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未経験から在宅システムエンジニアになれる?働き方・年収・求人事情


通勤するのが大変だから、在宅勤務に憧れる!
システムエンジニアでも在宅勤務は可能か知りたい!

通勤ラッシュの満員電車なんて関係なし。海外のリゾート地で優雅にノマドワーキング。そんな理想的な働き方に憧れている人は、多いのではないでしょうか?

最近の働き方改革での意識の変化や、IT技術の普及により、会社に出社しなくても働ける環境が整ってきました。そこで本記事では、システムエンジニアの在宅勤務事情を解説します。

この記事の目次

近年エンジニアの働き方は変わりつつある

画像:Shutterstock

IT業界に浸透しつつある在宅勤務

近年、働き方の多様性が求められており、総務省でもICT(情報通信技術)を活用した、時間や場所に縛られない柔軟な働き方を推奨しています。在宅勤務は、ワークライフバランスの実現 、人口減少時代における労働力人口の確保、地域の活性化などの効果が期待されているのです。

IT業界では、特別な設備を必要としないことや、情報技術の活用のしやすさで、在宅勤務が徐々に広まりを見せています。なかでもエンジニアの在宅勤務には、以下の2つがあります。

  • 会社に所属しながらも自宅で働くようなパターン
  • フリーランスエンジニアのように、会社には所属せずに個人で業務を請け負って働いているパターン

システムエンジニアにも在宅勤務はできる

在宅勤務が浸透つつあるIT業界の中で、在宅勤務が難しそうなシステムエンジニアという職種でも在宅勤務が可能です。システムエンジニアは、上流工程を担当することが多くあります。そのため、クライアント先に出向いたり、プロジェクトのマネジメントをするため、在宅勤務が難しいと思われがちです。

しかし、最近ではSkypeやハングアウトなどのWeb会議の普及により、プロジェクトメンバやクライアントとの打ち合わせをWeb会議で行うことが普通になっています。また、SlackやChatWarkなどのチャットツールでの小まめでタイムリーなコミュニケーションも一般的にとなっています。

システムエンジニアが在宅勤務をするメリット

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効率的に時間を使うことができる

在宅勤務をするメリットとして、通勤時時間を作業時間に充てることが挙げられます。2016年の総務省統計局調査「社会生活基本調査からわかる47都道府県ランキング」によると、日本の通勤時間の平均は「39.5分」。往復で、平均1時間20分の通勤時間です。1か月20日稼働だったとしても、約丸1日は通勤している計算になります。自宅から会社までの通勤が数十分という人は、明らかに少数なのです。

通勤がなくなることで、例えば朝新聞や本を読む時間とすることや、仕事後にオンライン英会話などの習い事ができますし、仕事の作業時間に充てることも可能です。24時間の内1時間20分ですが、継続して自己啓発や仕事時間として積み上げることで、とてつもない成果につながります。

通勤時間を効率的に使うことができることに加えて、通勤ラッシュによる移動時間のストレスや疲労が軽減することも大きなメリットでしょう。

働く環境を自由に選べる

毎日同じオフィス・同じ座席・同じ景色・同じ環境で働くことは、退屈に思えることがあります。しかし、在宅勤務であれば、その日の気分によって勤務場所を変えることが可能

在宅勤務といっても、決して必ず自分の住居で働く必要はありません。セキュリティに十分気を付ける必要はありますが、コワーキングスペースやカフェなど、パソコンを使っての作業ができる環境であれば仕事は可能です。また極端な例だと、ノマドワーカーと呼ばれる人たちのように、多くの人が憧れる海外を拠点に旅をしながら働くことも可能です。

働く環境を変えることで、新たな発想が生まれたり、いい気分転換になったりとメリットは多くあります。

家庭を優先した働き方ができる

ワークライフバランス」を実現しやすいのが、在宅勤務ではないでしょうか。例えば、出産・育児などのライフイベントによって、会社へ出社することが難しくある程度の期間、休みを余儀なくされるケースがあります。しかし、在宅勤務であれば、家事や育児をしながら働くということが可能です。

家庭を理由に働きたくても働けない人が少なくなることで、自分自身や会社にとってもメリットが大きいです。

在宅勤務は企業側にもメリットがある

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社員が在宅勤務をすることによって、企業側にとっては優秀な人材を確保できるメリットがあります。すでに解説した通り、ライフイベントによって働きたくても働けない社員がでてしまったり、勤務地を理由とした離職などを防げるのが大きな要因。

IT業界で、最も重要なのが人材です。IT企業の売り上げは、エンジニアの腕にうよって生み出されます。優秀なエンジニアを雇い続けることが、事業活動を継続するために重要です。

在宅勤務による企業のメリットとして、通勤に関わる経費が削減できることや、台風などの天災から社員を守れるなどもメリットと言えるでしょう。

システムエンジニアが在宅の働き方3パターン

会社員のシステムエンジニアとして在宅勤務

在宅システムエンジニアの働き方の1つが、企業に所属して自宅で仕事をするスタイルです。最近ではリモートワークが推進されてきているため、在宅勤務やリモートワーク制度を導入している企業も増えています。

とはいえ完全在宅勤務は珍しく、最初の1ヶ月のみオフィス勤務のプロジェクトや週3日はリモートなど、一部リモートを採用している企業が多いです。会社員として在宅エンジニアになりたいなら、リモートワーク制度や在宅可を掲げている企業を探しましょう。

フリーランスのシステムエンジニアとして在宅勤務

会社に所属せずに、個人で在宅可能な案件を請け負うシステムエンジニア。リモートで仕事をするフリーランスエンジニアは、他の働き方と比べて、より高いスキルやコミュニケーション能力が求められる傾向にあります。

フリーランスとして在宅システムエンジニアになるためには、フリーランス向けのエージェントに登録し、リモート可の案件を紹介してもらうのが一般的です。

アルバイト・副業のシステムエンジニアとして在宅勤務

アルバイトや副業として在宅システムエンジニアを選択する人も増えてきています。アルバイトとしての在宅システムエンジニアを目指すなら、会社員と同じくリモートワークを導入している企業や求人を探すのがおすすめです。

また副業であれば、クラウドワークスやランサーズなどをはじめとしたジョブマッチングサービスを利用して、リモートや在宅可の案件に応募する手もあります。

在宅システムエンジニアの年収は?

年収は職種や実績によって左右される

在宅システムエンジニアの年収と一言で言っても、システムエンジニアにはWebやゲーム開発から組み込み系まで多くの職種があり、分野によって全く仕事内容も異なります。実績や経験年数によっても左右されるため、年収400万以下から1000万円超えまで幅広く、一概に在宅システムエンジニアの年収はいくらくらい、とは言えません。

案件で使う言語によっても変動する

また、新しい言語や使える人があまりいない言語を扱う案件は、年収相場が高い傾向にあります。例えば、言語別の年収ランキング(出典:求人検索エンジン「スタンバイ」調べ)を見ると、年収1位2位はGo言語とScalaで、年収中央値がどちらも600万円です。

両言語とも2000年以降に設計された、比較的新しい言語であり、ここ数年世界中で人気が急上昇し、需要も高まっています。

一方、多くのプログラミングスクールで扱われているRubyは7位で年収中央値550万円、Javaは求人数は3万件超えと豊富なものの、年収中央値は14位で500万円と、上位とは差があるのが分かります。

未経験から在宅勤務のシステムエンジニアになるには?

未経験からすぐに在宅勤務は難しい

結論から言うと、未経験ですぐに在宅案件を獲得できる可能性は限りなく低いのが現状です。特にフリーランスとして未経験から在宅システムエンジニアになるのは、スキルと経験が圧倒的に足りません。

会社に所属しての在宅勤務も、未経験ではセキュリティ問題、企業からの信頼、チーム間でのコミュニケーションなど、様々な障害があります。

一度企業に所属して実績を積むのがベスト

実務未経験から在宅勤務のシステムエンジニアを目指すなら、まずは一度企業に所属して実績を積むのが一番の近道。一般的には、少なくとも2年の実務経験が必要です。

求人案件を見ると、多くが「PHPでの開発経験2年以上」「Javaの開発経験3年以上」などと書かれています。言語にもよりますが、大体3年〜5年の経験を求められることが多いです。まずはスキルとともに実務経験を身に着けましょう。

システムエンジニアが在宅案件を獲得するには?

在宅勤務のある企業に就職する

在宅システムエンジニアを目指すなら、就転職の際に、在宅勤務可能な会社を選びましょう。ただし、在宅やリモート可な企業であっても、就職後すぐに在宅勤務できる、というわけではないので注意が必要です。

フリーランス向けのエージェントを利用する

フリーランスとして、あるいは副業として在宅案件を獲得したい場合は、フリーランス向けの求人案件やエージェントを使うのが一般的です。在宅に限らず、フリーランスのシステムエンジニアとして働きたいなら、エージェントを利用するのが最も効率的。エージェントを利用すれば、案件の獲得から契約の締結までを全て代行してくれます。

また、副業や実績作りとしてなら、クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソージングでも在宅案件を探せます。ただしクラウドソーシングは一般的に、案件の相場が安価なので注意が必要です。

資格を取得して実績を作る

フリーランスエンジニアが在宅案件を獲得するためには、いかにクライアントから信頼されるかが重要です。そのためには、どの程度のスキルを保有しているかをアピールするのが大切。

エンジニアのスキルを測る尺度の一つとしては、資格があります。資格を保有することで、客観的な評価としてクライアントへアピールできるでしょう。エンジニア向けの資格としては、情報処理推進機構「IPA」が行っている情報処理技術者試験が有名です。

企業やクライアントと信頼を築く

在宅勤務を行うためには、他の人の目がない状況でもしっかり業務を遂行できる自己管理能力が必要になります。会社にいても集中して働けない社員に対しては、在宅勤務の許可はでませんし、自己管理能力がないフリーランスエンジニアでは成果を出すことはできません。

日々の仕事を誠実に遂行することで、企業やクライアントに信頼されるエンジニアになることが、在宅勤務への第一歩です。

在宅案件の注意点

評価の基準が成果重視になる

在宅勤務の場合、一般的にオフィスで仕事をする場合よりも成果重視の傾向があります。フリーランスで仕事を請け負う時はほぼ完全に成果重視ですが、会社に所属している場合も、在宅では働いている姿が見えない分、成果物によって評価されます。

勤務態度や残業をすることによる意欲などが見えなくなるため、目に見える成果がより重要に。これまでオフィス勤務だった場合は、評価のされ方が変わるため、注意が必要です。

雇用形態や作業時間などの条件を事前に確認する

在宅勤務可、リモートワーク可と書いてあっても、条件付きであることが一般的です。例えば、週休5日の中で1日出社であったり、オフィスでの打ち合わせ必須、などの条件付きの場合が多くあります。

在宅システムエンジニアと言っても、全ての業務が在宅で完結するとは思わない方が良いでしょう。そのため、事前にしっかり条件を確認しておく必要があります。

システムエンジニア向けの在宅案件を扱っている求人サイト

会社員としてのシステムエンジニア向け

レバテックキャリア


レバテックキャリアは正社員や派遣社員として企業に転職したい人向けのエージェントです。エンジニアに特化しているのが特徴。システムエンジニアをはじめIT業界の専門的な知識のあるエージェントが、質の高い転職サポートを行ってくれるのが魅力です。

レバテックキャリアはこちら

GeekOut(ギークアウト)


ギークアウトは、IT・Webエンジニア向けのエンジニア専門転職サイトです。副業可能や在宅勤務の案件が多いのが特徴。リモート可能な案件はもちろん、社内の開発環境など、エンジニアが気になるポイントで検索できます。

GeekOutはこちら

フリーランスの在宅システムエンジニア向け

レバテックフリーランス


レバテックフリーランスは、大手フリーランス向けエージェント。業界随一の知名度と実績を誇り、求人案件の質も単価も高いものが多いと定評があります。IT業界に詳しいエージェントが多く、面接や履歴書の対策など、個別のサポート体制もしっかりしていること、提案力が高いのもポイントです。

在宅案件に限らず、リーランスのシステムエンジニアとして案件獲得を目指すなら、真っ先に登録することをおすすめします。

レバテックフリーランスはこちら

クラウドテック


クラウドテックは、クラウドワークスが運営しているフリーランスエンジニア・クリエイター向けのエージェントサービスです。プラットフォーム型のクラウドワークスに対して、クラウドテックはエージェント型。多様な働き方を推進しており、週3日からの案件や、フルリモート、一部リモートの案件を多く掲載しているのが特徴です。

クラウドテックはこちら

副業・アルバイトとしての在宅システムエンジニア向け求人サイト

CrowdWorks


クラウドワークスは、登録者数が国内最大のクラウドソーシングサービスです。クラウドワークスなどのクラウドソーシングサービスでは、Webサイト上で、仕事の依頼者と受注者のマッチングを行います。

同じようなクラウドソーシングサービスの中に、Lansers(ランサーズ)がありますが、クラウドワークスの方が案件数、実績が多くおすすめです。クラウドワークス上では、Web開発やアプリ開発などの依頼案件が多数あります。案件の中には、依頼先の会社で常駐するケースもありますが、ほとんどが在宅での仕事が可能です。

クラウドワークスはこちら

Workship(ワークシップ)


Workship(ワークシップ)は、週1から働ける副業や兼業案件を扱うスキルシェアサービスです。副業や兼業ワーカーを探している企業が案件をWeb上に掲載し、フリーランスや副業希望者がその案件に応募できる仕組みです。

Workshipで募集されている案件は、エンジニアやデザイナー案件がほとんどです。検索条件に「リモートOK」という条件があるので、在宅案件が検索しやすくなっているのが特徴。求人一覧を参照し、気になる企業に対してアプローチしていきましょう。

Workshipはこちら

クリプラス


「1日だけ1日から」がキャッチフレーズのクリプラスは、フリーランスや転職活動中のエンジニアに向けたスキルシェアサービスです。クリプラスに掲載されている求人は、エンジニア・クリエイター案件で、在宅案件も多いです。

クリプラスの特徴としては、雇用形態に「業務委託」の他に、「派遣(長期・短期)」や「正社員」が用意されていること。それぞれの人の状況に合わせて、雇用形態を絞りながら案件を探せます

クリプラスはこちら

ランサーズ


ランサーズは、クラウドワークスと並んで日本最大級のクラウドソーシングサービスです。アンケートやレビューなどの単純作業から、アプリ開発やゲーム開発など、システムエンジニア向けの在宅案件も掲載されています。未経験可の案件もあるため、初心者が実績を作るためにもおすすめです。

ランサーズはこちら

コデアル


コデアルは、フリーランスや副業として案件を獲得したい方向けのジョブマッチングプラットフォームです。中抜きと呼ばれる仲介手数料ゼロなのが特徴。完全リモートから週4日まで、オフィスの出社頻度で求人を検索できます。

また、登録ユーザーの7割以上がエンジニアであり、求人全体の約半分が完全リモート案件なのもポイントです。

コデアルはこちら

Another Works


Another Works(アナザーワークス)は、複業したい人と企業をつなげるプラットフォームです。本業と副業ではなく、全てを本業とするパラレルワーカー向けのマッチングサービス。「挑戦する全ての人の機会を最大化する」ことを掲げており、リモート可の案件も多数扱っています。

Another Worksはこちら

まとめ

システムエンジニアの在宅勤務事情を解説しました。システムエンジニアでも在宅勤務ができることがご理解いただけたのではないでしょうか?

これから在宅勤務は、働き方のスタンダードになってくることが想定できます。今すぐにではなくても、ライフイベントに合わせて在宅勤務も選択できるように、信頼は積み重ねておくのがおすすめです。

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書いた人

深町 一雄

深町 一雄

元ウェブディレクター/編集者
メイン機はOS9時代からMac。
最近はUnityに興味があります。