UI/UXデザインが学べる大学・専門学校おすすめ6選!就業先の違いも紹介

UI/UXデザインが学べる大学や専門学校ってどこだろう?
大学と専門学校はどちらに通うのがいいのかな…

デジタルコンテンツ市場の規模拡大へ逆らうように、IT人材の不足が深刻化する昨今、WebデザイナーといったWebデザインスキルがある人材の需要は年々増しています。

そんななか、転職や副業での収入獲得に向けたリスキリングを目的に、大学や専門学校でUI/UXデザインを学ぼうと考えている人は多いですよね。

しかし、UI/UXデザインが学べる大学や専門学校はいくつもあるため、どこにしようか悩む人もいるはず。また、そもそも大学と専門学校のどちらで学ぶべきか、判断できない人もいるでしょう。

授業料や学習へのサポート体制・就業先など、詳細を確認しないまま通う学校を選べば「他のところにすればよかった…」と後悔しかねません。

そこで、今回はUI/UXデザインが学べるおすすめの大学・専門学校を紹介します。学べる内容やかかる費用・就業先など、大学と専門学校の違いも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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この記事の監修者

フルスタックエンジニア

金田 茂樹


音楽大学卒業後、15年間中高一貫進学校の音楽教師として勤務。40才のときからIT、WEB系の企業に勤務。livedoor(スーパーバイザー)、楽天株式会社(ディレクター)、アスキーソリューションズ(PM)などを経験。50歳の時より、専門学校でWEB・デザイン系の学科長として勤務の傍ら、副業としてフリーランス活動を開始。 2016年、株式会社SAMURAIのインストラクターを始め、その後フリーランスコースを創設。現在までに100名以上の指導を行い、未経験から活躍できるエンジニアを輩出している。また、フリーランスのノウハウを伝えるセミナーにも多数、登壇している。

目次

通う前におさえておきたいUI/UXデザイン学習の基礎知識

通う前におさえておきたいUI/UXデザイン学習の基礎知識

はじめに、UI/UXデザイン学習に関する基礎知識を、3つにまとめて解説します。

UI/UXデザインは独学でも習得できる

UI/UXデザインは独学でも習得可能です。必ずしも大学や専門学校に通う必要はありません。

今では書籍や学習サイトなどの教材があるため、独学でUI/UXデザインを学習できます。教材は豊富に用意されているため、自分にあったものを選んで学びやすいでしょう。

独学であれば自分のペースで学習を進められます。しかし、独学では不明点を相談できず、挫折してしまう人が多くいるのも事実です。

そのため、未経験からUI/UXデザインを独学する際は質問ができる環境を用意しましょう。

例えば、登録無料で始められる学習サービスの「侍テラコヤ」では、学習中に出てきた不明点をQ&A掲示板で相談できます。必要に応じて相談できれば、わからないことでつまづく時間が短くなり挫折しづらくなるでしょう。

大学と専門学校の違い

UI/UXデザインが学べる大学と専門学校には、次のような違いがあります。

大学専門学校
学べる
内容
・専門分野を学問的に学ぶ
・一般教養も含む幅広い内容を学ぶ
・専門分野をより実践的に学ぶ
学費
総額
200~600万円200~400万円
通学期間4年2~3年
就業先選択肢の幅が広い専門的な技術を必要とする場合が多い
学習
サポート
ゼミなどによるサポート担任教師によるサポート
就業
サポート
・履歴書添削
・キャリアサポート
・資料提供 など
・就職カウンセリング
・学校内企業説明会の実施
・企業紹介 など

大学では専門分野に関する理論などを中心に学問的に学ぶのに対して、専門学校ではより実践的な学習ができます。専門学校は卒業までにかかる年数が少ないため、必要な学費の総額が安い点がメリットです。

また、大学では幅広い内容を学ぶことに加えて大卒資格も取れるため、就業先の選択肢の幅が広い傾向があります。ただし、大学と比較すると、学習や就業に関するサポートは専門学校の方が充実しています。

幅広く教養を身につけてじっくり自分の進路を選びたい人は大学で、より実践的な技術を身につけて即戦力を目指したい人は専門学校での学習がおすすめです。

効率性を求めるならWebデザインスクールもおすすめ

効率よくUI/UXデザインを学習したい人は、Webデザインスクールに通うのも選択肢の1つです。

スクールを利用すれば、数ヶ月程度でUI/UXデザインのスキルを身につけ就職することもできます。必要な費用も専門学校が200万円程度であるのに対して、Webデザインスクールは20万円程度です。

時間をかけてUI/UXデザインをじっくり学びたい場合には専門学校もひとつの選択肢となります。しかし、短期間で実践的なスキルを身につけたい人にはWebデザインスクールが適しているといえます。

なお、就業目的でUI/UXデザインスキルの習得を目指すなら、学習面と金銭面の双方をサポートしてもらえる「侍エンジニア」がおすすめです。

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月分割4,098円から学べる侍エンジニアでは、現役Webデザイナーによる個別レッスンに加え、下記のサポート体制を整えているため、学習中に出てきたわからないことや不明点をいつでも相談可能です。

  • オンラインで質問できるQ&Aサービス
  • 不安や悩み・勉強の進み具合を相談できる学習コーチ

「受講生の学習完了率98%」という実績からも、侍エンジニアなら挫折しづらい環境でUI/UXデザインの学習を進められるといえます。

なお、Webデザイナーへの転職を見据えて学習したい人は受講料の最大70%が給付される「Webデザイナー転職コース」がおすすめです。金銭面での支援を受けつつ、Webデザインスキルの習得から転職活動・就業後のフォローアップ(※1)までを一貫してサポートしてもらえます。

※1:転職後の1年間、転職先での継続的な就業や転職に伴う賃金上昇などのフォローアップ

学習と金銭面をどちらもサポートしてくれる侍エンジニアなら、未経験からでも安心してUI/UXデザイナーへの就業が実現できますよ。

→ 公式サイト侍エンジニアの詳細を見る

UI/UXデザインが学べる大学おすすめ3選

ここからは、UI/UXデザインが学べるおすすめの大学を3校紹介します。

デジタルハリウッド大学

デジタルハリウッド大学は、デジタル社会に対応できるスキルを身につけるための大学です。1学部1学科制を取り入れていることが特徴で、現場で活躍するプロが教員として在籍しています。

Webデザイン・Web開発学部では、基礎はもちろん最先端の知識と技術を身につけられるのが特徴です。さらに、Webコンテンツの作成だけでなく、SEOやアナリティクスといったマーケティング分野の知識も得られます。

就職内定率は90%を誇り、職員と教員が一体となって就職サポートを行うのも特徴で、自分の希望する就職先にあわせた、就職サポート講座が実施されているのも特徴です。

公式サイトで詳細を見る
実績就職内定率90%
学習形式教室
就職支援/サポート・1年次からのキャリア教育
・キャリアカウンセリング
・就職サポート講座の実施 など
アクセス※校舎名をタップすると、Google Mapが表示されます。
駿河台キャンパス
東京都千代田区神田駿河台4-6
御茶ノ水ソラシティ アカデミア 3F/4F
八王子制作スタジオ
東京都八王子市松が谷1番地
備考・分割払い(分納)は授業料のみ可能。詳細は要お問い合わせ
・特待生/減免生/スカラシップ生は通常の授業料から所定の金額が減免

次の表に、UI/UXデザインが学べるデジタルハリウッド大学「デジタルコミュニケーション学部」の通学期間と学費情報をまとめました。

通学期間4年間
学費合計309万円
※内訳
1年次:167万円
2/3/4年次:142万円

公式サイトの情報をもとに掲載しています。
2024年2月時点の税込み価格を掲載しています。

デジタルハリウッド大学の評判・口コミ

多摩美術大学

多摩美術大学は、美術に関する幅広い学部を設置している大学です。

情報デザイン学科情報デザインコースでは、UI/UXデザインだけでなく、プログラミングやビッグデータを用いたサービス研究も学べます。1年次に基礎を学び、2年次の選択履修と3年次の専門領域の学習を経て、4年次に卒業制作に取り組むのも特徴です。

学科専用の高速ネットワークとサーバーエリア・コンピューター室などが設置されており、充実した環境で制作を進められます。

公式サイトで詳細を見る
実績人気企業への就職実績あり
学習形式教室
就職支援/サポート・キャリアガイダンスの実施
・個別相談
・資料提供 など
アクセス※校舎名をタップすると、Google Mapが表示されます。
八王子キャンパス
東京都八王子市鑓水2-1723
上野毛キャンパス
東京都世田谷区上野毛3-15-34
備考分割払い(分納)可能。詳細は要お問い合わせ

次の表に、UI/UXデザインが学べる多摩美術大学「情報デザイン学科」の通学期間と学費情報をまとめました。

通学期間4年間
学費合計763万6,000円~776万円

公式サイトの情報をもとに掲載しています。
2024年2月時点の税込み価格を掲載しています。

多摩美術大学の評判・口コミ

武蔵野美術大学

武蔵野美術大学は、教養を有する美術家の養成を建学の精神として掲げている大学です。

クリエイティブイノベーション学科では、社会課題を解決する手段としての美術を学べます。プロジェクトベースの実践的な学習を行うことも特徴で、企業や自治体の総合職として採用される学生も少なくありません。

他にも、商品の企画・開発や教員、美術館や文化施設など、幅広い就職実績があります。各自の個性を活かし、希望に沿った進路選択を実施できるよう、サポートを実施しているのも魅力です。

公式サイトで詳細を見る
実績要お問合せ
学習形式教室
就職支援/サポート・進路/就職ガイダンスの実施
・ポートフォリオ作成支援
・学内合同企業セミナー など
アクセス※校舎名をタップすると、Google Mapが表示されます。
鷹の台キャンパス
東京都小平市小川町1-736
市ヶ谷キャンパス
東京都新宿区市谷田町1-4
吉祥寺校
東京都武蔵野市吉祥寺東町3-3-7
三鷹ルーム
東京都武蔵野市中町1-19-3
武蔵野YSビル6F
備考分割払い(分納)可能。詳細は要お問い合わせ

次の表に、UI/UXデザインが学べる武蔵野美術大学「クリエイティブイノベーション学科」の通学期間と学費情報をまとめました。

通学期間4年間
学費合計681万2,000円

公式サイトの情報をもとに掲載しています。
2024年2月時点の税込み価格を掲載しています。

武蔵野美術大学の評判・口コミ

UI/UXデザインが学べる専門学校おすすめ3選

ここからは、UI/UXデザインが学べるおすすめの専門学校を3校紹介します。

東京デザインプレックス研究所

東京デザインプレックス研究所は、各業界のトップクリエイターを講師に迎え運営している専門学校です。

UI/UXを学べる専攻は「UX/UI専攻」と「UXリサーチ専攻」の2種類です。UX/UI専攻では、UX/UIを人間中心設計・行動経済学・人間工学・感性工学といったさまざまな側面から学びます。

また、UXリサーチ専攻では、プロダクト開発のUXリサーチを実践レベルまで学習可能です。ポートフォリオ制作やコンテスト出品など、さまざまな面でサポートを受けられるのも魅力といえるでしょう。

公式サイトで詳細を見る
実績要お問合せ
学習形式教室
就職支援/サポート・就職カウンセリング
・採用面接対策
・企業紹介 など
アクセス※住所をタップすると、Google Mapが表示されます。
東京都渋谷区神南1-12-10
備考学費の詳細は要お問い合わせ

次の表に、UI/UXデザインが学べる東京デザインプレックス研究所の各専攻をまとめました。

専攻名・UX/UI専攻
・UXリサーチ専攻
通学期間2年間

公式サイトの情報をもとに掲載しています。
2024年2月時点の税込み価格を掲載しています。

東京デザインプレックス研究所の評判・口コミ

東京デザインテクノロジーセンター専門学校

東京デザインテクノロジーセンター専門学校は、イラストやアニメ、ゲームなどさまざまなジャンルの専攻を設置している専門学校です。

UI・UXデザイナー専攻は、ホームページ制作やアプリ開発に関わるクリエイターを目指す人のための専攻です。全体の就職率が100%であることに加え、学んだ分野への就職率が91.7%と高いため、Web業界に就職しやすい学校だといえるでしょう。

自分の興味があるテーマを選んで最先端開発を行いながら、Webデザインだけでなくプログラミングも学べます。

公式サイトで詳細を見る
実績12年連続全体就職率100%
学習形式教室
就職支援/サポート・個別相談
・インターネットで求人情報を閲覧可能
・卒業生支援システム など
アクセス※住所をタップすると、Google Mapが表示されます。
東京都新宿区高田馬場2丁目11−10
備考分割払い(分納)可能。詳細は要お問い合わせ

次の表に、UI/UXデザインが学べる東京デザインテクノロジーセンター専門学校「UI/UXデザイナー専攻」の通学期間と学費情報をまとめました。

通学期間3年間
学費合計495万2,400円

公式サイトの情報をもとに掲載しています。
2024年2月時点の税込み価格を掲載しています。

東京デザインテクノロジーセンター専門学校の評判・口コミ

東洋美術学校

東洋美術学校は、グラフィックアートや公共デザイン、工業製品など幅広い分野の制作を学べる専門学校です。

グラフィックデザイン科Webデザイナーコースでは、ユーザビリティを意識したデザインの制作が学べます。希望職種に合わせた授業の選択も可能なため、目指す進路に合った学習を進められるでしょう。

インターンシップも推奨されており、実務経験を通して将来を考えられる機会もあります。

公式サイトで詳細を見る
実績進路決定率93.4%
学習形式教室
就職支援/サポート・キャリア相談
・履歴書添削
・学内企業説明会の実施 など
アクセス※住所をタップすると、Google Mapが表示されます。
東京都新宿区富久町2-6
備考分割払い(分納)可能。詳細は要お問い合わせ

次の表に、UI/UXデザインが学べる東洋美術学校「グラフィックデザイン科」の通学期間と学費情報をまとめました。

通学期間2年間
学費合計258万円

公式サイトの情報をもとに掲載しています。
2024年2月時点の税込み価格を掲載しています。

東洋美術学校の評判・口コミ

UI/UXデザインが学べる大学・専門学校にまつわるFAQ

最後に、UI/UXデザインが学べる大学・専門学校によくある質問へまとめて回答します。

大学・専門学校には社会人でも通えますか?

大学・専門学校には社会人でも通えます。ただし、日中に授業を行う場合には、両立は難しい可能性があります。夜間に授業を行う大学や専門学校を探すなど、自分の環境に合った学校選びが必須です。

大学卒業後は大学院に通うべきですか?

大学卒業後、必ずしも大学院に通う必要はありません。大学で学ぶ中で、さらに専門的な領域の学びを得たいと感じるのであれば、大学院への進学を検討しましょう。

UI/UXデザイナーは「やめとけ」という噂は本当?

UI/UXデザイナーは、必要なスキルが多くフロントエンドエンジニアと明確な区別がなくなりつつあることから「やめとけ」と言われることがあります。しかし「UI/UXデザイナー」という名前がなくなったとしても、ユーザビリティを考えながらデザインを作る仕事がなくなることはないでしょう。

まとめ

UI/UXデザインは、大学で学習する他に専門学校や独学、Webデザインスクールで学習する方法もあります。それぞれメリット・デメリットがあるため、自分に合った方法を選びましょう。

美術系の大学や専門学校の中には、UI/UXデザインを学べる学校も多くあります。カリキュラムやサポート内容などを確認したうえで、興味のある学びが得られる学校を選んでください。

この記事が、UI/UXデザインを学べる学校選びの参考となれば幸いです。

この記事を書いた人

中川 大輝のアバター 中川 大輝 メディア編集長

東京都多摩市出身。前職では都内ホテルにて設備機器のメンテナンスを経験。当時から副業として行っていたWebライティングと独学でのプログラミング学習経験を活かし、「プログラミング学習の挫折をなくすためのコンテンツ作成」を心がけています。
プライベートでは双子育児に奮闘中。将来、子どもたちが侍ブログを見て、プログラミングを学びたいと思えるメディアを作ることが目標です。
今更ながら「キングダム」にドハマリ中。

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