就職や転職、または副業や独立に向けて、自分のポートフォリオサイトを作らないと!って考えている人は多いですよね。
でもいざ作ろうと思っても、
どんなもの作れば採用されるのか?
こんなふうに悩んだりしてませんか?
そんなあなたのため、この記事ではWordPressでポートフォリオサイトを作ることをオススメします!
「なんでもかんでもWordPressかよ……」と思ったあなたに
- なぜWordPressがオススメなのか
- どんなポートフォリオサイトを作ればいいのか
- ポートフォリオサイトにオススメのテーマやプラグイン
- 参考にしたいポートフォリオサイト
を一挙に解説します。
どのツールを使うかで迷っていては、いつまでたってもポートフォリオサイトはできません。そのぶん就職や転職、副業や独立が遅くなってしまいます。
WordPressでポートフォリオサイトを作るべき理由を知って、チャチャっと作って次のステップに進みましょう。
ポートフォリオサイトを作るのにWordPressがオススメする3つの理由
作りながら学習できる
WordPressを利用するためにはドメインやサーバー契約などが必要になります。そのためWordPressを利用するために裏側の構造を理解できます。便利ツールは登録すれば簡単に利用できてしまい、なぜ動いているのかが全くわかりません。
WordPressが利用できる構造は、サイトを一から作り上げる場合にも必要な知識が盛りだくさんです。またWordPressを利用するための細かな設定など、色々作りながら試行錯誤して作るのでそれだけで学習になります。
コードをいじれるなら、思い切ってカスタマイズもやってみましょう。ポートフォリオを作りながら実践的な勉強になります。
自由度が高い
「Wix」や「Jimdo」は簡単な反面、デザインを変更できないので似たようなサイトになってしまいます。
一方WordPressは自由度が高く、オリジナリティーを出しやすいCMSです。既存のテーマを自分なりにアレンジするなど、知識やスキルさえあれば自分の思い通りのサイトを作ることができます。
しかし自由度が高いため、設定やサイト構築は自己責任の部分が多く大変だと言われています。だからと言って簡単なツールばかり利用していると、技術的な成長はできません。実践的なスキルが身につけられるのも、WordPressがオススメな理由です。
WordPressを使う企業が多いのでアピールしやすい
世界的に人気であるWordPressを使って、コーポレートサイトを開設する企業が増えています。そのためWebエンジニアへのWordPress案件も多く存在します。
ポートフォリオサイトをWordPressで作成することで、自分はWordPressを扱えるとサラッとナチュラルにアピールすることができます。ポートフォリオがきっかけで、案件の受注につながる可能性も十分あります。
ポートフォリオサイトに必要な情報は?
プロフィール
当然ですが、あなたのプロフィールが必要です。主に以下のような内容を中心に記載しましょう。
- 氏名
- 経歴
- 扱える言語やツール、スキルなど
- (年齢)
- (実績)
- (SNSのアカウント)
- (問い合わせ先)
名前は当然ですが、あなたのこれまでの経験や経歴を記載しましょう。ポートフォリオサイトは名刺や履歴書、職務経歴書の代わりとなるものです。あなたの良さをしっかりアピールしましょう。
()内はあれば記載すれば良いでしょう。特に問い合わせ先は問い合わせフォームを作ると必要ありません。他にも趣味や好きなこと、得意なことなど項目をアレンジしても面白いですね。
作品
作品は最低でも10個ほど載せましょう。また同じようなものだけでなく、色々なテイストの物を用意しましょう。それだけ引き出しが多く、制作やスキルアップに熱心だということが伝わります。その上で以下のような項目も記載しましょう。
- 作品の名前(サイトや作品等のタイトル、参加プロジェクトetc…)
- 作品のビジュアル(サイトのTopページビジュアルや写真、ポスターetc…)
- 作品のコンセプトやターゲット
- 制作期間
- 制作に使用したスキルやソフト
- 工夫した点や、作品のポイント
あなたのポートフォリオをワンランクアップする手段として、仮想のクライアントの要望や規模、納期などを自分なりに設定して作品を作り、それを記載してみましょう。より実践的な取り組みになりますし、実践を意識した作品作りは他のサイトよりも差別化ができるでしょう。
お問い合わせフォーム
仕事の依頼や相談窓口となる問い合わせフォームは必須といって良いでしょう。WordPressならお問い合わせフォームも簡単に作れます。お問い合わせフォームは仕事の依頼だけでなく、相談(そこから仕事につながることも)や仲間作りにつながる可能性もあります。
あなたにコンタクトを取りたいときにどうすればいいのか、わかりやすくしておくことがポイントです。
料金設定
これはあってもなくてもOKです。自分で価格設定をしているなら記載しておいた方がいいでしょう。価格を明確に表示しておくことで
- 価格に見合わない依頼の対応が減る
- クライアントが値段を踏まえて発注しやすくなる
というメリットがあります。就活や転職用のポートフォリオなら必要はありません。
WordPressの始め方
WordPressを始めるためには、まずはサーバーとドメインの契約が必要です。それが終わればサーバーにWrordPressをインストールし、そこからやっとWordPressの設定などをします。
サーバーはどこを選べばいいのか、WordPressの設定はどうすればいいのかわからないというあなたは、こちらにWordPressの始め方が紹介されているので参考にしてくださいね。
ポートフォリオサイトにオススメのテーマ
こちらでは有料と無料に分けてポートフォリオサイトにオススメのテーマをご紹介します。テーマを選ぶ注意点として
- 必要な機能があるか
- 好きなデザインか
- 自分の作品を紹介するのに適したデザインか
- レスポンシブデザインか
以上の4点に注意して選びましょう。また慣れてきたらテーマを土台にして、オリジナルのサイトになるようにカスタマイズもしてみましょう。
有料テーマ
Electric
多くの作品を展示したい人にオススメのテーマです。タイル型のでデザインで、効果的に作品を一覧で表示できます。また色々な視点からカテゴライズしてソートできるのも魅力的です。
Instagal
デザイン系のクリエイターにオススメのテーマです。トップはタイル型のデザインで、たくさんの作品を一気に紹介することができます。またクリックするとInstagramにリンクされているので、連携させておくととても便利です。
ショップ機能もあるので、作った作品を売りたい人にもオススメです。色々の活用方法が考えられる素敵なテーマです。
Alona
左のサイドバーにカテゴリーを一覧で見せることができ、スクロールの必要がありません。コンタクトではお問い合わせフォームだけでなく、Google mapが標準で搭載されています。
無料テーマ
Portfolio
タイトルの通り、ポートフォリオ用に用意されたテーマです。作品の掲載とブログ作成に特化したデザインです。トップの写真から作品の詳細へ飛べたり、記事内にスライダーを設置できたりと色々な機能が満載です。
Portfolio Press
写真やデザインをトップに一覧で表示させたい人向けのテーマです。トップの画像にオンマウスをするとなんの画像なのかが表示されます。クリックすると、作品の詳細に飛べるとてもシンプルなデザインです。
Oren
こちらも写真やデザインを掲載するのにぴったりのテーマです。Portfolio Pressと機能的には似ていますが、写真の大きさやデザインなどが違いますね。ユーザーにインパクトを与えたい人にぴったりのテーマです。
ポートフォリオサイトにオススメのプラグイン
MetaSlider
⇨ https://wordpress.org/plugins/ml-slider/
無料でスライダー機能を追加できるプラグインです。設定は簡単なのにサイズやエフェクトなど細かい設定までできる優れものです。
Contact Form 7
⇨ https://ja.wordpress.org/plugins/contact-form-7/
とっても簡単にお問い合わせフォームを作成できるプラグインです。気に入ったテーマに問い合わせフォームがなくても、簡単に追加することができます。
参考にしたいポートフォリオサイト
Mana’s Portfolio Website
http://www.webcreatormana.com/
Webデザインに関する書籍の執筆も手がけている有名クリエイターです。ポートフォリオサイトの細かなデザインや機能、見せ方など勉強になるサイトです。
村上 健
非常にシンプルでなデザインでユーザーがサイト内で迷子にならない様にデザインされたサイトとなっています。経歴もかなりシンプルにまとめられていますね。作品詳細の画面をスクロールすると、次の作品が表示されるなど無駄のないサイト作りです。
UNDERLINE
ご本人がトップに登場し、ご自身の思いを伝えているユニークなポートフォリオサイトです。徳田さんが何をしている人なのかもわかりやすくまとめられており、この人に何を発注すればいいのか迷いません。
シンプルなデザインなので、中身に集中できるのも良いですね。
まとめ
ポートフォリオサイトを作成するのに、WordPressがオススメなのは主に
- 作りながら学習できる
- 自由度が高い
- WordPressを使う企業が多いのでアピールしやすい
という3つの理由でした。またポートフォリオサイトには
- プロフィール
- 作品
- お問い合わせフォーム
- (料金設定)
を記載しましょう。ポートフォリオサイトのテーマを選ぶときは、
- 必要な機能があるか
- 好きなデザインか
- 自分の作品を紹介するのに適したデザインか
- レスポンシブデザインか
というのを意識して選んでくださいね。
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