間は1日4時間24分

調査概要:「エンジニアになるまでの1日の平均学習時間」
掲載元:PR TIMES
調査期間:2020年1月~2月
調査方法:インターネット調査
調査対象: SAMURAI ENGINEERブログユーザーとSAMURAI ENGINEERのインストラクター
調査人数:50名

1カ月30日として計算すると、実にトータル約2,244時間も学習が必要です。

プログラミング学習中はお金を稼げないため、学習時間と経済的な余裕が求められるのはデメリットといえるでしょう。

適性が問われる

プログラミング学習の成否には、以下3つの適性が大きく関わってきます。

  • 集中力
  • 探求心
  • 学び続ける意欲

プログラミングを習得するには、継続した学習が必要です。これらの適性がない人の場合、プログラミング学習が長続きしにくいケースもあります。

ただし、これらの適性がないからといって、プログラミングが必ず習得できないわけではありません。

自分に合ったプログラミング言語を選び、正しいプランに沿って学習を進めていけば、スキルを習得可能です。

プログラミングを学んで得られる3つのスキル

プログラミングを学ぶことで得られるのは、プログラミングスキルだけではありません。実は、IT業界以外でも使えるスキルも同時に身につきます。

ここでは、プログラミングを学んで得られる3つのスキルを紹介します。

  • 論理的思考力
  • 問題解決力
  • 発想力

論理的思考力

プログラミングを学習することで、論理的思考力が身につきます。「論理的思考力(ロジカルシンキング)」とは、筋道を立て合理的に物事を考える能力です。

論理的思考力を向上させると、自分の考えを相手にわかりやすく伝えられるなど、コミュニケーション面で大きなメリットがあります。

プログラミングは感情論の一切通用しない、論理100%の世界です。1文字の書き間違いでエラーが発生することもありますし、正しい順序でプログラムを組み立てないと思い通りには動きません。

筋の通ったプログラムを作ろうと試行錯誤を繰り返すことで、物事の正しい順序を考える癖がつき、結果として論理的思考力も養われます。

問題解決能力

プログラミングを学習すれば、問題解決力も鍛えられます。

「問題解決能力」とは、起こっている問題に対して原因調査や解決策の検討を行い、解決に導くための能力です。プログラミングを学習することで、問題解決能力の向上が期待できます。

なぜなら、プログラミングにはエラーや誤動作といった「問題」が付き物だからです。ソースコードから問題の原因を特定したり、解決策を考えたりする作業を日常的に行うことで、問題解決の手順やコツが身につきます。

実際に未経験から3カ月でエンジニアになった兵さんも、プログラミングによる問題解決能力の向上を実感しています。

兵さんのエピソードについて気になる方は、以下の記事も読んでみてくださいね。

文系営業畑出身からたった3ヶ月でエンジニアになった話
更新日:2024年3月1日

発想力

プログラミング学習を通して、発想力も養えます。

プログラミングには必ず実現したい「目標」が存在し、それを実現する方法は1つだけではありません。たとえば、プログラミングで複数データを並び替える「ソート」のアルゴリズムだけでも、30種類以上も存在します。

どの実現方法を採用するかによって、処理速度などの性能も変わってくるのです。目標実現のために、よりよいプログラミング方法を積極的に模索することで、発想力も向上します。

脳は使えば使うほど神経細胞が増え、働きが良くなります。新しいアイデアを積極的に出すことは、発想力に関わる右脳の発達につながり、より柔軟に考えやすくなるでしょう。

挫折なくプログラミングスキルを習得するなら

プログラミングに興味が湧き、習得したいと考えている方になかには、

プログラミングスキルは身につけたいけど、いざ学び始めてから途中で挫折しないか心配…

と不安な方もいますよね。

実のところ、先ほど述べた「独学者の多くは自力で不明点やエラーを解決できないためにプログラミング学習を挫折している」という背景もあってか、弊社がプログラミングに興味がある人100名へ実施した別の調査では

  • 確実にスキルを身につけられると思ったから
  • 独学では不安がある

などの理由から、6割以上が「プログラミングの勉強を始めるならスクールを選ぶ」と回答しています。

61%の人がプログラミングの勉強を始めるならスクールが良いと回答

調査概要:プログラミングに興味がある方の意識調査
調査期間:2021/11/19~2021/12/3
対象者:プログラミング学習を検討している10代~50代の男女100名
調査媒体:クラウドワークス
掲載元:PR TIMES

加えて、プログラミングスクールの卒業生に「独学ではなくスクールを活用した理由」を聞いたところ「できるだけ短い期間でITエンジニアへの転職や副業に必要なスキルを身につけたかった」という回答も多く寄せられました。

上記から、1人でプログラミングスキルを習得できるか不安な人や短期間でスキルを習得したい人ほど確実性を求め、現役エンジニアといったプロの講師に質問できるプログラミングスクールを利用する傾向にあるのがわかります。

いざ独学でプログラミングを学び始めても、勉強の最中に挫折しまっては学習にかけた時間を悔やむだけでなく「プログラミングスキルを身につけるのって思っていたよりも難しいんだな…」とスキルの習得自体を諦めかねません。

仮にわからないことを飛ばしながら勉強を進めたとしても、転職や副業などの目的を実現できるほどの実践的なスキルが身につかなければ、結局後悔することになります。

そこで、おすすめしたいのが「SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)」です。

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料金月分割4.098円~
実績・累計指導実績4万5,000名以上
・受講生の途中離脱率2.1%
・受講生の転職成功率99%
・転職成功後の平均年収65万円UP
・転職成功後の離職率3%

侍エンジニアをおすすめする最大の理由は「挫折しづらい学習環境」にあります。

前述したとおり、独学者の多くは自力で不明点やエラーを解決できないためにプログラミング学習を挫折しています。そのため、未経験者が現役エンジニアのようなプロに質問や相談できない状況で、プログラミングスキルを習得するのは非常に難易度が高いといえます。

しかし、侍エンジニアでは

  • 現役エンジニア講師によるマンツーマンレッスン
  • 現役エンジニアに質問できるオンラインでのQ&Aサービス
  • 不安や悩み・勉強の進み具合を相談できる学習コーチ

といったサポート体制を整えているため、学習中に出てきたわからないことや不明点をいつでも相談可能です。「受講生の途中離脱率2.1%「転職成功率99%」という実績からも、侍エンジニアなら挫折しづらい環境でプログラミング学習を進められるといえます。

SAMURAI ENGINEERのサポート体制
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また、侍エンジニアではカウンセリングにて受講生一人ひとりの目的をヒアリングしたうえでカリキュラムを作成するため、限られた受講期間でも転職や副業での収入獲得に必要なスキルだけを効率的に習得可能です。

最短距離で目的を実現できるようカリキュラムが組まれているため、勉強する順番や内容を誤り非効率に時間や手間を費やす心配もありません。

なぜ侍エンジニアが挫折せずプログラミングスキルを習得できるのか気になる人はぜひ公式サイトをご覧ください。

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まとめ

今回は、プログラミングを学ぶメリット・デメリットや、学習をとおして身につくスキルを紹介しました。

プログラミングを習得すれば、今後の需要と将来性が期待できるIT業界へのキャリアが選択肢に入ります。また、エンジニアにならなくても、IT知識や論理的思考力などを活かせるのも魅力です。

プログラミングの学習方法はたくさん発信されていますし、プログラミングスクールを利用すれば効率的に学習できます。

少しでも興味を持った人は、ぜひ積極的に習得にチャレンジしてみましょう。

この記事を書いた人

【プロフィール】
新卒でプログラマーとして勤務し、実務経験を積んだ後、現在はフリーランスWebライターとして活動中。主に、企業のオウンドメディアやブログ記事の執筆を担当。IT・プログラミング関連の執筆が得意。2020年から侍エンジニアブログの記事制作を務めており、文章の読みやすさや納得感を意識しながら執筆しています。
【専門分野】
IT/プログラミング
【SNS】
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