どうも!ハナキノボル(@novl_h)です。
突然ですが、あなたは「Edtech」という言葉をご存知でしょうか?
教育の「Education」と「Technology」を組み合わせた『教育×IT』を表す造語です。
数年ほど前から、ITの中でも核となる「プログラミング教育」の必要性が世界中で叫ばれています。最近では、プログラミング教育後進国の日本でも、徐々にですが、認知されるようになってきました。
つい最近で言うと、厚切りジェイソン氏がプログラミングに関する教育番組をやるということで、ニュースになりましたね。
今回は、そんな日本のプログラミング教育のトレンドに流されないために、絶対読んでおきたい「プログラミング教育」に関する記事をまとめてみました。時間のない方でも、キャッチアップできるようにまとめているので、ぜひ最後まで目を通してみてください!
この記事の目次
世界的なプログラミング教育推進運動「Hour of Code」、日本に本格上陸
参考URL:http://japan.cnet.com/news/business/35074673/
アメリカでプログラミング教育に力を入れる非営利団体「Code.org」のイベントレポート記事です。
忙しい方のための3ポイント
- 「Hour of Code」は、米国の非営利団体Code.orgがプログラミング教育の普及を目指して2013年に始めた活動。
- 2015年からは、みんなのコードがCode.orgの公認パートナーとして、Hour of Codeの日本国内での活動を支援していくことになった。
- 世界各国に広がり盛り上がりをみせるHour of Code運動が、日本でも本格的に始まった。

プログラミング教育を強化した国で何が起きているのか?世界の教育事情
参考URL:paiza開発日誌
各国のプログラミング教育について、事細かにリサーチされている記事です。
日本がどれだけプログラミングに対する意識が低いのかわかります。必見です。
忙しい方のための3ポイント
- 日本でもすでに「プログラムと計測・制御」が必修科目となっているが、知らない人が多い
- イスラエルは、日本の四国程度の面積。にも関わらず、米国NASDAQへの上場数は米国に次ぐ2位で、日本や欧州諸国よりも一桁多くなってる
- その背景にあるのは、最先端のプログラミング教育。日本でいう数学、国語並みに中高生がプログラミングを学んでいる
「日本のIT業界にもエンジニア思考の経営者を」サイバーエージェントが小学生向けプログラミング教室を始めた理由
参考URL:http://diamond.jp/articles/-/49473
サイバーエージェント藤田代表のインタビュー記事です。
なぜ、教育の分野に参入したのか、その理由や意図を伺えます。
忙しい方のための3ポイント
- IT業界のイメージ悪化(ソーシャルゲームの課金などによる)を変えていきたい
- 日本は圧倒的なエンジニア不足、さらに言えばプログラミングができる経営者が極端に少ない
- 今の日本の学校教育ではプログラミングを学ぶ事が出来ない。大学生が独学でやっている程度。
サイバーエージェント小学生プログラミング教育の詳細はこちら

【川上量生】世の中を変えるためには、100の奇跡が必要だ
参考URL:https://newspicks.com/news/1294181/body/
ニコニコ動画を立ち上げた事で有名な、現ドワンゴCEO川上量生さんのインタビュー記事です。
通信制ネット高校、通称「N高」が教育に何をもたらすのか。
また、「N高」在学生向けの「バンタン プログラマーズ・ハイレベル・ハイスクール」や「N塾」設立に関しても語られています。
忙しい方のための3ポイント
- N高の価値を世間に認知してもらうためには「通信制高校は高校卒業資格を取るだけの高校」だという、今までの固定観念を打ち破る必要がある
- プログラマは、相対的に言えばぬるい職種だと思うので、この世界で努力したほうが、ほかの業界よりも人生で得られるリターンは大きいと考えている
- N高で今の世の中を変えようとしている
合わせて読みたい関連記事
「カドカワ・川上量生が、いま「ネットの高校」をつくる理由」
「新しい教育」の話をしよう
参考URL:http://chibicode.com/yomikaki-soroban-monogatari/
シリコンバレーの教育ベンチャー・EdSurge社でエンジニアとして活躍する上杉周作さんの記事です。
さすが、「教育×IT」の最先端で活躍されている方の記事です。とてつもない情報量で読み応えハンパじゃないです。
読み終える頃にはまるで一冊の本を読んだかのような感覚を得れ、新たな価値観・考え方を見出せます。とても深い内容でボリューミーなので時間がある時に読むのがいいかもしれません。
※ポイントを3つに絞るのは不可能でした。
最後に
以上、プログラミング教育に関する記事をまとめてみました。
先進国民は、最先端技術への関心が相対的に遅くなると言われています。
極端な話、「そんなことを覚えなくても生きていける」からです。
先進国の中でも、特に日本人は関心が薄いです。
しかし、世界は待ってくれません。これから数年でグローバル社会から超グローバル社会になります。
最先端技術を持ち合わせた非常に能力値の高い人材が日本に押し寄せるでしょう。
そんな時、技術や知識を持ち合わせていない日本人は太刀打ちできるのでしょうか。
子供に限らず、大人も「教育」を受けるべき時代が来たのかもしれません。
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