プログラミング言語の種類は多岐に渡り、人によっておすすめするプログラミング言語が違うため、どれを選んだらいいのかと悩んでしまいますよね。
本記事ではこんなお悩みをお持ちの方に、様々な角度からおすすめのプログラミング言語を解説いたします。あなたの達成したい目的を叶えるプログラミング言語がきっと見つかるので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事の目次
初心者向けおすすめプログラミング言語ランキングTop6
ここでは、おすすめのプログラミング言語ランキングを紹介します。
このランキングは、この後個別に紹介している「初心者・未経験者におすすめ」や「転職におすすめ」等のジャンル別ランキング結果を総合的に判断したものです。どのようなプログラミング言語がおすすめなのかざっと目を通しておくと、この後の本文が分かりやすくなるでしょう。
言語名 | 総合ランキング | 初心者&未経験者おすすめ | 転職におすすめ | モバイルアプリ開発におすすめ | フリーランス・副業におすすめ |
---|---|---|---|---|---|
JavaScript | 1位 | 2位 | 3位 | ランク外 | 1位 |
PHP | 2位 | 3位 | 1位 | ランク外 | 2位 |
Java | 3位 | ランク外 | 2位 | 3位 | 3位 |
Python | 4位 | 1位 | ランク外 | ランク外 | ランク外 |
Swift | 5位 | ランク外 | ランク外 | 1位 | ランク外 |
Kotlin | 6位 | ランク外 | ランク外 | 2位 | ランク外 |

プログラミング言語の選び方
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初心者は比較的簡単なプログラミング言語を選ぶ
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転職したいなら流行の言語を選ぶ
-
フリーランス・副業なら案件数が多い言語を選ぶ
-
目的・やりたいこと別で選ぶ
選び方のポイントは上記4つです。自分に合った言語を選ぶのは難しく、悩んでしまう方が多いでしょう。まずはじっくり読んでみてください。
初心者は比較的簡単なプログラミング言語を選ぶ
プログラミング言語の中にも簡単なものと難しいものがあります。プログラミング初心者におすすめするのはもちろん、簡単なプログラミング言語。
簡単なプログラミング言語を最初に選択するメリットとしては、以下の通りです。
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学習に掛かる時間が短くてすむ
-
プログラミングへの抵抗感が薄い
-
難しいプログラミング言語へのステップアップとなる
どのようなプログラミング言語があるのかは、後述する「初心者&未経験者におすすめのプログラミング言語」で解説します。
注意点としては、「簡単 = 勉強しなくてよい」ではありません。あくまで数あるプログラミング言語の中で、比較的簡単であるということです。習得するには日々の学習が大切であることを肝に銘じておいてください。
転職したいなら流行の言語を選ぶ
IT企業やIT部門のある企業へ転職を考えているなら「流行の言語」を選ぶのがベストです。以下はTIOBE Softwareが集計した2020年でもっとも人気であったプログラミング言語をランキング化したもの。
あなたが知っているプログラミング言語もランクインしているでしょう。
現在流行しているプログラミング言語であれば、あなたが学習を終えた頃、さらに求人数が増えている可能性が高いです。また、転職後も高収入が期待できます。
提示したランキング以外にも、求人サイトで各プログラミング言語の求人数を比較し、今流行の言語を調べてみることをおすすめします。
フリーランス・副業なら案件数が多い言語を選ぶ
プログラミングでフリーランス・副業の仕事獲得を考えているなら、「案件数の多い言語」を選ぶのがベストです。
通常1つの案件に対する採用数は1人ですが、その1枠を巡って何十人という応募者が殺到します。そのような状態で案件数の少ないプログラミング言語ですと応募できる案件が少なく、かつ1案件への応募者も多数となり、案件獲得は困難です。しかし案件数が多ければ、応募する人も分散する可能性が高いです。
最初からフリーランス・副業のためにプログラミング言語の学習を考えているなら、Lancersやクラウドワークスなどで案件数を検索してみてください。
目的・やりたいこと別で選ぶ
上記以外の目的や、やりたいこと別で選ぶ場合もあります。例えば以下のように、
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企業のホームページ制作などに携わりたい
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スマホアプリが作ってみたい
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AIを開発してみたい
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とりあえず、プログラミングを勉強してみたい
などです。そのような方には以下の記事をご参考になさってください。目的ややりたいことから逆引きで最適なプログラミング言語を選べるでしょう。

初心者&未経験者におすすめのプログラミング言語
ここではプログラミングをこれまでやったことがない、初心者&未経験者におすすめのプログラミング言語を紹介します。
学習が比較的容易であるのはもちろんのこと、学習した内容を仕事や趣味など、プロとして次に繋がるプログラミング言語について解説していきます。
【第1位】Python
Pythonは、2010年後半にAIやデータサイエンティストなどが注目されていくなかで、一般人にも周知されるようになったプログラミング言語。近年、特に注目を集めているプログラミング言語です。
特徴
Pythonの1番の特徴は、なんといってもコードの記述が少ないことです。
プログラミング言語の最初の学習で「Hello World」の出力があります。Javaでは出力するのに6行程度書く必要がありますが、Pythonでは1行で済み、初心者でもコードの記述内容を素早く把握できます。
またPythonには数値計算や統計量解析のライブラリが非常に多くあるため、人工知能開発や、データサイエンティスト業務で利用されます。
より詳しいことを知りたい場合は以下の記事をご覧ください。

メリット・デメリット
初心者におすすめ第1位のPythonですが、メリット・デメリットどちらもありますので、解説いたします。
-
コードの記述量が他のプログラミング言語より少ない
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未経験者でもコードを理解しやすい
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注目されている人工知能やデータサイエンティストの仕事に関わることができる
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記述方法が独特であるため、他言語の学習に応用しづらい
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人工知能、データサイエンティスト以外の分野にはあまり使われていない
以下の記事内でもメリット・デメリットを解説していますので、参考にしてください。

できること・作れるもの
以下はPythonで開発できる例を紹介しています。
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Webアプリケーション開発
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人工知能の開発(株価予測、病気の診断など)
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データ分析(違法物件の解析など)
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Web上にあるビッグデータの収集
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ブロックチェーン技術の開発
特に多量のデータを解析し、未来予測モデルや人の目では見つけることができなかった特徴を抽出するAI技術開発への応用が期待されています。
より詳しくは以下の記事を参照ください。

【第2位】JavaScript
JavaScriptは1995年に登場した歴史のあるプログラミング言語です。
代表的な使用方法は、スクロールすると文字や画像が出現する動的なホームページの構築。人気の高いプログラミング言語であると同時に、未経験者向けでもあります。
特徴
JavaScriptはブラウザ上で動くプログラミング言語で、Webサイトの表示や動的なサイト作成に使用されます。そのため、画像が変化するものや、スクロールしていくとサイトの内容が変化していくなど、完成度の高いWebサイトの作成が可能です。
ちなみに有名なプログラミング言語であるJavaは名前が似ているだけで、全く別ものです。
より詳しくは以下の記事を参照ください。

メリット・デメリット
JavaScriptを学習するメリット・デメリットは以下の通りです。
-
ブラウザさえあれば実行できる
-
フレームワークは豊富である
-
フロントエンド、サーバーサイドの両方で開発可能である
-
Webサイト制作のためにHTML/CSSなどの言語習得が必要
-
使用するブラウザで動作が変わるときがある
メリット・デメリットに関するより詳細な解説は以下の記事を参照してください。

できること・作れるもの
JavaScriptで開発できるものは以下の通りです。
-
動的なWebサイトの開発
-
ブラウザゲームの開発
-
Webアプリ開発
上記で解説したWebページ以外にも、ブラウザ上で動かせるゲームやLINE、Twitterなどのアプリ開発もできます。開発例について以下の記事も参照ください。

【第3位】PHP
PHPは1996年に登場したプログラミング言語で、これまでWebサービスやWebアプリ開発に使用されてきた世界も人気のある言語です。プログラミング言語として需要も高く、かつ未経験者でも比較的習得しやすいこともあり、数多くの場面で使用されています。
特徴
PHPはサーバー側で稼働するプログラミング言語です。サーバー側にあるデータベースと連携できたり、HTML内にコードを埋め込むことができるため、誰でも簡単に動作確認が可能です。

メリット・デメリット
PHPを学習するメリット・デメリットは以下の通りです。
-
構文がシンプルで習得が容易
-
需要が高い
-
CMSであるWordPressにPHPが使用されている
-
Webサービス以外ではほぼ使われていない
-
コードの書き方でセキュリティが甘くなるので注意が必要
メリット・デメリットに関するより詳細な解説は以下の記事を参照してください。

できること・作れるもの
PHPで開発できるものは以下の通りです。
-
メールフォーム、ECサイトなどWebサービス開発
-
業務システム開発
PHPが使用される場面のほとんどが、Webサイト制作時。ごくわずかですが、業務改善システムの開発があります。他の開発例は以下の記事を参照ください。

転職におすすめのプログラミング言語
-
プログラミング言語を習得して、IT企業でバリバリ働きたい
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2021年はIT企業が伸びるから、今の内に転職したい
このように考える方は多いでしょう。
2019年における経済産業省の調査でも、2030年にはIT人材が79万人不足すると試算されており、人材の需要も供給も活発になると予想されます。しかし、転職のため習得するプログラミング言語は何でもよいというわけではなく、需要や人気などを考慮して習得する言語を決定する必要があります。
ここでは転職を目指す人のために、おすすめのプログラミング言語を解説します。
【第1位】PHP
初心者&未経験者おすすめのプログラミングで第3位だったPHPが、転職でのおすすめ言語1位です。主にWebサイト制作に使用されるPHPですが、なぜ転職に強いのか、その特徴を以下で解説します。
特徴
以下の引用元はIT専門の転職サイトである「Green」内に掲載されているPHPの求人数です。
求人数は3000件を超えており、各プログラミング言語のなかでも、その求人数は数多くあります。求人数が多いということは、転職する際に内定を貰える確率が高くなるということ。
求人内容はWebサービスを開発するエンジニア職が多くあります。インターネットという、これからも発展していくサービスがある以上、PHPエンジニアの需要はこれからも続いていくでしょう。
メリット・デメリット
PHPを学習するメリット・デメリットは以下の通りです。
-
構文がシンプルで習得が容易
-
需要が高い
-
CMSであるWordPressにPHPが使用されている
-
Webサービス以外ではほぼ使われていない
-
コードの書き方でセキュリティが甘くなるので注意が必要
メリット・デメリットに関するより詳細な解説は以下の記事を参照してください。

できること・作れるもの
PHPで開発できるものは以下の通りです。
-
メールフォーム、ECサイトなどWebサービス開発
-
業務システム開発
PHPが使用される場面のほとんどが、Webサイト制作時です。他の開発例は以下の記事を参照ください。

【第2位】Java
プログラミングに触れた経験がない人でも名前だけは聞いたことがあるJavaが、転職おすすめ言語2位です。
大規模なシステム、金融や交通機関など重要な基幹システム開発に使用されているとても重要なプログラミング言語であるため、その需要はとても高いです。
特徴
「Green」におけるJavaの求人数は以下の引用元を参照ください。
求人数は4000件を超えており、それだけ多くのエンジニアが求められています。求人内容としては、インフラ系システム開発など、世の中に絶対必要なものを開発していくエンジニア。
求人数も多いのですが、Javaは1位のPHPに比べ習得が難しいので、総合的に考え2位としました。
メリット・デメリット
長年人気プログラミング言語上位にあったJavaのメリット・デメリットは以下の通りです。
-
大規模システム開発など高性能なプログラミング言語
-
書籍、参考記事が多い
-
仕事や求人が多い
-
習得まで大幅な時間が掛かる
メリット・デメリットの詳細な解説は以下の記事を参照ください。

できること・作れるもの
Javaで開発できるものは多岐に渡ります。
-
組み込み系システムの開発
-
業務システム開発
-
Webアプリケーション開発
その他の開発例については以下の記事を参照ください。

【第3位】JavaScript
初心者&未経験者おすすめのプログラミングで第2位だったJavaScriptが、転職でのおすすめ言語3位です。動的なWebサイト制作に使用されるJavaScriptがなぜ転職におすすめなのか、以下に解説します。
特徴
「Green」におけるJavaScriptの求人数は以下の引用元を参照ください。
こちらも求人数は3000件以上あり、多くのエンジニアを求めています。
JavaScriptが転職においておすすめな理由は、以下の2つ。
-
フロントエンドとサーバーサイドどちらにも対応できる汎用性
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Webプロダクトの競争が各社間で激化している
現在、高性能なWebサイト制作にJavaScriptは欠かせません。そのためJavaScriptやそのライブラリ、フレームワークに詳しいエンジニアには重宝され、転職市場でも人気があります。
メリット・デメリット
JavaScriptのメリット・デメリットは以下の通りです。
-
ブラウザさえあれば実行できる
-
フレームワークは豊富である
-
フロントエンド、サーバーサイドの両方で開発可能である
-
Webサイト制作のためにHTML/CSSなどの言語習得が必要
-
使用するブラウザで動作が変わるときがある
メリット・デメリットの詳細な解説は以下の記事を参照ください。

できること・作れるもの
JavaScriptで開発できるものは以下の通りです。
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動的なWebサイトの開発
-
ブラウザゲームの開発
-
Webアプリ開発
上記に解説したWebページ以外にも、ブラウザ上で動かせるゲームやLINE、Twitterなどのアプリ開発もできます。その他の開発例については以下の記事を参照ください。

モバイルアプリ開発におすすめのプログラミング言語
これまで、Webアプリ開発やシステム開発向けのプログラミング言語を説明してきました。しかし読者のなかには、スマートフォンで使用されるモバイルアプリを開発したいと考えている人もいらっしゃるでしょう。
ここではモバイルアプリ開発に使用され、かつ主流となっているプログラミング言語を解説します。
【第1位】Swift
Swiftは、2014年にApple社が発表したプログラミング言語です。
Apple社が開発した言語のため、Mac、iPhone、iPadなどのApple製品向けアプリケーションが開発可能。Apple製品のアプリケーション開発は他のプログラミング言語では難しいため、Swiftの人気は毎年高くなっています。
このSwiftについて解説していきます。
特徴
Apple製品向けアプリケーション開発ですから、SwiftはiOSアプリの開発に用いることはもちろんのこと、その特徴は以下の通りとなります。
-
コードの読み書きがしやすい
-
Swiftで開発したアプリは安定性が高く、不具合が発生しづらい
現在のアプリケーションは複雑な動作をするものが多いため、上記に挙げられる特徴は開発スピードを大きく助けます。

メリット・デメリット
Swiftのメリット・デメリットは以下の通りです。
-
読み書きしやすいので、学習コストが低い
-
Apple製品のアプリケーションを全て開発できる
-
開発できるのはApple製品のアプリケーションのみ
-
Windowsで開発しようとすると敷居が高い
メリット・デメリットの詳細は、以下の記事を参照ください。

できること・作れるもの
Swiftでできることは、iOSアプリの開発です。
-
iOSアプリケーション
-
Macのアプリケーション
-
Apple Watch用のアプリ
開発例の詳細は以下の記事を参照ください。

【第2位】Kotlin
Kotlinは2011年ごろJavaをベースに開発された、比較的新しくJavaとの親和性が高いプログラミング言語です。
これまでAndroidアプリ開発ではJavaで行われてきましたが、現在はKotlinのほうが主流。Androidアプリ開発に欠かせないKotlinについて見ていきましょう。
特徴
上記でも述べたように、Kotlinでの開発の主目的はAndroidアプリ開発。身近なアプリとしては、以下のようなものがあります。
-
Yahoo!ニュースアプリ
-
LINE
-
Abemaアプリ
これ以外にも数多くあります。またJavaとの親和性が高いということも大きな特徴で、注目を集めている部分です。

メリット・デメリット
Kotlinのメリット・デメリットは以下の通り。その特徴故に、Javaと比較されます。
-
Javaと相互利用ができる
-
Javaより書くコードの量が少なくて済む
-
現状Androidアプリ開発にしか、ほぼ使用されていない
-
日本での浸透度は低い(現時点では)
メリット・デメリットの詳細は以下の記事を参照ください。

できること・作れるもの
KotlinはAndroidアプリ開発に使用されているので、他のプログラミング言語のような汎用性は見られません。しかし、Kotlinを使用したAndroidアプリは年々増加しています。
詳細は以下の記事を参照ください。

【第3位】Java
大規模なシステムや、社会インフラ系システム開発に使用されているJavaはモバイルアプリ開発にも使用されています。このように汎用性の高いプログラミング言語であることが、Javaの特徴です。
ではモバイルアプリ開発に、Javaがどのように使われているか解説します。
特徴
上記で解説したKotlinが登場する前、Androidアプリ開発にはJavaが使用されていました。現在もAndroidアプリ開発は、JavaとKotlinで半々くらいでしょう。
Javaは他の開発への汎用性も高いのですが、Androidアプリ開発に関しては今後、Kotlinが主流になっていくと考えます。
メリット・デメリット
Javaのメリット・デメリットは以下の通りです。
-
大規模システム開発など高性能なプログラミング言語
-
書籍、参考記事が多い
-
仕事や求人が多い
-
習得まで大幅な時間が掛かる
メリット・デメリットの詳細は以下の記事を参照ください。

できること・作れるもの
汎用性の高いJavaは、Androidアプリ開発にも使用されます。
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組み込み系システムの開発
-
業務システム開発
-
Webアプリケーション開発
-
Androidアプリケーション開発
開発例については以下の記事を参照ください。

フリーランス・副業におすすめのプログラミング言語
続いて、フリーランス・副業向けのプログラミング言語をご紹介します。
フリーランス・副業は会社員と違って1人で仕事を行うことが多く、相談がなかなかできません。そのため、フリーランス・副業向けのプログラミング言語は習得しやすく、かつ案件数が多いものがおすすめです。
ここではフリーランス・副業におすすめのプログラミング言語を解説します。
【第1位】JavaScript
初心者&未経験者、および転職におすすめのプログラミングでもランクインしていたJavaScriptが、フリーランス・副業でのおすすめ言語1位です。
JavaScriptの需要の高さ、習得のしやすさはこれまで述べてきました。その特徴はフリーランス・副業向けのプログラミング言語としてもおすすめできます。
特徴
繰り返しとなりますが、動的なWebサイト制作にJavaScriptは必須のスキルです。そのためJavaScriptエンジニア需要は高く、それはフリーランス・副業の案件にも表れています。
以下の引用元はフリーランス専門であるMidworks内の案件数で、その中から1例を紹介します。
リモートOKの案件も多くあり、他プログラミング言語と比較し習得もしやすいため、初心者でもフリーランス・副業として活躍しやすいでしょう。
メリット・デメリット
JavaScriptのメリット・デメリットは以下の通りです。
-
ブラウザさえあれば実行できる
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フレームワークは豊富である
-
フロントエンド、サーバーサイドの両方で開発可能である
-
Webサイト制作のためにHTML/CSSなどの言語習得が必要
-
使用するブラウザで動作が変わるときがある
メリット・デメリットの詳細な解説は以下の記事を参照ください。

できること・作れるもの
JavaScriptで開発できるものは以下の通りです。
-
動的なWebサイトの開発
-
ブラウザゲームの開発
-
Webアプリ開発
上記に解説したWebページ以外にも、ブラウザ上で動かせるゲームやLINE、Twitterなどのアプリ開発もできます。詳細は以下の記事を参照ください。

【第2位】PHP
転職におすすめのプログラミングで第1位だったPHPも、フリーランス・副業におすすめの言語です。
サーバーサイドで動くプログラミング言語で、Webサービスの開発には欠かせないもの。なおかつプログラミング初心者でも習得が容易なのが、フリーランス・副業でも案件の多さに繋がっています。
特徴
メールフォーム、ECサイトのショッピングカートなど、Webサイトに無くてはならないものを開発するのがPHPです。
以下の引用元にMidworks内での案件数と、仕事の1例を紹介します。
Webサービスの開発が続く限り、PHPエンジニアを求める案件は無くならないでしょう。
メリット・デメリット
PHPのメリット・デメリットは以下の通りです。
-
構文がシンプルで習得が容易
-
需要が高い
-
CMSであるWordPressにPHPが使用されている
-
Webサービス以外ではほぼ使われていない
-
コードの書き方でセキュリティが甘くなるので注意が必要
メリット・デメリットに関するより詳細な解説は以下の記事を参照してください。

できること・作れるもの
PHPで開発できるものは以下の通りです。
-
メールフォーム、ECサイトなどWebサービス開発
-
業務システム開発
PHPが使用される場面のほとんどが、Webサイト制作時。ごくわずかですが、業務改善システムの開発があります。詳細は以下の記事を参照ください。

【第3位】Java
Javaもフリーランス・副業に関して案件数が多い、おすすめのプログラミング言語。大規模システム開発からWebアプリ開発までできる汎用性の高さゆえ、フリーランス・副業での案件も多い言語です。
特徴
Javaのフリーランス・副業の案件数と、仕事例は以下の引用元を参照ください。
PHPよりも案件数が多く、案件内容も様々なものがあります。
しかし上で記載したJavaScriptやPHPと比較すると学習コストが高く、未経験者が学習してフリーランスや副業に活かすのは難しいでしょう。プログラマ経験者はともかく、まずはJavaScriptやPHPで経験を積んでから、改めて学習を行い、案件獲得を目指すのがおすすめです。
メリット・デメリット
Javaのメリット・デメリットについては以下の通りです。
-
大規模システム開発など高性能なプログラミング言語
-
書籍、参考記事が多い
-
仕事や求人が多い
-
習得まで大幅な時間が掛かる
その他のメリット・デメリットについては以下の記事を参照ください。

できること・作れるもの
Javaで開発できるものは以下の通りです。
-
組み込み系システムの開発
-
業務システム開発
-
Webアプリケーション開発
その他の開発例については以下の記事を参照ください。

目的が決まってるけど必要な言語がわからない人は?
なかにはこのように目的が決まってるけど、どんな学習をしていけばいいかわからない方もいらっしゃいますよね。
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プログラミング言語のおすすめ学習法3選
勉強したいプログラミング言語が決まったら、続いては学習法を選びましょう。主な学習法は以下の3つです。
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本で学習する
-
プログラミング学習サイトを活用する
-
プログラミングスクールを利用する
簡単に解説いたします。
本で学習する
まずは定番ですが、各言語の学習本を購入し学習する方法です。各言語ともにレベルや用途に応じた学習本が豊富に出版されています。
各言語別でそれぞれおすすめの本は、以下のカテゴリーページ「プログラミング学習本・書籍」にまとめていますので、ご参考になさってください。
プログラミング学習サイトを活用する
動画で学んだり、スライドを用いてゲーム感覚で学べるプログラミング学習サイトが数多くあります。パソコンだけでなくスマホアプリを使って学習するものもあり、本格的な学習から空き時間を使った手軽な学習まで対応できますよ。
おすすめのプログラミング学習サイトは以下の記事でまとめていますので、合わせてご覧ください。

プログラミングスクールを利用する
最後に、プログラミングスクールを利用する方法もあります。プログラミング言語別に最適なカリキュラムが用意されており、学習進捗管理や就職・転職サポートまであるので、独学が苦手な方、本や学習サイトでの勉強につまずいた方におすすめです。
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まとめ
初心者におすすめのプログラミング言語をご紹介しました。プログラミング言語はさまざまな種類があり、選び方も多種多様であることがわかりましたね。
この記事でおすすめしている、プログラミング言語の総合ランキングTOP6を再度ご紹介すると、以下のとおりです。
- 1位:JavaScript
- 2位:PHP
- 3位:Java
- 4位:Python
- 5位:Swift
- 6位:kotlin
プログラミング言語はどれも一長一短で、自分のやりたいことやなりたいものによって変わります。そのため、この記事を参考にあなたに最適な言語が選んでみてください。
もし迷った場合は、上記5つの中から1つ選んで学習をしてみてはいかがでしょうか?
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