SQL学習におすすめのサイトはないかな?
できれば、SQLの書き方も覚えたいなぁ・・・
SQLを学ぼうと思っても、具体的に何から始めれば良いかわからない方が多いのではないでしょうか。入門サイトを見て超基礎はわかっても、そこからSQLを覚えるために何をすべきかわからず、困っている人もいるかもしれませんね。
こんにちは!フリーランスエンジニア兼テックライターのワキザカです。
この記事では、SQLを勉強するときに大事な考え方・おすすめの学習サイトについて解説します!
おすすめの学習方法も解説しているので、ぜひ最後まで見てみてくださいね。
この記事はこんな人のために書きました。
- SQLの勉強で大事な考え方を知りたい人
- SQLが勉強できるおすすめの学習方法を知りたい人
- SQLが勉強できるおすすめの学習サイトを知りたい人
この記事の目次
SQLを勉強するときに大事なこととは?
まず、SQLを勉強するときに大事な考え方について解説します。
SQLを学ぶときは、手を動かして学ぶことが重要です。ただ、いきなりSQLを書け!と言われても良くわからないと思うので、以下の流れで学んでいくことがおすすめです。
- SQLの基礎を学ぶ
- 自分で手を動かしてSQLを書きまくる
- データベースに合わせてSQLを深く学ぶ
それぞれ詳しく解説しますね。
SQLの勉強方法1:基礎を学ぶ
まずは、SQLの基礎を学んでいきましょう。
SQLの概要・基礎構文を学ぶ
まずは、SQLの概要・基礎構文を学んでいきましょう。
SQLは、大きく分けて次の2つの種類があります。
- SQLの2つの種類
-
- DDL
- DML
それぞれ詳しく解説しますね。
DDLとは?
DDLは、データベースのテーブルの定義をするための文法です。テーブルを作成したり、テーブルの型を文字列から数値に変更したり、テーブルを削除するときに使います。以下のようにいくつか書き方があります。
- DDLの書き方の例
-
- CREATE:テーブル作成
- ALTER:テーブル定義変更
- DROP:テーブル削除
言葉だけだとわかりづらいので、テーブル作成するサンプルをもとに解説しますね。
SQL:
-- テーブル作成 CREATE TABLE users( id INT(11), name VARCHAR(30), age INT(3) ); -- テーブルの定義を表示 DESC `users`;
SQL実行結果:
| Field | Type | Null | Key | Default | Extra | | --- | --- | --- | --- | --- | --- | | id | int(11) | YES | | N | | | name | varchar(30) | YES | | N | | | age | int(3) | YES | | N | |
usersテーブルを作成し、定義を出力しています。まだデータが何も入っていないのでわかりづらいかもしれませんが、id、name、ageの3つが定義されています。
このように、CREATE文を使うことでテーブルを作ることができるのです。
DMLとは?
DMLは、テーブルのデータを操作する文法です。データの作成、挿入、更新、削除だけでなく、データを検索することもできます。
こちらも、以下のようにいくつか書き方があります。
- DMLの書き方の例
-
- SELECT:データ検索
- INSERT:データ挿入
- UPDATE:データ更新
- DELETE:データ削除
先ほど作ったusersテーブルにデータを挿入し、テーブルのデータを表示するサンプルを用意しました。
追加するデータのイメージ:
SQL:
-- データを3件挿入 INSERT INTO users(id , name , age) VALUE (1,"侍1",22); INSERT INTO users(id , name , age) VALUE (2,"侍2",28); INSERT INTO users(id , name , age) VALUE (3,"侍3",34); -- データを検索して全て表示 SELECT * FROM users;
実行結果:
| id | name | age | | ---: | --- | ---: | | 1 | 侍1 | 22 | | 2 | 侍2 | 28 | | 3 | 侍3 | 34 |
「INSERT INTO ~」の処理でデータを挿入し、「SELECT * FROM users」でテーブルのデータを表示しています。このように、データ操作を簡単に行うことができます。
SQLの基礎や基礎構文についてもっと詳しく知りたい方は、以下を見てみてくださいね!


SQLが学べるおすすめサイトを覚えておく
SQLの超基礎がわかったら、SQLが学べるサイトで学習を進めていくのがおすすめです。
SQLが学べるサイトは以下のとおりです。
侍エンジニア
- 受講形式:オンラインマンツーマン
- 料金:1ヶ月/163,000円(6ヶ月コース)
- 場所:オンラインのためどこでも可
Code Camp
- 受講形式:オンラインマンツーマン
- 料金:1ヶ月/66,333円(6ヶ月コース)
- 場所:オンラインのためどこでも可
KENスクール
- 受講形式:対面マンツーマン
- 料金:1ヶ月/20,666円(3ヶ月コース)
- 場所:東京他全国の校舎
isa PCスクール
- 受講形式:対面マンツーマン
- 料金:75,000円(最大受講10時間)
- 場所:関東圏各校舎
ただ、わからないことをピンポイントで調べたいこともありますよね。そんなときは、逆引き検索方法を覚えておくのがおすすめです!
「site:URL 調べたいこと」でググることで、URLに指定したサイトの中から知りたい情報を調べることができます。
逆引き検索方法:
おすすめサイトを見ながら学習を進めつつ、わからないことがあった場合は上記のような方法で調べていけばOKです!
ITスクールを活用して基礎学習を加速させる
学習サイトを使えば独学もできますが、わからないことをググってもなかなか答えが出ず、挫折してしまう人も多いです。
そのため、挫折せずに学習を進めたい...という場合は、スクールを利用するのも一つの手です。
以下でSQLが学べるITスクールをまとめていますので、興味がある方は見てみてくださいね!

SQLの勉強方法2:SQLをとにかく書きまくる
SQLの基礎や学習方法が理解出来たら、学んだ知識でSQLを書きまくって、実行結果ベースで学んでいくことがおすすめです。
SQLをとにかく書いて学びたいときは、以下の2つがおすすめです!
- プログラミング学習サービス「Paizaラーニング」
- SQL学習本「スッキリわかる SQL 入門 ドリル215問付き!」
どちらも問題を通してSQLを鍛えることができるので、無料でできるPaizaラーニングから挑戦してみてはいかがでしょうか。
SQLの勉強方法3:データベースに合わせてSQLを深く学ぶ
問題を通してSQLがある程度書けるようになったら、データベースに合わせたSQLの書き方を覚えていきましょう。
SQL ServerであればTransact-SQLなどの拡張言語があり、条件を分岐するIF文や、値を一時的に変数に保存して処理を作ることもできます。よりプログラミングらしいSQLが書けるようになるので、使い方を学んでいくのがおすすめです!
Transact-SQLの場合は、詳細がまとまった資料もあります。以下からダウンロードできるので、興味がある方は見てみてくださいね。
まとめ
今回は、SQLを勉強するときの考え方・おすすめの学習方法について解説しました。
SQLは慣れるまでデータ操作が大変かもしれませんが、学習サイトを使ってSQLをどんどん書いて結果を見ながら学んでいくことがおすすめです。
ぜひ、SQLを書いてみてくださいね!