プログラミング入門者が絶対に知っておきたい基礎|25の関連用語

こんにちは!インストラクターのイノシンです。

プログラミングスキル習得のハードルが高い原因の一つに、その特異な「専門性」があるのではないでしょうか。デジタルな世界特有の「横文字の連続」に、多くの人が悩まされていると思います。

文系の方が、億劫になってしまうのも無理がないかもしれませんね。

今回は、Webプログラミング関連用語を文系の方でもわかるように解説します。全部で25用語とちょっと長いですが、レファレンス(参照記事)として、ブックマークにでも放り込んでいただければ幸いです。

それでは、早速説明します!

この記事の目次

1. サーバー

サーバー(Server)とは

サーバー」とは、ひとことで言うと「サービス提供をするコンピュータ」のことです。サービス(Service)を提供するサーバー(Server)です。

インターネットに繋がっている他のコンピュータからの依頼を受け付けて、対応するデータを送り返してあげたり、誰かが求めている動作をするコンピュータになります。

例えば……

レストランのウェイトレスのような役割です。ウェイトレスに、ミートソースパスタを注文すれば、ミートソースパスタをテーブルまで持ってきてくれますよね?

注文されたことに対して、それを理解して、こちらの求めている対応をしてくれるのが「サーバー」です。

イノシンのプチコラム

Webサイトなどには「サーバー」と書いていることも「サーバ」と書いていることも有ります。ユーザーをユーザと書いたり、特にIT業界では人によって伸ばしたり伸ばさなかったりしますがどちらも間違いではありません。

ちなみに僕は後者の「伸ばさない派」ですが、この記事では大多数の「伸ばす派」に合わせて書いていきます。

2. クライアント

クライアント(Client)とは

クライアントは直訳すると依頼人です。サーバーがサービス提供者なら、「クライアント」は「それを使う人」です。

例えば……

レストランに来てくれるお客様のような役割です。みんなに(クライアントに)使ってもらえるように、サーバーは仕事をしてくれます。

3. ブラウザ

ブラウザとは

ブラウザ」とは、「インターネット上にあるWebページの情報を画面上に表示するための閲覧ソフト」のことです。InternetExprolerGoogleChrome などがこの閲覧ソフトにあたります。

ブラウザがクライアントとしてサーバーに、「このページを見せて欲しい」と依頼を投げて、サーバー側は「このページの内容はこんな内容だよ」と情報を送り返してくれます。

あなたがこのページを見ている時にも、上記のようなやり取りが行われています。

主なブラウザ

ブラウザには様々な種類があります。

代表的なものは下記のようなものですが、他にも沢山の種類があります。


それぞれに、特徴があります。

Webプログラマ・Webエンジニアは、GoogleChromeかFirefoxを愛用している人が多いです。なぜGoogleChromeを使う人が多いのかは、おいおい便利な機能と共に紹介していきます。

例えば……

ブラウザは「通訳者」のようなイメージです。

コンピュータの世界の言葉は人間にはなかなかわかりません。尋ねたことのない文化圏の外国に来ているようなものです。そこでコミュニケーションする為には、現地の言葉や文化が分かる通訳の人に間に入ってもらうとスムーズです。

こちらの要望を相手に伝え、また相手の言葉の内容をこちらに伝えて(見せて)くれる存在が必要になります。それがブラウザの役割です。

4. インターネット

インターネットとは

インターネット」とは、「世界中に張り巡らされたネットワークの繋がり」のことを言います。

普段使用しているブラウザは、背後にインターネットという通信網を介して、様々な情報を見せてくれています。今あなたが読んでいる文章も、インターネットを通じてあなたのパソコンにとどけられているわけです。

例えば……

世界中につながることができる衛星電話のようなものです。 地球の裏側にもすぐに繋がることが出来る、電話の類でも超高性能なグローバルな電話のようなイメージです。

5. ネットワーク

ネットワークとは

ネットワーク」とは、「コンピュータ同士が会話できるようにしているもの」です。

例えば……

インターネットは糸電話のようなものです。

蜘蛛の巣のように複雑に繋がっていますが、基本的に糸電話と同じように伝える人と聞く人がいます。 サーバーはこの糸電話で話しかけたら、回答を教えてくれるような存在です。

6. ISP(Internet Service Provider)

ISP(アイエスピー)とは

ISP」とは、「有料でインターネットへのアクセスを提供する会社」のことです。インターネット接続を行いたい人に対して、契約を行うことでサービスを提供する団体です。

つまり、各人のインターネット接続を管理する団体ということです。

主なISP

  • OCN
  • nifty
  • So-net
  • BIGLOBE

例えば……

インターネット上の水先案内人のようなイメージです。お金を払うと対岸まで渡してくれます。契約をしていないと通してくれません。

7. LAN(Local Area Network)

LAN(ラン)とは

LAN」とは、「ネットワークの種類の一つ」です。LANは会社内や家庭内での小さな(ローカルの)ネットワークです。

例えば……

家庭内インターフォンのようなイメージです。

お母さんが料理を作った時に「夕飯できたわよー!」と娘の部屋やお風呂に連絡するようなイメージです。 家庭内などの狭い範囲で連絡を取るための関係です。

8. WAN(Wide Area Network)

WAN(ワン)とは

WAN」とは、「LANをつなぐための広い範囲のネットワーク」です。また、このWANを使うためには、ISPと契約する必要があります。

例えば……

日本国内に電話を掛けられるスマホの電話のようなイメージです。 衛星電話ほどではないにしても、家族や友人など広い範囲に連絡がとれます。

9. IP(Internet Protocol)

IPとは

IP(アイピー)」とは「インターネット上のどこに存在するのかを表す住所」のようなものです。

現時点で主に扱われているものは、「4つ」に区切られた数字で表します。通信するときにどこに対して通信したいのかが定まっていないと、インターネット上で迷子になってしまいます。

例えば……

例えるなら、IPは「はがきに書く宛名(住所)」のようなイメージです。相手の住所を書かずにポストにはがきを投函してもきちんと届けてくれませんよね。

インターネット上でもお互いを特定できる住所という概念が必要になります。

10. Port

Portとは

IPは相手のコンピュータを特定するのに使用するのに対し、「Port」は「そのコンピュータのサービスを特定するのに使用される数字」を指します。

ひとつのコンピュータ(サーバー)でも様々なサービスを提供している場合があります。

そのときにIPで「このコンピュータ」の、Portで「このサービス」というように、IPとPortをセットで使用することで、相手のサービスを特定します。

例えば……

IPが相手のマンションの住所を表しているとすれば、Portは部屋番号を表しているというイメージです。

〇〇マンションの80号室はWebページの情報をくれる人が住んでいて、25号室にはメールを送ってくれる人が住んでいる、といった具合です。

マンション(コンピュータ)に対して依頼しに行く時には、マンションの住所(IP)と住人の部屋番号(Port)まで指定する必要があります。

イノシンのプチコラム

ウェルノウンポート(Well Known Port)、日本語でよく知られているポートという考え方があります。

これは同じ種類のサービスなのにコンピュータ毎に使っている番号が違うとややこしいので、サービスごとに主に使うポートの番号を揃えましょうという考え方です。

例えばブラウザで相手にWebページの内容見せて!と依頼するときには、だいたい80番ポートを見に行きます。もしセキュリティが強い通信の方法で依頼するときには443番に見に行きます。

こうして依頼側がこのコンピュータではどのポートでこのサービスを使っているんだろう?とわざわざ調べなくてもスムーズにサービスを提供してもらえます。

11. URL(Uniform Resource Locator)

URLとは

URL」とは、「インターネット上に無数にある相手の住所を覚えやすい・見やすい形で表現したもの」です。

相手の住所(IP)は通常数字で表されますが、これは人間の視覚上ではとてもわかりづらいです。

そこでURLという人間の目で見て意味がわかる形でアクセスできるようにすることで、どこにアクセスしているのか分かりやすく、また直接打ってアクセスしやすいという恩恵を得るために使われます。

  • IP:124.83.203.233 = URL:www.yahoo.co.jp


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例えば……

毎回友達の家に遊びに行くのに「今日は東京都渋谷区XX999 YYYアパートの999号室に集合ね!」と住所をフルで言う人はいないでしょう。この場合「今日は太郎の家に集合ね!」と言うのが普通、というイメージです。

通常ほとんどのWebサイトでは、みんなにアクセスしてもらいやすいように呼びやすい名前を取得します。(これをドメインと言います)

そしてすぐに遊びに来てもらえるように、分かりやすい(覚えてもらいやすい)名前を自ら名乗っているのです。

12. プロトコル

プロトコルとは

プロトコル」とは、「お互いが共通認識している規格(約束事)」のことです。

例えば電化製品などのコンセントの形はほぼ全て形状が同じになっています。それはコンセントとは電気を供給するもので、このような形にして下さいというルールに基づいて作られているからです。

プロトコルは通信を行う上での同じようなルールになります。お互いにこうやって情報を送ってこうやって受け取るというルールになります。

例えば……

イメージとしては車でいうところの信号のようなものです。

赤は止まれ!など「みんなが共通のルールを守ることで」車社会は成り立っていまう。 インターネットも共通のルールがないとめちゃくちゃなことになります。

13. HTTP(HyperText Transfer Protocol)

HTTPとは

HTTP」とは、「Web上の通信のルール」です。WebサイトのURL(ブラウザの上に出ている文字列)を見ても”http”または”https”から始まっていることが確認できるでしょうか。

それはHTTPというルールに基いてアクセスして情報をもらっていますよ、という意味になります。

例えば……

イメージとしてはテレビを見ているようなものです。テレビ自体は(種類にもよりますが)放送電波を受信して映されています。

それはTVの放送局がこのように電波を飛ばしますよというルールに対して、TVがそれをキャッチできるような仕組みになっているからです。

Webの世界もクライアントとサーバがお互いにコミュニケーションがとれるようこのようなルールが設定されています。

14. ソフトウェア

ソフトウェアとは

ソフトウェア」とは、「コンピュータ上で動作するもの」である。特にユーザーに様々な便利機能を提供するために作られているものをアプリケーションソフトウェア(アプリ)という。

Excel、GoogleChrome、Evernote、Skype、LINEなどもこれにあたる。

例えば……

ソフトウェアはちょうど、ゲーム機に対するゲームソフトに当たります。

プレイステーション4本体に対して、三國無双などが「ソフトウェア」です。 プレイステーション4は固定だけれども、ソフトウェアを変えることによって色んなゲームを遊ぶことが出来ます。

15. ハードウェア

ハードウェアとは

ハードウェア」とは、「コンピュータが動作するために必要な物理的な部分」を指します。キーボードやマウスなどもこれにあたります。

例えば……

ハードウェアは、ゲームソフトに対して「ゲーム機本体」に当たります。 SONYがプレイステーション4というプラットフォーム(土台)を提供することで、ゲーム開発会社はプレイステーション4で遊ぶためのゲーム(ソフトウェア)を作ることが出来ます。

16. HDD(Hard Disk Drive)

HDD(ハードディスクドライブ)とは

HDD」とは、「データを保存するための装置」のことです。

コンピュータは電気的な情報を使いますが、電源を落としたらその情報は消えてしまいます。そこでHDDというところに磁気データとして書き込んで、電源を切ってもその情報が残るようにしています。

このHDDの容量が大きいと沢山のデータを保存できます。

例えば……

机の引き出しのようなイメージです。授業が終わったら引き出しの中に教科書等をしまうように使います。 (とても厳しい学校なので出しっぱなしにすると捨てられてしまいます。)

17. SSD(Solid State Drive)

SSD(エスエスディ)とは

SSD」とは、役割としてはHDDと同様の位置づけになります。

SSDはHDDとは違った方法(半導体素子という物を使った方法)で情報を記録するため、HDDに比べてデータの読み書きが早いという特徴があります。

ただ、少し高価な為パソコンの購入時にはHDDかSSDか値段を見て選びましょう。

例えば……

机の引き出しのような位置付け。授業が終わったら引き出しの中に教科書等をしまうようなイメージです。

18. メモリ

メモリとは

メモリ」とは、「コンピュータの作業スペース」のことです。

HDDなどよりも高速にデータを読み書きできる部品でもあります。ここに様々な情報を展開して計算を行っています。

例えば……

コンピュータは基本的に机の引き出し(HDD)から教科書(データ)を机の上に広げて作業します。メモリはこの「机」の役割を果たします。

アプリは常に複数個同時に動いていますので、机の上のスペースが広ければ広いほど作業しやすいので作業が捗ります。

19. CPU(Central Processing Unit)

CPUとは

CPU」とは、「コンピュータの頭脳(中央処理装置と呼ばれています)」のことです。

メモリに様々なデータを展開して、それをCPUで計算、計算結果をまたメモリに戻してと、連続で計算を行っています。また各種ハードウェアともやり取りして各種制御も行います。

詳しくはコンピュータ工学の知識が必要なるので解説しませんが、コンピュータのメインとなる計算などをするメインの部品ということだけわかれば良いでしょう。

例えば……

CPUは机に座って作業している人間のようなものです。机(HDDなど)から作業をするときに教材を机の上(メモリ)に置いて、その上で人間(CPU)が作業を行います。

20. OS(Operating System)

OSとは

OS(オーエス)とはシステムソフトウェアと呼ばれるもので、基本ソフトと呼ばれることもあります。ハードウェアの操作を抽象化してくれる(人間に分かりやすい形にしてくれる)ものになります。

例えば、PCに新しく買ってきたプリンターの設定をしたい時、またプリンターを操作したい時、わざわざコンピュータにわかる形でプログラム(コマンド)を組んだりしませんよね。

これはOSがハードウェア(プリンターなどの外部装置など)を認識して操作しやすいように仲介してくれているからです。(OSにわかる形で各ハードウェアの操作をできる形に提供されている専用のソフトをドライバと言います)

突き詰めると少々ややこしいですが、様々なアプリがハードウェアを操作するために必要な土台という認識をしていただければよいでしょう。

主な種類としては、Windows、MacOSX、Android、iOS、Unix、Linuxなどがあります。

例えば……

OSのイメージとしては空港の管制室のようなものです。

PCは複雑な処理がさまざま並行していますが、中心になってコミュニケーションをとったり、制御の指示を出したりします。基本的に管制室の許可を取らずに勝手に離着立等の行動をすることはできません。

21. テキストエディタ

テキストエディタとは

テキスト(Text)をエディット(Edit)する、「テキストエディタ」とは、その名の通り「文章を編集するためのアプリ」をさします。

Atom、SublimeText、Vimなどがあります。↓ の記事で紹介しています。


【初心者向け】Atomの便利パッケージ厳選5選
更新日 : 2016年11月26日

【ATOMエディタまとめ】インストール方法と使い方を紹介!
更新日 : 2019年4月22日

例えば……

高機能なメモ帳のようなもので、プログラマにとってのテキストエディタは「料理人にとっての包丁」のようなイメージです。

プログラミング等を書く時にずっと触れているものなので、余裕のある人はぜひこだわりたいものです。

22. データベース

データベース(DB)とは

データベース」とは、「データをすぐに取り出せるように集めたもの」です。

例えば顧客データベースとして、会員番号、顧客の名前、メールアドレス、電話番号などが登録されている場合、一瞬で会員番号からその人の個人情報を確認することができます。

例えば……

DBは様々なExcelファイルを組み合わせているイメージです。

色々なフィルタをかけられる大規模なExcelファイル(行列)を扱うという認識をすると理解しやすいでしょう。

23. UI(User Interface)

UI(ユーアイ)とは

UI」とは「ユーザー(使用者)に提供するインターフェース(コンピュータなどを操作するための方法・見た目)」のことです。

iPhoneは超高性能・機能を持ち合わせたデジタル機器にも関わらず、とても使いやすいですよね?それはUIが優れているからなんです。

例えば……

例えばUFOキャッチャーのボタンがそれにあたります。

100円を入れてから、クレーンを右に動かしたい時には「右の矢印の書いたボタン」を押します。また、クレーンが前に動かしたい時には「前の矢印が書いたボタン」を押します。 UIは自分の意志を機械に伝える役割をします。

24. GUI(Graphical User Interface)

GUI(ジーユーアイ)とは

GUI」とは、「グラフィカルにユーザーが操作できるように仕組みを提供してくれること、あるいはそれそのもの」のことです。

通常IT関連の開発者でないかぎり、現代ではGUIが中心です。

例えば、マウスでデスクトップに置いているファイルをダブルクリックで開くことだできる、という見た目でわかりやすい仕組み(操作方法)です。

 例えば……

コンピュータとテレビ電話をしているようなイメージです。相手の画面や相手の顔を見ながら話せるので、相手が何を言っているのかわかりやすいです。

25. CUI(Character User Interface)

CUI(シーユーアイ)とは

CUI」とは、「コンピュータ専用のアプリ上で文字を入力し操作をする仕組みを提供してくれること、あるいはそれそのもの」のことです。

シーエルアイ(CLI:Command Line Interface)ともいいます。

GUIはマウスなどでクリックしたりして、自分のやりたいことをコンピュータに伝えていましたが、CUIは文字を打つことで伝えます。

プログラミングを学び始める前の段階では詳しく知る必要はありませんが、Rubyなどを本格的に使う際には必要になるので、言葉として抑えておきましょう。

例えば……

CUIはコンピュータとチャットをしているイメージです。タイピングスピードを上げないと素早い会話を行うことは出来ません。

ただ、文字として情報を残せるので、昔話した内容をコピー&ペーストで繰り返したりなど便利に使える方法があります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

知っているものもあれば聞いたことのないようなものもあったかと思います。もし不安であれば改めて自分で調べたり、ドキュメントを残しておくと良いでしょう。

使っているうちに具体的に分かるようになっていきますので、今はイメージとそういうものがあるという認識で大丈夫ですので、先に進んで色々な技術に触れてみて下さい

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書いた人

井上 慎也

井上 慎也

侍エンジニア塾のインストラクター。フリーでWEB制作の受託や自身の事業の傍ら、侍ではWEBプログラミング方法の指導やプログラミング学習コミュニティの運用を行っている。
好きなショートカットキーは、command + w 。愛機はMac Book Pro。ブラウザのタブを大量に開きがち。

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