スライドショースライドショースライドショー

フリーランスフロントエンドエンジニアの魅力!複数の視点から分析


フロントエンドとバックエンドのエンジニアは何が違うの?
フリーランスのフロントエンドエンジニアになるには何のスキルが必要?
フロントエンドは将来性ある?年収は?

こんな疑問にお応えして、今回はフリーランスのフロントエンドエンジニアという職業について解説していきます。

そもそもフロントエンドの仕事内容とは?

画像:Shutterstock

フロントエンドエンジニアとは、クライアント側を担当するエンジニアのことです。ユーザーの目に見えるWebページのデザインや機能の実装を行います。

「Webデザイナー」や「マークアップエンジニア」と一部仕事が重なっており、企業によっても指す範囲が異なることがありますが、一般的に、フロントエンジニアはWebデザイナーよりもプログラマ寄りです。

Webデザイナーがデザイン制作からHTML/CSSのコーディングを行うのに対して、フロントエンドではデザイン制作を除いた一連の作業に加えて、JavaScriptの実装や多少のPHP実装を行える人を指すことが多いです。

フリーランスのフロントエンドに必要なスキルとは?

フロントエンドエンジニアとして、最低限持っている必要があるのはHTML、CSSのスキルです。Webデザイナーの仕事と重なる部分ですが、HTML・CSSはバックエンドエンジニアでも教養として持っていることが前提とされ、フロントエンドでは必須です。

そのほか、フリーランスのフロントエンジニアに必要なスキルを紹介します。

Web知識

フロントエンドエンジニアでも、

  • ブラウザ
  • IPアドレス
  • ドメイン
  • サーバー
  • 通信プロトコル


など、Webサイトを構成する要素や仕組みは理解しておきましょう。

またWordPressなどCMSの実装方法や機能などの知識もあると、高単価の仕事を受注できる可能性がアップします。

コーディングスキル

フロントエンドでは、HTML・CSSによるコーディング技術に加えて、主にJavaScript(jQuery)のプログラミングスキルが必要とされます。HTML/CSSだけでも静的Webサイトを作ることはできますが、動きをつけるにはJavaScriptが必須です。

またPHPやRubyなど、Web制作のサーバーサイドに関わるWeb系プログラミング言語は、フロントエンドエンジニアに必須というわけではありませんが、理解やスキルがあると年収が上がる要因になります。特にPHPはWordPressを作っている言語のため、多少の理解があると役立ちます。

フレームワークスキル

フロントエンドで1番使われるプログラミング言語はJavaScriptですが、そのJavaScriptには多くのフレームワークがあります。

例えば世界的に使われているWebサービスのFacebookやInstagramはReact.jsが使用されていますし、他でもフレームワークを採用しているものは多く、フレームワークのスキルや使用した開発経験があると、年収アップにつながります。ここ数年人気が高いのはVue.jsAngularJSです。

またフレームワーク ではありませんがJavaScriptのライブラリであるjQueryを使う案件もとても多くあります。

コミュニケーションスキル

クライアントの要望に沿ってWeb制作をする場合、クライアントのイメージするWebページのデザインや必要な機能を、打ち合わせしすり合わせするため、ミュニケーションスキルは必要です

またフロントエンドエンジニアは複数人のチームで同じプロジェクトに当たることが多く、うまく連携を取るためにもチームワークも必要になってきます。

同じフリーランスたちの交流会や、フリーランスエンジニアのための勉強会などでもコミュニケーション能力は役立ちます。交流会・勉強会に参加することで、情報交換をしたり、新しい人脈を作って仕事を受注できる可能性もあるので、機会があれば参加してみましょう。

自己管理スキル

どの職種にも必要かもしれませんが、特にフリーランスのフロントエンドエンジニアは自己管理は必須です。フリーランスは自分で案件を取ってこなくてはなりませんが、後先考えずに受注するとタスク漏れやスケジュールが破綻しかねません。

特に重要なのは納期です。フリーランスは会社員と違って代わりがいないため、スケジュールや体調に無理なく確実に納品できるように自己管理しましょう。

またIT業界はトレンドの移り変わりが激しく、知識をアップデートしたりトレンドのWebデザインを取り入れたりと、日々勉強していく必要があります。会社員のように必須研修などはないので、勉強時間の確保やスキルアップも自己管理の1つです。

営業スキル

フリーランスは自分で仕事を獲得する必要があります。フリーランスのフロントエンジニアが仕事を受注するには、エージェントと通して紹介してもらう方法、クラウドソージングを利用して案件を獲得する方法、そしてまた知人や企業に直接営業して仕事を受注する方法があります。

エージェントに紹介してもらう場合、営業力はあまり関係ありませんが、直接営業する場合はもちろん、クラウドソージングで案件に応募する際にも自己アピールをする必要があります。

自己アピールにはポートフォリオが重要です。ポートフォリオとは、簡単に言うと実力を証明できる作品集のこと。転職の面接時や応募の際、またエージェントに依頼する際など自身の売り込みに使えるプレゼン資料のようなものです。

履歴書の職歴や資格で自分の経験やスキルを見せますが、ポートフォリオはより詳細に過去に作った作品や技術スキルを証明できます。誰でも読みやすい綺麗なコードや優れたUIデザインなどが評価されます。またポートフォリオサイト自体もアピールできる作品の1つです。

さらにフロントエンドは友人知人に営業をかけてWebサイト制作の受注することも多く、少しでも営業スキルがあると非常に役立ちます。

フリーランスフロントエンドエンジニアの需要と将来性

画像:Shutterstock

未経験からでもフリーランスのフロントエンジニアを目指す人が多いですが、フロントエンジニアの需要や将来性も気になりますよね。

スマートフォンの普及によりWebサービスやアプリも増え続けており、現在のところフロントエンジニアの需要は多く、IT業界全体の将来性もあると見込まれています。

フリーランスエンジニアフロントエンドの求人数

現在フロントエンドエンジニアの求人案件は多くあります。ITフリーランスエンジニア専門の求人情報サイトを見ると、1200件を超えるフロントエンドエンジニアの求人案件があります。(2019年10月現在)

参照元:マイナビエージェントhttps://freelance-start.com/jobs/job_category-2

IT人材は全体的に不足しており、他の職種と比べると需要は高いのが現状です。しかしフロントエンドはスキル習得が比較的簡単なため、新規参入も多く、結果的に供給も多いのが現状です。

未経験可や手軽に応募できるクラウドソージングではよりハードルが低いため、案件は多いもののフロントエンドエンジニアも非常に多く、なかなか案件獲得に至らないケースも少なくありません。

逆に求人条件には実務経験○年以上などの制限が設けられているものもあり、実務経験を求められる案件は比較的競争率が低く、また単価も高めです。即戦力となる経験者は売り手市場といって間違いありません。

フリーランスフロントエンドエンジニアの将来性

フロントエンジニアの将来性は、現時点ではまだまだあると考えられています。スマホの普及に伴ってLPなどのWeb広告が主流になり、またWebサイトやアプリの数も増え続けています。

Web広告の入れ替えスピードは速く、またWebサイトも更新に伴ってデザインを一新することも多く、需要はまだまだあります。

しかし前述したように新規参入が多いため、未経験や初心者が受注できる案件の競争率はどんどん高くなっています。そのためフロントエンド自体の将来性はあっても、実務経験や高いスキルがないと、フリーランスフロントエンドエンジニアの今後はより厳しくなるでしょう。

フリーランスエンジニアフロントエンドの年収の違い

まず前提として、企業に勤めるフロントエンジニアの平均年収は、マイナビによると383万円です。こしかし年齢による変動も大きく、例えば20代の平均年収は313万円ですが、30代の平均は457万円です。

フリーランスの場合、年収は獲得・受注した仕事量に依存するため、一概には言えませんが、求人案件を見ると月約40万〜80万円が相場となっています。

参照元:フリーランススタート https://freelance-start.com/jobs/job_category-2

月収ではなく案件単位のものも多く、Webページ制作の相場も20万から100万と幅が広いです。またスキルや実務経験、開発経験の有無によっても大きく左右されます。

常駐フロントエンドの年収

フリーランスのフロントエンドエンジニアは、求人案件を見ると約40万から60万の月収が多く、中には月80万円以上の案件もあります。フリーランスフロントエンジニアの月額相場は経験年数によっても大きく左右され、経験1年では月約30万〜40万円が相場ですが、5年以上になると月約70万〜100万円が相場となっています。

参照元:フリーランススタート https://freelance-start.com/articles/60

フリーランススタート運営事務局によると(2019年5月時点)、平均単価が66.3万円、最低単価は25万円、最高単価が140万円でした。

また現状としては在宅案件よりも常駐案件の方が多いです。

在宅フロントエンドの年収

フロントエンドエンジニアは仕事内容的に、受注から開発、納品までを自宅で行うことができます。そのため、自宅で仕事をする在宅案件も増えてきています。

また在宅案件でも、完全に在宅ではなく、最初の1ヶ月は常駐で問題がなければ在宅へ移行するものが多いようです。中にはSkypeなどで面談する企業もありますが、可能であれば1度はオフィスで顔を合わせたいと思っているクライアントは多いようです。

常駐と同様、求人を見ると月収相場は約40万から60万円が多くあります。

常駐案件と在宅案件を比較すると?

フリーランスフロントエンジニアの常駐案件と在宅案件では、一般的に常駐案件の方が高報酬です。ただし自宅で仕事を行える分、交通費や通勤時間の節約になり、他の仕事にも手を回せるため、受注量が増えることで結果的に年収をアップさせることが可能です。

フリーランスエンジニアフロントエンドに年齢制限はあるのか?

経験を積んだ40代、50代のフロントエンジニアがフリーランスに転向することも多々あり、スキルや実務経験があれば年齢は関係ありません。

しかし未経験からフリーランスのフロントエンジニアを目指す場合、プログラミングスクール受講の際に年齢制限があったり、フリーランスになるために一度転職しようとする際には年齢がネックになることもあります。

明確な年齢制限はありませんが、未経験からフリーランスのフロントエンジニアを目指す場合、30代以上であればキャリアプランを慎重に考え、スクールの事前面接などで相談してみることをおすすめします。

【結論】実務経験を積んだフリーランスのフロントエンドエンジニアは強い

フリーランスのフロントエンドエンジニアについて解説しました。

フリーランスのフロントエンドの需要は他業種と比べても多く、将来性もある分野です。しかしフロントエンジニアは比較的未経験からでもスキルの習得や案件が獲得しやすい職種のため、実務経験が浅いエンジニアは競争が激しく、需要に対して供給過多になることも危惧されます。

一方、実務経験とスキルがあり即戦力になるフロントエンジニアの需要は極めて高く、高単価の案件を受注しやすく、経験を積んでフリーランスとして独立したエンジニアは将来的にも仕事が切れる心配はなさそうです。

フリーランスフロントエンドエンジニアになることを考えている方は、参考にしてください。

LINEで送る
Pocket

書いた人

深町 一雄

深町 一雄

元ウェブディレクター/編集者
メイン機はOS9時代からMac。
最近はUnityに興味があります。