なぜクラウドソーシング?エンジニアが稼ぎながら実績を積む方法

こんにちは!侍メディア事業部の兵です。

突然ですがあなたは、「未経験でもフリーランスエンジニアになれるのかな?」といった疑問を抱いていませんか?

その内容を簡単に説明しておくと、

1. プログラミングの基礎学習
2. オリジナルサービス開発
3. クラウドソーシングで仕事獲得

といったステップです。

プログラミングの基礎学習をして、自作アプリをつくるところまではなんとなくイメージが湧く人も多いでしょう。

しかし、仕事獲得をするところ、つまり「クラウドソーシング」で仕事を獲得するところはイメージが湧かないという声を数多くいただきました。

そこさえ乗り越えることができれば、あなたもフリーランスエンジニアになれます。

そこで今回は、以下をといった具体的なところをご紹介してきます。

  • クラウドソーシングとはそもそも何か
  • なぜ使うべきなのか
  • そのメリットとは何か
  • どのように使えばいいか

 

この記事を読めば、クラウドソーシングの概要や活用方法がしっかりとイメージできます。

目次

そもそもクラウドソーシングとは?

引用元:総務省

クラウドソーシングとは、インターネット上で仕事を仲介しているサービスのことです。

仕事は多岐にわたり、簡単な翻訳からWEBアプリ制作まで幅広く仲介されています。

ほとんどの仕事が、実際に会ってミーティングをすることがないので、仕事の依頼や引き受け、打ち合わせも全てネット上でできてしまいます

仕事を依頼する側が内容や期限を決めて、仕事を受けた側はその仕事を決めれれた期限までに完了させて報酬を受け取る、というのが一連の流れとなります。

クラウドソーシングを使った働き方は、従来とはまた違った、今人気の新しい働き方のひとつです。

エンジニアこそクラウドソーシングを利用すべき理由

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市場の急拡大

矢野経済研究所のレポートによると、クラウドソーシングの国内市場規模は2014年で391億円、2017年で1473億円にまでのぼると予想されています。

クラウドソーシング市場の成長はもはや異常です。クラウドの世界で全てが完結していく、そんな時代がきます。

これはフリーランスエンジニアにとって大きな追い風になるでしょう。

フリーランスはもはや普通

一個人がいくつものビジネス掛け持ち、それらをこなしていく。

個人と企業の「1対1」の関係から、個人と企業の「1対多」の関係になる、ということです。

(これからの時代は)普通じゃない人が普通の人になる/堀江貴文

堀江貴文さんのこの言葉通り、「会社員」という選択が普通ではなくなり、「フリーランス」や「起業家」、「経営者」という生き方を選択していくのが「普通」になる時代が目前まできています。

クラウドソーシングを活用するメリット

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フリーランスと聞くと、ハードルが高いと思われる方もいると思いますが、実はこのクラウドソーシングを活用すれば、誰でもフリーランスとして今から活躍することができます

その理由ともなるメリットを説明していきます。

今日からできる

クラウドソーシングを使えば、特別な資格などがなくても、会員登録1分くらいで今すぐ始めれらます。

大変な営業なども不要で、案件によっては打ち合わせがないものも多くあり、簡単に仕事に取りかかることができます。

幅広い選択肢から仕事を選べる

クラウドソーシングで展開されている仕事は本当に多岐に渡ります。

その中から得意な仕事だったり、好きな仕事のみを選んで受注することができます。

なので、自分の強みを最大限に活かして報酬を得ることができます。

好きな時間に働ける

フリーランスという働き方全体に言えることですが、基本的に仕事を開始する時間も終える時間も自分でカスタマイズできます。

さらにスキマ時間をうまく使って、短い時間で完了できるタスクや、アイデア募集形態のお仕事などを定期的に受ければ、収入アップも期待できます。

上記のメリットを踏まえれば、誰でもフリーランスになれるということがお分りいただけたでしょうか。

世間一般的なイメージとは違い、実はアルバイトよりも簡単に始めることが出来るのです。

未経験エンジニアにおすすめクラウドソーシングサービス

クラウドソーシングサービスを展開している企業は数多くありますが、もっとも有名な大手2社をご紹介していきます。

Lancers

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URL:http://www.lancers.jp/

どんな特徴?

日本発のクラウドソーシングサービスで、国内最多の案件数を誇ります。

これまでに累計で70億円を超える仕事依頼が発生しており、案件数は14万2000件以上、ユーザー数は約15万人とかなり大きな規模になっています。(2016/03現在)

ユーザーランク制度や、しっかりとしたカテゴリ分けがされているので、フリーランスの方が仕事を受けやすい環境作りが行われています。

デザイン系の案件に強みを持っているランサーズでは、流通額の7割以上をデザインとエンジニア案件が占めています。

CrowdWorks

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URL:http://crowdworks.jp/

どんな特徴?

クラウドワークスはランサーズと並んで「クラウドソーシング業界の2強」と呼ばれています。

クラウドワークスへの仕事の依頼は、ランサーズと同じくデザインやエンジニア案件が7割を占めています。

他の特徴として、「CWタイムカード」というシステもあります。このシステムを使うと、仕事をしている時間がそのまま時給に換算されるようになります。

なので、知らず知らずのうちに割に合わない仕事を受けてしまうという心配はありません。

初心者エンジニアでも仕事が獲得できる方法

クラウドソーシングを使っての仕事獲得までの流れをわかりやすく説明していきます。

登録してみよう

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まず登録してみましょう。もちろん登録は完全無料です。

プロフィールを充実させよう

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最初はプロフィールにどんなことを書けばいいのか分からないと思います。そんな方は自分の得意分野や経歴を載せましょう。

文系か理系かや、主に仕事のできる時間帯の記載など、仕事につながるであろう情報ならなんでもいいです

積極的に仕事をする意思があることをアピールしましょう。

また、目標としていることや自分が力を入れていること、将来どのようになりたいかなども記載しましょう。

なぜこのような内容を書くかと言うと、自分に共感を持ってくれる企業とマッチングするためです。

自分が目指しているものに共感をしてくれる企業の方が働きがいもあり、どんな仕事内容をこなして行きたいかもある程度わかります。

ポートフォリオを載せよう

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ポートフォリオとは、企業などにアピールするための作品のことです。

フリーランスとして仕事を獲得していく上では、プログラミングスキルのアピールが重要です。それを口で説明するよりも、実際に自分で作った作品があった方がわかりやすく、説得力もあります。

しかし、作品というとFacebookやAmazonのような大規模なサービスを思い浮かべてしまう方もいるでしょう。

実際はそんなにハードルが高いものではなく、簡単な機能を3〜5個程度に抑えたシンプルな作品でも十分なアピールになります。

簡単な作品作り

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URL:http://dotinstall.com/

ドットインストールを使えば、動画を見て手順通りにすすめると簡単なWEBサイトが作れたりします。

他にも、プログラミング学習書籍の中で、一冊終えると簡単なアプリが作れるようになっているものも沢山あります。

難しく感じることなく、気軽に作ってみましょう。

ブログサービスを使う

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URL:https://qiita.com/

Qiitaは主にエンジニアが使っているブログサービスです。

エラーで詰まってしまったところや、その解決方法などをメモ代わりに残しておいてあとで確認できます。

本来はエンジニア同士の疑問解決などに使われるのですが、そこでのアウトプットがそのまま理解度のアピールや、ポートフォリオとして使えます。メモにもアピールにも使えて一石二鳥ですね。

コードを残して見せる

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URL:https://github.com/

これは少しハードルが高いかもしれませんが、WEBサイトやアプリ制作時の自分で書いたプログラミングコードを記録しておいて他の人にみせることができれば、そのまま技術力のアピールになります。

こちらで紹介しているGitHubを使えば自分で書いたコードを人に見てもらうことができます。

一般的に、「バージョン管理ツール」と呼ばれ、仕事としても使っていくことが多いものですので、今後のためにも慣れておいた方がいいでしょう。

クラウドソーシングで失敗しない仕事選びのポイント

週◯◯時間~で選ぶ

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最初はフルタイムではなく、週◯◯時間からOK!といったアルバイト方式のものから初めてみましょう。

時給制を選ぶ

リアルタイムで報酬を得ることのできる形式です。

サービス会社によってシステムが異なる場合がありますが、一定時間毎にスクリーンショットを自動で撮るシステムを使用することが多いです。

そのスクリーンショットを依頼主側が確認して、進行度合いを把握したり作業チェックします。

無駄がなくなり、働く側にとっては非常に嬉しい形式です。

実務経験指定が軽いものを選ぶ

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実際に取り組んだWEB制作や、アプリ開発などの実務経験を特に指定していないところも多くあります。

経験や実績よりも、やる気を重視しているところも多くあるということですね。

自分のスキルレベルを気にしすぎない

仲介されている仕事の中には、経験のあるプログラミング言語や、求めるスキルが指定されているものもあります。

そこにハードルを高く感じる方も多いのですが、そんなことはありません。

例えばホームページ制作の仕事なら、

  • HTML
  • CSS
  • JavaScript

 

システム開発の仕事なら、

  • Ruby
  • Ruby on Rails
  • PHP
  • WorePress

 

などを、触ったことがあれば応募資格があります。

「まだ完璧じゃないから無理…」と躊躇せず、ガンガン応募してみましょう。

恐れず数多く応募する

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クラウドソーシングで仲介されている仕事には、初心者マニュアルがあるものも多く、手順通りにすすめればできるものも沢山あります。

初心者でもできる仕事も常に数百件以上あり、途中終了もできるのでプレッシャーを感じることなく、気軽に10社くらいは応募してみましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?フリーランスエンジニアになるためのステップとやり方をご紹介しました。

適切なステップを踏んで、便利なサービスを使えば、今からでもフリーランスエンジニアとして活躍することができます。

これからフリーランスエンジニアとして頑張ってみたいと思っているあなたは、ぜひ参考にしていただいて、華麗にステップアップしていっていただければ幸いです。

ただ、自分がどういったフリーランスエンジニアになるのか、将来どうなりたいかなどなかなか一人では決められませんよね。

そんな時は、無料カウンセリングがオススメです。

こちらでは、今抱えてる不安や悩み、キャリアの作り方などとことんプロに相談することができます。

この記事を書いた人

フリーランスコンサルタント。侍メディア事業部でのメディア運営・ライター業務なども担当。好きなショートカットキーは、command + w。愛機はMac Book Air。漢字は違うけど、名前がキングダムしがち。

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