リモートワークエンジニアとは、プログラマーやエンジニアのスキルを活かして好きな場所で自由に仕事ができる、働き方のひとつです。
では、リモートワークエンジニアとはどのような仕事をしているのでしょうか。
この記事では、リモートワークエンジニアになるメリットや、実際にリモートワークエンジニアになる方法、探し方についてご紹介していきます。
この記事の目次
リモートワークエンジニアと在宅ワーカーの違い
リモートワークエンジニアと在宅ワーカーは、リモートワークという勤務形態では同じですが、雇用形態で異なるケースがほとんどです。リモートワークエンジニアは、おもにIT系のエンジニアリング業務を企業から直接雇用で行なうケースが多いです。
一方、在宅ワーカーは企業と業務委託契約を結んで在宅で仕事をする個人事業主が多いと言われています。おもにWEBデザインやライティング、事務作業を行います。
会社員としての在宅ワークについては下の記事で詳しく解説しています。

リモートワークエンジニアのメリット5つ
リモートワークエンジニアの仕事には、どのようなメリットがあるのでしょうか。リモートワークエンジニアの仕事をするメリットを5つご紹介します。
リモートワークエンジニアを目指す方は、参考にしてみましょう。
リモートワークエンジニアのメリット1:好きな環境で作業できる
自宅やお気に入りのカフェなど、自分の好きな場所でコツコツと作業をすることができます。
自分のペースで集中して作業でき、不用意に仕事を頼まれたりしないので、仕事に没頭することができます。ひと息入れたい場合には、使い慣れたソファでお気に入りのコーヒーを飲んでくつろぐ事もできるでしょう。
リモートワークエンジニアのメリット2:スキルで勝負できる
エンジニアとしての技術があれば、住む場所に関係なくどこからでも仕事ができます。
リモートワークエンジニアに必要になるスキルは、取り扱うプログラミング言語のほかに、コミュニケーション能力や自己管理能力、時間管理能力などがあります。
リモートワークエンジニアのメリット3:多種多様な働き方ができる
リモートワークにも、雇用形態によって多種多様な働き方があります。正規雇用された社員のリモートワークは大きく「ハイブリッドリモートワーク」と「フルタイムリモートワーク」の2つに分類されます。
ハイブリッドリモートワークは正規雇用された社員が特定日のみ出社し、それ以外は好きな場所で仕事をします。フルタイムリモートワークは正規雇用の社員が好きな場所で仕事をすることです。他に業務委託という選択肢もあります。

リモートワークエンジニアのメリット4:家事との両立がしやすい
子供が急に体調を崩してしまった場合や、親の介護が必要になった場合など、家族に起こる急なアクシデントにも柔軟に対応ができます。
自分で働く時間を決められる業務委託の場合や、成果報酬制で仕事をしているエンジニアであればメリットを受けられるでしょう。
リモートワークエンジニアのメリット5:住む場所に左右されない
IT系のエンジニアを擁する企業は都市部に多く、通勤に時間がかかってしまうケースが多いです。また、近年の異常気象で交通が麻痺してしまうと、通勤だけで膨大な労力を要してしまいます。
リモートワークであれば、地方在住であっても仕事をすることができ、出勤ラッシュに疲れてしまうこともありません。
リモートワークエンジニアになる方法
リモートワークエンジニアに興味ある、転職を考えているが、どうやって求人を探せばよいかを悩まれる方もいらっしゃることでしょう。
リモートワークエンジニアの求人は、ハローワークよりも転職サイトの方が見つかりやすいケースが多いです。それぞれの業界に特化していたり、ターゲットとなる年齢層がある程度決まっていたりなど、サイトごとの特徴があるためです。
リモートワークエンジニアの仕事を探す方法を4つご紹介します。
方法1:転職サイトの正社員に応募
転職サイトは、Web系のベンチャー企業の求人が多く掲載されているサイトがおすすめです。転職サイトでの仕事探しと並行して、サイトのエージェントを利用すれば、未経験者でも採用してくれる会社を見つけられる可能性があります。
方法2:転職サイトのアルバイトに応募する
子育てや家族の介護がありフルタイムで働くことがむずかしい場合、パートやアルバイトに応募するのも有効な手段です。将来的にリモートワークエンジニアの正規雇用を目指しているが、経験不足を感じている方のスキルアップにもおすすめです。
方法3:クラウドソージングサイトで探す
クラウドソージングとは、在宅やリモートでの働き方を希望する方と企業のマッチングをするものです。
ジャンルが豊富であり、システム運用、システム開発、WEBデザインなど多岐に渡る仕事があります。クライアントとプロジェクト形式で契約することが多いですが、実績を重ねるうちに長期契約や直接契約に結び付くことがあります。

方法4:自分の足で営業する
実務経験や実績のある経験者が独立する場合に使われる方法で、取引のあった会社や外注先を探している会社に、自らアポイントを取って営業をかけます。
自分の足で歩くだけでなく、企業にメールや電話で直接アポイントを取ることもあります。この場合、業務請負契約になるケースが多いと言われています。
リモートワークエンジニアの仕事が見つかるサイト4選
リモートワークエンジニアの仕事を探す方法として、転職サイトについてご紹介しましたが、具体的にどんなサイトがあるのでしょうか。
リモートワークエンジニアの仕事が見つけやすいサイトを4つご紹介します。働き方改革の浸透にともない、リモートワークでの働き方にも変化が訪れています。ご自分の働き方に合ったサイトを探してみましょう。
1:求人ボックス
求人ボックスは、価格.comで有名な株式会社カカクコムが2015年にサービスをスタートした求人検索エンジンです。求人ボックスのユーザー数は2018年9月の時点で、月間利用者数が200万人を突破しています。
対応雇用形態は、新卒から転職、派遣やパート、在宅ワーカーまでを幅広く網羅しています。さまざまな求人サイトの情報を一括で検索できるのもポイントです。⇨
2:mama works
mama worksは株式会社アイドマ・ホールディングスが提供する、女性向けの転職サイトです。子育て中の主婦や、在宅の仕事を探している女性向けの求人サイトなので、自分に合った働き方や仕事内容をじっくり探すことができます。
在宅ワークが未経験な女性でも、しっかりとしたフォローをしてもらえるため、安心して仕事を探すことができます。
3:クラウドテック
クラウドテックは、株式会社クラウドワークスが運営する、エンジニアやデザイナーに特化したサービスです。サポーターがつき、マッチングから業務を終えるまでしっかりサポートしてくれます。稼働日数や業務内容も相談に乗ってくれます。
4:在宅派遣
在宅派遣は株式会社キャスターが運営している、デザイナーやエンジニアに特化したお仕事紹介サービスです。2019年8月末にREMOTE STYLEと在宅派遣の2つのサービスが統合され、在宅派遣に一本化されました。
在宅派遣という名前のとおり、エンジニアを企業に紹介する会社であり、在宅ワークにありがちな業務委託ではなく、雇用契約または派遣契約を前提となっている点が大きなポイントです。
リモートワークエンジニアを目指してみよう
リモートワークエンジニアになるメリットや、実際にリモートワークエンジニアになる方法と探し方について紹介しました。
リモートワークエンジニアは自宅や好きな環境で仕事ができる反面、自己管理や時間管理、コミュニケーション能力が高いレベルで求められます。
都会の喧騒を離れてエンジニアとして力を発揮したい、子育てや介護の合間に仕事をしたい、という方にはおすすめの働き方と言えるでしょう。この記事を参考に、リモートワークエンジニアの道を選んでみてはいかがでしょうか。