C++でフリーランスエンジニアを目指せるか色んな視点で徹底分析


C++は、何ができるプログラミング言語?
C++で、フリーランスになれるのかな?

この記事をご覧の方は、そんな疑問を持たれていることと思います。フリーランスで働くことに興味はあるけど、どんな言語があるのか。また、C++という言語について興味を持たれている方もいるかもしれません。

今回は、C++のフリーランスエンジニアの現状とC++はフリーランス向きの言語なのか色々な視点から解説していきます。

それでは、いってみましょう。

目次

C++のフリーランスエンジニア状況

画像:Shutterstock

まずは、C++を使った、フリーランスエンジニアを取り巻く状況として、下記の3点をお伝えしていきます。少しでも、具体的にイメージしていただければと思います。

  • C++のフリーランス案件数
  • C++を扱うフリーランスエンジニアの年収
  • C++のフリーランス将来性

C++のフリーランス案件数

まずは、フリーランスの案件数についてです。レバテックフリーランスの案件数で比較すると、JavaやPHPといった他のプログラミング言語に比べると案件数は少ないように見受けられます。


引用元:レバテックフリーランス https://freelance.levtech.jp/project/skill-1/

しかし、極端に少ないというわけではありません。インターネットでは出回っていない案件も多いため、多方面にアンテナを張り優良の案件を獲得することも可能です。

C++を扱うフリーランスエンジニアの年収

年収としては、他の言語同様に、幅広いのが現状です。300万円〜1000万円と言われています。スキルや経験年数によって、大きく異なります。プロジェクトマネージャークラスになると700万円以上が一般的です。

C++エンジニアとして、働き始めのうちは、給与面だけではなく、色々な案件に参画し、経験を積むことが重要です。その結果として、高単価の案件を受注できる技術が身につくことになるでしょう。

フリーランスでなく務めた場合の参考になってしまいますが、Find job!の「C++の平均年収・給料・給与」ではこのようになっています。

C++を扱うフリーランスエンジニアの将来性

言語としての歴史が30年以上と長く、現在もよく使われている言語です。したがって今後も案件数は安定でしょう。これから数年はIoT関連の求人も、さらに増えることが見込まれています。

しかし、C++は他言語と比べて、複雑で難易度が高く、今後習得する人が少なくなるとも考えられています。他言語への移り変わりにも気をつけながら、動向を見守る必要もあります。

C++はフリーランスエンジニア向きの言語なのか?

画像:Shutterstock

さて、前項ではC++を取り巻く状況をお伝えしました。ここからは、C++がフリーランス向きの言語なのかということに焦点を当てて解説していきたいと思います。

ポイントは、下記の4つです。

  • C++の特徴
  • C++で開発できるもの
  • 未経験者からの習得難易度
  • 常駐エンジニアとフリーランスエンジニア年収の違い

C++の特徴

C++は、C言語をオブジェクト指向に拡張した言語です。そのため、高速な処理が可能です。必要とされる画像解析や複雑な演算を扱うシステムによく使われています。

また、C++には複数の種類があります。「BorlandC++」や「VisualC++」が、代表的なパッケージとしては有名です。さらに、歴史の長い言語のため、いくつかバージョンもあります。

これからC++を学ぶのであれば、最新バージョンである「C++14」が良いでしょう。

C++で開発できるもの

Webアプリケーションやモバイルアプリケーションだけなく、組み込み系システムなどIoTの分野まで幅広い開発に利用できる言語になっています。

例えば、世界的にもよく使われているWEBブラウザのChromeも、C++で作成されています。

またゲーム開発では、ほぼ必須の言語です。ゲーム開発を行いたい方には避けては通れない言語となりそうですね。

未経験者からの習得難易度

未経験者から、C++を習得する難易度についてです。正直なところ、C++は難易度の高い言語と言われています。

前述したように、C++言語は、C言語にオブジェクト指向が拡張された言語です。他言語と比べて、書き方が複雑になりやすい傾向があります。

その反面、はじめに複雑なC++を学ぶことで、今後、他言語を学ぶ際に理解が進みやすいとも言えるかもしれません。また、他言語と比べて、コンピュータへの深い知識が必要です。そのため、C++を学べば、必然的にコンピュータ全般に詳しくなることができます。

常駐エンジニアとフリーランスエンジニア年収の違い

常駐エンジニアとフリーランスエンジニア年収には、大きな違いはありません。どちらかというと、経験年数やスキル、稼働時間によるところの方が大きいです。いずれにしても、比較的高単価での案件が多いため、高収入が期待できます。

【結論】C++を学べば、高単価案件の受注もできる

画像:Shutterstock

C++のフリーランスエンジニアの現状とC++はフリーランス向きの言語なのか?ということについて解説しました。

述べてきたように、C++を習得することで複雑なプログラミングを理解できるようになり、他言語を学ぶ際にも有効です。

単一の言語としても需要がある上に、様々な言語を組み合わせてプログラミングができるようになることができれば、より高単価の案件を受注できるようになります。

しかし、フリーランスを目指す上では、難易度が高い言語でもあります。未経験から学ぶのであれば、スクールに通うかメンターを見つけることで、挫折の可能性が少なくなります。

今回の記事を読んで頂き、興味を持たれた方は、ぜひC++言語を扱っているスクールを探してみてはいかがでしょうか。

最後まで、お読み頂き、ありがとうございました。

この記事を書いた人

元ウェブディレクター/編集者
メイン機はOS9時代からMac。
最近はUnityに興味があります。

目次