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Scala転職の実態とは?需要や年収から未経験でも目指せるのか徹底調査


Scalaを使う仕事ってどんなもの?
Scalaで転職するには、なにが必要?

Scalaは2001年に設計、2003~2004年ごろにリリースされた比較的新しいプログラミング言語です。Twitter、LinkedInなどの大手SNSや、Chatwork、SmartNewsなど国内サービスでも採用され注目を集めています。

新しい言語なので扱えるエンジニア数がまだ少なく、その分高収入が期待できる言語とも言えるでしょう。今回はScalaエンジニアの実状をお伝えすると共に、Scalaでの転職方法や未経験でも転職可能なのか、ご紹介します。

Scalaエンジニアの実態調査

画像:Shutterstock

最初にScalaエンジニアの職業としての実態をお伝えします。まずScalaという言語の特徴をざっくりと説明すると、以下の4点が代表的です。

  • Javaプラットフォーム上で動作する
  • オブジェクト指向言語と関数型指向言語のハイブリッド言語
  • Javaと双方向互換性が高い(Javaライブラリの使用など)
  • 簡潔なコード表記が可能

これらの記事でもScalaがどのような言語かについて詳しく解説しています。


【3分で理解】Scalaでできることって何?特徴や人気の理由を紹介します
更新日 : 2019年9月12日

Javaの後継言語」言われるほどJavaとの互換性が高いことや、珍しいハイブリッド言語であることは、Scalaエンジニアの仕事内容にも影響しそうですね。

ここから、具体的な4つの観点でScalaエンジニアの実態を見てみましょう。

Scalaの仕事内容

ScalaはWebサイト、Webアプリ、スマホアプリの開発から、サーバーサイドのプログラミングまで幅広いサービスで使用されています。

Javaのプラットフォームで動作する言語なので、Java環境があればOS・マシンを問わず開発ができ、Javaのライブラリを簡単に呼び出すこともできるため、できる仕事の範囲は広いです。

2019年11月現在、レバテックフリーランスの案件検索で言語をScalaに絞って検索したところ、以下のような案件が見つかりました。

ITツールやECサイトの開発、新規プロダクトの立ち上げの他、サーバーサイドの開発や機械学習に関する案件も見受けられました。Scalaを習得することで幅広いお仕事に就ける可能性が増えそうですね。

またScalaはJavaと比べてコード量が少なくて済み、Javaでは対応できない最新技術も取り込めるため、Javaベースの既存サービスをScalaに移行するための求人も多くあります。

Scalaで転職した場合の年収

Scalaの年収に関しては、数あるプログラミング言語の中でも高いというデータが出ています。

株式会社ビズリーチが運営する求人検索エンジン、スタンバイが2018年8月に発表した「プログラミング言語別年収ランキング2018」(提示年収の中央値ベスト10)によると、Scalaの平均年収は600万円、最大提示年収は1,300万円で2位でした。

またこちらは海外の記事ですが、Scalaは2019年5月時点ではアメリカで最も高収入、グローバルでは4番目に高収入のプログラミング言語だとあります。

現状はScalaを扱えるエンジニアが少ないため、転職に成功すれば高収入が期待できそうです。

Scalaの需要

Scalaの需要に関しては、現状の求人数は多くないが今後需要の高まりが期待できる言語と言えます。先ほどご紹介したビズリーチの言語別年収ランキングでも、Scalaの求人数は10言語中7位でした。

またレバテックフリーランスの案件検索では、この記事執筆時点でScalaで絞り込んだ際の案件数が76件と少ないです。求人・案件数という点では、国内のScala需要はまだそこまで高くないと言えます。

ただ近年ドワンゴの「ニコニコ生放送」や、ChatWorkなど国内の著名なWebサービスへの採用事例や、海外も含めたScala導入の成功事例・体験が増えています。それに伴い、Scalaエンジニアの需要が今後高まる可能性は高いと言えるでしょう。

Scalaの将来性

Scalaは今後Javaの後継言語になりうるものとして期待されています。Java環境で動作する汎用性の高さと、少ないコードと高い可読性で書けることに加え、コンパイル型言語なのでバグの検出が早くデバッグにも強いのがScalaの特徴です。

Javaの不足部分を補いつつ、よりスピードと安定感を持って開発ができるという点で、今後Javaからの移行が加速することが予想されます。

またTwitterがバックエンドをRubyからScalaに、ChatworkもPHPからScalaに移行するなど、Java以外の言語から乗り換える成功事例も出てきています。

加えて、AI・機械学習などの最先端分野でScalaが使われている実績もあり、今後ますます普及が進み、求人数・エンジニア数共に増えていく可能性は非常に高そうですね。

未経験からでもScalaで転職できるのか?

画像:Shutterstock

Scalaは未経験での転職が難しい言語です。なぜ難しいのか、理由を見てみましょう。

未経験からでも転職できる?

「Scala 未経験」という条件で求人サイトで検索してみると、レバテックキャリアでは8件、レバテックフリーランスではわずか1件しかヒットしませんでした。

また、ヒットした案件の募集要項には実務経験が必要であると明記されているものが殆どです。現在Scalaのスキル単独での求人はとても少なく、多くがJavaなど他言語のスキル、実務経験を求められます。

Scalaなどのマイナー言語がスタートアップのメイン言語として採用されることもありますが、少数精鋭で即戦力が求められることが多いため、やはり未経験では難しいでしょう。

未経験からのScala習得難易度

プログラミング未経験からScalaを習得する難易度は高いです。オブジェクト指向言語ながら関数型言語の特徴を併せ持つハイブリッドな言語なため、両方への理解が無いと使いこなせないというのが大きい理由の一つ。

加えて、ScalaはJavaライブラリを呼び出して使えるのが大きな強みですが、それを使いこなすにはJavaの習得も必要です。

つまりScalaの習得には多面的なプログラミングスキルの学習が必要になり、未経験の場合かなり難しいでしょう。反対にオブジェクト指向言語、特にJavaを先に習得しておけば、学習コストはかなり減らすことができます。

Scalaで転職を成功させるためのステップ

画像:Shutterstock

難易度が高いとはいえ、高収入が期待でき将来性もあるScalaでの転職。いざやってみようと思ったらどうすればいいのでしょうか?

ここではScalaで転職を成功させるための5ステップをご紹介します。

IT業界の知識を深めよう

Webエンジニアの転職において、特に未経験・経験が浅い場合に有効なのが「実際の求人・案件から逆算して何を学ぶか決める」という方法。この方法であれば転職まで必要な最短の学習過程を取れる可能性が上がります。

そのためにはIT業界にはどのような業種があり、Scalaが採用されている・される可能性のある分野を知っておくと良いでしょう。

また、転職サイトで実際にScalaで検索してみて、どれくらいの経験が必要なのか、併せて習得するべきスキルはあるのか、実案件を見ておくと感覚を掴みやすいです。

Web基礎スキルを身につける

Webエンジニアとして働く上で、Webに関する最低限の知識・スキルも重要です。特にプログラミング未経験や実務経験が無い場合はピンとこない内容も多いので、主に以下のような分野について学んでおきましょう。

  • コーディングの基礎(HTML / CSS)
  • インフラの知識(サーバ、ネットワーク方式、通信プロトコルなど)
  • データベースの知識(Mysqlなど)
  • 情報セキュリティの知識
  • ソフト・ハードウェアの知識(OSやデバイス)

プログラミングスキルを身につける

プログラミングの学習方法は、大きく分けるとWebサービスや書籍を使う独学と、スクールを利用する方法の2つがあります。

Scalaの場合は、Javaを習得しているかどうかで学習方法・スピードが大きく変わります。既にJavaを扱える方であれば、関数型言語の特徴に新たに慣れる必要はあるものの、互換性が非常に高いため独学でもかなり早くScalaを習得できるでしょう。

反対に未経験の場合、Scalaの難易度は先述したようにかなり高いです。コーディングの基礎であるHTML / CSSや、学びやすいスクリプト言語(RubyPHPなど)から始めて、徐々にJava〜Scalaへビルドアップするのが、挫折を減らすには確実です。

サンプルを参考に成果物を作成する

転職・案件獲得の際には「私はこれが作れます・作りました」という成果物を示せないといけません。最初はサンプルの真似でも良いので、とにかく制作実績を増やしましょう。

一部のプログラミングスクールでは、企業案件の実践がカリキュラムに含まれおり、効率よく成果物を増やすことができます。

ポートフォリオを完成させる

成果物を増やしたら、それらをまとめた「ポートフォリオ」を作成しましょう。このポートフォリオの充実度が高く、さらに採用側の需要とマッチすれば、転職成功・案件獲得の可能性を高めることができます。

Scalaを身につけるための方法

画像:Shutterstock

ここではScalaの学習方法について、大きく2つに分けてご紹介します。

独学

プログラミングを独学する方法として、手軽かつ分かりやすくおすすめなのが、Web学習サービスを使う方法です。Scalaを扱っているサイトはまだ少ないですが、人気の学習サイト「ドットインストール」に「Scala入門」コースが用意されています。

ドットインストールは3分程度の短い動画形式で手軽に学習を始められるのが魅力。コースの序盤は無料公開されていますので、とりあえず始めてみるのには最適です。

また書籍での独学もおすすめです。Scalaの書籍についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。

スクール

プログラミング学習は挫折率が高いので、できればスクールを利用するのがベストです。ただ、Scalaは扱えるエンジニア数が少ないだけに、現状では学べるスクールも限られています。

現在Scalaのカリキュラムがあるスクールはこちらの2校です。

また当スクール「侍エンジニア塾」では受講生に合わせてオーダーメイドでカリキュラムを組んでいます。

もし未経験から難易度の高いScalaを学びたいという場合でも、Scalaを理解するために必要なスキルを最適化されたスケジュールで学ぶことが可能です。初心者で右も左も分からないという方でも、ぜひお気軽にお問い合わせ下さい。

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【結論】Scalaでの転職は高収入と将来性が期待できるが未経験には難しい

Scalaでの転職についての実態や、必要なこと・学習方法などを紹介しました。

Scala自体が比較的新しい言語かつ、近年少しずつ成功事例・移行が増えてきている段階ですので、国内では扱えるエンジニア数や教えているスクールはまだ少ないのが現状です。

今後の需要の増加を見込んで早めに学んでおけば、今後将来性が期待できる言語ではありますが、Scala自体の難易度の高さもあり、未経験者に難しいのは記事内でお伝えした通りです。

しかし必要な学習過程をしっかり設定し、基礎からビルドアップしていけば未経験からでも不可能ではありませんので、今回ご紹介した内容を参考に、Scalaの学習、転職をぜひ検討してみてください。

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書いた人

深町 一雄

深町 一雄

元ウェブディレクター/編集者
メイン機はOS9時代からMac。
最近はUnityに興味があります。

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