こんにちは。侍エンジニアブログ編集部のダイキです。
最近、IT業界の人材不足が話題になってますよね。
なんでも、2020年のオリンピックが終わると経済的に大きな変化があるとか。
そんななかで、気になるのがエンジニアの将来性ですよね。
人材不足ばかり話題になってて、具体的にどんな影響が出るのかがあまり明言されていない。
実際にエンジニアがどうなるか不安な方は多いと思います。
いま現役でバリバリ働いてる方やこれからエンジニアを目指す方、みんな将来どうなるか気になりますよね!
そこでこの記事では、今後のIT業界の動向とどんなエンジニアの需要が高いか、市場価値をあげるための具体策をご紹介します。
この記事を読めば、企業のニーズをがっちり掴んで離さない人材になることができますよ。
それでは、どうぞ!
【こんな方に向けて書きました】
・エンジニアとしての強みが欲しい
・戦略的にキャリアを積んでいきたい
・今のままで良いのか将来に不安を感じている
IT業界の現状と今後の動向
深刻な人材不足に陥っている

経済産業省の調査結果によるとIT業界の人材不足は深刻な事態になっており、2019年を境に人材供給が減少していくと予想されています。
しかも2020年には36.9万人、2030年には78.9万人不足。
数字で見るとよりヤバさが増しますね!
今後の経済を支えるIT業界に人が足りないというのは国の成長速度にも反映されていきます。
このままいくと、将来的に日本が先進国じゃなくなることも‥。
そのため、2020年の教育改革によって小学校で「プログラミングが必修化」される事となりました。
最近、夕方のニュースで子供向けプログラミングスクールがよく取り上げられているのはこちらが要因でしょうね。
現在、プログラミングは専門的なスキルという印象が強いですが、教育に組み込まれることで、将来的には必須スキルになるでしょう。
業界全体の市場規模は拡大している
「業界動向サーチ」の調査によると、現在IT業界の市場規模は全体で6兆4,000億円。
この数字は、120ある業界の中で40位となります。
「40位って微妙じゃね。」と感じる方もいると思いますが、37位がコンビニ市場なので大体コンビニと同程度の市場となります。
あれだけ身近にあるコンビニと同じ市場というとかなり規模はデカイですよね。
IT業界の市場規模は平成22年から徐々に拡大していて、今後は更に規模が拡大していくと予想されています。
人材供給減少に伴い、エンジニアのニーズが上昇
「人材不足は今に始まったことじゃねーよ。」って感じな方もいると思います。
人材不足ばかりが話題になっていますが、実際に働いているエンジニアにどんな影響がでるのか。
これが一番気になるところですよね。
現在、ベテランエンジニアが少しづつ引退していることをご存知ですか。
団塊世代が引退することによって、人材不足が顕著化していきプログラミング経験の少ないエンジニアが実戦投入されています。
そのため、エンジニアの質が少しづつ下がっていくことが予想され、いま現役で働いている開発経験豊富なエンジニアのニーズが急速に上昇していきます。
将来的には、いま現役の20代〜30代のエンジニアは、IT業界を引っ張っていくリーダー的資質が求められるでしょう。
エンジニアに将来性はあるのか!?

最近、巷でAIが進化したらエンジニアは不要なんて噂が流れていますよね。
これ、エンジニアからしたらかなり気になる話題だと思います。
AIに奪われたら、将来性なんてないですしね。
ということでこの話題について考えてみましょう。
AIに仕事が奪われるってホント!?
そもそも何故AIに仕事が奪われるのか。
これは、ビッグデータを人間では処理しきれないということが要因としてあげられます。
膨大なビッグデータを人間が手動で取り出すのでは、時間が掛かりすぎてしまいますよね。
しかし、AIであれば瞬時に欲しいデータを抽出することが可能です。
データ解析という観点からみたら、人間よりも遥かにAIの方が上回っています。
だからこそエンジニアに求められるのは、AIでは出来ないコミュニケーションが発生する領域や顕在化していない問題点を洗い出す部分です。
この分野においては、AIよりも人間の方が優れており、将来的にエンジニアはこの分野に特化した業務内容へシフトしていくと予想されています。
結論:エンジニアの将来性は高い
将来的にはAIとエンジニアは共存するようにシフトしていきます。
しかし、エンジニアという職業がなくなることはないでしょう。
むしろ、AIを制御できる唯一の職業であり将来性は高いといえます。
業務内容はいまと少し変わり、
- システム開発の企画立案
- プロジェクトの進捗管理
- 要件定義
が主となります。
システム開発の企画や進捗管理はエンジニアの経験によって左右されます。
今後のエンジニアは、人にしか出来ない柔軟な発想力や設計、交渉といったヒューマンスキルが重視されるでしょう。
エンジニアの市場価値をあげる3つの秘訣

将来、ニーズの高いエンジニアになるためには自身の市場価値を上げる必要があります。
そのためにすべき事をご紹介します。
ビジョニングスキルを身に付けて将来を見きわめろ
ビジョニングスキルは「将来のビジョンを明確にして実現するための道筋を考える」能力です。
IT業界の動向はすぐに変化するため、慎重に先を見通す力が必要です。
その中で、自分がどう活躍するのかを明確にすることでやるべきことをタスク化できます。
意外と将来に楽観的な方が多く、あまり重視されないけど成長には不可欠!
明確化した目的に対して、いま足りないものを分析して達成までの具体的な期間を設けると、より具体性がますので、必ず目的には期間を設けましょう。
開発経験を積んでスペシャリストを目指せ
将来自分が強みにしたいものを考えて、その強みを伸ばせる場所で開発経験を積むことが重要です。
実際に現場で経験を積むことで、より実践的な能力が磨かれていき、他のエンジニアよりも優位性を生めます。
1つの分野のスペシャリストになって、市場価値の高い人材を目指しましょう!
そのためには、明確なビジョンをもとに企業を選別し、開発経験を積むことが大事です。
企業選びは慎重に!
マーケティングスキルを身に付けて最高の人材へ
プログラミング以外のスキルを身につけたエンジニアは市場価値が高いと言われています。
そのなかでも、特に注目されているのが「マーケティング×プログラミング」
この2つのスキルをもったエンジニアの市場価値は計り知れません。
マーケティングスキルがあることで、「自分に求められたこと」「これから必要なものはなにか」を冷静に分析できます。
この分析能力は、エンジニアと非常に相性がよくマーケティングスキルを兼ね備えたエンジニアは「最高の人材」と称されます。
マーケティング以外でも○○×○○エンジニアの市場価値はかなり高いです。
市場価値をあげるならマルチなスキルを身に付けましょう!
将来性の高いエンジニアの分野

エンジニアには色々な種類がありますが、どんな分野の将来性が高いのか気になるところですよね。
そこで、将来性の高いエンジニアをご紹介します。
機械学習エンジニア
まずは、AIを扱う機械学習エンジニアです。
機械学習エンジニアは、急速にAI市場が進歩したため、人材が不足しています。
しかし、AIの需要が高いことから、他業種のエンジニアよりもかなり高待遇で雇用されています。
ただし、活躍の場はある程度限られてくるため、ITエンジニアとして経験を積んで、機械学習に関するスキルを習得する必要があります。
Webエンジニア
Webシステムやサービスは次々と生み出されています。
Web領域での案件は今後も増加していき、それに伴いWebエンジニアの需要も伸びていきます。
しかし、Web関連はIT業界以上にトレンドの移り変わりが早いです。
常に最新情報を入手して、ニーズを捉えることが重要になります。
ネットワークエンジニア
いままでは、新規ネットワーク環境の構築が主な仕事でしたが、企業の環境構築がほとんど完了したため、案件が少なくなっています。
そのため、ネットワークエンジニアのなかには、将来に不安を感じる方がいます。
しかし、ネットワークエンジニアは将来的にかなり需要が高いです。
今後は、業務内容が設計・構築から、保守・運用がメインになりますが、インターネットはビジネスに欠かせません。
将来的にも、保守・運用の仕事がなくなることはないでしょう。
まとめ
いかがでしたか。
今回はエンジニアの将来性を上昇させる方法をご紹介しました。
将来を生き抜くためには、自身の価値を高める必要があります。
自分の市場価値を見きわめて、今すべきことがなにかを考えながら業務を行うことで、エンジニアの価値を高めることができますよ。
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