エンジニアの転職理由TOP5はこれだ!転職理由を次に活かす方法も解説


こんな理由で転職するのって、ありなのかな?

転職先の面談でどうやって理由を説明しようかな?

こんにちは。侍エンジニアブログ編集部のダイキです。

エンジニアといえば、日本ではめずらしい転職が当たり前の職業ですよね。

でも、エンジニアがどんな理由で転職を決めるのか気になりますよね。

そこで今回は、弊社プログラミングスクール卒業生である現役エンジニアの皆さんから、

  • 転職を考えるのはどんなときか。
  • 転職の決め手となるものはなにか。

の聞き込みを行いました。

事実に基づいた内容なので、いまの職場に疑問を抱いている方には参考になる内容ですよ。

しかし、転職理由だけじゃ物足りないですよね。

安心してください、転職理由を聞いたときにちゃんとエンジニアの転職事情と転職を成功させるコツもばっちりリサーチ済です。

ということで今回の記事では「エンジニアの転職理由」「転職事情」「転職成功のコツ」この3本で行きたいと思います。

ではどうぞ!

【こんな方に書きました】

  • いまの会社に漠然と疑問を抱えている方
  • 転職を成功させて最高のスタートを切りたい方
  • 明確なキャリアビジョンが見つからない方

目次

卒業生に聞いた!エンジニアの転職理由TOP5


エンジニアの転職理由TOP5

転職理由TOP1:キャリアアップできそうにない!

卒業生に聞いた転職理由でもっとも多かったのは

「今の会社ではキャリアアップできない」

というものでした。

なかでも、会社の評価形態が年功序列で仕事をこなしても評価されないというものが多いようです。

働いていても、正当な評価を得られないとキャリアアップは難しいですよね。

会社に疑問をいだきながら働くよりも転職した方がエンジニアのキャリアには良いみたいですね。

転職理由TOP2:やりたい事と業務内容が合わない!

転職理由で2番目に多かったのは、

「やりたい事と業務内容が合わない!」

となりました。

なかには求人票の内容と実際の業務内容がかけ離れていた。というケースもあるようです。

自分のやりたい仕事と業務内容がかけ離れていると、モチベーションも上がらないですよね。

いまの仕事が自分の目指すキャリアに合わないと感じている方。

転職を考えたほうが良いかもしれませんよ。

転職理由TOP3:給与が低すぎる!

3番目に多い転職理由は、

「給与が低すぎる!」

でした。

仕事量に対して給与が見合わないと感じている方は多いようです。

特に「みなし残業制度」の会社に多いようで、いくら残業しても給与額は変わらない。

その割にみなし残業時間以上に働かされてしまうというケースですね。

本来、みなし残業時間を超えた場合の残業手当は支給されるのですが、こういった会社はまだまだ存在しています。

不当に給与が低いようでしたら、転職を考えたほうが良さそうですよ。

転職理由TOP4:プライベートの時間がない!

転職理由で4番目に多かったのが、

「プライベートの時間がない!」

でした。

IT企業の繁忙期は非常に忙しくなります。

特に納期が迫っている場合は、残業・休日出勤が当たり前になってきます。

しかし、あまりにも仕事量が多く、繁忙期以外でも休日出勤が当たり前となっている会社は要注意。

経営側のスケジュール管理ができていないため、部下にしわ寄せが来ている場合があります。

プライベートの時間がなく、ずっと仕事を続けていると疲れが溜まっていきます。

こういった企業に長く勤めていると、いずれ体調を崩してしまうので転職を考えましょう。

転職理由TOP5:人間関係が悪い!

転職理由の5番目は、

「人間関係が悪い!」

これは厳しいですね。

特に上司との相性が悪く、修復不能になってしまうと仕事も効率が悪くなります。

人間関係が悪い職場はオフィスの空気も悪くなりがちです。

改善の余地がないならばキャリアアップを考えて、転職した方が良いでしょう。

エンジニアの転職事情とは?

目指すキャリアと業務内容にズレがある場合は転職もあり

いま働いている会社が自分のキャリアに合わないと感じた場合、転職を考える人が多いですね。

なかには、もともと転職ありきで開発経験を積むために働いている場合もあるようです。

エンジニアにとっては、転職はスキルアップの手段となります。

いまの会社が自分に合わないと感じているならば、勇気をだして転職を検討するのも1つの手ですよ。

具体的にキャリアをイメージできない方は、QiitaなどのQ&Aサイトで相談するといいでしょう。

実際にいろいろなエンジニアと相談することで、自分にあったキャリアが見えてくるはずです。

弊社でもキャリアコンサルの無料相談を行っております。

キャリアのプロに相談することでエンジニアとして目指すべき道が見つかりますよ。

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エンジニアにとって転職する事は悪いことではない

IT業界では、転職をキャリアアップの機会と捉えている人が多いです。

IT関係の企業は他業種に比べて、転職回数をあまり重視しません。

採用条件はあくまでもスキルと志望動機になります。

転職を考えている方は志望動機をしっかりと考えておきましょう。

辞める前にまずは明確な理由を持とう

キャリアアップの転職は好意的に取られることが多いです。

しかし、あまりにも些細な理由で職を転々とするとマイナスになってしまいます。

企業としても、些細な理由で辞められてしまうと人件費が無駄になりますから。

退職回数はそこまで問題になりませんが「なぜ辞めるのか」を明確にしてから転職しましょう。

エンジニアの転職を成功させるコツ

プログラミングスクール おすすめ

転職を成功させるコツ

転職エージェントを活用しよう

最近では、ITに特化した「エージェント」がたくさんあります。

エージェントは各社ごとに独自案件を複数抱えているため、1社だけではなく、2〜3社を同時使用して、自分にぴったりの企業を探しましょう。

エージェントを活用することで、企業の斡旋から、面接のアポ取り、面接対策までサポートを行ってもらえますよ。

情報収集を怠らない

転職先の情報は細部まで確認しましょう。

特に客先常駐型の企業には、ブラック企業が多い傾向にあります。

転職先の企業がどのような事業形態か、所在地と雇用人数が適切かを確認しましょう。

可能であれば、SNSなどで転職先の従業員と交流しておくと企業の実態をつかむ事ができるのでおすすめです。

企業の知名度にこだわらない

ついついやりがちなのが、誰でも知っているような企業の子会社などに転職する事です。

大手企業であれば、ブラックということは少ないのですが、子会社の場合は親会社の下請けになるので、労働環境がきつい可能性があります。

IT業界はスタートアップ企業や、ベンチャー企業でも十分な報酬を得られる傾向が強いので、企業の知名度にはこだわらず、自分のやりたいことにマッチした企業を選ぶようにしましょう。

転職先の面談で転職理由を聞かれたらこう答えよう!

転職先の面接官に転職理由を聞かれた時の大事なポイントは、前職の不平や不満を理由として伝えるのではなく、自分が理想と考えている環境や状況を得る為に行動した結果、転職という選択になったことを伝える意識です。そうすることで面接官に対して転職理由に納得するようなポジティブな印象を与えることができます。

転職理由「キャリアアップできそうにない!」の場合

以前の会社の評価制度が年功序列などを重視しており、純粋に結果に対して正当な評価がされてキャリアアップを狙える環境に身をおくことを望んでいる、と伝えると転職理由に納得感が出てきます。

転職理由「やりたい事と業務内容が合わない!」の場合

単にやりたくないことをやらされていた、という不平不満を伝える転職理由はNGです。そうではなく、自分がやりたい業務内容を明確にし、その為に準備していることなどを伝えることがポイントです。

例えば、プログラムを中心とした開発業務に身をおきたいと考えていたが、前職ではテスト作業が中心の業務ばかりで、周囲の先輩を見ても2〜3年はテスターをする職場だったので転職を考えた、と伝えると納得感があります。

転職理由「給与が低すぎる!」の場合

単に給与が低いとか、満足できなかったという理由ではなく、現在の自分に必要な給与水準を明確に説明できることが大切です。例えば、ライフイベントに合わせて結婚や子供が生まれることもあり、前職の給与体系では将来設計が合わなかったなどです。

技術力の向上の為、有料セミナーや勉強会、書籍などに投資する為に、給与水準をあげたいというのも立派な理由になります。

転職理由「プライベートの時間がない!」の場合

仕事だけではなく、遊ぶ時間が欲しかったと伝えるだけでは面接官に与える印象はよくありません。プライベートの時間を確保できるように仕事を効率よく進める工夫として試行錯誤したことを伝えるのがポイントです。

そして、そのような試行錯誤を進めたけれども、前職の開発体制や上司の方針とうまくマッチしなかった為、転職を考えたと伝えるとポジティブな印象になります。

転職理由「人間関係が悪い!」の場合

前職の上司にいくら不平不満を持っていても、その人に対する恨み辛みを面接官に伝えても、良い印象を与えることは難しいでしょう。そうではなく、関係改善に向けて実施したアクションを伝え、それでも修復が難しく、そのまま行けばチーム全体にもよくない影響を与えそうだったので、転職を考えました、という説明が良いでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

今回は弊社の卒業生から聞いた「転職理由」をご紹介しました。

エンジニアにとって、転職はキャリアアップの機会です。

日本の終身雇用は、すでにほとんど機能していません。

いまの会社に疑問を感じている方は転職を検討するのも1つの手ですよ。

この記事を書いた人

中川 大輝のアバター 中川 大輝 メディア編集長

東京都多摩市出身。前職では都内ホテルにて設備機器のメンテナンスを経験。当時から副業として行っていたWebライティングと独学でのプログラミング学習経験を活かし、「プログラミング学習の挫折をなくすためのコンテンツ作成」を心がけています。
プライベートでは双子育児に奮闘中。将来、子どもたちが侍ブログを見て、プログラミングを学びたいと思えるメディアを作ることが目標です。
今更ながら「キングダム」にドハマリ中。

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