Java研修ってどんなもの?
Java研修のおすすめ企業が知りたい
Javaは需要がとても高いものの、習得難易度も高いプログラミング言語です。人気のJavaスキルを求めて、Java研修の利用をお考えの方も多いですよね。
そこで本記事ではJava研修の基本知識や、おすすめ研修先を法人向け・個人向け合わせて10社ご紹介します。料金や受講期間など詳しく把握できるので、ぜひご一読ください。
なお、そもそものJavaについて詳しく知りたい方は、まずはこちらの記事を読みましょう。

この記事の目次
Java研修の基本知識

Java研修の内容や受講形式はさまざまです。まずは、下記の基本的な知識を押さえておきましょう。
- 研修内容
- 集合研修・オンライン研修の違い
- 個人向け研修・法人向け研修の違い
- 助成金をもらえる条件
なお、プログラミング研修自体についての詳細は次の記事をお読みください。

研修内容
Java研修は基本的に、受講者のJavaスキルを向上させることが目的です。Javaの基礎知識やフレームワーク(開発に役立つ骨組み)の使い方、実践演習によるプログラミングなどを主に学びます。
ただし、カリキュラムのスタートラインやゴールラインは、Java研修サービスや対象受講者により変わります。たとえば新入社員に対しての研修であれば、IT系の基礎知識から学び始めることが普通です。
一方ある程度スキルを持つ中途社員向けの研修であれば、Javaの基礎知識から学び始めるサービスもあります。また目標とするゴールラインも幅広く、基本的なプログラムが自力で書けるレベルから、現場でチーム開発が行えるレベルまでさまざまです。
Java研修サービスのカリキュラムを確認して、Javaを学ぶ目的に合ったサービスを選びましょう。
集合研修・オンライン研修の違い
Java研修サービスの主な受講形式は、「集合研修」「オンライン研修」の2種類です。
集合研修では決められた会場に集まり、講師と対面で教わります。自社に講師を招き入れるサービスもあります。時間や場所の制約は大きいものの、より丁寧な指導を受けやすいのがメリットです。
オンライン研修の場合はWebブラウザを通して、基本的に受講者の自宅で教わります。講師と対面でのコミュニケーションは取れないものの、移動が不要で受講者の生活スタイルに合わせやすいのがメリットです。
サービスやコースによって受講形式は異なるので、選ぶときに確認しましょう。Javaの独学に不安がある方には、オンライン研修がおすすめです。詳細はこちらの記事をご覧ください。

個人向け研修・法人向け研修の違い
Java研修サービスの受講対象は、大きく分けて「個人」「法人(企業)」の2種類です。
個人向け研修は受講者自身が研修サービスやコースの選択・申し込みを行います。オンライン研修は基本的に1人での受講ですが、集合研修では他の受講者と同じ場所で受講することが一般的です。
一方で法人向け研修は、企業の人事担当者が研修サービスやコースの選択・申し込みを行います。実際に受講するのは自社の社員なので、人事担当者は受講者の研修状況を把握し、適宜フォローすることが大切です。
個人向け研修・法人向け研修の両方を提供しているプログラミングスクールも少なくありません。本記事の後半では、個人向け・法人向けに分けておすすめのJava研修サービスをご紹介します。
助成金をもらえる条件
法人向け研修を社員に受講してもらう場合、特定の条件を満たせば助成金がもらえます。助成金の種類はさまざまですが、最もポピュラーなものは「人材開発支援助成金」です。
人材開発支援助成金は、7つのコースに分かれています。研修内容や受講対象者に合わせたコースを申請しましょう。申請手続きのときには、労働局またはハローワークに書類提出が必要です。
助成金の申請手続きに関するサポートを受けられる、Java研修サービスもあります。人材開発支援助成金について詳しくは、厚生労働省のサイトをご覧ください。
次の記事を読むと、助成金が利用できるおすすめスクールを把握できます。


Java研修サービスを利用すべき3つの理由

Javaのスキル習得には、Java研修サービスの利用をおすすめします。その主な理由は、下記の3点です。
- 社内研修や独学の負担をなくせるため
- 最適なカリキュラムで効率的に学べるため
- 挫折しにくいため
理由について詳しく解説していきます。
理由1:学習・教育にかかる労力を減らせるため
Javaの学習・教育には、準備段階からスキル習得までに多くの労力がかかるのです。Javaを独学する場合、教材選定や学習計画、進捗管理などを自分1人ですべて行う必要があります。
またJavaの社内研修を実施する場合、カリキュラムの作成から受講者の指導まですべてを企業内で行わなければなりません。人事担当者はもちろん、講師となる社員の負担もかなり大きくなります。
研修サービスを利用すれば、こうした労力の多くを外部委託できます。もちろん無料とはいきませんが、学習・教育の準備からスキル習得までにかかる労力を減らせるのは大きな魅力です。
理由2:最適なカリキュラムで効率的に学べるため
Java研修サービスを提供するのは、プログラミングスクールや研修会社といった指導のエキスパート。そのため、最適化されたカリキュラムで効率的に学べるのも大きなメリットです。
研修サービスによっては、受講者1人ひとりのレベルに合わせてカリキュラムを調整できる場合もあります。法人向け研修の利用をお考えの方は、こうしたサービスを利用するのもおすすめです。
理由3:挫折しにくいため
独学のプログラミング学習では、プログラムが上手く動かなくてもすべて自力で解決しなければなりません。これは初心者にとって非常に難しく、挫折してしまう方がほとんどです。
またJavaの社内研修を実施する場合、講師は先輩社員が務めることになります。Javaに熟練した講師であっても、指導スキルがないとすべての受講者をしっかりフォローすることは困難です。
Java研修サービスを利用すれば、指導を本業とするプロの講師が受講者をしっかりサポートしてくれます。不明点があっても質問すればすぐに解決できるため、挫折しにくいのが大きな魅力です。
法人におすすめのJava研修5選
ここでは、法人におすすめのJava研修サービスを5社ご紹介します。社員のJavaスキル習得を考えている人事担当者の方は、ぜひ参考にしてください。
なお法人向けのプログラミング研修については、こちらの記事でより詳しく把握できます。

マンツーマン指導の「SAMURAI ENGINEER Biz」
受講形式 | オンライン |
料金・期間(Javaが学べる主なコース) | ※料金は要見積もり(オーダーメイドカリキュラム) |
「SAMURAI ENGINEER Biz」は弊社が提供している、完全オンラインでマンツーマン指導を受けられる研修サービスです。受講者ごとに専属の講師が丁寧にフォローするため、挫折の心配がありません。
またカリキュラムはオーダーメイドで、受講者ごとのレベルに合わせて学べます。オーダーメイドなのでJavaに限らず、さまざまなプログラミング言語の学習に利用できるのもメリットです。
社内での集合研修も可能な「リカレントテクノロジー」

受講形式 | 集合/オンライン |
料金・期間(Javaが学べる主なコース) | ※料金は要見積もり ・Java新人研修(2ヵ月) ・Java一社研修(期間は調整可) |
「リカレントテクノロジー」は、株式会社リカレントが提供している研修サービスです。「Java新人研修」ではIT系の基礎知識から丁寧に学べるので、プログラミング初心者でも問題ありません。
また、リカレントテクノロジーでは社内に講師を招き入れての集合研修も可能です。オンライン研修も提供しているので、企業のニーズに合わせて受講形式を柔軟に選べます。
現場で使えるスキルが身につく「クロノス」

受講形式 | 集合/オンライン |
料金・期間(Javaが学べる主なコース) | ※料金は要見積もり ・Java研修(3ヵ月) |
「クロノス」の研修サービスでは、現場で使えるJavaスキルを習得可能です。Javaプログラミングだけでなくコミュニケーションのノウハウなども学べます。
また、人事担当者は専用のポータルサイトを通して受講者の研修状況を把握できます。集合研修でも人事担当者からフィードバックが容易に行えるので、受講者にとっても安心です。
助成金を受けやすい「エンテックアカデミー」

受講形式 | 集合 |
料金・期間(Javaが学べる主なコース) | ¥1,056,000(税込)~ ※助成金を使わない場合 ・JavaWebエンジニア養成コース(2ヵ月) ・JavaWebエンジニア養成3ヵ月コース |
「エンテックアカデミー」は、株式会社エンベックスエデュケーションが提供している研修サービスです。「JavaWebエンジニア養成コース」ではコンピュータの基礎から、グループ演習によりチーム開発のノウハウまで学べます。
また人材開発支援助成金に対応しており、専任の担当者が事前準備から申請手続きまでサポートしてくれます。研修のコストを抑えたい企業の方におすすめです。
豊富な会場から選べる「KENスクール」

受講形式 | 集合(一部オンラインあり) |
料金・期間(Javaが学べる主なコース) | ・新入社員向けJava開発総合講座(2~3ヵ月) ¥539,000(税込)~ ※会場によって料金・期間は前後 |
「KENスクール」は、プログラミングに加えてWebデザインなども学べるスクールです。Javaでは主に、新入社員向けの研修サービスを提供しています。
北海道から九州までの日本各地に校舎があり、豊富な研修会場から選べるのが魅力です。近くに校舎がなくても、講師の派遣により社内での集合研修が行える場合もあります。

個人におすすめのJava研修5選
続いて、個人におすすめのJava研修サービスも5社ご紹介します。Javaの独学で挫折してしまわないか不安な方は、ぜひ参考にしてください。
オーダーメイドカリキュラムの「SAMURAI ENGINEER」
受講形式 | オンライン |
料金・期間(Javaが学べる主なコース) | ・教養コース(4週間) ¥166,000(税込)〜 (授業料¥68,000+入学金¥98,000) ・エキスパートコース(12週間プラン) ¥696,000(税込)〜 (授業料¥498,000+入学金¥198,000) ・フリーランスコース(12週間プラン) ¥996,000(税込)〜 (授業料¥698,000+入学金¥298,000) |
弊社「SAMURAI ENGINEER」は、個人向けのオンライン型プログラミングスクールです。オーダーメイドのカリキュラムなのでJavaはもちろん、人気のプログラミング言語なら何でも学べます。
「転職コース」「フリーランスコース」など、個人の目的に合わせたコースでJavaの学習が可能です。実践学習で開発したオリジナルサービスはポートフォリオ(プログラム作品集)として、企業への大きなアピールになります。
Javaを仕事に活かしたい方は、ぜひご利用ください。
実践学習が充実している「TechAcademy」
受講形式 | オンライン |
料金・期間(Javaが学べる主なコース) | ・Javaコース(4週間~16週間) 社会人:¥174,900(税込)~ 学生:¥163,900(税込)~ |
「TechAcademy」は、オンラインに特化したプログラミングスクールです。「Javaコース」ではJavaの基礎知識から始まり、Webアプリの開発方法まで学べます。
課題作成などの実践学習が多く、受講者自らが能動的に取り組めるカリキュラムとなっています。講師による成果物のチェックは回数無制限なので、自ら成果物の質を高めていけるのが魅力です。
進捗状況をオンライン管理できる「CodeCamp」
受講形式 | オンライン |
料金・期間(Javaが学べる主なコース) | ・Javaマスターコース(2ヵ月~6ヵ月)¥198,000(税込)〜 (授業料¥165,000+入学金¥33,000) |
「CodeCamp」も、完全オンライン型のプログラミングスクールです。「Javaマスターコース」では、Java未経験の方がWebアプリを開発するために必要なノウハウを一通り学べます。
オンラインの管理システムが充実しており、学習の進捗状況を受講者自らが正確に把握できます。また、サポート時間が毎日7時〜24時と長く、仕事や学業と両立しやすいのも魅力です。
Oracle社認定の「インターネット・アカデミー」
受講形式 | 集合/オンライン |
料金・期間(Javaが学べる主なコース) | ・Java講座(期間は要相談)¥356,400(税込)〜 |
「インターネット・アカデミー」は、25年以上の歴史を持つ日本初のIT・Web系専門スクールです。「Java講座」では、Javaの基礎知識からJavaを用いたWeb開発のノウハウまで学べます。
Javaの開発元であるOracle社に認定されているため信頼性が高く、Oracle社認定資格の対策も可能です。集合研修の動画もオンラインで視聴でき、さまざまなスタイルで学べます。
柔軟なスタイルで受講できる「Winスクール」
受講形式 | 集合/オンライン(併用も可能) |
料金・期間(Javaが学べる主なコース) | ・Java プログラミング(35時間)¥169,400(税込)〜 ・Java認定資格対策(OCJ-P Silver)(10時間)¥59,400(税込)〜 |
「Winスクール」は、ピーシーアシスト株式会社が運営するコンピュータースクールです。法人向け研修も提供していますが、1人ひとりに合わせた個人レッスンのため、個人での申し込みも行えます。
全国55校舎(2021年9月現在)で同じ講座が受けられる上に、オンライン研修との併用も可能で、柔軟なスタイルで受講できます。仕事や学業を続けながらJavaを学びたい方におすすめです。
Java研修についていけない場合の対処法

Java研修サービスを利用すれば挫折のリスクは大幅に下がるものの、ゼロとは言い切れません。なかには「Java研修についていけない……」という方も出てくることがあります。
ここでは、Java研修についていけない場合の対処法を2つご紹介します。
研修のオプションをフル活用する
各社が提供しているJava研修サービスでは、さまざまなオプションが利用できます。
定期的に1対1のミーティングがあるサービス、専属の講師とオンラインチャットできるサービスなどさまざまです。集合研修でも、他の受講者の目を気にせず個別相談できます。
1人で悩んでしまうよりは、こうしたオプションを活用して悩みを早期解決するべきです。各社の公式サイトや案内資料を見て、オプションを確認しておきましょう。
先輩社員をメンターに付ける
法人向け研修の場合は、必要に応じて社内でもフォローしましょう。先輩社員をメンターに付けて、受講者ごとに個別相談できる環境を作るのがおすすめです。
サービスによっては、受講者の学習状況をオンラインで把握できます。進捗が思わしくない受講者には、人事担当者が率先して悩みを聞いてあげるのも効果的です。
まとめ
今回はJava研修に関して、下記の5点をお伝えしました。
- Java研修における基本知識
- Java研修サービスを利用すべき3つの理由
- 法人におすすめのJava研修5選
- 個人におすすめのJava研修5選
- Java研修についていけない場合の対処法
Javaは難易度が高いプログラミング言語なので、研修サービスの利用が習得成功の鍵となります。今回の内容を参考にJava研修を活用して、社員やご自身のJavaスキルを向上させてください。
この記事のおさらい
受講者のJavaスキル向上を目的とした研修です。主な受講形式は「集合研修」「オンライン研修」の2種類です。また、研修サービスには個人向け・法人向けがあります。詳細は本記事をご覧ください。
法人向けなら「SAMURAI ENGINEER Biz」「リカレントテクノロジー」「クロノス」「エンテックアカデミー」「KENスクール」、個人向けなら「SAMURAI ENGINEER」「TechAcademy」「CodeCamp」「インターネット・アカデミー」「AxiZ」がおすすめです。詳細は本記事をご覧ください。