仕事にやりがいを感じられない…
このまま仕事を続けてていいのかな…
人間関係や仕事内容、待遇などに不満があり、仕事に対して「やりがいない」「楽しくない」と感じている人は少なくないでしょう。
ただ、やりがいのない日々をどう打破すればよいのか、イメージが湧かない人は多いはず。
そこで、本記事ではなぜ仕事にやりがいを感じないのか、その理由を対処法も交えて解説します。やりがいのない日々を変えるポイントも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
4人に1人が仕事にやりがいを感じていない
ある調査では、20代の4人に1人が仕事に対してやりがいを感じていないという回答をされています。
また、仕事に楽しみを感じられていない社会人が約26パーセントというデータもあります。
仕事にやりがいや楽しみを感じられないと、次のようなデメリットにつながる可能性があります。
- 成果が出ず待遇の改善を期待できない
- 仕事で達成感が得られない
- ストレスから心身に悪影響を及ぼす
今後の生活を豊かにするためにも、仕事に対する姿勢を見直してみることは大切だといえます。
仕事にやりがいを感じない7つの理由
ここからは働く人のツイートをみながら、仕事でやりがいを感じられない理由を7つにまとめて紹介します。
職場で良好な人間関係が築けていない
職場で人間関係に不満があると、仕事が辛く思いやりがいを感じられなくなります。
人間関係にストレスを感じ「仕事がしたくない」「職場に行きたくない」といったネガティブな口コミが見られました。
厚生労働省が調査した「令和3年雇用動向調査結果の概要」の「転職入職者が前職を辞めた理由」でも、性別問わず職場の人間関係が好ましくない理由から、転職を決意した人は少なくないことがわかります。

人間関係に問題を感じている場合、独立・転職を検討してみるのも一つの手です。ハードルが高いと感じるのであれば、まずは副業からスモールスタートしてみるのもおすすめです。
いくら努力しても給料が上がらない
やりがいを感じられない理由の一つとして、自分の努力に見合った給料を得られないことが挙げられます。
Twitterより引用
仕事を続けても給料で報われないし、やりがいないし、全然やる気なくなった。マミートラックは嫌って人はバイタリティーがすごい。どんな助けがあってもフルタイムで働きながら子育てするのは無理。
正当な評価をされないことは、会社に対する不信感にもつながり仕事のモチベーションの低下を招きます。
「転職入職者が前職を辞めた理由」の調査結果を確認すると、特に20代・30代の若い層で給与・報酬に不満を感じ、前職を辞めて転職した人は少なくないことがわかります。

会社の評価体制に課題があると感じるならば、上司や人事部に相談してみるなど、自分にできる範囲でアクションを起こしてみましょう。
自分の思うように仕事が進められない
自分の考え方が尊重されない環境で働くと、思うように仕事を進められずやりがいが損なわれます。たとえ社会に貢献できるようなプロジェクトに参画していたとしても、自分の意見が反映されない環境だとモチベーションは上がらないかもしれません。
このような場合は裁量権の大きい部署への異動を申し出てみることをお勧めします。裁量権が高まることで責任が大きくなるかもしれません。しかし、自分の成長や成果をしっかり感じられて、やりがいの向上が期待できます。
仕事内容が自分に合わない
仕事にやりがいを感じられない原因として、仕事内容が自分に合っていない可能性も考えられます。人にはそれぞれの長所・短所があり、同じ仕事でも自分に合っているかは変わってきます。
「転職入職者が前職を辞めた理由」の調査結果より、実際に仕事内容へ興味が持てず、前職を辞めた人は一定数いることがわかります。

自分のスキルを活かせる職に就ければ、得意な仕事で周囲の役に立っていると感じられて大きなやりがいにつながるでしょう。
もし、仕事内容に不満を感じているのであれば、向いている仕事は何か自己分析を行い、働き方を見直してみることも検討してみましょう。
会社で働いている意義を見出せない
仕事にやりがいを感じられていないのは、今の会社にいる意義を見出せてないからかもしれません。
「自分の能力を活かせている」「誰かの役に立っている」と実感できない環境で働いていると、組織の中で働いている意味がわからず、モチベーションの喪失につながります。
このような場合は、会社で働く理由を一度見直してみるとよいかもしれません。もしかしたら「待遇」や「働き方」といったところに会社で働く意義が見つかるかもしれません。
仕事自体に飽きている
仕事に慣れて飽きを感じると同じ作業の繰り返しと思えて、成長を実感できずやりがいを感じられなくなる可能性もあります。
Twitterより引用
仕事に慣れるのは悪いことではありません。仕事をこなすスピードも早くなっていることでしょう。しかし、長期間同じ環境で仕事していると、飽きを感じて物足りなさを感じてしまう人も少なくありません。
このような場合、独立・転職などで大きく環境を変える方法もありますが、元の会社の働き方のほうが良かったと後悔する恐れもあります。そのため、副業や社内異動など小さな範囲から行動を広げて、刺激を感じられる環境を求めてみるのもよいでしょう。
仕事量が少ない
仕事量の少なさから持て余す時間が多くなり、仕事にやりがいを感じられにくくなっているかもしれません。
会社に行ってもやるべき重要な仕事がない場合や、同僚・後輩と比べて自分の業務が少ない場合、ネガティブな感情を抱き自己肯定感の低さからやりがいを感じられていない可能性もあります。業務量が少ないと感じるのは、スキルが高く仕事を早く終わらせているからという場合も考えられます。
Twitterより引用
まずは会社から自分に与えられている仕事を客観的に見直してみましょう。きちんと要求されている業務をこなせているのであれば、ネガティブになる必要はありません。もしも本業以外に余裕があるのであれば、やりがいを感じられるように、副業を探してみるのも一つの手です。
仕事にやりがいは必要なのか
仕事において、やりがいは必要不可欠な要素ではありません。
やりがいは探すものではなく、感じられるかどうかです。無理にやりがいを見つけ出そうとすると、つぎのツイートのように嘆くことになります。
Twitterより引用
やりがいがないと感じる場合、現状でやりがいを探すのはやめてみましょう。やりがいを感じられずとも待遇で満足している人もいます。
このように、仕事のやりがいは誰にとっても必要なものとはいえません。収入や家庭など周囲の小さな幸せに気づければ、仕事のやる気向上につなげられる場合もあります。
仕事にやりがいが感じられない時の対処法

ここからは、前述の「仕事にやりがいを感じない7つの理由」に対処する方法を3つにまとめて紹介します。
働く部署を変えてみる
今の仕事にやりがいを感じられないのであれば、部署異動を願い出てみるのも一つの手です。部署異動のメリットは次の通りです。
- 退職しないで仕事環境を変えられる
- 待遇面がほとんど変わらない
- 人間関係の構築がしやすい
働く部署を変える場合、転職・独立の場合とは異なり、今の会社で働き方を変えられる点が何よりものメリットです。一方、部署異動にも下記のようなデメリットがあります。
- 人間関係が悪化する恐れもある
- 社風は変化しない
人間関係を原因に部署異動を希望する場合、同じ部署にいる上司や同僚は快く思わない可能性もあります。また、裁量や評価体系に課題を感じている場合、会社内での異動になるため、悩みの解消につながりません。
転職・独立と比べると、社内異動はハードルが低く感じるかもしれません。しかし、働く部署を変えても悩みは解消されないケースもあります。そのため、部署異動が本当に最適な選択なのかどうかを熟考してみることが大切です。
転職時の変化をシミュレーションしてみる
今の会社にやりがいを見出せない場合、転職を検討してみるのも対処法の一つです。ただし、すぐに転職するのではなく、転職時の変化をシミュレーションし、転職による失敗リスクを洗い出すことが重要です。
まずは自分にとって働くうえで大切な要素(給与・勤務地・働き方・福利厚生など)を挙げましょう。その後、下記のようにエクセルなどのツールを使って現職と転職先の状況を整理します。
上記の場合、転職すると年収は下がるものの、勤務地は固定で柔軟な働き方ができるようになります。住宅手当や資格手当といった福利厚生が充実しているため、給与の減少分をカバーするのも可能です。
このように、転職時の変化をシミュレーションしてみることで転職前後での変化が明確となり、職場を変えるべきかが判断しやすくなります。
副業で興味のある仕事に取り組んでみる
仕事内容や仕事量に不満を感じており、時間の余裕がある場合は副業にチャレンジしてみるのもおすすめです。
興味のある副業に挑戦してみることで、新しいやりがいを見つけられるかもしれません。副業の事業が成長すれば、独立・開業できる可能性も十分にあります。一般社団法人・日本経済団体連合会の調査では副業を認める企業が増加傾向にあることがわかっています。

しかし、副業を始めるにあたっていくつかの懸念事項があります。
- 社内規定で副業が認められていない
- 十分な休息が取れないことで本業に支障を来してしまう
- 詐欺や訴訟といったトラブルに巻き込まれる
「本業に支障が出る」「機密情報が漏洩する」という理由で副業を禁止している会社もまだまだ少なくありません。まずは、自社の就業規則で、副業が認められているかどうかを確認しましょう。
また、クラウドワークスやランサーズといったクラウドソーシングサービスの利用で簡単に副業は始められますが、怪しい案件も少なからずありトラブルに巻き込まれる可能性があります。
このように副業はやりがいを見出すための良い手段の一つですが、懸念事項をよく確認してから行動に移しましょう。
やりがいない仕事の日々を変える3つのポイント

なかには、部署異動や転職・副業などを対処法として実現するのが難しい人もいますよね。
そこで、ここからはやりがいのない仕事の日々を変えるポイントを3つにまとめて紹介します。
無理にやりがいを追求しない
無理に仕事に対してやりがいを無理に追求する必要はありません。必ずしも「仕事=人生」ではないためです。
仕事はお金稼ぎの手段と考え、趣味やプライベートを充実させるのも豊かな生き方の一つです。仕事で稼いだお金で休日や余暇を楽しむことを目的にすれば、仕事のモチベーションの向上につながる可能性もあります。
このように、人によっては無理にやりがいを求めないことで、前向きな気持ちで仕事に取り組めるでしょう。
自分だけの「目標」を定める
勤務環境や仕事内容に不満を感じている場合、自分なりの「目標」を決めてみるのも良い方法の一つです。「やりがい」は探すものではなく感じるものと割り切り、達成感を得るためにどのようなアプローチをすればよいかを考えてみましょう。
今の会社での業務に慣れてしまいやりがいを感じられない人は、目標を高く設定してみると仕事のやる気が上がるかもしれません。また、会社が求めている姿とは別に、自分が将来なりたい姿を意識して、仕事に取り組むことでモチベーションアップにつながる場合もあります。
このように、やりがいなく退屈な日々が続いているのであれば、自分だけの目標を設定してみるのがおすすめです。
「興味があること」をやってみる
仕事だけではなくプライベートも含め、興味があることに取り組んでみましょう。仕事にやりがいを感じられないのは、生活が充実していない可能性も考えられます。
- 家族で料理を楽しむ
- 友人と旅行に行く
- 1人キャンプをしてみる
- プラモデル制作に時間を費やす
- スポーツ観戦に行く
これまでにやったことないことにチャレンジしてみると、視野が広がります。また、趣味・プライベートが充実すれば、仕事に張りが出る場合も少なくありません。
このように趣味やプライベートを楽しむ観点から、仕事への意欲を刺激する方法を考えてみるのも一つの手です。
まとめ:できることから始めよう
今回は、仕事にやりがいが感じられない理由とその対処法を、ツイートも交えながら紹介しました。
- 職場で良好な人間関係が築けていない
- いくら努力しても給料が上がらない
- 自分の思うように仕事が進められない
- 仕事内容が自分に合わない
- 会社で働いている意義が見出せない
- 仕事自体に飽きている
- 仕事量が少ない
といった、仕事にやりがいを感じられないのは、人それぞれ様々な理由があります。仕事にやりがいを見出すためのアクションとして、部署異動や転職、副業をはじめるなどの方法が考えられます。
なお、仕事においてやりがいは必ずしも必要とは限りません。趣味やプライベートを充実させることで、仕事のやる気を上げる方法もあります。まずはなぜ仕事にやりがいを感じていないかを明確にし、自分にあったアプローチで仕事のモチベーションを向上させましょう。
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