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ネットワークエンジニアのキャリアパスとは?将来の考え方を紹介


ネットワークエンジニアってどんな事しているの?
ネットワークエンジニアとしてキャリアを上げていきたい!

ネットワークエンジニアになりたいとおぼろげに考えている人の中には、このように考えた事があるのではないでしょうか。ネットワークというものがどういうものかはわかっていても、実際どのように働いているのか想像しにくいですよね。

そこで今回の記事では以下の3点について解説します。

  • ネットワークエンジニアの仕事内容
  • ネットワークエンジニアのキャリアパス
  • キャリアの作り方

この記事を読み終える頃にはネットワークエンジニアとしての未来を想像できるようになっているはずです。

ネットワークエンジニアの仕事内容

画像:Shutterstock

ネットワークエンジニアの作業工程は以下の大きく5つに分けられます。

  • 要件定義
  • 設計
  • 構築
  • 運用
  • 保守

これらはどのような仕事か、順に見ていきましょう。

要件定義

最初の工程は要件定義です。これはネットワークの設計を開始する前にクライアントのニーズを明確にする作業のことを指します。ここで方向性を確認しておかないと成果物が意味のないものになってしまうため、コミュニケーション能力が必要な作業と言えます。

設計

システム開発の方向性が決まったらネットワークの設計に入ります。設計の際に決定することはネットワーク機器や回線などの基本設計と詳細な配線方法などを決める詳細設計の2種類に分けられます。

構築

設計が終わり次第、実際にネットワーク機器を配置しシステムを構築していきます。具体的には設計書どおりに機器の設置をし、機器同士を連携させます。正常に動作が行われるか確認ができたら、システム完成となります。

運用

ネットワークは完成したら終わりではありません。システム開発が完了したら、エラーが起きないように常に監視をします。またセキュリティ強化に必要な施工も日々変わっていくのでこちらにも対応していかなければなりません。

保守

ネットワークは完成したら終わりではありません。エラーやウイルス感染が起こった時にも、原因究明から修復までの作業を行います。

この保守作業がネットワークエンジニアの中で一番重要で大変な仕事です。エラーが起こった場合無数にある原因から仮説をたて、修復を行わなければならなりません。そのため高度な論理的思考力や問題解決能力が求められます。

ネットワークエンジニアのキャリアパス

画像:Shutterstock

ネットワークエンジニアとしてキャリアを上げていく方法は2つあります。その選択肢のどちらを目指すかによって求められるスキルや働き方が大きく変わってしまいます。

どちらを目指すかは業務をこなす中でしかわからない部分もありますが、理解をしておくだけで今後のキャリアパスへも影響を及ぼします。きちんと自分の適性を考えてみてください。

セキュリティ知識豊富なスペシャリスト

1つ目の手段はネットワークの道を極めて、ネットワークの専門家になることです。大きなシステムになればなるほど、専門知識や実績が求められます。そしてその需要に答えられる人材になることがスペシャリストのゴールです。

必要なスキル

それではスペシャリストになるにはどのようなスキルが必要なのでしょうか?

スペシャリストに最も求められるスキルは当然ネットワークへの知識です。大きなシステムになると、構築しなければならないシステムも複雑になります。

それら複雑な知識に対応できるようになるには、ネットワークの知識だけでなく相応の実務経験が必要です。そのためネットワークの設計から保守まで万全な知識とスキルを持っておくようにしましょう。

またスペシャリストの中には特定のネットワーク機器に強いといった強みを備えている人もいます。自分の業務経験の中から強みを見出していく意識も大切と言えるでしょう。

必要な資格

ネットワークのスペシャリストになるために最も重要な事は資格ではなく、経験や実績です。そのためスペシャリストを目指す人は資格の勉強ではなく、技術を磨く事を先決に時間を使いましょう。

その上であると望ましい資格は以下の3つです。

  • 基本情報技術者資格
  • 応用情報技術者資格
  • ネットワークスペシャリスト資格

最後のネットワークスペシャリスト資格はとても難易度が高い資格です。そのためこの資格を取れるレベルに達するのがスペシャリトとしての1つの基準と言えます。

オールラウンドに活躍できるゼネラリスト

ネットワークエンジニアのもう1つ選択肢はゼネラリストになることです。

この場合のゼネラリストとは幅広いIT知識を持った人材のことで、プロジェクトマネージャーなどを務める素養を持ち合わせているのが条件です。会社の中で昇進したい際にはこちらの道を選んだ方が着実にキャリアを積んでいけます。

ジェネラリストとしての方向性はさらに、コンサルタントや管理職などがあります。自分が働いていく中で適性を見極めながら職務経験を積んでいきましょう。

必要なスキル

それではゼネラリストに必要なスキルとはどのようなものでしょうか?

まず社内で影響力を持っていくために必要なスキルとして、コミュニケーション能力とマネジメント能力が必要です。これらは組織内外でディレクターとして働くためには必須のスキルと言えるでしょう。

その他にはネットワークエンジニアとしての技術も必要です。特にゼネラリストとして働くためには要件定義と設計の経験を積む必要があります。少なくとも設計の技術は独学でも修行ができるので、設計ができる環境に身を置きPDCAを回すようにしましょう。

必要な資格

ジェネラリストになるために必要な知識は多岐に渡ります。そのため資格がある知識だけでなく、積極的に多様な分野の勉強をしましょう。

その上で今回はネットワークエンジニアとして、最低限必要なITの資格とネットワークの資格を2つずつ紹介します。

ITの資格としては、「基本情報処理技術者資格」と「応用情報処理技術者資格」の2種類を優先的に勉強しましょう。またネットワークの資格としては「CCNA」や「Cisco」がオススメの資格です。

CCNAやCiscoは民間資格になりますが、かなり難易度が高い資格です。

そのためこれらの資格を一旦取ることができれば、一人前とみなされキャリアアップを狙いやすくなります。そのためネットワークエンジニアとして地に足をつけながら上を目指すには丁度いい資格といえるでしょう。

キャリアの考え方

画像:Shutterstock

ここまででネットワークエンジニアとして目指す方向性はお分かりいただけたと思います。そこでこのような理想的な働き方を実現するには、どのようなキャリアを歩ぶべきかを紹介していきます。

1〜3年目:実務経験を積もう

最初の1〜3年は実務経験を積む期間とし、下積みをするようにしましょう。業務経験を積む順番としては運用・保守の業務を最初は担当できるようになり、その後構築・設計の仕事を経験できるとスキルを向上しやすくなります。

この段階で十分なスキルを磨いておかないと、あとから実績を作るのに苦労しています。そのため実績作りを意識しながら同時に、今後のキャリアを意識したスキル形成も行っておくことが重要です。

3〜5年目:資格を取得しよう

自分に最低限の知識と経験が身についたと思ったら、次は資格を取る期間です。ここからはスペシャリストになりたいのか、ジェネラリストになりたいのかで必要な資格が変わります。

最低でもおおまかな方向性を定めることで、円滑に次のステージへとキャリアアップできるように準備しましょう。

5年目以降:適性にあったキャリアを選ぼう

資格や経験、実績など十分揃ってやっと自分でキャリアを選択する自由が見えてきます。自分の適性にあった仕事を選び、さらなるキャリアアップの志を常に持ちながら業務に望みましょう。

このようにして上昇志向を持ちながら、目標を明確にすることで理想のキャリアを実現できます。常に初心を忘れず、理想を目指して自己研鑽しましょう。

まとめ

今回はネットワークエンジニアの仕事内容やキャリアパスについて解説しました。この記事でネットワークエンジニアへの理解が深まったと思います。

ネットワークエンジニアとしてキャリアアップするのは簡単ではないです。しかし今回紹介したように、自分にあった理想の働き方は必ずあります。

今はまだジェネラリストとスペシャリストどちらになるべきか分からなくても、興味を持ったタイミングで最初の一歩を踏み出す事が重要です。まずはネットワークの知識を勉強してみることから初めてはいかがでしょうか?

書いた人

深町 一雄

元ウェブディレクター/編集者
メイン機はOS9時代からMac。
最近はUnityに興味があります。