【プログラミング教育動向】必修化を前に海外と日本を比較!

こんにちは!侍エンジニアブログ編集部です。
プログラミング教育が必修化されるってよく聞くようになったけど、本当にされるの? 最近こんな質問をされることが多くなってきました。
僕自身もプログラミング学習を推奨している身として気になるところでもあります。

そこで今回は、プログラミング教育必修化の概要やその理由と、国内だけでなく海外の実情も踏まえての見解をわかりやすく解説していきます。

プログラミング教育に関心のある方はぜひ目を通してみてください。

プログラミング教育必修化の概要は?

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そもそもこのプログラミング教育の必修化というのはなにをもとに言われているのかというと、日本政府が2016年5月19日に発表した成長戦略の素案に基づくものです。

第4次産業革命を支える人材育成・教育施策・初等中等教育でのアクティブ・ラーニングの視点による学習、ITを効果的に活用した個に応じた習熟度別学習指導(アダプティブ・ラーニング)、発達段階に即したプログラミング教育の必修化など情報活用能力の育成の徹底を図るため、2020年度から順次開始される新しい学習指導要領の見直しを行う。 / 参照:livedoor NEWS

この中では、小学校は2020年度から、中学校は21年度から、高校は22年度から、プログラミング教育の必修化が計画されているとされています。

プログラミング教育必修化に向かってる理由は?

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プログラミング教育の必修化が叫ばれている大きな理由としてあげられるのが、「IT人材の不足」です。

経済産業省が発表した、IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果によると、2020年には36.9万人、2030年には78.9万人のIT人材が不足すると予測されています。

今後もIT関連のビジネスは拡大していくと予想される一方で、それに対応するIT人材の数が追いつかないと予測されます。

このようなIT人材の不足に対応するために、総務省は2025年までにIT人材を新たに100万人育成する方針を発表していて、プログラミング教育が推進されています。

プログラミング教育必修化に関しての国内での動き

プログラミング教育の必修化は、なにも突然検討されたわけではありません。
このように大きく取り上げられる以前から、その動きはありました。

2013年6月に発表された、政府の成長戦略の中にも「プログラミング教育」について明記されています。

この中には、「義務教育段階からのプログラミング教育等のIT教育を推進する」という内容が記載されていました。

そして2016年4月に、文部科学省が小中学校からのプログラミング教育必修化を検討すると発表しました

このように、以前からプログラミング教育の必修化に関しては議論が交わされていたのですね。

プログラミング教育の海外事情は?

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海外ではすでにプログラミング教育が進んでいる国もありますので、一部の国の取り組みをご紹介します。

アメリカ

アメリカでは、プログラミング教育の推進を進めるNPO法人として、Code.orgという団体があり、その団体が活発にプログラミング教育に関して活動しています。

オバマ大統領も、自らプログラミング教育の必要性を訴えかける動画を発表したり、FacebookCEOのマーク・ザッカーバーグらがコメントしたプログラミング教育に関しての動画が取り上げられたりと、国全体でプログラミング教育を推奨しています。

エストニア

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エストニアは、人口約130万人と小さな国ですが、あの「skype」が生まれた国として有名です。

エストニアでは、小学校1年生からプログラミング教育が始まっており、あのMicrosoftもこの活動を支援しています。

そういった取り組みもあってか、国民の7割はオンラインバンキングを使用するなど、ITに明るい国となっています。

イギリス

イギリスでは、義務教育の5~16歳を対象に、プログラミング教育が必修化されています。

2014年9月の新年度より、それまでのIT機器の使い方や情報モラルを学ぶ教科「ICT」が、プログラミングを含む教科「コンピューティング」へ改訂された。義務教育でのプログラミング教育の全国導入は、G20諸国の中では初となる。/
参照:リセマム

イギリスでは他にも、子どもだけでなく、子どもたちに教える先生へのプログラミング教育も進められています。

他にも、フィンランドやシンガポールなどの多くの国で、プログラミング教育必修化の流れは進んでいます。

結局日本でもプログラミング教育は必修化になるの?

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プログラミング教育必修化に関する様々な事柄を見てきましたが、「結局日本ではどうなるのか?」というと、このままいけばほぼ確実にプログラミング教育は必修化されるでしょう。

日本国内でのエンジニア不足問題や、海外での成功例を踏まえると、プログラミング教育の必修化は当然の流れになると思います。

そうすると、学校内だけでなく、家庭内などでもプログラミングに関する話題が増えてきます

なので、先生という枠組みだけでなく、プログラミングを教えられる方の需要は今後ますます高まっていくでしょう。

まとめ

いかがでしたか?
プログラミング教育必修化の概要や理由、国内外の実情などをご紹介してきました。

小学生に対して始まるのが2020年からと言われていますが、そう遠い話ではありません。

情報や動向をキャッチして、今からしっかり準備をしておければ良いかもしれませんね。

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Writer

侍エンジニア編集部

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